「女顔」は赤ちゃん顔に近い!? 赤ちゃん顔と大人の顔の対比による、人相と性格の科学的考察をご覧いただいた上で、成人の男顔と女顔の対比による人相と性格の科学的考察をしていきたいと思います。
私たちは、何を根拠にして男と女の違いを感じることができるのでしょうか? 体型の違いから区別をつけることもできます。
ヘアースタイルの違いから男女の違いを区別することもできます。
ファッションから区別をつけることができるかもしれません。
では、同じ体型で同じヘアースタイル、同じファッションなら男女の区別はつかないのでしょうか? 実際には、ほぼ顔を見ただけで男女の区別がはっきりつきます。
それは、なぜでしょう? 私たちの脳が経験的に「男の顔」「女の顔」の違いを認識しているからです。
まれに区別がつかない場合もありますが、たいがいは、顔の形だけで性差を認識できることを私たちは、経験上知っています。
では、男顔と女顔では、何が違うのでしょうか? 大人の男女は、ほぼ間違いなく区別がつきますが、赤ちゃんの顔を見ても男女の区別がつかない場合があります。
特に男の赤ちゃんを女の子と間違える経験が多いのではないでしょうか? 赤ちゃんのころは、性差の区別がつきにくいのです。
成長の過程で男女差が少しずつはっきりしてきます。
では、顔のどのパーツがどのように男女の差の変化をつけてくるのでしょうか? 赤ちゃんの顔の特徴的なものは、 ●黒目の占有率が高い(ほとんど黒目である) ●目と目の間隔が広い ●額(おでこ)が前に出ている ●ぺちゃ鼻である ●鼻の穴が見えている ●丸顔である ●顎が角ばっていない でした。
これに対して成人男性(特に西洋人)の顔は、個人差はあるものの、成人女性の顔と比べると、 ●黒目の占有率が低い(白目が多い) ●額(おでこ)が後ろに傾いている ●鷲鼻になっている ●鼻の穴が見えない(鼻先が下がっている) ●細面である ●顎が角ばっている のです。
つまり、典型的な成人男性(特に西洋人)は、細面の顔で、額(おでこ)が後ろに傾いていて、黒目が小さく、鷲鼻で、鼻先が下がり、顎が角ばっています。
それに対し、赤ちゃんは、丸顔で、額(おでこ)が前に出ていて、黒目が大きく、ぺちゃ鼻で、鼻先が上がり、顎が丸いという特徴があります。
そして、典型的な女性の顔は、赤ちゃんと典型的な男性の顔の中間的な特徴を持っています。
卵型の顔で、額(おでこ)は垂直、黒目が多めで、鼻はまっすぐ伸びて、鼻先は上でも下でもなく、顎は少し角ばっています。
次に、赤ちゃんと典型的な成人女性と典型的な成人男性の顔の形を部位別にまとめました。
皆さんの中には、例外を思いつく方もおられることでしょう。
実際、日本人男性は西洋人の男性と比べると、丸顔が多いのです。
しかし、全体として見ると「赤ちゃんの顔」 →「典型的な成人女性の顔」 →「典型的な成人男性(特に西洋人)の顔」という方向で、顔の特徴は変遷していきます。
つまり赤ちゃん顔から離れれば離れるほど、より典型的な男性顔になるのです。
それゆえに、赤ちゃんの気持ちを理解できるのは、男性よりも女性と言えるのです。
子育てが、どちらかと言えば女性に適性がある理由が顔の法則から説明がつきます。
この厳然たる事実を基にして、典型的な成人女性の性格(反応パターン)とは何か? 典型的な成人男性の性格とは何か? を明らかにして、各部位の科学的意味を明確にしていきたいと思います。
一例として「額(おでこ)の膨らみ」を取り上げます。
赤ちゃんの額(おでこ)は前に出て膨らんでおり、成人女性の場合は、垂直になっていることが多く、成人男性の場合は、斜め後ろに傾いていることが多いのです。
これは何を表しているのでしょうか?
「額(おでこ)」は、前頭葉の一部です。
前頭葉の細胞量や形によって「額(おでこ)」の大きさや形が決まります。
理性的な思考を司るのが、前頭葉です。
「額(おでこ)の形」は「前頭葉の脳細胞の質(機能)」つまり「額(おでこ)が示す特性」を表し、「額(おでこ)の(相対的な)大きさ」は、「前頭葉の脳細胞の(相対的な)量」を表します。
前頭葉は、人間だけが持つ脳で、人間らしい知性と理性の源です。
思考、運動、言語を司る司令塔です。
ですから、額(おでこ)の形と大きさは、さまざまな思考パターン、運動パターン、言語パターンの性質や程度を表します。
赤ちゃんと成人女性と成人男性とで、どのように思考パターンなどに違いがあるのか思い浮かべてください。
もちろん個人差はあるのですが、ある共通の傾向があるのです。
まず、言語パターンを見ていきましょう。
男性と女性では、どちらがおしゃべりでしょうか? そう、答えは「女性」です。
女性は、とにかくよくしゃべります。
なぜでしょう? 女性のおしゃべりに耐えられない男性はかなり多いのではないでしょうか? どうしてでしょう? 女性が全員おしゃべりというわけではないですが、女性同士が会うとほぼ確実におしゃべりしている印象を受けます。
女性は、どうやらしゃべることに快感を感じるようです。
では、赤ちゃんと成人女性では、どちらがおしゃべりでしょうか? 赤ちゃんは、まだ言葉を覚えていないのでしゃべりませんが、しだいに言葉を覚え、よくしゃべり始めます(特に女の子の口がよく回る)。
お母さんが「うるさ ~い!」と思うほどよくしゃべります。
それは、言語を司る前頭葉の細胞の(相対的な)量に関連しているとすればどうでしょうか? 次に思考パターンを比べてみましょう。
女性のとりとめもない(失礼!)会話に耐えられない男性は、多いようです。
実際によく聞いてみると、大した内容を話しているわけではありません。
「どうしてそんなたわいないことを延々と話していられるのだろう?」と多くの男性は思います。
男性は、なぜこのようなおしゃべりに耐えられないのでしょう? 男性にしてみると、女性は何も思考していないかのように見えます。
では男性の思考パターンは、どのようなものでしょうか? 男性の会話には、「要点」や「結論」が大切になってきます。
話すには、意味や理由があって当然だと考えます。
結論のない女性の会話には、「意味」や「理由」を見出すことができません。
男と女では思考パターンが全く違うのです。
なぜでしょう? さて一方、赤ちゃんの思考パターンは、どうでしょうか? 「意味」「理由」を必要とするでしょうか? ただ、「聞いて聞いて」と共感を求めるために話していることが多いのではないでしょうか? こうして見ていくと、やはり女性の思考パターンは、成人男性よりは赤ちゃんの思考パターンに近いと言えるのです。
この男女の思考パターンの違いは、男女の前頭葉の形や前頭葉の細胞の量とどのような関連があるのでしょうか? なぜ、成人男性の額(おでこ)は後ろに傾いている人が多いのでしょうか? 額(おでこ)が後ろに傾いているということは、「思考」と「言語」を司る前頭葉の脳細胞の量が少ないということです。
つまり、男性の方が、一般に「思考しない」し、「しゃべらない」ということになるのではないでしょうか? パーソノロジー(人相科学)が統計を取り確認できたことは、一般的に男性は、わけあって前頭葉の細胞量を減らしてきたという事実です。
そのわけとは、ゆっくり「思考」し、「おしゃべり」していては、社会人として競争に勝てないので、さまざまなことをじっくり考えるのではなく、すぐに要点や結論を出すのに便利なように、長年かけて脳を変形させてきたのです。
一方、女性は子育てと家族の世話に明け暮れる生活が長かったので、競争に勝つことではなく、毎瞬毎瞬家族の感情も考慮しながら家事を的確にこなすことが求められてきました。
そのため毎瞬変化する状況に適応するために「思考」しなければならないし、家族と「おしゃべり」をすることでコミュニケーションを図る必要があるので、おでこ(前頭葉)にたくさんの細胞を必要としたのです。
しかし、第二次世界大戦後、女性の社会進出が進んできて、女性の額(おでこ)の形が変わってきました。
戦前は、女性が大学に行くこともまれでしたし、大学を出ても自分の能力を発揮する場所も少なかったのですが、戦後は、男女区別なく知育が重要視され、小学校のときからよい成績を取るために競争にさらされることとなりました。
大学に進学する女性も増え、女性がいない職場がないほどまでになりました。
そして、女性も競争社会の洗礼を受け、「ゆっくり思考し」「とりとめもない会話をする」ことが許されない環境に身を置くようになって、男性のように「結論」や「意味」や「要点」を意識する思考法を身につけなければ社会で生き残れなくなったのです。
その結果、男性のように「額(おでこ)が後ろに傾いている」女性が、増えてきました。
ですから、パーソノロジスト(人相科学者)は、その女性の額(おでこ)の形から、どの程度のキャリアウーマンかを見抜きます。
頭の形や前頭葉の量を調べて、どのように脳を使っているかが類推できるのです。
また、額(おでこ)の形を見て、「結論」を重視するか、「共感」を重視するかを見抜くのです。
このようにして、額(おでこ)の形から「思考パターン」や「言語パターン」などを読み取ることができます。
それは、単に男女の典型的な差異にとどまることなく、男であれ、女であれ、人それぞれの細かな違い・個性を読み取ることができるのです。
額(おでこ)について詳しくは、第 4章 ① ② ③をお読みください。
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