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第 1章 相手の心が 99%見抜けると人生が変わる ~中途半端な理解だから失敗の元になる

はじめに──人を見抜けないと、一生に一度のチャンスも逃してしまう! 人生は、どこにチャンスが潜んでいるかわからない。

とくに人との出会いには、嘘も失敗もあるが、逆に人生を逆転するほどの素晴らしいチャンスが潜んでいることは、人生経験を積んだ方こそ、痛感することだろう。

しかしそれも相手の心、気持ちが見抜けないと台無しになるといったら、あなたはどう思うだろうか。

例えば、こんな場面に出会ったことはないだろうか。

ビジネスパーソンにパーティや会合はつきものだ。

その出席者には、二通りの人たちがいる。

一つはパーティ会場を歩き回って、名刺交換や情報交換を盛んにしている人たち。

もう一つがテーブルの前からじっと動かず、ごく親しい人としか話を交わさない人たちだ。

もし後者のグループに、今、あなたの仕事とは関係ないものの、将来的にぜひ関係を持っておきたい〝キーパーソン〟がいたらどうするか。

思い切って声をかけるか、それとも別のチャンスがめぐってくるまで、じっと待っているか。

そもそも、人生にそんなチャンスが何度もあるのだろうか。

一般的に後者のグループは、単なる引っ込み思案か、逆にプライドが高く、むやみに人と接触するのを嫌う人だと思われている。

それで近づきがたい雰囲気を漂わせているのだが、いざ話してみると意外にも、本音は違っていることがある。

とても話好きで、人づき合いも好きだったりするのだ。

ただ初めてのパーティの席で、少しだけ照れくさかったり、誰かが話しかけてくれるのを待っていただけなのかもしれない。

あなたがそのことを「見抜いていた」ならば、すぐにその人と接触し、お互いの関係を深めていきながら、すぐにでも新たなビジネスを立ち上げ、素晴らしい業績を挙げられることだろう。

これは決して大げさな話ではない。

ビジネスの現場ではよくあることだ。

人生の出会いとは、往々にしてそのようなものだ。

世間では、人と会話をする際、きちんと目を見る人は信用できる、逆に目をそらす人は信用できないし、自信がない人が多いと言われているが、これも必ずしも一〇〇%そうとは言い切れない。

例えば、必要以上に相手の目を見て話したり、妙に早口になる人がいる。

そのような人の多くは、自分に自信が持てない。

そのため、それを隠そうとして、相手の顔をじっと見つめたり、信用してもらおうと早口になったりするのである。

それを知らずに、相手を信用しすぎて大事な仕事を頼み、結局、途中で断られたともなれば、今まで築き上げたあなたの信用が崩れてしまう。

この事例は何も特別なものではない。

ビジネスや恋愛の最前線で日々、検証できるものであり、日常生活のなかでも起こっていることだ。

そのとき少しだけ、人を見抜く知恵やコツを知っているかどうかで、あなたのその後の人生が大きく変わってしまうだろう。

本書では、人生の岐路で失敗しないための知恵やコツが無数に詰まっている。

それもちょっとした相手の話し方やクセ、外見などから素早く嘘や本音・本性を見抜けるものばかりだ。

幸せを手に入れる最良の方法は、「人間関係をいかに有意義なものにするかで決まってしまう」 といっても言い過ぎではない。

すべての出会いを成功に導くためにも、これからお話しすることは、絶対不可欠なものであると私は信じている。

ぜひとも、あらゆる場面で、この役に立つエッセンスを身につけ、あなたの人生の転機をプラスに変えてほしい。

渋谷昌三

人を見抜く・目次

はじめに──人を見抜けないと、一生に一度のチャンスも逃してしまう!

第 1章 相手の心が 99%見抜けると人生が変わる ~中途半端な理解だから失敗の元になる

人の本音は、必ず、どこかに表れる ◆声が大きい人ほど自信がないって本当? ◆話すのが速くても、頭の回転が速いとは限らない ◆ OKサインの〝うなずき〟も三回以上は疑わしい ◆〝顔の左側〟には、本当の感情が隠されている ◆ファッションが派手でも、性格が地味な人もいる ◆何軒もハシゴ酒をしたがる人は、意外に心寂しい人 ◆いつでも〝笑っていればうまくいく〟は大間違い! ◆名刺は「ただ交換すればいい」は、大失敗する ◆マイナスをプラスに変える〝叱られ方〟 ◆つい出る〝ひとり言〟は頑張り屋の証拠 ◆〝一人でバーに来る女は男を求めている〟は、真っ赤なウソ

第 1章 相手の心が 99%見抜けると人生が変わる ~中途半端な理解だから失敗の元になる

声が大きい人ほど自信がないって本当? 人はまず、声で判断される。

それも声の質ではなく、大きさがいちばんのポイントになる。

一般的に自信がある人は声も大きく、自信がない人ほど声が小さくなると思われているが、それを単純に信じてしまうと、思わぬ失敗をすることがあるので注意が必要だ。

相手にきちんと自分の意見を伝えようとすれば、ある程度の音量があったほうがいいのは事実だ。

だがそれも状況次第、相手との関係次第だといっていい。

もともと必要以上に声を張り上げる人は、自分の主張を聞いてほしい意思表示だし、認めてもらいたい願望が強い人でもある。

ということは、あまり自分自身に自信が持てない人ほど、声を大きくしているともいえるし、気が強いことをアピールするほど、実際には気が強くないことの裏返しでもある。

感情が高ぶったり、興奮したときに声が大きくなることはよくあるが、それが頻繁に見られる人は、自分をコントロールするのが苦手な人であり、性格的にも大人になりきれていない、子どもっぽい人ともいえるだろう。

当然、そのような人に重要な仕事や大事な役目を頼むのは危険が大きいので、できれば避けたほうが無難だ。

逆に、声が小さい人はどうだろうか。

これは自分の意見を相手に正しく伝える気持ちが欠けているのはもちろんのこと、人とコミュニケーションをするのが好きではないタイプが多い。

そのため自分の意思を相手に伝えることが苦手で、人を説得する高度なビジネスや、マネジメントには向いていない。

しかし、大きな声で自信ありげに接してくる相手よりはわかりやすいので、よほどのことがない限り、あなたが勘違いをすることはないはずだ。

◉電話の声でわかる相手の本音とは? つぎに電話での声の大きさを見てみよう。

電話での会話は、直接、相手が見えないために話す側の本音が出やすい。

ビジネスの現場では、電話でのトークは基本ともいえるので、多少、オーバーになることが多い。

例えば、「どうも、どうも、いつもお世話になっております」 と、大きな声で、身振り、手振りまで加えて話すのは職場でもよく見られる光景である。

おそらく本人も相手に好感を持ってもらおうと意識的にやっているのではないか。

それ自体は珍しいものではない。

その場合もいかにもわざと大袈裟にやっている人がいる。

まるで自分を奮い立たせようと大きな声を出し、まわりはいっさい気にしない。

このような人は本来、話し上手なほうではなく、それをカバーしようとするために声が大きくなっている。

無意識のうちにそうして自分自身を元気づけ、仕事をうまく運ぼうとしているのだ。

同時に、仕事をしていることを社内中にアピールし、とくに上司に認めてもらおうとする意識が強く働いていることは間違いない。

これは合コンなどの際、意中の人になかなか話しかけられないため、他の人と大きな声で話をして関心をこちらに向けさせようとするのと同じ心理といえる。

大きな声で会話をしていても、余計なことはまったく言わず、用件だけをいうとすぐに電話を切ってしまう人も、あまり人づき合いが得意とはいえない。

かといって、仕事の手を抜くわけではなく、責任感もあるのだが、自分から人間関係を深くしようとは考えないタイプである。

用件が終わったにも関わらず、電話をなかなか切らずにいる人は、相手のことを考え過ぎる傾向が強い。

人づき合いも嫌いではないし、話をするのも苦にはならないが、自分から電話を切って、相手の機嫌を損ねてしまうのを気にしてしまうのだ。

そのような相手には、こちらから電話を切ってあげると相手の負担も軽くなるので、その後の関係もうまくいく。

ただ単に大きな声で話すといっても、いろいろなパターンがあるので、それぞれの心理を汲み取って対応してほしい。

話すのが速くても、頭の回転が速いとは限らない 声の大きさの見極め方がわかったならば、つぎは話す速度はどうだろうか。

これもよく勘違いされるのだが、早く話すからといってその人が賢い、頭の回転が速い人とは限らない。

客観的に見て、しどろもどろで話す人よりは舌も軽やかに、淀みなく話すほうが聞いていて安心だし、聞きやすいのだが、それをイコール頭の良さと結び付けないほうが賢明である。

ではどのように考えればいいのか。

それはその人の性格が多分に影響していると思えばいいだろう。

例えば、どんなに頭の回転が良くても、性格的に慎重な人は、話すことをきちんと整理してから話し出す。

だからいきなりベラベラと間髪入れずに話し出すことはない。

さらには話す内容を全部整理していなくても、話す途中で整理しながら話す人もいるので、話す速度と頭の回転の良さは直接、関係はないと考えたほうがいい。

ただそれも程度問題で、話し出すのにあまりに時間がかかったり、いざ話し出しても中身が整理されていなければ、話す速度に関係なく、頭の回転が悪いと思ったほうがいいだろう。

本来、話すスピードが速い、早口の人は大きな声で話す人と共通していて、自分を認めてもらいたい、自分の話に同調してほしい〈親和欲求〉の強い人といえる。

そのため早口でまくし立て、相手を自分のペースに引き込もうとするのである。

なかには、話す内容をあまり考えずに、思いつきで話す人もいるが、そのような人もだいたいが早口で、直感を大事にする人といえるかもしれない。

そのため相手を不愉快にしてしまうこともよくある。

逆にゆっくり、ゆっくり噛み締めるように話す人は、性格も慎重であり、物事をじっくり進めるタイプといえる。

それぞれに一長一短があるが、プライベートでは早口で話す人との会話も楽しいが、ビジネスの世界では、やはりじっくり型のほうが信頼を得るのは当然といえば当然だ。

その状況を見極められるかどうかも、人を見抜く判断基準といえる。

◉流行語やダジャレをやたらに使う人は、その場の空気を読むのが苦手 状況が読めないといえば、流行語や若者言葉、ダジャレを連発する人もまわりを困らせていることをわかっていない場合が多い。

これも心理学でいう〈親和欲求〉の典型的な事例であるが、本人はいたって真面目に、その場の雰囲気を和まそうと使ったり、あるいは自分に注目してほしいと思って必死に使ったりするから、余計にその場の雰囲気が凍りついたりする。

つまり本人が思うほど、その効果は上がらず、逆にまわりからその場の空気が読めない人といったレッテルを貼られている場合が多いのだ。

そのような人は、静寂に耐えられない弱さも持っている。

要するに沈黙が恐いのだ。

自分に自信がある人は沈黙があっても全然平気だが、彼らはそれに耐えられない。

そのためつい使ってしまうのである。

ただなかには、うまく使いこなす人もいる。

要は相手との人間関係、その場の雰囲気をいかにうまく捉えているかだが、それはその場がどのような雰囲気になっているかを見ればすぐにわかるだろう。

仲間と打ち解けたい、場の雰囲気を明るくしようとしている本人の努力は認めるが、流行語やダジャレを多用する人は、その場の空気を読めない人として胡散臭く思われる場合が多い。

専門用語をやたらに使う人も同類だ。

自分は何でも知っている、その世界のプロであるとわからせたいのだろうが、これも逆効果だ。

実力のある本当のプロであれば、それをわかりやすく簡潔に説明できるはずで、そのほうがかえってその人の力量が発揮されるというものである。

くれぐれも一時しのぎの言葉遣いに騙されないようにしてほしい。

実力のある人ほどゆっくりと、自分の言葉でわかりやすく話すはずだ。

OKサインの〝うなずき〟も三回以上は疑わしい 会話の途中で見られる〝しぐさの勘違い〟について見てみたい。

しぐさにもいろいろなデータが含まれているが、そのなかでもいちばんわかりやすいのがうなずきの動作だ。

話の途中で相手がときどきうなずく動作をする。

多くの人はそれを見てイエスのサインだと思うのが普通だろう。

そこでまずは、うなずきのサインが示す意味を知っておこう。

大きく分けて、そこには五つほどのニュアンスが込められている。

①同意のサイン──あなたと同じ考えであることを示す。

②賛成のサイン──あなたの意見に賛成する意思表示である。

③理解のサイン──あなたの話すことを理解していることを示す。

④受諾のサイン──あなたの指示に従うことを示している。

⑤伝達のサイン──あなたの話を聞いている事実を伝えている。

以上が、主なうなずきの意味するところだが、うなずかれた相手もあなたがどのサインを送っているのかを、同じように瞬時に判断している。

ところが、そこで食い違いが起きるのだ。

基本的にうなずくことはイエスのサインと捉えていいが、それが積極的に賛成しているのか、ただ単にあなたの話を聞いていることを示しただけなのか、微妙な食い違いが起きる。

とくにお互いに向き合って話している場合には、視線も合わせていることが多い。

そのようなときには、たとえ相手の意見に積極的に賛成できないときでも、面と向かって首を横には振りづらい。

便宜上、うなずいてしまうこともよくあるのだ。

私たちは、相手がうなずけば、何でもイエスだと思い込みがちだが、そこには大きな落とし穴があることも忘れてはいけない。

相手がうなずいたとしても、その回数やうなずき方、視線の合わせ方、外し方、またはその他のしぐさと総合して判断するようにしてほしい。

◉わざとらしく、何度も首を縦に振るときは要注意 いちばん注意してほしいうなずき方は、わざとらしく、何度もオーバーにうなずくときだ。

先ほども、うなずきは、基本的にイエスのサインであると申し上げたが、この場合はそうとは言えない。

こちらの話にうんざりしたときや打ち切ってほしいときなどには、うなずく度合いも激しくなり、とてもわざとらしくなる。

人は話に夢中になっていると相手のことが見えなくなるが、この場合は冷静に観察していれば、それはすぐにわかる。

必ずどこかにイエスではない、ノーのサインが見え隠れしているはずである。

同じようなことはうなずき方だけではなく、一般的にイエスのサインと見られている言葉やしぐさでも見て取れる。

必要以上にそれを繰り返す、あるいは大袈裟に表現する場合にはイエスではなく、ノーだと思ったほういいだろう。

イエスのサインであっても、表現次第では、ノーになるケースも知っておきたい。

〝顔の左側〟には、本当の感情が隠されている こんなことを言うと「そんなバカな!」と言われそうだが、意外に騙されやすいのが人間の顔なのだということを、ご存知だろうか。

人間の喜怒哀楽は、顔の表情に表れやすい。

私たち人間は、人の顔をたくさん見ても瞬時に識別できる能力を持っている。

その判断基準ともなるのが、さまざまな人間の表情や特徴を、正しく見分けられる力である。

これが動物になると、全然わからない。

毎日、毎日、数多くの動物に接していれば、区別もできるようになるのかもしれないが、通常、そこまでの能力はない。

しかし、不思議と人間の顔は区別できるのだ。

とくに顔の表情には敏感だ。

真っ白な紙に円を書き、そのなかに黒い点を二個並べて書き、下側にアルファベットの Uを書けば笑い顔になる。

たったそれだけでも人間が笑った顔に見えるのだから、人間とは、人の表情に関しては、とても繊細な神経を持っているといってもいい。

ちょっとした顔の変化で喜怒哀楽を感じ、判断しているともいえる。

いちばんわかりやすい例では、怒った顔だ。

眉が吊り上がり、眉間にしわが寄っていればたいていは怒った顔だと思う。

逆に口元が緩み、にっこり微笑んでいれば笑っている顔になる。

誰もがそのような判断をするのが通常である。

ということは、逆にわざと作った笑顔に騙されたり、怒った顔に圧倒されて萎縮してしまうことがあるのではないか。

もちろん性格的にもか弱く、神経質なタイプでは、そのような演技は無理かもしれないが、心臓に毛が生えているような人間、あるいはポーカーフェイスが得意な人間ならば、表情をごまかすことなど簡単にできるはずだ。

実際、相手の笑い顔が本当に喜んで笑っているのか、それとも仕方なく笑っているのか、判断がつかないことがある。

また不機嫌そうな顔をした人物と会ったときでも、本当に怒っているのか、わからないことがある。

そのようなときには、どのように判断すればいいのだろうか。

◉実験によって立証された顔半分の不思議 あなたもお聞きになったことがあるかもしれないが、人間の顔は左右が完全な対称ではなく、微妙に違っている。

目などは顕著だ。

明らかにその大きさが違っている人もいれば、その形もよく見ると少しずつ違っている。

そして不思議なことに、顔の左半分のほうが右半分よりも感情が表れやすいことが実験によって立証されている。

例えば、自分の顔を半分に切ってそれぞれを反対側に開いて合成してみるといい。

左半分だけで作ったものと、右半分だけで作ったものを較べるのである。

実際の顔を切るわけにはいかないから、顔写真などを使って調べる。

そうすると左側だけを使って作った写真のほうが、右側を使って作った写真よりも表情が豊かに表れているのがわかる。

ということは、人の表情を見抜こうとしたとき、どうしてもわかりにくい場合は、相手の顔の左側を重点的に見て判断すれば、失敗が少ないことになる。

つまり相手と向かい合っているケースならば、こちら側から見た場合は右側になる。

その部分を注意して見ればいい。

そうして相手の表情を観察するのである。

相手が笑っている場合でも、どうも自然ではない印象のときには、顔の左右のバランスを確認するといい。

どうしても無理に笑顔を作るときにはバランスが崩れるものだ。

口元からの広がりが、左右対称にならないときは作り笑いといえる。

逆に、きれいに左右対称の場合は自然な笑いだから、心から喜んでいると思っていいだろう。

ファッションが派手でも、性格が地味な人もいる 誤解されやすい典型だが、ファッションが派手だからといって、その人の性格も派手だとは限らない。

実は性格が地味な人もたくさんいることを忘れてはいけない。

なかには「性格も派手な人」がいないわけではない。

外見も内面も両方とも派手な人はいる。

しかしそうではない、逆のタイプの人も意外に多い。

ではなぜ派手な格好をするのか。

それは派手な格好をすることで、自分を目立たせたい、注目されたい願望を満足させているのである。

あるいはそういう自分になりたいと思っていると理解してほしい。

洋服は自分の願望を表わすのにとても便利な道具だから、自分を変えたい、目立ちたいと思ったとき、いちばん初めにトライするものだろう。

例えば、普段はお堅い仕事といわれる人の場合。

せめてプライベートは積極的な自分に変身したいと思っても不思議ではない。

そこで休みの日には個性的なファッションや奇抜なファッションに身を包み、日常とは違った自分を表現するのである。

一般的な風潮として、公務員や金融関係の仕事をしている人は、その中身まで堅いのではないかと思われているが、個人個人をじっくり観察すれば、そうではない人も大勢いる。

しかし、どうしてもそう思われる部分が多いので、本来の自分はそうではないと自己主張したくなるのも理解できるはずだ。

そのような演出をしていると、まわりの目も違ってくるので、自分でも変身したように思い込み、行動も変わってくるから面白い。

普段の自分だったら、とてもできないようなことにも挑戦したりする。

例えば、自分から女性に声をかけることなどできなかった内向的な人が、それができるようになる。

これはファッションだけではなく、サングラスをかけただけでも気持ちが変わるのと同じである。

いわゆる〝仮面効果〟のようなもので、自分の願望を何かに託して成し遂げようとしていると考えればいい。

人を見抜くとき、多くは外見によるものなので、そのような効果が期待できるのだ。

◉ブランド大好き人間は権威や肩書きに弱い 日本人のブランド好きは有名だ。

これも派手なファッションをして自己実現を図りたいケースと似ていなくもないが、この場合は、よりそのブランドの持つ権威に寄りかかって自分を高尚に見せたい欲求が強いといえよう。

とくに女性のブランド好きには凄い場合もある。

全身を同じブランドで固め、それに執着する姿は男性では真似できないことも多い。

それほどこだわりがあるといってもいいだろう。

一般的に男性、女性に限らず、ブランド指向が強い人は肩書きや権威が大好きで、それに弱い傾向がある。

つき合う相手にも同等以上のレベルや肩書きを求め、そうではない相手とはつき合わないと決めていることも多い。

例えば、学歴や収入、仕事の種類などで相手を判断することは、よくあることではないか。

このような判断基準を持っている女性は、たいていがブランド指向が強いものである。

同じブランド好きでも、今お話したほどの欲求はなく、ただ持っていると格好がいい、流行に乗り遅れたくない程度の人もいる。

このような人は特定のブランドにそれほどこだわることはなく、要はブランドならば何でもいい。

相手への執着も一応は見せるが、あきらめるのも意外に早い。

逆に執着の強いブランド好きは、特定のブランドにこだわり、それも同じブランドのなかでも、よりステータスがあるものへの依存度が高くなる。

当然、つき合う相手にもいっさい妥協しないのが特徴だ。

身長が何センチ以上でなければダメだとか、年収が一千万円以上でなければお見合いもしない。

あるいは以前よりは言われなくなったが、医者とどうしても結婚したいなどは、その典型である。

ファッションを見て人を判断する場合でも、そのなかに隠れている本音に注意して接することが大事である。

何軒もハシゴ酒をしたがる人は、意外に心寂しい人 〝人の本音を知りたければ、酒を飲ませてしゃべらせればいい〟 これも巷ではよく言われていることだが、人間の一面をよく捉えている言葉だといってもいいだろう。

人によって酒に強い、弱いはあっても、酒を飲むことで日頃、言えないことを話したり、溜まっていたうっぷんを晴らすことがあるのは、みなさんもご存知の通りだ。

酒には日常生活ではしっかりとかかっている「心のカギを外す作用」があり、そのため毎夜、仕事帰りにサラリーマンが酒場に繰り出し、会社では言えない本音をそこで吐き出すのだ。

いくら本音を吐き出すといっても、それが程度問題であることは、誰もが感じている。

あまりに言いたいことを言わないで、ストレス過剰になり、うつ病になっては困るが、だからといって言いたいことを何でもベラベラと言われたのでは、つき合うほうも大変である。

そのうち誰もつき合ってくれなくなるのは、明らかだ。

同じお酒を飲むのでも、一軒では足りず、何軒もハシゴをする人もいる。

これはその人の性格にもよるのだろうが、そこには意外な心理的な影響があるのを見逃してはいけない。

すぐには家に帰りたくない、できれば長く酒に酔っていい気分でいたい心理が働くのである。

ということは、表面上は豪快に酒を飲んでいても、本音は心寂しい人といえるかもしれない。

そのような人は独身、既婚に限らない。

一人暮らしをしていてもプライベートが充実している人もいるだろうし、逆に妻や子どもがいても心の交流がなければ寂しいままだろう。

家に自分の居場所がきちんとあるかどうか、それがポイントだ。

もしあれば早く家に帰りたくなるのは当然だ。

たまにハシゴ酒をすることはあっても、毎回、毎回、何軒もお店を渡り歩くことはない。

だから家に居場所がない、帰っても楽しくない人、いわゆる心寂しい人が店を転々とするわけである。

いくら酒が強くて男らしく見える人でも、その内面には深い闇を抱えていることもあるのだ。

酒は楽しく、明るく、そして時間を区切って飲むほうがいい。

そういう人のまわりには自然に人が集まってくる。

◉酒が入ると突然、威勢がよくなる人も頼りにならない! これもいまさら説明する必要はないかもしれない。

一方で、このような人間が意外に多いから困ってしまう。

会社ではおとなしく、従順なふりをしていて、上司から叱責されてもただ謝っているだけで何も言い返せないのに、いざ酒が入ると途端に豹変する。

同僚なり、部下に向かって延々悪口を言い、「絶対、いつかはやり返してやる」などと言っているが、翌日になると、また元の〝子羊〟に戻るのだ。

こういう人はただ酒の力を借りてストレスを発散させているだけで、いざというときには何の力にもならない。

酒の席で必ず議論をしたがる人もいる。

仕事はもちろんのこと政治や経済、あるいは文学論や演劇論にまで及ぶ。

とくにマスコミやいわゆる〝業界人〟といわれる人にそういう傾向が強い。

これも日常的に不満があり、それを解決できないでいるために酒を飲んで憂さを晴らしているに過ぎない。

本当に実力のある人、実行力のある人ならば、すぐに行動に移していて、酒場ではそのようなことは言わないものだ。

だからいくら酒の席で元気がよくても何の足しにもならない。

仕事や家庭に不満があり、それを解決できない人ほど、酒の席で威勢がいいものだと覚えておこう。

いつでも〝笑っていればうまくいく〟は大間違い! ほとんどの人は笑顔でいれば、たいていの場合、そう大きな問題は起きないだろうと思っていないだろうか。

ひと口に「笑い」といってもすべてが同じではない。

その違いをわかっていればトラブルになることはないかもしれないが、「笑い方」にもクセがある。

そのため笑い方によって相手がどのような印象を受けるか、まずはそれを知っておこう。

一つ目は自然な微笑むような笑いだ。

これは上品な笑いといってもいい。

年配のご婦人などに多い笑い方であり、一般的に見て感じもいい。

マイナス要素として、気心の知れている仲間や同僚などには、よそよそしい印象を与えるので注意が必要だ。

しかしそれほど親しくない、知り合って間もない間柄などでは好意的に受け取られるだろう。

二つ目は含み笑いだ。

これは誤解を与える場合があるので慎重にしないといけない。

どちらかというと、皮肉を込めた笑い方、まわりの人から見て距離を置いている、斜に構えている印象になるので気をつけてほしい。

敢えてそう受け取られても構わない相手に対して使うようにしたい。

とくに目上の人には厳禁だ。

相手をバカにしているイメージを持たれ、思わぬしっぺ返しをされるのがオチである。

三つ目が豪快な笑いだ。

「ハッハッハッ」などと感情を露わにして笑うときなどがそうである。

何か問題があったときでも乗り越えていく力強さがあり、まわりを勇気づける効果もある。

ただ静かに話をしているときや人の話をじっと聞いているときは止めたほうがいい。

面白い話に反応しても、軽く笑う程度が賢明だ。

そうでないと無神経な人と思われてしまう。

その他にも細かく分ければまだあるだろうが、大事なのは、そのときの状況に応じた笑い方をすることだ。

そして相手と自分との関係にも配慮が必要である。

酒の席では豪快に笑えばいいし、会議の席では上品な笑いのほうが誤解を生まないはずだ。

どんなときでも、笑っていれば問題が起きないだろうという考えは、捨てたほうがいい。

◉笑顔は相手次第では蔑みに受け取られることもある つぎに笑い方とは別に、こちらがどんなに好意を持って笑顔を送っても、相手次第、状況次第では、まったく逆の意味に捉えられてしまう事例を紹介したい。

例えば、あなたのことを嫌っている人の場合。

これはどのように笑顔をつくっても、そのほとんどは逆に受け取られるに違いない。

もしあなたが、自分とは仲が悪い人、ウマが合わない相手に向かって、何とか関係を改善しようと微笑みかけても、その多くは失敗することになるだろう。

相手はあなたの笑顔を見て気味が悪い、あるいは自分をバカにしていると思うのだ。

その結果、あなた自身も自己嫌悪に陥ってしまうかもしれない。

仲の悪い相手とは、笑顔ではなく、別の方法で関係を改善する道を探ったほうがいい。

笑顔が逆に受け取られる例として、相手の状況が深刻なときがある。

例えば、何かのトラブルに巻き込まれ、思い詰めているときは不用意に笑顔を見せないほうがいい。

相手は先ほどと同じように、自分をバカにしていると感じてしまう。

こちらとしては、そのようなつもりはないのだが、相手の状況が切羽詰っているので余裕がない。

そのため、こちらの優しさが理解できず、逆の感情が起きてしまうのだ。

これらの例からもわかるように、笑顔や笑いは必ずしも相手に好感を与えるとは限らない。

使い方を間違わなければ、最高の武器になるのは間違いないが、相手や状況次第では、逆に受け取られてしまうことを知っておくことだ。

そうすれば笑顔の持つ力をいちばんいい状況、いちばんいい相手に使うことができるはずである。

名刺は「ただ交換すればいい」は、大失敗する ビジネスにつきものなのが名刺だ。

本来の意味は、お互いがそれを交換することで相手の名前やポジションを確認し、これから始まるビジネスのパートナーとして認識するということだろう。

なかにはあいさつ代わりに名刺交換をすることもある。

すぐにビジネスにつながらなくても、顔つなぎの意味で一応、名前を知ってもらうために名刺を受け取ってもらうのだ。

この名刺交換で「相手の本音が見抜ける」といったら、あなたはどう思うだろうか。

「まさか!」 などと言っているようでは、あなたはまだ、ビジネスマンとして半人前だ。

数々の修羅場を潜り抜けてきた実力者なら「その通りだ」と言うに違いない。

ではいったい何がわかるのか。

一つには相手の名刺の受け取り方、その受け取った名刺をどのように扱うかを、さりげなく観察することだ。

あなたも今まで経験してきた名刺交換の場面を思い浮かべてほしい。

例えば、あなたが差し出した名刺を相手が片手で受け取り、それを見もせずに雑にテーブルの上に置いたとしたらどうか。

この場合はどう考えても、相手は、あなたに関心を持っているとはいえない。

あるいは、あなたに好意的な印象を持っていないかもしれない。

新入社員教育などでは、名刺交換の仕方を教える企業もあるが、そこで教えられるマナーでは、名刺は両手で押し頂くように受け取り、受け取ったならばそれにきちんと目を通して確認してから、自分の名刺入れなどの上に置くのが基本だ。

長年、働いていると名刺交換は形だけの儀式になってくるのだが、一流といわれる人は何年たっても基本はしっかりしているものである。

決して片手で受け取るようなことはしない。

もし相手がそれをわかっていてやっているようならば、明らかにあなたに対して敬意を払っていないばかりか、高圧的な態度で臨もうとしているのかもしれない。

その点を見逃してはいけない。

◉名刺の仕舞い方で相手との接し方を変えてみる 名刺交換を、ただの形式だと思っているようでは、ビジネスには勝ち抜けない。

そこからすでにお互いの駆け引きが始まっていると考えたほうがいい。

そこで名刺を受け取った後、相手がそれをどのように仕舞うかに注目することだ。

しばらくテーブルの上においておくか、あるいはすぐに名刺入れなどに仕舞い込むか、に注意しよう。

例えば、すぐに仕舞い込む人は、仕事を早く済ませようとする意識が強い人だ。

そのような相手とは長々と世間話などをしないで、すぐにビジネスの話をするほうがいい。

そうすることで相手もあなたに好感を抱くし、段取りもうまく運ぶ。

要は相手のペースにこちらが乗ってあげればいいのだ。

逆に名刺を受け取った後、それを大事そうに目の前に置き、ゆったりと腰をかけて構えるタイプの場合。

こちらは急いでビジネスの話を進めようとはしないほうがいい。

なぜなら「仕事 =人間関係の構築」と思っている人が多いので、ビジネスライクなやり方を好まない。

ビジネスの話をする前に世間話をしたり、相手の興味を引くような話題を振るなどして、場の雰囲気を整えてから、徐々に本題に入っていくようなやり方がいいだろう。

そうすれば相手も気分を害することなく、ビジネスの話ができるはずだ。

ポイントは相手の好む仕事のやり方を、見抜くこと。

仕事の運び方も、人によって違う。

明らかにこちらが主導権を握っている場合は別だが、そうではないときは、相手の好きな仕事の運び方に合わせたほうがうまくいく。

実力のある人ほど経験でそのことを熟知しているはずだ。

さらに付け加えておくと、別れるときは名刺をもう一度確認して、丁寧に仕舞う姿を相手に印象づけておくといいだろう。

これも相手の好感度を高める一つのテクニックである。

名刺を置き忘れていく人がいるが、これは論外だ。

どんなに話が盛り上がってもそれだけで一気に相手の熱が冷めてしまう。

最後まで気を抜いてはいけない。

マイナスをプラスに変える〝叱られ方〟 絶対、マイナスだと思っていたことが、何かの拍子で大きなプラスに変わってしまった経験が、あなたにはないだろうか。

例えば、仕事で大失敗をしてしまった、あるいは自分のミスで相手を怒らせてしまったなど、思わぬところでつまずくことがある。

しかし誠心誠意、自分の非を詫びることで、逆に相手からの信頼を勝ち取ることがあるのだ。

ここでは、職場でよくあるケースを想定して、上司に焦点を絞り、どのような叱られ方をすれば、逆に信頼を得られるかを考えてみたい。

叱られ方のうまい人ほど、上司に気に入られる割合も高くなり、それができれば叱られることも恐れなくなるので、思い切り仕事に取り組めるはずだ。

★エリートタイプの上司の場合 基本的にプライドが高く、自分に自信を持っているので、プライドを傷つけないことがいちばんのポイントだ。

このようなタイプには言い訳をいろいろすると逆効果になるので、ひたすら低姿勢でご意見を伺うような態度をしたほうが、うまくいく。

★親分肌の上司の場合 もともと人情家なので、怒るときは激しいが、それが終わると意外にあっさりしていることが多い。

自分の非は素直に認め、謝ること。

そしてもう一度、心を入れ替えてやり直したいと訴えるといい。

ただし怒っている途中で口を挟むと火に油を注ぐことになるので、何か言いたいときは許可を取ってからにすること。

★神経質な上司の場合 言い訳を長々とされるのを嫌うので、自分が犯したミスを認めた後、すぐに謝り、それに対する対処法を簡潔に述べるようにするといい。

上司もあまり説教をしたいタイプではないので、ひと通り説教が終わったならば頭を下げ、早めに席に戻ってその後のフォローに力を注ぐことだ。

★性格が真面目な上司の場合 このような上司のときは、ミスを犯した経緯とその後の経過をきちんと説明すること。

また言葉遣いも丁寧にして、身体全体で誠意を見せるようにする。

さらに相手の指示にも的確に対応して動くといい。

★おおらかなタイプの上司の場合 一応、ミスに対する謝罪はしておくこと。

ただこのようなタイプは仕事よりも人間関係を重視する傾向があるので、親近感を相手に与えるようにするといい。

相手の立場を尊重するのも忘れずに。

以上が基本的な叱られ方のパターンだが、どの場合でも相手の気持ちを考え、尊重していることを示すことが前提となる。

それが伝われば、相手の怒りも収まるに違いない。

上司に限らず、取引先にも応用してほしい。

つい出る〝ひとり言〟は頑張り屋の証拠 個人的な好き嫌いはあるだろうが、仕事中にブツブツひとり言を言っている人は、たいてい嫌われる。

単純に考えても仕事の邪魔になるし、その中身もたいしたことは言っていないのだろうが、気になるものだ。

神経質な人であれば、それがイライラの原因になることもあるだろう。

ひとり言を言う人は、決して怠け者ではなく、逆に真面目な頑張り屋な人であることが多いのだ。

日頃からコツコツと努力をするタイプで、そのためストレスが溜まり、ついついひとり言を言ってしまったりする。

もちろんここで言っているひとり言を言う人というのは、病的な場合は除く。

朝から晩までブツブツ、それも何を言っているのかわからないとなるとこれは精神を病んでいるケースなので、その場合は精神科へ相談に行くことを助言したほうがいい。

ここで取り上げている人は、何かの拍子に、ついひとり言が出てしまう人だ。

ではそのような人とは、どうつき合えばいいか。

それは彼らを敬遠したり、遠巻きに見るのではなく、積極的につき合って、彼らのストレスを軽減させてあげればいい。

例えば、カラオケなどに誘うのもいい。

歌を歌うなど、声を出すのはストレス発散にはもってこいである。

それほどお金もかからないし、人間関係を深めるのにも有効だ。

アフターファイブの定番であるお酒を飲みに行き、相手のグチを聞いてあげるのもいいかもしれない。

それもこちらから意見を言うのではなく、まずは相手の言いたいことを聞いてあげるのだ。

たとえ聞いてあげても、その原因となるものを取り除いてあげられるかどうかはわからないが、それはそれでいい。

要は、あなたが相手の話を真剣に聞いてあげることが大事なのだ。

そうすることで相手はあなたに心を開き、ストレスを吐き出すことができるのである。

その結果、本来の自分に戻ることができ、真面目で頑張り屋な部分を発揮してくれるはずだ。

それをただあなたが嫌だからといって怒鳴ったり、文句を言ったりすれば、相手のストレスを増幅させ、ますます険悪になるだけだ。

最悪の場合には、逆切れされるかもしれない。

もともとひとり言が出てしまう人は、真面目でストレスを溜めやすい傾向があるので、それを上手に取り除いてあげれば、一生懸命働いてくれるはずだ。

誰にでも長所があれば短所もある。

まわりから見ると、どうしても短所ばかりが目につくが、できるだけ長所を見つけ出し、それを伸ばす工夫が大切である。

〝一人でバーに来る女は男を求めている〟は、真っ赤なウソ これも、いまだに誤解されている考え方だ。

あるいは男にとって都合のいい話を昔に作り上げたのかもしれない。

一時代前にはバーや酒場に女性が一人で来るのは珍しく、たとえ来たとしても水商売の女性か、あるいはたまには一夜のアバンチュールを求めて来ていた女性もいたのだろう。

それが全然いなかったとは言わない。

しかし現在は状況がまったく違う。

そのような考えで一人で来ている女性に声をかけたら、男性は赤っ恥をかかされるだけだと覚えておこう。

では最近ではどのような女性が一人で来ているのか。

意外に酒場やバーなどに一人で来ている女性の常連客は少なくない。

そのタイプは大きく分けてつぎの四つになる。

①仕事をバリバリこなし、そのストレスを癒やしに来るタイプ ②若者の遊びは卒業したので、大人の時間を一人でゆっくり楽しみたいタイプ ③自分の生き方に自信を持ち、趣味としてお酒や食事を楽しむタイプ ④大人の会話を楽しみたいので、その相手を探しに来ているタイプ いかがだろうか。

どれも欲求不満で来ているタイプはいない。

それにほとんどの女性が自分をしっかりと持ち、自分の人生をコントロールしているのがわかるだろう。

女性の社会進出が進んだせいもあるが、一人でも行きやすい店が増えたことも背景にはあるようだ。

つまり、誤解されているような目的で来ている人は、ほとんどいないといっていい。

それはまた違う場所の話である。

彼女たちは仕事をしっかりとやり、プライベートもエンジョイしている人が多いので男性を見る目も肥えている。

それに話題も豊富で、人見知りもしない。

もっとも人見知りをするような女性は一人では来ないのが当然だが、だからといって、酒に酔った勢いで鼻の下を伸ばして近づけばすぐに追い返されるのは必然だ。

彼女たちはそんな男性を軽蔑の眼で見るに違いない。

では彼女たちに近づくことはできないのか。

もちろんそんなことはない。

確かに彼女たちは大人の女性だが、男性とつき合いたくないわけではない。

ただ下心見え見えで近づいて来るような男が嫌いなだけである。

彼女たちと話したいのならば、彼女たちのことをきちんと尊重し、なおかつ相手を楽しませるだけの話題と会話術が必要だ。

だから簡単ではない。

しかしいくら常連といっても、店の人とずっと話をしているわけではないので、話をするチャンスはある。

きっと彼女たちも紳士的に話ができる男性を求めているはずだ。

どんなに自分に自信があっても、何らかのストレスはあるはずだ。

それを理解してあげて、大人の会話をしてあげれば彼女たちの喜ぶ顔が見られるかもしれない。

〝大人の雰囲気で〟〝紳士的に〟がキーワードである。

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