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第12章潜―――成功のための第一一のステップ潜在意識は海面下の王国である

目次

●潜在意識とドッキングせよ

潜在意識とは、意識の一分野である。人間の五感を通じて意識に到達した情報は、分類されて潜在意識に記録される。

※潜在意識とは、意識の一分野で、5感を通じて意識に到達した情報は、分類されて潜在意識に記録される。

そしてそれらの情報は、ファイリングキャビネットから手紙を取り出すのと同じように、潜在意識から呼び出したり、引き出したりすることができる。

潜在意識は、すべての印象や考えを無差別に受け入れ、ファイルしてしまう。あなたも、実現したいと思っている計画、考え、目的などを潜在意識に植えつけることは可能である。

※潜在意識に植え付ける。

ということは、金を得たいという願望でも潜在意識に組み込むことができるということだ。しかし潜在意識は、信念のような強い感情と結びついた目標や願望については、とりわけ鋭敏にこれに反応するという特徴を持っている。

したがって、強い感情と結びつかないものは、潜在意識は受け入れようとしないのだ。このことは第2章にある「願望実現のための六カ条」に関連して考えていただきたい。

その章では、計画の立て方や実行の仕方を紹介しているが、目標や願望を潜在意識に伝えるときに、「信念」というものがいかに重要な役割を果たしているかを理解していただけると思う。

潜在意識は夜も昼も働いている。

潜在意識はまた、人間が知ることのできない方法によって、「無限の知性」ともつながりをつけることができるのだ。あなたは潜在意識を完全にコントロールすることはできない。

ただ、実現させたいと思う計画、願望、目的などを潜在意識に委ねることはできる。

これについては、本書の第4章「深層自己説得」で潜在意識の使い方を解説してあるので読み返していただきたい。

潜在意識が、人間の有限の心と無限の知性とを結びつける絆であることはすでに証明されている。人間は、無限の知性と好きなようにつながりを持つことができるのだ。

思いついたことを現実のものに変えることができるのは、潜在意識だけである。また、切なる願望を聞きとどけることができるのも、潜在意識だけなのだ。

※我潜在意識よ、実現するために力を貸したまえ。

●潜在意識の活性化

潜在意識と結びついた創造力の可能性は、計り知れないほど偉大なものである。その偉大さには、畏怖の念すら感じる。

潜在意識について話をしようとするとき、私たちはどうしても無力感と劣等感を持たざるを得ない。なぜなら、私たちの潜在意識に関する知識は、あまりにも浅薄だからである。

しかしあなたが潜在意識の存在を認め、潜在意識に願望を実現させる脳力のあることを理解したなら、あなたは本書の第2章に書かれてあることの意味を理解できることだろう。

また、くどいほどに「目標を明確に」「目標を紙に書け」と書かれていることの意味も理解できるだろう。

※目標を明確に、目標を紙に書く、絶対。

そして、これらのノウハウを実行していくには、確固とした力がいかに必要であるかということも理解できるはずである。

この成功哲学の諸原則は、潜在意識に到達し感応させていく脳力を得させるための刺激剤なのだ。たかだか一回の挑戦で潜在意識に到達できなかったからといって、くじけてはならない。

※何度も何度も繰り返す。何度も何度も。

なぜなら、潜在意識は、それが習慣となって初めて、思うように動かしていくことができるものだからだ。あなたは、信念を持つことのために、これまで十分な時間をかけていなかったかもしれない。

もっと我慢強く、忍耐力を持たなければならない。繰り返して言うが、「信念」(第3章「信」)と「深層自己説得」(第4章「復」)の章をぜひもう一度、読み返していただきたい。

そして覚えておいていただきたいのは、潜在意識というのは、あなたの努力に関係なく、思いのままに働くということである。ということは、次のことを暗示している。

つまり、あなたが恐怖や貧困や否定的な考えを排除して、もっと積極的な願望を与えてやらなければ、潜在意識は否定的なものをどんどん栄養にしてしまうということである。

潜在意識は一秒たりとも怠けたりはしない。

※潜在意識に刷り込んでいく、絶対にうまくいくということを擦り続けること、これが信念。

あなた自身が潜在意識に肯定的な願望を入れることを怠けていたとすると、その罰として潜在意識は否定的なものをどんどん受け入れてしまうのだ。

※肯定的な願望を刷り込み続ける、怠けると罰が与えられる。

本書第14章「第六感は英知の殿堂への扉を開く」の中で明らかにしているように、潜在意識は四つの源泉から、消極的なものや積極的なものを無差別に継続的に取り入れてしまうのだ。

それはともかくとして、とにかくあなたは毎日、洪水のような情報の渦の中で生活しているのだということを忘れなければ結構だ。

それらの情報が潜在意識に飛び込んでくるわけだが、その中には消極的なものもあり、積極的なものもある。あなたは、消極的なものを締め出し、積極的なものを受け入れる努力をしなければならない。

※様々な情報が常に入ってくるから、そのバリアとして肯定的なことを潜在意識にすり込める忍耐力が必要。

これができるようになったとき、あなたは潜在意識のドアを開く鍵を手にしたことになる。しかもそのドアを自由に開け閉めできるので、好ましくない情報が入ってくるのを防ぐことができるわけである。

※刷り込み続ければ、マイナスが入ってくることをバリアで防げる。

想像はすべて「思考のヒラメキ」から始まる。人間というのは、心にひらめいたものでなければ、決して創造することはできないものだ。

心にひらめいた情報は、想像力の助けを借りて、計画の中に組み込まれていく。

※刷り込み続けることで、ひらめきが発生して、想像力が発揮され、明確な計画が打ち出される。

想像力は潜在意識と協力し合いながら、あらゆる分野の成功を導くための計画や目標をつくり出し、そしてそれを推進させていくのである。

富に転換する目的で潜在意識に植えつけられたすべての「思考のヒラメキ」(その結果としての目標や計画)は、想像力の働きによって信念と結びつけられなければならない。

※思考のひらめきから、目標や計画が導き出される。

また、信念に計画や目標を結びつけて潜在意識に植えつけるときにも想像力が必要なのである。以上のような事実からしても、潜在意識を自由自在に機能させるためには、すべての成功原則を総合し、適用しなければならないのだ。

そして十分にそれらの原則を消化したあと、各人に〝そのとき〟必要なノウハウをそれぞれ組み合わせて活用するのだ。むろん時にはすべての成功原則を総動員しなければならない場合も、当然あるだろう。

●建設的な感情を育てよ

潜在意識というのは、理路整然たる理性よりも、感性や感情により大きな影響を受けるものである。

事実、感情的なアクションのほうが潜在意識に受け入れられやすい、ということを証拠づけるものは数多くある。感情や感性が大衆を動かしているのもまた事実である。

そういうことから、私たちは感情というものについてもっと深く認識しておく必要がある。感情には、七つの積極的(建設的)な感情と、同じく七つの消極的(破壊的)な感情がある。消極的な感情は放っておいても自由に潜在意識の中に入ってくる。

※消極的な感情も放っておいても自由に潜在意識の中に入ってしまう。

一方の積極的な感情は、深層自己説得の力を借りないと潜在意識の中に入ってこないのだ(本書第4章を参照されたい)。

※逆に肯定的な願望は、潜在意識に刷り込まないと中に入ってこないというもの。

これらの感情や感性は、パンを焼くときのイースト菌のようなものだ。それはひとたび潜在意識の中に入り込むと、あらゆるものと反応してどんどんふくらんでいくからである。

同時にまた思考を受動的なものから能動的なものに変える重要な要素でもある。こうして、感情と結びついた思考は、理性よりも容易に潜在意識に反応を起こさせることができるのである。

※受動的なものから能動的なものにするための要素になる。

さてこれで、あなたの潜在意識の中の「受信機」に、願望を受け入れさせる準備は整った。そこで次に、その「受信機」と接触する方法について理解しておくことが重要となる。

なぜなら潜在意識と交信するには特別な言語が必要だからである。その言語を使わなければ聞いてくれないのだ。潜在意識に理解可能なその特別な言語とは、「感情」のことである。

※感情が入っていないと、潜在意識に言語として入ってこない。

というわけで、次に、その「感情」という名の特殊言語を紹介することにしよう。積極的な感情と消極的な感情がそれぞれ七つずつある。

もうおわかりのように、潜在意識にインプット(入力)するときは、このうちの積極的なものを使うようにし、消極的なものは断じて使ってはならない。

■七つの積極的な感情

  1. 願望
  2. 信念
  3. 愛情
  4. セックス
  5. 情熱
  6. ロマンス
  7. 希望

このほかにもあるにはあるが、この七つのものは特に強い感情である。人間が何かを創造しようとするとき、最も多く用いられるものだ。

まずこれらの感情をマスターできれば(これらの感情は使うことによってのみマスターできる)、ほかの積極的感情も必要に応じて活用できるようになってくる。

ここで改めて確認しておいていただきたいことは、あなたがこの本を学ぶのは、積極的な感情であなたの心を充満させることによって、富(物質的なものであれ精神的なものであれ)への願望をさらに開発し、実現させることが目的であるということである。

このことは忘れないでいただきたい。

■七つの消極的な感情(絶対に使ってはならないもの)

  1. 恐怖
  2. 嫉妬
  3. 憎悪
  4. 恨み
  5. 貪欲
  6. 迷信
  7. 怒り

積極的な感情と消極的な感情は、同時に一つの心を支配することはできない。必ずどちらか一方が心を支配するのである。

※どちらも内在することはない。つまりどちらか一方が支配している状況になってしまう。

だからこそ積極的な感情で心を支配するということは、あなたの義務なのだ。そのためには、習慣の法則を上手に利用すればよい。

※だからこそ、積極的な肯定的な感情で支配していかなければならない、習慣化。

ぜひ、積極的な感情を応用し、活用する習慣を身につけていただきたい。

そうすれば、あなたの心は完全に積極的な感情によって支配されることになり、消極的な感情は入り込む余地がなくなってしまうのである。

※積極的な感情によって支配し、消極的な感情を入れ込む隙をなくす。

以上のことを素直に実行することによって、初めてあなたは潜在意識をあなたの思いどおりにコントロールすることができるようになるのだ。その際、妥協は禁物である。

積極的な感情で満たされた潜在意識に、一つでも消極的感情が入るのを許してしまうと、すべては狂ってしまう。このことは十分気をつけなければならない。多くの人々がそれで失敗しているのだ。

●発明家とアイデア

エルマー・R・ゲイツ博士(メリーランド州チェビー・チェイス出身)は、二〇〇以上の特許を持つ心理学者であった。

その多くは、基礎的なものであり、潜在意識の中から創造力を引き出して活用したものであった。

博士の取った方法は、どうしたら天才的脳力を発揮できるかということに興味のある人にとっては、意味深く興味のあるものだろう。

ゲイツ博士は、それほど有名にはならなかったものの、間違いなく世界的な科学者であった。

博士の研究室には、「交信室」と呼ばれている小部屋があった。この小部屋は、外界からの音と光を完全に遮断していた。潜在意識への扉を開くためである。

※潜在意識と交信するための小部屋を作る。

部屋の中には小さなテーブルが置いてあり、その上に一組の筆記用具が置いてあった。テーブルの前の壁には、部屋の照明を調節するためのスイッチが付いていた。

※テーブルと筆記用具のみ。

博士が創造的想像力を引き起こそうとするときはいつもこの部屋に閉じこもり、テーブルの前に座るのであった。

そして電灯を消し、研究中の発明に精神を集中した。すでにわかっていることに精神を集中し、未解決の部分に答えがひらめくのを待つのである。

※真っ暗で目を瞑る?

あるときなど、アイデアが矢継ぎ早に湧き出して、博士は三時間もぶっ続けでメモを取らなければならなかった。

※考えることだけに集中してメモを取る。

ヒラメキが止まったので、博士がそのメモを調べてみると、当時の学会で通説となっていたものとは比較にならないほどの精密な定義が書かれていた。

そればかりではない。当面の研究に対する答えまでが、そのノートに書かれていたのである。ゲイツ博士の収入は「座る」ことによって得られていたのである。

その発明は、実業家や企業に役立った。アメリカの大企業は、博士の「座って考えた」時間に対して莫大な料金を支払ったことになる。

理論というのはときどき間違うことがある。なぜなら、理論は蓄積された経験によって導かれるものだからである。

人間の経験によって得たものだけが知識のすべてではない。創造的脳力によって得られたアイデアのほうがより信頼性が高いのだ。なぜなら、それは〝知識の源泉〟から得たものだからである。

※経験からの知識だけでは足りない。創造的能力によって得られたアイデアを活用する。潜在意識と交信するための小部屋。

●天才が使った方法

天才と単なる開発者との決定的な違いは、天才は創造的想像力を発揮して業績を上げているのに対し、単なる開発者(すべてがすべてというわけではないが)は、この力についての知識がまったくないということである。

真の科学的な発明家だけが想像と創造の両方を使うことができるのだ。

たとえば、科学的な発明家は、すでに知られている知識、経験によって得たアイデアや理論を組織したり組み合わせることから始める。

それだけではまだ十分でないことがわかると、次に創造的想像力を使う。この方法は人によって異なるが、基本的には次のような経過をたどるものである。

一、次に述べる一〇項目にわたる心の刺激剤を使って(当人にとっては不本意なものもある)、まず自分の心を刺激し、その働きを高めようとする。

  1. 1セックス
  2. 2愛情
  3. 3名声、権力、富に対する燃えるような願望
  4. 4音楽
  5. 5友情
  6. 6マスターマインド
  7. 7社会的迫害
  8. 8深層自己説得
  9. 9恐怖
  10. 10麻薬やアルコール

二、すでにわかっている部分(完成部分)に精神を集中し、発明の未解決の部分の完成図を心に描く。

その完成図が潜在意識に完全に焼きつけられるまで真剣に考え続ける。潜在意識に焼きつけたら、心の中を空にする。そうして「ヒラメキ」を待つ。

※徹底的に考えて、潜在意識に刷り込む。心の中を空にしてひらめくことをまつ。

この方法では、解答が即座にひらめく場合もある。なかなか「ヒラメキ」がやってこない場合は、第六感や想像力をもっと開発しなければならないだろう。

※第六感や想像力を開発する。

エジソンは創造的想像力によって自ら発明した白熱電灯を完成させるまでに、改良的想像力(第6章参照)を使って一万回以上もアイデアの組み合わせを考えなければならなかった。

彼は蓄音機の発明のときにも、それと同じ経験をした。創造的想像力の存在を証明する証拠はいくらでもある。それらはすべて信頼できるものだ。

このことは、高等教育を受けなかったにもかかわらず、各方面のリーダーになった人物の詳しい分析によって証明できる。

創造的想像力によって偉大な指導者になった最も良い例は、リンカーンである。彼はアン・ラトリッジと巡り合うことによって得た愛の刺激によって、自分の才能を発見し活用したのである。

このことは、天才の成り立ちの研究に大きな意味を持っている。

●祈りの秘密

よく失敗をした人や失敗するかもしれないと思っている人が祈りに救いを求めていることは、あなたも見聞していることだろう。だがそれは、意味のない言葉の羅列にすぎない。

なぜ祈るのかといえば、心が恐怖と疑惑と依存心とで満たされているからである。

ところがその恐怖と疑惑と依存の感情は潜在意識を動かしはするが、このような場合、本人のエネルギーは消耗するばかりである。

また、もしあなたに、「いくら祈ったとしても無限の知性には届かないだろうし、届いたとしても聞き届けてはくれないだろう」という気持ちがあるなら、いくら祈っても無駄である。

祈りが現実になる、ということはよくあることだ。もしあなたが、祈りによって成果を上げたという経験があるなら、そのときの心の状態を呼び起こしてみるとよい。

※祈りは現実になる。

そうすれば、そこに理論を超えた何かがあったことを思い出すに違いない。「無限の知性」と通信をする方法は、音声が電波によって通信されるのとまったく同じである。

あなたがラジオやテレビの仕組みを知っているなら、音声や映像は人間には感知することのできない高い周波数の振動に変調されて通信されることも知っているだろう。

放送局で音声は何百万倍もの高い周波数に変調される。そうして初めて、音声や映像のエネルギーは宇宙空間に広がっていくのだ。

そのエネルギーがラジオやテレビによって受信され、もとの振動数に変えられて「聞こえる音」「見える画面」になるのだ。

潜在意識は、人間の祈りを「無限の知性」が受信できる周波数に変調する媒体なのである。潜在意識は「無限の知性」にメッセージを送り、なおかつその返事を受け取るのだ。

その返事というのは、目的を達成するための明確なプランやアイデアのことだ。

※潜在意識に刷り込むメッセージを送ることで、返信(明確なプランやアイデア)をしてくれる。

この原理を理解できれば、祈りの本に書いてあることをただ読み上げるだけでは、人間の心と「無限の知性」とを結びつけることは不可能だということがはっきりしてくるだろう。

エッセンス⑫()

▼潜在意識は、どんな情報や思考──破滅をもたらす思考や富をもたらす思考など──も無差別に受け入れファイルしてしまう。

▼潜在意識に受け入れられやすいのは、理路整然たる理性ではなく感情的な思考である。

▼感情には、七つの積極的なものと、七つの消極的なものがある。あなたは絶えず、消極的な感情が「思考のヒラメキ」の中に入り込まないようにし、積極的な感情を潜在意識が受け入れるように努めなければならない。

▼潜在意識は、人間の有限の意識と無限の知性とを結びつける絆である。人間は、無限の知性と好きなように交信することができる。

▼毎日、潜在意識の働きを活用する力を養っていけば、まもなく、どんな計画や行動をも成功に導く力が得られるようになるだろう。

▼人間の偉大さは、その人の思考の偉大さによって決まる。

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