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経営戦略とは、「戦わずして勝つ」あるいは「戦わずして優位に立つ」ための事業構造の変革であり、それによって自然に高収益を生むことができるような体勢を実現することである。
孫子の戦略の定義を経営に当てはめてみると、それは「高収益型事業構造」のことである。しかも、「自然に高収益が上がるような」事業構造でなければならない。
事業は、永久に存続しなければならないという至上命令を背負っている。そのためには存続に必要な利益を確保しなければならない。
経営戦略は常に先手をとることによって大きな効果を発揮する。
しかもその戦略は、そのごく一部を除いて敵はなかなか気づかないし、気づかれても反撃が難しい場合が多い、という誠に安全度の高いものである。
その上、状況の変化に対応することもやさしいのである。だから戦略のあるなしでは、長期的に大きな差がつくものである。
一倉定の社長学第1巻 「経営戦略」より
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