第 3章:教える側と教わる側、偉いのはどっち?学生の頃、生徒は教わる側であり先生は教える側でしたよね。立場的に先生が上の立場で生徒からしたら偉い人という関係性でした。では、職場でも同じように教わる側と教える側で立場的に優劣をつけるべきなのでしょうか?答えはノーです。もっと細かく言うと、教える側が自分の事を教わる側より偉いと思っていると良い関係性ができず、前の章で説明した通りの教え方をしても良い成果を得ることができません。なぜならば、教わる側が偉そうにしていては、どんなに優れた方法で指導をしても教わる側の人が素直に耳を傾こうとはせずに、かえって反発し意に反する行動をとってしまうからです。例えば、あなたが職場でミスをしたとします。嫌いな上司または同僚から、いくら正論を言われたとしてもあなたは素直に聞く耳を持てるでしょうか?きっと、心の中では「確かに」と思っていても、あまのじゃくな態度、行動をとってしまいませんか?逆に、尊敬できる好きな上司または同僚から同じように指摘されたらどうでしょうか?きっと、素直に自分の非を認める事ができると思います。このように、同じ正しい指摘をしたとしても伝える側と聞く側の関係性の善し悪しでまったく真逆の結果となってしまいます。ですので、教える立場だからといって、けっして偉そうにしてはダメですし、指導する言葉選びも考える必要があります。高圧的な態度、言葉を使っていては部下は萎縮してしまう一方になり、質問したくても怖くて言えない、分からないことも口にできない、なにより指導者が恐怖でしかない状態になり、コミュニケーションも取れず負のスパイラルにおちいる事になります。これでは、いつまでたっても部下の成長ができずに、しかもとても良い信頼関係を築くことはできないでしょう。ついには、部下は嫌気がさし離職に繋がります。あなたの職場ではこのような事になっていませんか?あなたが当事者ではなくても、このような事があるとするならば、すぐにでも改善するようにしましょう。会社組織としても、要注意レベルですので気を付けましょう。
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