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最低限必要な利益

企業が必要とする最小限利益とは、

二年間売上が横追いでも、

二年目で赤字転落しない額である。

会社はどんなことがあっても絶対につぶしてはならない。それが社会的責

任である。その社会的責任とは、 一つは「社会に富を貢献する」ということ

であり、もう一つは「社員の生活を保障する」ということである。

しかし、これは容易なことではない。様々な危険が、あとからあとから押

し寄せるからである。これらの危険を、次々と乗り越えてゆくためには、利

益が必要である。したがって、「利益とは事業を存続させるための費用である」

ということになる。こう考えてくると、「最小限いくらの利益が必要か」と

いうことになる。というのは、「企業があげられる最大限利益は、企業が必

要とする最小限利益より少ない」というのが現実だからである。では「その

最小限利益とはいくらか」ということになるが、 一倉式の考え方は、「三年

間売上が横這いでも、三年目で赤字転落しない額」というものである。

「経営の思いがけないコツ」より

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