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給料日の感覚が 1 80度変わる

1「うわあ、また来たな……」社長にとって給料日は恐怖でしかない社長になると、給料日の感覚が 1 80度変わる  社長にとって悩みの種となるのが、なんといっても「カネ」です。  儲かっていようが、赤字経営であろうが、一生ついてまわるもの。  まさに「お金の呪縛」です。  いきなり、こんな話をしたくはないのですが、多くの企業を見てきた事実を、ありのままお伝えします。  私自身も、とりわけ創業期は本当にお金のことばかり考えざるをえませんでした。  事業が苦しい時期だと、社長は、四六時中、いや 365日 24時間お金のことが頭をよぎっていると言っても過言ではありません。なかでも創業時に直面しがちな「資金繰り」の苦しさはスタートアップ、中小企業共通の悩みと言えます。  なぜそんなにつらいのか、一つひとつエピソードを交えながらご紹介していきましょう。  まずはわかりやすい「給料」の悩み。社長になると給料日の感覚は会社員時代とは 180度変わるのです。  会社員の方にとって(特に若手の頃は)、 25日や月末などの給料日が「待ち遠しい」日なのではないでしょうか。あるいは、むとんちゃくな人なら、「ああ、もう月末か。給料振り込まれたな」程度の感覚かと思います。  一般社員やマネジャー職はもちろん、雇われ社長のような立場の人でも、給料日に対してそこまで強い意識はないでしょう。私自身、エッグフォワード創業前に、コンサルティング会社でアジアオフィスの代表をしていたときも、給料が何日の何時に払われているかなんてあまり考えていませんでした。  ところが、社長になると、給料日は「しんどい日」に変わります。  社長にとって、給料 =払うものであり、給料日とはお金が出ていく日だからです。  お金が潤沢なら悩むことはないかというと、そんなことはありません。  特に創業期は、限られた資金のなかで、常に事業のやりくりをしています。給料支払い日の 25日が近づくと、「うわあ、もうすぐ 25日か」「今日もう 20日なんだけど、 25日、あと 5日しかない……」とゆううつになります。  なんとか今月の 25日を乗り切ったとしても、当然、翌月の 25日がやってくる。そこを乗り切っても、また翌月の 25日がやってくる。「うわあ、また 25日くるわ」と毎月嘆いているような状況です。  創業期に、給料日が近づくと「最後の審判」のような気持ちになったことのある社長は、きっと私だけではないと思います。

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