鼻うがいだけで、慢性副鼻腔炎が改善。花粉症の症状も劇的に楽になった副鼻腔炎、花粉症、慢性上咽頭炎などが、鼻うがいとプチ断食で劇的改善 30年近く苦しんできた鼻の奥の違和感が 1ヵ月の鼻うがいで解消数年来の後鼻漏と鼻の奥の違和感が、鼻うがいと食事療法で軽快鼻づまり、鼻漏、鼻の乾燥などの副鼻腔炎の諸症状が、オイル点鼻だけですべて改善副鼻腔炎による嗅覚障害が、鼻うがい、サプリなどで、 2週間で軽快
鼻うがいだけで慢性副鼻腔炎が改善。花粉症の症状も劇的に楽になった (50代・女性) 2016年のことです。 Kさんは、カゼをひいたことがきっかけで、鼻の不快症状が起こるようになりました。ひどい鼻づまりやのどの奥の違和感があり、鼻をかむと、とても濃い鼻水が出るのです。また、下を向くと、鼻からくさいにおいがするようでした。 ほかの病院で治療を受けていましたが、よくならず、同年 11月に当院を受診。 CTを撮ると、副鼻腔に炎症が認められました。 鼻うがいをお勧めし、その場で試したところ、「大変気持ちがよかった!」と気に入って、 Kさんは、毎日 1 ~ 2回の鼻うがいを実践し始めました。 鼻うがいを始めたばかりのころ、鼻うがいをすると、濃い緑色のドロドロした液体が出てきました。しだいに、そうしたドロドロした液体は出なくなり、今は、きれいな水のような液体が出るだけになったそうです。 初期のドロドロした液体は、副鼻腔炎の膿ということになるでしょう。症状がよくなるにしたがって、サラサラと透明になっていったと考えられます。 以来、 Kさんは定期的に来院し、 CTを撮っています。このため、経過がよくわかっています。ご本人も、 CTの画像を毎回見ていますから、副鼻腔がきれいになっていくのを自分の目で確認できたのです。それも、セルフケアを続ける励みとなったにちがいありません。 クリニックでの治療は、ほとんど何もしていません。鼻うがいだけで、それまで悩まされてきた鼻の症状がみんな、よくなったのです。 Kさんには、花粉症もありました。なにしろ、花粉症という名前が世の中に広まる前から、くしゃみやのどの痛みなどに苦しめられてきたそうなのです。 花粉到来のシーズンになると、薬を飲んでいても、鼻の中の粘膜がパンパンに腫れ上がり、のども同様に腫れ、ひどく痛みます。外出時は、花粉予防のため、マスクにメガネに帽子、服も花粉のつきにくい服を着用し、万全の準備をしていても、粘膜の腫れは防げませんでした。 鼻うがいは、この長年の悩みに対しても効果的でした。 花粉の舞い始める1月ごろから夏にさしかかるあたりまでが、 Kさんの最もつらいシーズン。この花粉症の季節には、鼻うがいを朝晩、キッチリ行うようにしました。 すると、いつもなら鼻の中が腫れるはずなのに、以前のようには粘膜が腫れ上がらなくなりました。鼻やのどの粘膜が腫れ上がったときには、病院で処方された薬以外に、市販の点鼻薬も欠かせませんでしたが、気づくと、鼻うがいを開始してからは、点鼻薬をほとんど使わずに過ごせています。 それに、鼻うがいをするようになってから、カゼもひかなくなりました。「本当にいいセルフケアを教えていただいた」と、 Kさん。 鼻うがいによって、鼻腔内の膿・花粉などをきれいに洗い流せます。ご本人が熱心に毎日鼻うがいを継続したことが、このような成果に結びついたのでしょう。
副鼻腔炎、花粉症、慢性上咽頭炎などが鼻うがいとプチ断食で劇的改善 (50代・男性) Eさんは、この数年来、副鼻腔炎を何度もくり返してきました。 朝起きると、いつものどがひどくヒリヒリしていました。それは、鼻でじゅうぶんな呼吸ができないため、寝ている間ずっと口呼吸をしているためでした。鼻水がのどの奥へと垂れてしまう後鼻漏もありました。 Eさんには花粉症もあり、いつも鼻炎が続いているような状態でした。当然、花粉が舞う季節になると、症状はさらに悪化します。 2016年ごろから、嗅覚も低下し、においがわからなくなりました。 2018年からは、耳鳴りが始まり、仕事にも集中しにくいと感じていました。 耳鼻咽喉科に通い、内服薬を飲んでいました。しかし、ほとんど改善しなかったといいます。薬の副作用で、免疫力が低下し、手足口病(口の中や手足などに水疱性の発疹が出るウイルス感染症)を発症しました。 途方に暮れて、当院を受診されたのです。 Eさんのように、複数の疾患(慢性副鼻腔炎・花粉症)を持っているかたは少なくありません。調べると、 Kさんは2つの疾患に加えて、のどの奥の上咽頭に慢性的な炎症が生じる慢性上咽頭炎も併発していることがわかりました。 いうまでもありませんが、併発する症状がふえればふえるほど、治りにくくなります。重要なのは、各疾患に応じた治療を続けながら、それと並行して、セルフケアを根気よく続けることです。 Eさんには、主に次の 2点のセルフケアを勧めました。 ①鼻うがい、 ②食事の改善です。 鼻うがいは、副鼻腔炎だけに限らず、多くの鼻の疾患の症状改善に推奨できるセルフケアです。 また、 Eさんは、揚げ物が好きで、よく食べているというお話でした。 そこで食事については、特に摂取する油の種類を替えることをアドバイスしました。体によい油を摂取することが体質改善につながります。 一般に、揚げ物などに使われているのは、植物油(サラダ油など)。その主成分であるリノール酸は、オメガ 6系脂肪酸の1つです。これは、体内でつくることができないため、食事でとる必要のある必須脂肪酸です。 ところが、現代人はオメガ 6系の脂肪酸を過剰摂取する傾向にあります。その結果、動脈硬化や生活習慣病のリスクを高めることがわかっています。それが、アレルギーを誘発する要因にもなるのです。 オメガ 6系の代わりに摂取してほしいのが、オメガ 3系(シソ油やエゴマ油、魚介類などに多い)や、オメガ 9系(オリーブオイルなど)の油です。 Kさんは、社員食堂で、いつも揚げ物のメニューを食べていましたが、それを控えました。自宅でも、オメガ 6系が主成分の油を使わないようにしました。 もう1つ、 Kさんが積極的に試みたものが、 1日 1食にするプチ断食です。 インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでも、断食には健康効果があるものと考えられており、その古典には、「汚れた布は、一度洗わないときれいに染まらない」と記載されています。 ファスティング(断食)は、体を浄化する方法として古来より活用されてきた方法といっていいでしょう。適切なファスティングをすることで、臓器を休息させ、腸内細菌叢を改善し、体質改善に役立てることができます。 Kさんの慢性上咽頭炎については、その特効療法である E A T(上咽頭擦過治療)を行いました。 こうして Kさんは、鼻うがいを続け、油を替え、 1日 1食を継続。そうしたところ、副鼻腔炎や花粉症の諸症状が劇的に改善しました。 においがわかるようになり、後鼻漏も解消。鼻呼吸も普通にできるようになったのです。 30年近く苦しんできた鼻の奥の違和感が 1ヵ月の鼻うがいで解消 (50代・女性) Iさんは、若いころから鼻の奥の違和感に苦しんできました。内視鏡で見ると、 Iさんの上咽頭(鼻の奥の突き当たりの部分)に、かさぶたが分厚くくっついていました。おそらく、それが、 Iさんの不快感の正体といっていいでしょう。 聞いてみると、鼻の奥の違和感は 20代から始まり、それ以来、ずっと調子が悪かったそうです。 Iさんは、これまでいくつもの耳鼻咽喉科に通ってきました。しかし、残念ながら、どこへ行っても同じような治療をされるだけで、症状がよくなることはなかったそうです。けっきょく、この長い年月、その不快症状とつきあい続けてきたのです。 上咽頭のかさぶたは、例えば、指先で上咽頭をつついて傷つけたとか、そういうものではありません。上咽頭は鼻の穴の最奥の突き当たりに位置し、耳鼻科医でもなければ、そこにふれることすらできません。
ここにかさぶたができているということは、この部位に慢性的な炎症が起こっていることを意味するのです。 上咽頭の表面には、リンパ組織が露出しており、のどに入ってきたウイルスや細菌などの侵入を防ぐフィルターの役割を果たしています。そのため、上咽頭のリンパ組織は常に戦闘状態にあって、炎症が起こりやすいのです。その炎症が慢性化すると、後鼻漏などのさまざまな症状が引き起こされてきます。 これが、いわゆる「慢性上咽頭炎」です。 慢性上咽頭炎の治療に有効とされるのが、 EAT(上咽頭擦過治療)です。私は Iさんにも E ATを行い、かつ、鼻うがいをお勧めしました。 鼻うがいの利点は、上咽頭を直接、洗うことができる点です。 上咽頭は、のどの天井部分に位置するため、通常のうがいをしても全く届きません。しかし、鼻の穴から生理食塩水を入れる鼻うがいなら、炎症の起こっている上咽頭を直接洗浄することが可能になります。 E ATを行い、鼻うがいを続けてもらったところ、およそ 1ヵ月で、 Iさんの不快症状が解消しました。何十年と苦しんできた鼻の奥の違和感が、極めて短期間のうちに、きれいさっぱりなくなったのです。「おかげさまで、健やかな日々が過ごせています。もしも先生に出会えなければ、今もまだ、鼻の奥の違和感に悩まされて、不安な日々を過ごしていたことは間違いありません。先生に出会えて、本当にうれしいです」 Iさんは、そんなふうに話してくれました。数年来の後鼻漏と鼻の奥の違和感が鼻うがいと食事療法で軽快 (60代・女性) Tさんは、数年前から、のどの奥が乾燥する感覚に悩まされてきました。 また、鼻水がのどに垂れてしまう後鼻漏もあり、それがとても不快でした。 1日のうちに、何度も何度も、のどに垂れた鼻水を吐き出さなければなりません。しかも、吐き出しても、すぐに垂れてきてしまうのです。のどの奥の違和感も、後鼻漏も、うっとうしい症状であることは間違いありません。 いつも気にしているせいか、気持ちも沈みがちでした。 耳鼻咽喉科に通い、去痰効果のある薬剤などを飲んでいましたが、ほとんど効果がなかったため、私のクリニックを訪れました。 診察したところ、軽度の慢性副鼻腔炎に、軽度の慢性上咽頭炎と診断しました。 患部を診ても、はっきりとした症状があるわけではありません。しかし、鼻の疾患は、 Tさんのような比較的軽症のレベルでも、不快に感じることが多いものです。ましてや、その不快症状が毎日続くとなれば、なおさらです。似たような患者さんは、かなりの数、いらっしゃいます。 Tさんには、慢性上咽頭炎の治療のために EAT(上咽頭擦過治療)を行い、セルフケアとしては、鼻うがいと、食事療法をお勧めしました。 特に、納豆などの発酵食品を積極的にとるようにアドバイスしました。発酵食品は、腸内環境を整え、善玉菌をふやします。腸内環境を整えることが、免疫力を高め、鼻の炎症を抑えるのにも役立つのです。 Tさんは、非常に熱心にセルフケアに取り組まれました。 その結果、症状が明らかに軽快してきたのです。のどが乾燥する感じはまだ残っているものの、鼻の奥の違和感はかなりよくなりました。後鼻漏が気になって、鼻水を吐き出す回数も激減しました。「北西先生から、『少しずつでも症状がよくなっていくなら、それでよしとしましょう』といわれたことが、私には大きな励みになりました。症状が軽くなってくると、気持ちも明るくなり、日々の体の動きもよくなってきたと感じています」と、 Tさん。 また Tさんは、ここ数年、悩まされてきた「老人性膣炎」もよくなったと報告してくれました。なぜ、膣炎がよくなったのかは、はっきりわかりません。 ただ、来院前の治療過程で、 Tさんが鼻の治療のために抗生剤を飲んでいた可能性があります。抗生剤を過剰摂取すると、日ごろ、おとなしくしているはずのカンジダなどの菌が膣内で繁殖し、膣炎を起こすことがあるからです。 当院では、必要のない抗生剤は投与しません。セルフケアなどで鼻の症状がよくなり、薬を飲まなくなった結果、膣炎の改善も見られたのではないでしょうか。 また、腸内環境が整えば、免疫力もアップしますから、それが患部の状態を改善させた可能性もあるでしょう鼻づまり、鼻漏、鼻の乾燥などの副鼻腔炎の諸症状が、オイル点鼻だけですべて改善 (80代・男性) Bさん( 80代・男性)は、副鼻腔炎があり、鼻づまり、鼻漏、鼻の乾燥などに悩んでいました。 他院で、ステロイド点鼻の治療を、かなり長期間にわたって受けていたようです。特に、鼻がつまる、乾燥するという訴えがあると、耳鼻科では、ステロイド点鼻が処方されることが多いのです。
しかし、長期間続けてステロイド点鼻を行っても、症状は改善していませんでした。 困った点は、 Bさんが高齢のため、すでに多数の薬を飲んでいたことでした。そのうえさらに、鼻の治療のために新たな薬を処方することはためらわれました。そこで、基本的には薬を使わずに、通院での処置とオイル点鼻だけで対応したのです。 こうした事情もあって、 Bさんは、オイル点鼻を始めました。 Bさんは、セルフケアの意識が高く、熱心に毎日続けてくださったのだと思います。そうしたところ、訴えていた鼻のすべての不快症状が、投薬なしで改善したのです。 高齢者の場合、副鼻腔炎以外に、加齢性鼻炎などになれば、鼻腔内の粘膜が乾燥しがちです。 そうした高齢者なら、予防の意味で、すでに発症してしまっているかたなら、改善効果を期待して、オイル点鼻を試してみてはいかがでしょうか。副鼻腔炎による嗅覚障害が、鼻うがい、サプリなどで、 2週間で軽快 (50代・男性) Aさんは、何年か前から、副鼻腔炎に悩み、他院で治療を受けていました。そちらでは、ステロイドの点鼻薬を処方され、一応、副鼻腔炎は改善したということでした。ただ、その副鼻腔炎がきっかけとなって起こった嗅覚障害が改善せず、私のクリニックを訪れたのです。 近年、嗅覚障害に悩まされる人がふえています。その原因はさまざまです。 例えば、 Aさんのような慢性副鼻腔炎や、アレルギー性鼻炎があると、粘膜が腫れたり、鼻にポリープができたりして、においの分子が嗅細胞(鼻の奥のにおいを感じる部分)まで到達できなくなり、においが感じられなくなります。 こうしたケースでは、まず原因疾患の治療が先決ですが、 Aさんの場合は、基本的な副鼻腔炎の治療はなされていました。 そこで、セルフケアとして、鼻うがい、亜鉛のサプリメント、健康番茶をお勧めしました。 亜鉛は、嗅覚障害が起こっているときに推奨される栄養素で、サプリメントとして補給することで、嗅細胞の状態を改善することができるとされています。 また、健康番茶は、市販のものです。お茶の中には、さまざまな健康効果を有するものがあり、継続して飲むことで、嗅覚や味覚といった感覚障害の改善に有効なケースがあります。 鼻うがいをメインに続けながら、サプリとお茶を飲んでもらったところ、 2週間で、わからなかったにおいがわかるようになりました。 Aさんの場合、内服薬などはいっさい使っていませんから、もっぱらセルフケアによって嗅覚障害を克服できたことになります。
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