正しい腸活で花粉症が改善する
腸活という言葉が流行っています。腸活は大腸の状態を良くして、便通をよくするという意味で使われています。
腸内フローラをよくすれば、便通がよくなりますので、腸活は腸内フローラを管理することになります。
その腸内フローラを説明するにあたって、まずは腸内細菌の話から始めていきましょう。
大腸の〝うんち〟には 1グラムあたり 1000億個の細菌が増殖していると言われています。これは、腸内細菌の専門家が言っていることですが、実際にはこの 10倍くらいの細菌がいます。
1グラムあたり 1000億個とすると、体内に〝うんち〟は 1 kgほど溜まっていますので、全体では 100兆個の細菌がいるということです。
腸内細菌の種類はおよそ 1000種類といわれ、細菌の種類と構成割合が腸内フローラです。
腸内フローラの種類の系統樹を、図 14に示しました。

腸内フローラの中で最も多い種類はファーミキューテスです。酪酸菌はファーミキューテスに属します。
もちろん、酪酸菌も分類上の〝種〟のレベルでは非常にたくさんの種を含みます。
善玉菌として有名なビフィズス菌はアクチノバクテリアに属します。
図 14では 10%以上存在するとありますが、これは若い人だけ。中年になれば数%以下しかいません。さらに、 60歳を過ぎるとほとんどいなくなります。
アクチノバクテリアと同じくらいいるのがバクテロイデスです。バクテロイデスは分類上、グラム陰性細菌という一群に属します。
細菌学では、グラム陰性とかグラム陽性とかいう分類分けをしていますが、このことについては、この章の後半で説明します。
ベルコミクロビウムは数%しか生息しませんが、アッカーマンシア菌が含まれます。アッカーマンシア菌は大腸表面のムチンを増加させて腸管を保護している大切な善玉菌です。
古細菌というものがごくわずかに生息していますが、これはメタンガスを作ります。この細菌は水田に水を張って 2週間くらいすると増殖してメタンを放出します。非常に酸素を嫌い、プール 1杯の水に 1分子の酸素が含まれていても増えません。だから、古細菌はよっぽど〝うんち〟が長い間大腸に留まっている便秘の人でしか増えません。
つぎに、私たちの誕生、成長、老化の過程における腸内フローラの変化について説明していきます(図 15)。

なお、この図はわかりやすくするため、ビフィズス菌、酪酸菌、大腸菌群だけを示しています。
赤ちゃんは産道を通る時、顔を肛門の方に向けて出てくることによって、お母さんの便と膣の細菌をもらいます。便には大腸菌の仲間も含まれていますので、誕生したばかりの腸では大腸菌群が増えます。
赤ちゃんが母乳を飲み始めるとすぐにビフィズス菌が増え始め、数日経つとビフィズス菌は 90%以上を占めます。ビフィズス菌が増えるのは、母乳にオリゴ糖が約 2%含まれているからです。ビフィズス菌は他の細菌と比べて圧倒的にすばやくオリゴ糖を利用できるのです。
母乳に含まれるオリゴ糖はガラクトースとグルコースという単糖(基本となる糖)がくっついた乳糖が基本骨格となり、それに他のさまざまな糖類がくっついてできています。
また、母乳に含まれるオリゴ糖はミルクオリゴ糖類と呼ばれ、その種類は 100種類以上もあります。このミルクオリゴ糖類がビフィズス菌を増やして、誕生したばかりの乳児を守ることは、すべての哺乳類で共通です。ビフィズス菌は乳酸と酢酸を作り、赤ちゃんの腸を酸性にし、病原菌の侵入を防ぎます。乳酸菌が増えているヨーグルトが腐りにくいのと同じことです。
やがて、赤ちゃんは離乳をして野菜、穀類、肉、魚、卵などを食べるようになります。すると、ビフィズス菌はすぐに減ってしまいます。その代わりに増えてくるのは酪酸菌です。
酪酸菌の作る酪酸は赤ちゃんの免疫を発達させ、全身に炎症が起きないようにコントロールします。
これで「本当はビフィズス菌より酪酸菌の方が私たちの体には大事なんだ」とご理解いただけたと思います。正しい腸活とは、酪酸菌を増やすことです。
当然、酪酸菌を増やす腸活を行えば 5 ~ 6時間で花粉症は治ります。
病気は食べ物が作っている
抗生物質も口から摂るので、広い意味では食べ物です。腸管から吸収される栄養の種類と量によって人の健康は左右されることを、みなさんはよく知っていると思います。
ところが、じつはどんな影響があるかということはほとんど知られていないのです。
中には、 「甘酒が体によいと言われたので毎日食べている」 「ハチミツが体によいからできるだけ摂るようにしている」 と言う方がいらっしゃいます。
甘酒もハチミツも糖質の塊ですから、老化を早め、あらゆる生活習慣病を悪化させます。
「スルフォラファンはがんを予防するからブロッコリースプラウトをよく食べている」 「セサミンは体によいので、サプリメントを摂っている」 と言う方も多いです。
スルフォラファンと同じ作用をする物質であるイソチオシアネートは、ダイコンなどほとんどのアブラナ科野菜に含まれています。ブロッコリースプラウトを食べなくてもダイコンを生で食べれば同じことです。
ところが、イソチオシアネートががんを予防するというのは実験室での話であって、実際に人で予防するという証拠はありません。
高いお金を出してブロッコリースプラウトを購入する必要はないのです。
セサミンも抗酸化作用を示すから体によいと考える人が多いですが、これはテレビの CMで言っているだけの話です。
私たちはカカオ、コーヒー、お茶、緑黄色野菜など抗酸化作用のある食品を大量に摂っていますので、セサミンなどに高いお金を使う必要はありません。
「ヨーグルトは体に良いから毎日食べるようにしている」という方も非常に多いですが、ヨーグルトと乳酸菌製剤には健康効果はほとんどありません。
このように、私たちはマスコミの情報に翻弄されています。
さて、ここからは、本当に体によい話をします。
高血圧や高血糖に悩まされている方も多いかと思います。
また、動脈に血が詰まって心筋梗塞や脳梗塞を起こすのでは、と恐怖を抱いている人も多いと思います。
私は自分が糖質制限をしていることを書きましたが、およそ 1年 6か月の間、ごはん、麺類、パン、砂糖、スナック菓子類、スイーツ類、シリアル、ハチミツ、サツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシをまったく食べていません。
自分でも糖質制限をしていますが、私の経営するカフェ 500では、「糖質制限食料理講習会」を行い、さまざまな病気を治してきました。
驚くことに、糖質制限で多くの病気が治るのです。糖質制限をすることで、つぎの日に血圧は 30 ~ 40下がります。高血圧は糖質を摂ることが原因だからです。血糖値を下げておくと、血液中のインスリンの量が減少。すると、腎臓での塩の再吸収が減り、血液中の塩は減ります。
血圧は血液の中の塩の量によって決まります。
塩が多すぎると薄めるために水が増えて血圧は上がるのです。
糖質制限をすれば、インスリンを作る能力が残っている 2型糖尿病は数か月で治ります。糖尿病は糖質を大量に摂ることが原因ですので、これは当たり前です。
では、脳梗塞や心筋梗塞はコレステロール値が高いと起こる。
多くの方がそう信じているようですが、じつはまったくの誤解です。
血中のコレステロールの量、特に悪玉といわれる LDLが悪者であるとして、血中コレステロール値を下げるスタチンという薬が 1987年に商品化されました。
この薬は日本人の遠藤章博士が発見した化合物から副作用を弱くして作られたものです。
ところが、その後、心筋梗塞や脳梗塞を起こした患者には、コレステロール値が低い人も高い人もいたため、多くの医者はコレステロール値と動脈硬化の関係を疑ったのです。
米国でもスタチンを大量に処方するようになってからも、心筋梗塞と脳梗塞による死者は減らず、その後、動脈硬化は血管の炎症反応によって起こることが明らかとなりました。
血管の炎症反応は酸化ストレスによって起きますので、カカオ、コーヒー、緑茶、緑黄色野菜などの抗酸化物質を多く含む食品を摂ることが予防には重要だと考えられようになったのです。
また、炎症反応の起きた部位に沈着するコレステロールは超悪玉と呼ばれる酸化 LDLだということもわかりました。
血中の酸化 LDLの量は中性脂肪値と正に相関しています。
つまり、中性脂肪値が高いと動脈硬化を起こしやすいのです。
血中中性脂肪値は糖質を多く摂ると上昇します。
糖質制限をすれば、中性脂肪値は大きく下がり、動脈硬化はほとんど起こらなくなります。
ニキビと頭皮湿疹(マラセチア毛包炎または脂漏性湿疹とも呼ばれる)に悩まされる人も多いと思います。
「ニキビは脂っぽいものをたくさん食べるとできる」とほとんどの皮膚科医は言います。しかし、これは間違い。じつは、ニキビも頭皮湿疹も糖質を摂ることが原因なのです。
それは理由を知れば簡単に理解できます。
ニキビはアクネ菌という細菌が増え、頭皮湿疹はマラセチア菌というカビが増える疾患です。糖質をたくさん食べて血糖値を上げていると皮膚の毛細血管からブドウ糖が漏れます。アクネ菌もマラセチア菌もブドウ糖を食べて増えています。
ニキビと頭皮湿疹は血糖値が高いことからできるということをご理解いただけたと思います。
アレルギーと自己免疫疾患については後で説明しますが、当然、アレルギーと自己免疫疾患も食べ物で作られる病気なのです。
子どもの発達障害や食物アレルギーは親が作っている
子どもは免疫が大人ほど発達していませんので、日常の食事以外にいろいろな薬を使っています。当然、薬が子どもの成長に影響を与えます。なかでも、抗生物質は子どもの成長の脅威です。
おそらく、「抗生物質は子どもの成長の脅威である」などと考える人はほとんどいないと思います。抗生物質を飲んだ時、腸内フローラは攪乱されます。
生息する細菌の種類も大きく減ります。
図 16はこの変化を酪酸菌とビフィズス菌を中心に書いたものです。

抗生物質を摂ると、腸内フローラの攪乱により、花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、うつ病、自律神経失調症、睡眠障害、発達障害などが起こります。
もちろん、すべての人に病気が起こるわけではありません。病気になる人は運が悪いのです。
子どもの脳は 3歳くらいまでに基本的な形が完成します。ところが、 3歳になるまでに抗生物質を頻繁に飲むと、発達障害を起こすことがあります。
腸内フローラが悪くなると脳に炎症が起こります。炎症が起こると脳の発達の司令塔であるミクログリアが神経細胞を攻撃するようになり、脳の発達が邪魔されるのです。
食物アレルギーも増えています。これは皮膚に傷ができた時にそこから食べ物の成分が皮膚に入ることで起こります。
たとえ傷から食べ物が入ったとしても、頻繁に食べている物であれば大腸の酪酸菌が増えていると、第 3章で説明した免疫寛容で食物アレルギーは起こりません。
抗生物質で攪乱された腸内フローラを持つお子さんには食物アレルギーが発生します。お子さんを育てている方は、抗生物質は細菌感染によって 38度以上の高熱が出た時だけ、飲ますようにしてください。
インフルエンザや風邪で飲ます必要はありません。扁桃腺炎、中耳炎などでも熱が出なければ抗生物質は不要です。
最も注意していただきたいのは、高熱が出て抗生物質を飲んだ後に、フラクトオリゴ糖を多く含む食べ物をたくさん食べさせることです。
フラクトオリゴ糖を多く含む食べ物はゴボウ、ニンニク、タマネギ、ネギ、キクイモなどです。悲しいことに、お子さんの発達障害、食物アレルギーは、お父さんやお母さんが作っていることが多いのです。
子どもの成績も食べ物が影響する
そもそも、子どもを頻繁に病気が襲うのはなぜなのでしょうか? 野生のトラやライオンが抗生物質を飲まなければ治らない病気に頻繁に感染していたら、彼らは滅びます。人の子どもも、もともとは病気にならない体を持っています。
「そんなことはあり得ない」とおっしゃる方がほとんどだと思いますが、本当に「子どもの体は強い」のです。
人類は 5000年ほど前に農耕を始めました。それまで、根菜類、木の実、野草、小動物、魚介類、海藻、昆虫などを食べていました。原始時代の子どもは糖質制限食を食べていたのです。
血液のなかのブドウ糖が少なければ毛細血管からブドウ糖はもれません。すると、粘膜に付いた病原菌は増えることができません。口の中では、虫歯菌も増えることができません。原始時代の子どもは非常に丈夫だったのです。
子どもの成績が上がってほしいと考える人もほとんどだと思いますが、成績も親が食べさせているもので決まります。
子どもに糖質制限食を食べさせれば、血糖値の乱高下がなくなり、眠くなったり、お腹がすいてどうしようもなくなることがありません。一日中、集中力が上がり、その結果、成績が上がります。
『糖質制限で頭がいい子になる三島塾のすごい子育て』(三島学著、江部康二監修/かんき出版)の著者の一人であり、北九州市で塾を経営する三島学さんは、塾の子どもに糖質制限を実施しています。
その結果、進学実績が上がり評判となりました。三島塾はいまでは、東京と大阪に進出しています。
子どもを健康に育てるには、大腸の酪酸菌を増やすことが重要ですが、糖質制限することで、さらに、健康に賢く育てることができます。
なぜゴボウを食べると花粉症が治るのか?
これまで説明してきたように、大腸の酪酸菌を増やせば、つぎの日に花粉症は治ります。酪酸菌を最も効果的に増やす食べ物は? そう、フラクトオリゴ糖です。
そのフラクトオリゴ糖を最も多く含んでいるものは、キク科植物の根ですから、キクイモ、ヤーコン、チコリの根などを食べるのが一番効果的です。ゴボウもキク科植物ですが、キクイモなどに比べると含まれる量は少ないです。
しかし、キクイモ、ヤーコン、チコリの根は簡単に手に入れることができる野菜ではありませんから、ゴボウを食べるのが現実的です。量は 1日 1本( 100グラム)です。とはいえ、ゴボウを毎日 1本食べるのも現実的ではないでしょう。お腹がいっぱいになりますから。
キク科以外の植物のニンニク、タマネギ、ネギにも含まれています。現実的な分量として、毎日、ゴボウを 50グラム、タマネギを 1/ 2個程度食べるようにしましょう。
食物繊維はいろいろ─その違いを理解せよ
オリゴ糖は「整腸作用がある」「便通を改善する」としていろいろな種類が販売されています。ここでは、その違いを説明します。
市販の、液体状で 1 kg 500円程度の値段で売られているものは「イソマルトオリゴ糖」です。これは小腸で分解・吸収されますので、大腸の酪酸菌とビフィズス菌を増やしません。また、血糖値を上げる甘味料です。
糖が 3 ~ 10個程度つながったものがオリゴ糖です。
ガラクトースを含むものはビフィズス菌を増やしますが、酪酸菌はあまり増やしません。ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、ラフィノース(ビートオリゴ糖)などがガラクトースを含むオリゴ糖です。市販の少し値段の高いものは、これら 3種のオリゴ糖を主成分としています。
フラクトオリゴ糖は 1個のグルコースと複数のフラクトースからできているオリゴ糖です。酪酸菌、ビフィズス菌、アッカーマンシア菌を増やします。
オリゴ糖とは異なりますが、難消化性デキストリンがトクホ食品、機能性表示食品として最もよく使われています。これはでんぷんを加熱分解したもので、酪酸菌を増やすという報告はありません。
レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)も話題となることがあります。これはごはんや加熱したポテトを冷やすとできる分解しにくいでんぷんです。さまざまなでんぷんを含む食品に含まれていますので、私たちは日常的に食べていますが、日常的に食べていてもアレルギーは治りませんので、酪酸菌は増えません。
植物に含まれる硬い繊維であるセルロースも大腸でほとんどが分解されます。これも私たちは日常的に食べていますが、アレルギーは治りませんし、酪酸菌は増えません。
ペクチンはリンゴなどの果物の皮などに含まれている繊維。リンゴを煮て冷やすとゼリー状に固まりますが、これはペクチンによるものです。これも私たちは日常的に食べていますが、アレルギーは治らず、酪酸菌は増えません。
以上のように、食物繊維として圧倒的に優れているのは、フラクトオリゴ糖なのです。
〝おなら〟は健康のバロメーター
ここでは、〝うんち〟と〝おなら〟のお話をしたいと思います。〝おなら〟が出るのを極端に嫌う人がいます。
食物繊維を食べると大腸でビフィズス菌、酪酸菌やプロピオン酸菌などが増え〝おなら〟が出ます。〝おなら〟が多いということは酪酸菌が多いということですから、大変良いことです。
また、ビフィズス菌と酪酸菌が増えると〝おなら〟は悪臭を放ちません。臭くなければさらによい〝おなら〟です。
〝うんち〟は、「バナナのような形のものがよい」という人がいますが、これは、間違いです。食べ物は胃で酸性になり分解され、小腸では中和されてから分解・吸収されます。
鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラルは主に十二指腸で吸収されますが、わずかに吸収されるだけで、ほとんどは大腸にいきます。
大腸では食物繊維を利用して酪酸菌やビフィズス菌が増えますので、酸が作られて酸性になります。鉄、亜鉛、カルシウムなどは酸性が強くなれば溶けます。これらのミネラルは大腸では簡単に吸収できるのです。
大腸細胞が元気であれば、ミネラル、ビタミンなどを吸収しますが、同時に水を吸いますので〝うんち〟は硬くなります。
〝うんち〟が柔らかいというのは、吸収が悪いということです。少し硬い〝うんち〟が理想的です。
フラクトオリゴ糖などをたくさん食べて酪酸菌を増やせば〝うんち〟は硬めになります。
食べられる細菌と腸内フローラ
微生物は原核生物である「細菌」と真核生物である「菌類」「原生動物」に分けられます。真核生物は染色体を持つ生物で、私たち人間も真核生物です。菌類は別名カビ・キノコと呼ばれます。人間はカビ・キノコに近い生き物です。
ゾウリムシなどは原生動物に属しますが、人間に近く、細菌は私たちやゾウリムシとはかけ離れた生き物です。微生物の中で、私たちは細菌とカビ・キノコをよく食べます。カビ・キノコは毒素を作らないものは食べられます。
細菌は細胞の表面の細胞壁が薄いものがグラム陰性細菌と呼ばれ、厚い種類がグラム陽性細菌と呼ばれています。
グラム染色という染色法で区別しますが、この染色法は 19世紀の終わりごろにハンス・グラムという人により開発され、 1日に 1回しか分裂しない結核菌を染色するために開発されたものです。
1日に 1回しか分裂しないと、培養によってその存在を確認するのに 1か月以上かかります。
細菌で食べられるものはグラム陽性細菌です。ただし、毒素を作るグラム陽性細菌は食べられません。食べ物にグラム陽性細菌だけが増殖した場合、人は悪い臭いだと判断しません。これは「発酵」と呼ばれます。
これに対してグラム陰性細菌が増殖した場合は、「腐った」と言います。不快なにおいを放ちます。この嗅覚による「発酵」と「腐った」の判断能力は本能です。
グラム陰性細菌のほとんどがリポ多糖( LPSとも呼ばれる)というものを生産し、リポ多糖は毒性があり、大量に食べるとお腹が痛くなります。
土、海、川には毒を持っているグラム陰性細菌は、グラム陽性細菌よりはるかにたくさん生息しています。ところが、大腸内にいる細菌はグラム陽性細菌がほとんど。大腸は腸内フローラを巧みにコントロールしています。
知れば一生の得─最高の体調を維持する食事法
ここまで読んでこられた方は、お解りだと思いますが、最高の体調を維持する方法は、「フラクトオリゴ糖をたくさん食べて大腸の酪酸菌を増やし、糖質制限を行う」ことです。
- 「いつもリラックスできる」
- 「体の疲労感、痛み、痒みがなくなる」
- 「肌の湿疹やニキビができない」
- 「肌のシミ、シワができない」
- 「ぐっすり眠れて、目覚めがよい」
- 「傷が腫れなく、すぐ治る」
- 「虫に刺されても腫れない」
- 「記憶力がよくなる」
- 「体重が適正に保たれる」
- 「目の疾患(緑内障、白内障、黄斑変性)、耳の疾患(難聴)などに悩まされない」
- 「高血糖、高血圧、高脂血症などに悩まされない」
- 「一日中、空腹感を感じない」
といった生活を手に入れることができます。
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