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第 1章 人間の幸福レベルについて

まえがき

インターネットが普及してからというもの、以前にも増して人が幸せになるための方法が数多く知れ渡るようになりました。

その方法は、古くからの自己啓発本の流れに沿ったものだけではなく、スピリチュアル、宇宙の法則、量子力学など多岐にわたり、昔は書籍やメディアを通じてでしか知り得なかった情報が、インターネットを通じて気軽に知ることができるいい世の中になったと言えるでしょう。

しかし、そんな情報社会にいるのにもかかわらず、僕たち日本人の幸福度が全世界の中でもかなり低い場所に位置するのは一体なぜでしょうか? その理由の1つとして、情報が多すぎるせいで、なにが正解かわからないというものがあると思います。

ただ、この理由は単なる甘えでしかないというのが僕の見解でして、真相は大勢の人が「楽をして」何者かになりたがるからだと思います。

楽をして幸せに、楽をしてお金持ちに、楽をしてダイエット、などなど。

その背景には、「ありのままのあなたでいい」「頑張らなくていい」という風潮も大いに関係しているのではないでしょうか。

ここで断言いたしましょう。

人が痛みをともなわずに本当の意味で幸せになれる方法なんか、この世に存在せ ーへんっちゅうねん。

ええ加減に目を覚ませ。申し遅れました。わたくし、悲恋改善アドバイザーの藤本シゲユキと申します。

いきなり口調が変わったので驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、文章を書くときにちょいちょい関西弁を交えていくのが僕のスタイルです。

僕の仕事は端的に言うと、女性向けの恋愛カウンセラーなんですが、カウンセリングでは恋愛相談にかぎらず、人生相談や起業相談など、とくに制限を設けることなく幅広くお悩みをお受けしています。

カウンセリングを通じて「人が幸せな生き方をするためにはどうすればいいのか?」を考えに考え、そこで完成したのが本書「幸福のための人間のレベル論」です。

実はこの人間のレベル論は、僕が今の仕事をする以前に構想があったものですが、日々女性たちの悩みの数々を聞いていると、人それぞれ考え方の癖によって滞在する人間レベルのフィールドが異なり、そのフィールドごとに生きやすさや幸福を感じる度合いがはっきり違うことを発見いたしました。

さらに、「毎日が幸せ」だと「本当の意味で」言い切れるフィールドにまで到達した人と、そうじゃない人のベースになる生き方の決定的違いについても、見つけることができたんです。

このベースになるものを履き違えた状態で、自己啓発本に書かれているような方法を実践しても人は真の幸福をつかむことはできません。

履き違えたまま、地位、名誉、お金、異性の愛情などをいくら手に入れようとも、人は心の底から幸せを感じることはできないんです。

本書では、人が生きづらさや不幸感から抜け出し、真の幸福を手に入れ、一生ブレない自分創りをする方法を徹底的に書き記させていただきました。

どうか、 1人でも多くの人が本書を通じて真の幸福を手に入れられることを、心より願っております。

第 2章 「気づいていない」ステージから「気づいてる」ステージへの昇格 Ⅰ Section 1 「気づいてるステージ」の人は、何に気づいているのか Section 2 ステージ昇格の鍵は自分を知ること Section 3 自分にないものと悪い部分を知る Section 4 人間を縛る固定観念について Section 5 固定観念の解除第 3章 「気づいていない」ステージから「気づいてる」ステージへの昇格 Ⅱ Section 1 自己肯定感を高める Section 2 やりたいことはやる、やりたくないことはしない Section 3 さらなるアイデンティティーの確立第 4章 「気づいてる」ステージ・ねこフィールドから降下しないために Section 1 人間関係の断捨離 Section 2 自分の主張をとおして戦う第 5章 ねこフィールドからライオンフィールドへの昇格 Section 1 必要のない承認欲求の解除 Section 2 ライオンフィールドからペガサスフィールドへの昇格 ~天命を全うする ~あとがき

第 1章 人間の幸福レベルについて

目次

Section 1 「人間のレベル論」とは?

はじめに、人間のレベル論とはどういったものかをお話しさせていただきましょう。

人間の幸福レベルを9段階のフィールドに分けたものが人間レベル図になり、上位フィールドに行けば行くほど、幸福を感じる能力が高くなる仕組みになっております。

そして、各フィールドごとに、そのフィールドにいる人たちの特徴と傾向を表しておりまして、ケースバイケースではありますが、男女に共通するものとなっております。

さらに、人間レベル図では、9つのフィールドを下から順に、「人でなしステージ」「気づいていないステージ」「気づいてるステージ」「悟りステージ」という4つのステージに分類しておりまして、その中でも「気づいていないステージ」から「気づいてるステージ」に上がることが、人間が生きづらさを抜け出して心からの幸福を感じられるようになる、一番のターニングポイントになると言っていいでしょう。

もちろん、「他人との線引きは時代遅れだ」と言う方もいらっしゃるでしょうし、たしかにそういった意味でこの人間のレベル論はナンセンスかもしれません。

ただ、人間の生きづらさを生んでいるのは、どこまでいっても対人関係です。

すべての人間関係において合わない人や苦手に思う人となぜ合わないのかがわからず、自分のことを受け入れてくれない人間に対し、躍起になって評価や承認を得ようとしている人たちが、いまだにかなり多いのです。

本来なら自分よりもフィールドが低い人なのに、そのことに気づかず、否定されたり嫌われたりして自信をなくしてしまい、「自分が悪いのではないか」「どうせ自分なんて」と思い込んでいる人たちが、大勢いらっしゃるんですよ。

自分を受け入れてくれない相手がどういった人物なのかを、人間のレベル論をとおして知っていただければ、「だから、この人と自分は合わないのか」「だから、この人はこういう生き方しかできないのか」といった感じでわかると思います。

現在、対人関係で悩んでいる人たちの生きづらさを、少しでも軽減できるのではないかと思ったのが、この、人間のレベル論を階層分けした1つのきっかけです。

しかし、この本は自分の「合わない相手」がどのフィールドにいるかの確認作業をするためだけのものではありません。

自分が現在、どのフィールドにいてどのような傾向にあるかを把握していただき、幸福レベルを上げるための方法を知っていただくのが、本書の正しい使い方です。

そういったわけで、生きづらさを感じる人たちが 1人でも多く、心からの幸福を感じることができるようにと、「幸福のための人間のレベル論──『気づいた』人から幸せになれる!」を執筆させていただきました。

さて、前置きが長くなったので、早速人間レベル図をご紹介させていただきましょう。

これが人間レベル図ですが、最下層の「人でなしステージ」は元々僕が「畜生ステージ」と呼んでいたもので、名称を変更いたしました。

▼注意していただきたいこと

まず大前提として理解していただきたいことが2つありまして、1つ目はステージやフィールドが上の人間が人として優れているというわけではないということです。

「人間レベル」という書き方をしているので、誤解を招きやすいかもしれませんが、前述のように、ステージやフィールドが上になればなるほど幸福度が高い生き方ができるようになり、人や社会に愛をもって貢献できるようになるというのが、人間のレベル論です。

たとえば、人に迷惑をかけず正しく生きることを心がけているうさぎフィールドの人間と、人の悪口ばかり言いまくって周囲から嫌われているハリネズミフィールドの人間では、人間レベルは後者の方が上でも、人として優れているのは前者になります。

2つ目は、「人でなし・気づいていないステージ」にいる人たちが「気づいてる・悟りステージ」にいる人たちと、親密な人間関係を作れることはほぼ皆無ということです。

本書を読み進めているうちに理解していただけると思いますが、根本的な話が合わないことが大きな理由になります。

そんな人間のレベル論ですが、各ステージの人口がどれぐらいの比率なのかは左図のとおりです。

大体の目安といたしましては「人でなし・気づいていないステージ」にいる人たちは日本の人口のおよそ 8割で、「気づいていないステージ」にいる人が圧倒的に多く、「気づいてる・悟りステージ」にいる人たちはおよそ 2割になります。

しかも、「お釈迦さまフィールド」にいる人は、全人口の 1%未満ほどの希少な人種です。

後述いたしますが、まさしく「究極の愛」の存在と言えるでしょう。

▼フィールドアップ、フィールドダウンについて

上図のように、今いるフィールドから基本は矢印の順に進化していくのですが1つだけ例外がありまして、人でなしステージ「けだものフィールド」から「きつねフィールド」に進化することは、ほとんどありません。この点については後述しますね。

さらに、人間レベルはフィールドダウン、ステージダウンもあります。

生き方や考え方の方向性が間違っているのに、気づかないままでいると、「悟りステージ・ペガサスフィールド」や「気づいてるステージ・ライオンフィールド」にいる人たちは「ねこフィールド」まで降下します。

そして、「ねこフィールド」より上のフィールドを経験したことがない人たちは、場合によっては「気づいていないステージ・うさぎフィールド」まで降下します。

降下しないのは、「悟りステージ・お釈迦さまフィールド」と「人でなしステージ・きつねフィールド」にいる人たちですね。

▼人間レベルの特徴と傾向について

それから、人間レベルにつきましては、各ステージや各フィールドごとに特徴を書き記していますが、人によって性格や生きてきた環境が違うので、すべてに該当しない場合があります。

人間のレベル論という法則は、僕がこれまで生きてきた中で見てきた大勢の人たちの生き方や特徴をまとめたものであり、かならずこうなります、というものではありません。

なので、あくまでも「その傾向にある」という1つの目安として考えていただければ幸いです。

自分のいるフィールドがわからないとき、よくある例の1つに、今いるフィールドより 1ランク上のフィールドの特徴が多く重なっている場合がありまして、これはあとちょっとでフィールドアップできるチャンスなんですよ。今が踏ん張り時ということです。

ほかにも、いつもは上位フィールドにいるのに、特定の人物と接するときだけ、下位フィールドの特徴が出てきてしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。

その場合、相手が自分より下位フィールドであることが多く、接することによって相手に対して不快に思う性質を自分も持っているから、同族嫌悪になっていることが結構あります。

もしくは、その相手と接することによって、乗り越えるべき自分の課題を自ら作っているのかもしれません。

あと、仕事では上位フィールドにいるのに、恋愛になると下位フィールドになってしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが、これは仕事では上位フィールドの生き方をしているのに恋愛になると下位フィールドの生き方になることが原因になります。

基本的に「ねこフィールド」にまで上がることができれば、恋愛で失敗することはあまりなくなってくるのですが、このフィールドにいて、恋愛のときだけフィールドが下がるという人がいらっしゃれば、恋愛においての考え方を根本から見直す必要があるでしょう。

▼僕たちには光の性格もあれば闇の性格もある

最後に、人間は誰しも光と闇、両方の性格を持っています。

光の性格が出れば出るほど、人は愛をベースにした陽極に沿った生き方ができるようになり、「気づき」、いわば「人生や人間の真理」を得ることによって人間レベルがステージアップしていきます。

逆に、闇の性格が出れば出るほど、人は恐怖や憎しみをベースにした陰極に沿った生き方をするようになり、前述のように現在いるフィールドからフィールドダウン・ステージダウンすることもあるんです。

多くの人が目を背けて見ようとせず、認めたくない自分のイヤな部分が、この闇の性格になりますね。

ただ、わかっていただきたいことがありまして、どんな人格者も闇の性格を持っています。しかし彼らはその闇を封印しているだけです。

そして、けだものフィールドにいる一部の人間以外、どんな犯罪者でも光の性格を持っています。同じように彼らもその光を封印しているだけです。

どうせなら光の性格を前面に出していき、陽極の人生を歩んで気づきを得ていきましょう。そのほうが人生はものすごく楽しいし、人にも社会にも優しくできるから。

今現在、あなたが望むようなフィールドにいなかったとしても、落ち込む必要はなにもありません。

人間、覚悟をもってその気になれば、いつだって自分を変えるスタートラインに立てるんです。年齢なんて関係ありません。

つねに幸福感を味わうことができて、人に愛を与えられる行為ができるのは、かぎられた人に許された特権ではないんですよ。

過去に人でなしステージ・きつねフィールドにいて、闇に染まりきっていた僕が言うのだから間違いありません。

それでは前置きはこれぐらいにして、人間のレベル論・各フィールドについてお話しさせていただきましょうか。

先ほどお話しいたしましたが、今の自分がいるフィールドのことだけではなく、接していてストレスを感じる相手がどのフィールドにいるかを知って対処するためにも、この人間レベル階層図を役立てていただければ幸いです。

まずは人でなしステージからです。

Section 2 最下層・人でなしステージ編

▼人でなしステージ・けだもの/きつねフィールドの共通点

人でなしステージの人間は「自分さえよければそれでいい」という考えがベースにあるため、彼らにとって都合がよく利用価値がある人間でいる間は関係が継続する。

しかし、都合が悪くなった途端に平気で人を裏切ることができるので、急に手のひらを返されて関係が破綻することは珍しくない。

結論として、人でなしステージの人間とはできるかぎりかかわらないほうがいい。

※共感・思いやり・著しく欠如。

【共通する特徴】

  • ・人から奪うことしか考えていない(金銭 /物品/ 気持ちなど)
  • ・自分からは先に与えない
  • ・自分さえよければすべてよし
  • ・都合が悪くなると簡単に人を切ったり裏切ったりすることができる
  • ・平凡な日常では物足りない
  • ・自分の利益や快楽のために人を騙す(病的なウソつきであることも)
  • ・そのときよければすべてよし
  • ・感謝ができない・恩を返さない
  • ・仕事をすぐに辞めたり、借金を返さなかったりする
  • ・楽をしてなにかを得ようとばかり考える
  • ・考えるより本能で行動

▼人でなしステージ・けだものフィールド

反社会性人格障害、いわばサイコパスに多いタイプ。人の気持ちを理解する能力がなかったり、乏しかったりするので、直接かかわることは大変危険。

目を覆うような凄惨な事件を起こした犯罪者に多いタイプではあるが、社会的に成功しているけだものフィールドの人間も存在する。

非情になりきることで成功したり出世したりできる職業であれば、冷酷なので成功しやすい。

人を裏切ることをなんとも思っていない人種なので、信頼関係を築くことはおろか全ステージの中で一番信用してはいけない人物。

【物事のとらえ方】

「自分にとって利用価値があるだろうか?」

【特徴】

  • ・見えない力を信じない
  • ・自分の思いどおりにいかないとブチ切れる or暴力をふるう
  • ・金遣いが荒い
  • ・自分の非を認めない
  • ・衝動的に冷酷なことをしてしまう
  • ・後悔や罪の意識を感じにくい、もしくは感じない
  • ・恐怖心がなく命知らず
  • ・自分が正しいと思い込んでいる

【けだものフィールドにいる人間に対しての注意点】

  • ・彼らは自分の調子がいいときだけ人に優しくできるので、それは本当の優しさではなく、単に機嫌がいいだけである
  • ・プライベートや職場で人気者ポジションを獲得している場合もあり、けだものフィールドにいる人間の上辺しか知らない者は騙されやすい
  • ・男気があるのではなく、粗暴なだけなので騙されてはいけない
  • ・根拠のない自信だけはあるので自信満々に見えることが多いが、突っ込んで話をすると穴だらけの思想や信念だったりするので注意
  • ・彼らは無駄に性的魅力やカリスマ性があることも多いので、いくら惹かれてしまってもかかわったら搾取される

▼人でなしステージ・きつねフィールド

けだものフィールドにいる人間と違い、きつねフィールドにいる人間は善悪を区別していたり、最低限の人の心を持ち合わせたりしている。

そのため、自らすすんで犯罪を犯す勇気はないが、けだものフィールドにいる人間にそそのかされて、そのまま悪の道に取り込まれることも珍しくない。

中途半端に人の心があるため、徹底した善にも悪にもなりきれない、全ステージの中で一番残念な位置づけのフィールドである。

人でなしステージ・きつねフィールドと、気づいていないステージ・うさぎ/チワワフィールドの人間で、人生と恋愛が上手くいくケースは皆無に等しい。

過去に著者がいたのがこの、きつねフィールドである。

【物事のとらえ方】

「誰か自分のこと助けてくれないかなあ」

【特徴】

  • ・自分の非を表面的に認めるが反省はしていない
  • ・テンションの浮き沈みが激しく、調子が悪いときは絶望に似た感情を抱えることが多い
  • ・後悔や罪の意識を感じることもあるが、改善しようとしない
  • ・過去の失敗を省みることができない
  • ・自分ではなにもしないのに、自分より上のステージにいる人間に自分を引き上げてもらおうとする
  • ・中身のなさを隠すために自分を強く見せようとする
  • ・都合が悪いことがあると解決せずに丸投げして逃げる
  • ・批判的な意見が多く、すぐ人や環境のせいにする

【きつねフィールドにいる人間に対しての注意点】

  • ・外当たりがいいタイプの人間なら一見いい人に見られやすいが、それは作られたものであり自信のなさを覆い隠す鎧である
  • ・依存心が強いので、ギャンブルや恋愛など〇〇依存になりやすい。

そういった理由から、恋愛などの対人関係で依存されると厄介な人種なので、注意が必要

・地に足がついていないくせにそれを指摘されると怒る

・基本は他力本願なので、彼らの尻拭いを任された相手は苦労を背負うことが多い

・自分をかわいそうに見せることができる人間が多く、同情心から手助けをするとえらい目に遭うことがある

▼人でなしステージ考察

人間レベル最下層ステージの人種です。

けだものフィールドにいる人間で、社会的に成功している人がいる事実に驚かれるかもしれませんが、大企業の社長がサイコパスだったり、悪どい政治家がこのフィールドにいるのはよくあることなので、とくに珍しいことではありません。

この例からも言えることですが、仕事ができるのと人間性ってまったく比例しないんですよね。

そして、社会的に成功しない場合は、人に危害を加えて生きるただのアウトロータイプの人間になります。

僕がきつねフィールドにいたとき、けだものフィールドにいる人間と何人かかかわったことがありますが、人でなしステージにいたはずの僕ですら、彼らの素行素行や言動にはドン引きすることが多かったです。

けだものフィールドにいる人間の数はあまり多くありません。

しかし、僕の本業である悲恋改善アドバイザーの仕事で、女性からご相談いただく相手の男性がこのフィールドの人間である場合、鳥肌が立つぐらいの恐ろしい言動の数々を彼らは日常的に行っています。

暴言や暴力、裏切りが当たり前なんですよね。

あと、けだものフィールドにいる人は、自信満々で自己肯定感が無駄に高い人が多いような気がします。

そういった理由から発言も自信満々なので、彼らと接する人たちが、けだものフィールドにいる人間を「すごい人だ」と勘違いすることは、珍しいことではありません。

それから、このフィールドでサイコパスの人間だと恐怖心がないため、まともな人間なら選択しないであろう、リスクがあるけれど成功すれば見返りが大きい選択肢を躊躇なく選びますね。

というか、恐怖心がないので、自分がした選択によって「危険な目に遭うかもしれない」という発想がないんです。

全ステージの中で唯一、けだものフィールドにいる人間は、本質が変わらないまま一生を終えることが多いのも特徴的です。

ここで、「そんなに自分全開で生きている人間なら、幸福度が高いのではないか?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、彼らは冷酷に人を切り捨てることができるので、人からの恨みをかなり買いやすいんですよ。

たとえば、海外の麻薬王を例に出すと、彼らは使い切れないぐらいのお金を持っていて美女を何人も周りにはべらしているのに、周囲からどれだけ幸せそうに見えていても、実はすでに地獄の中にいます。

裏切った人の数や切り捨てた人の数が多いので、いつ殺されるかわからない生活を余儀なくされているということです。

表社会にいる、社会的地位が高いけだものフィールドの人も、人々の憎悪を一身に受けて、いつ足元をすくわれるかわからない生活に身を置いていることが多いですね。

ようは因果応報の法則にのっとり、恩を返さず人を裏切ったり切り捨てたりする人は、いつその報いを受けるかわからず、幸せそうに見えるその生活も、いつまで続くかわからないということになります。

そして、きつねフィールドの人間ですが、けだものフィールドの人間より人の心があるというだけで、クズであることには変わりありません。

僕自身、自分でもよくステージアップできたなあと思います。

激しく頭を打ち、どん底を味わって後悔でもしないかぎり、並大抵のことでは変わらない人種なので、このフィールドにいる人間とかかわっている人たちは、「いつか変わってくれるかも」という期待は捨て去ったほうがいいでしょう。

漫画・闇金ウシジマくんの「フリーターくん」編で、宇津井という男性キャラクターが主人公として登場するのですが、よくここまできつねフィールドにいる人間の特徴をとらえたなあと感心せざるを得ませんでした。

宇津井はこの物語の最後で改心するのですが、その道のりは決して安易なものではなく、メンタルが弱い人なら精神崩壊してもおかしくないような出来事を連続して経験しています。

その結果、彼は気づきを得てまともな人生を送るようになるのですが、ふつうにただ働いて日常生活を送っているだけではどん底なんて経験できません。

それは僕自身も同じでした。

なので、きつねフィールドにいる人間はどん底経由じゃないと、ステージアップができないというのが僕の見解です。

それから、けだものフィールドにいる人間がサイコパスだった場合はステージアップができないのですが、その理由は「良心」と「共感力」を持たないまま生まれてきたことにより、今後もこの2つが芽生えないことを意味します。

コンクリートに草が生えないのと同じことです。

彼らは人のことを「モノ」としか考えていないので、サイコパスに遭遇したらかかわらないことをおすすめします。

続いては「気づいていないステージ」について、お話しさせていただきますね。

Section 3 第一階層・気づいていないステージ編

▼気づいていないステージ・うさぎ/チワワ/ハリネズミフィールドの共通点

人でなしステージの人間が本能で動くことができるのに対し、気づいていないステージになると自己防衛本能が働き、わかりやすく結果が出るものでないと行動ができない傾向にある。

もちろん、人でなしステージの人間も「楽をして〇〇したい」という願望は持っているのだが、その場のノリと本能で行動できる分、行動力は気づいていないステージの人間よりはまだあると言える。

【特徴】

  • 文句や愚痴が多い
  • 楽をしてなにかを得ようとする
  • 人や環境のせいにする
  • 自分の主観や常識でしか物事が見られない
  • 現実が見えていない /現実逃避する・経験していないものに対して行動することができない or始めても長続きしない
  • 依存心が強く、自分で自分を満たすことができない
  • 物質的なもの(金銭/高価な物品/素晴らしい住居など)があれば幸せになれると思い込んでいる
  • ・恋愛においては相手の愛情を得ることができれば幸せになれると思い込んでいる
  • 自分のことをわかっていない
  • 人や状況をコントロールしようとする
  • 対人関係でストレスを抱えることが多い
  • 他人や物事にあまり興味がない

▼気づいていないステージ・うさぎフィールド

孤独がイヤなので、合わない人間とも自分を押し殺して人付き合いをするが、自分が選んでそうしたことを棚にあげて、相手にされたことに対して被害者意識をもち、怒りや悲しみなどネガティブな感情を抱くことが多い。

自分のことを無価値だと思っているので、このフィールドに長くいると精神病や慢性的な病気になることが多く、自殺につながることも。

自分の中に抱えている怒りを抑えられずに犯罪を犯す者もいる。

【物事のとらえ方】

「なにか不幸なことが起きそう……」

【特徴】

  • 良いことが起こるとかならず悪いことが起こると信じているので常に不安に苛まれる
  • 完璧にしないと人から認められない気がする
  • 人からどう見られるか、どう思われるかが常に不安
  • 生命力がなく弱々しい
  • 自信がなくネガティブなことしか考えないので負のオーラがヤバい
  • 常になんらかの恐怖や不安に怯えていることが多い
  • 生きる意味がわからない
  • 猜疑心が強いくせに警戒心がないので、詐欺や怪しい起業ビジネス、幸せになれるブレスレット系の商品に騙されやすい

【うさぎフィールドにいる人間に対しての注意点】

  • 会話のほとんどがネガティブな発言で構成されているため、負のオーラをもらいやすい
  • 前向きで建設的な話をしても今すぐ効果がないとわかると興味を示さない
  • 自分の悪口を言われているのではないかと常に疑心暗鬼になっているので、彼らを否定するようなことを言ってそれが本人の耳に伝わると強い恨みを買う
  • 自己責任という言葉を極度に嫌う傾向にあるので、彼らのせいで起こったトラブルの原因を指摘するとひどく傷つく
  • 複数人で明るい話題を展開していてもそれを一瞬でぶち壊す空気クラッシャーの傾向もあり、楽しい場に誘うときは注意が必要

▼気づいていないステージ・チワワフィールド

人からどう見られるか、どう思われるかという意識は、うさぎフィールドにいる人間と変わらないが、彼らは自分を無価値な人間であると思い込んでいることから「どうせ嫌われている」「どうせ愛されない」と最初から諦めているのに対し、チワワフィールドにいる人間は「嫌われたくない」という自我があるため、相手に気に入られよう、相手に好かれようと行動する。

みんなに好かれようとするため八方美人になってしまい、自分のことを否定してくる相手にまで気に入られようとすることが多い。

対人関係全般で自分に対する相手の態度がいつもと違うとき、「嫌われたんじゃないか」とすぐ思ってしまうのも特徴的。

日本人女性の多くがこのフィールドにいる。

【物事のとらえ方】

「嫌われたんじゃないかな……」

【特徴】

  • 嫌われたくないから自分の意見を言えず主張ができない
  • 嫌われたくないあまり、相手の理想像になろうとする
  • ポジティブになってもすぐネガティブに戻ってしまう
  • 愛されたいという思いが強く、すぐ人に執着する
  • 自己肯定感が低いので自分のことを認められず、本来なら長所になるべき部分を短所だ思っていることが多い
  • 見捨てられるかもという不安が強い
  • 自分の不安と恐怖を自分で処理することができず、人になんとかしてもらおうとする or期待する
  • コンプレックスが強くそのせいで自信が持てないと思い込んでいる

【チワワフィールドにいる人間に対しての注意点】

  • 「頭ではわかってるんだけど」という言葉を使うことが多いが、なにもわかっていないと心得ておく
  • 相手とあまり親しくない間柄でちょっと優しくすると、自分を丸ごと受け入れられたと勘違いされて、急に距離を縮めようとしてくることがよくあるので注意が必要
  • このフィールドにいる人間が幸せそうじゃないとき、いくらその相手と友達であっても幸せ自慢やリア充自慢は妬まれることが多いので、しない方が無難
  • このフィールドで八方美人を極めたタイプの人間だと、所属しているコミュニティーの中でチヤホヤされていることも多く、すでにとんでもない「勘違いモンスター」になっているので、敵に回すと厄介
  • 大ゲンカをしたとき、今までしてくれたことや優しさが帳消しになるぐらいの信じられない言葉を感情的に投げつけてくることがあるが、ケンカをしたときの発言が本性であると理解しておく。今までの言動は「嫌われたくない」がゆえにしていたものである

▼気づいてないステージ・ハリネズミフィールド

基本的にこのフィールドにいる人間は、レベル的にチワワフィールドにいる人たちとあまり大差がないが、ハリネズミフィールドの方が高いレベルにあるのは、向上心や競争心の高さによるものである。

他者や世間から認められたいという承認欲求がチワワフィールドの人間よりも強い。

仕事では向上心や競争心の高さから目標を達成して出世したり独立したりすることがあるが、調子に乗ってしまいしっぺ返しがきて一時的な成功で終わることがよくある。

仕事や自己改革に熱意を燃やす日本人の多くが存在するフィールド。

【物事のとらえ方】

  • 「なんでそんなことも出来ないの?」

【特徴】

  • 他人に対して求めるハードルが高い
  • 他人と比較して自分のほうが劣っていると感じたとき、惨めな気持ちになる
  • 社会的評価、地位、名誉、財産を求めて行動する
  • 自分より相手の方が下だと感じたら見下したり攻撃的になったりする
  • 他人のあら探しが得意
  • 長いものには巻かれる
  • 悲しみより怒りを感じることが多い
  • プライドが高く、否定されることを極度に嫌う

【ハリネズミフィールドにいる人間に対しての注意点】

  • 仕事では役職についている人間も多く、敵に回すと攻撃されたり待遇を悪くされたりすることがあるので、このタイプの人間とは仲良くしておいたほうがいい
  • 人から馬鹿にされることを極度に嫌う傾向にあるので、相手に対してなにか注意や意見をしたいときは言い方に気をつける
  • 気づいていないステージで自己肯定感が高くなるのもこのフィールドからであり、一見すると気づいてる側の人間だと錯覚してしまうが、判断基準としては人を見下さないか、すべては自己責任であるとわかっているかどうかである
  • 親しい友人やパートナーがこのフィールドにいて調子に乗り出してきたら、嫌われる覚悟で自制するように伝えたほうがいい
  • 基本的にほめておけば人間関係を円滑に運べることが多いので、扱いやすい人種でもある。
  • ただし、下手に出すぎると調子に乗ってくるので注意

▼気づいていないステージ考察

日本人のほとんどがこのステージに存在します。一方的な決めつけが多く、自分の主観と常識でしか物事を判断できないのもこのステージにいる人の特徴です。

人間誰しも多かれ少なかれ親の呪縛はありますが、親との関係性や親が提唱する価値観や常識に縛られて、子供が大人になっても生きづらい人生を送っている場合、親が「気づいていないステージ」の人間であることが多いんですよね。

それもそのはず、一番人口が多いので「気づいていないステージ」の人間が人の親になることは至極当然とも言える結果になるわけです。

それと、このステージの特徴の1つとして「文句や愚痴が多い」というものがありますが、これは人によって変わってきます。

なぜなら、人の悪口を言わないことを心がけている人や、愚痴を言ってもなにも始まらないと思っている人もいるので、そういう生き方をしてきた人には当てはまらないからです。

とはいえ、うさぎフィールドにいる人間の大半は文句と愚痴が多いことはいなめません。

あと、うさぎ、チワワフィールドにいる人間には日本人らしい人としての優しさを兼ね備えた人が多いこともあり、「かわいそうだから」という理由で人助けをすることがよくあります。

しかし、手を貸した相手によってはそのまま依存されることも多く、善意でしたことが逆に自分の首を絞める結果になることがあるんですよね。

なので、人助けする場合は「相手のためになるか」という視点を最初に持てるかどうかがこのフィールドにいる人の課題になるでしょう。

この2つのフィールドには純粋な人が多いこともあり、過去に優しくした相手から依存されたとしても、急に関係を切ることに対して罪悪感を覚えやすいのですが、残念ながらその罪悪感を払拭できないと、気づいていないステージから抜け出すことはできません。

なぜなら、詳しくは後述いたしますが、人の顔色を窺うことをやめないとステージアップができないからです。

それから、うさぎフィールドにいる人とかかわっていると負のオーラをもらいやすいうえに、一緒にいると暗い気持ちになったり自信を奪われたりすることがあるんですよ。

基本的に生命力が弱く、相手からエネルギーを奪うエネルギーバンパイアの傾向がこのフィールドにいる人に多いように思います。

そして、気づいていないステージにいる人は人でなしステージにいる人間の餌食になりやすく、その理由として人でなしステージにいる人間は「狡猾で自分を良く見せるのが上手い」というものがあります。

多いケースとしては、けだものフィールドにいる人間を気づいていないステージにいる人間が崇拝するということがよくあるんですよ。

怪しい宗教の教祖や怪しいビジネスの主催者がけだものフィールドの人間で、気づいていないステージの人たちを食い物にするのがその最たる例でしょう。

恋愛面で言うと、きつねフィールドにいる男性が、気づいていないステージにいる女性を食い物にするのが一番わかりやすい例だと思います。

彼らがハリネズミフィールドにいるバリキャリ女性のヒモになっていたり、気づいていないステージの女性を付き合わないまま都合よく扱っていたりするのがモロに当てはまりますね。

なぜ、こういう現象が起きるかと言うと、きつねフィールドの人間は口が上手いこともあり定期的に「自分は変わる」発言をすることもよくあるので、かかわっている女性が「いつか変わってくれるかも」と期待してしまうんですよ。

人でなしステージの人間は、相手を期待させるのが上手いという特徴もあるんですよね。

しかし、待てど暮らせど変わらないので、このフィールドにいる男性とかかわったことがある女性なら、「期待するだけ無駄だった」ことが身をもってわかったのではないでしょうか。

もちろん、男女逆のケースもありまして、気づいていないステージにいる男性のパートナーがきつね・けだものフィールドにいる女性ということが結構あります。

こういった女性から信じられないような束縛をされていたり、日常から暴言を吐かれていたりするのに、男性はなかなか別れに踏み切らないんですよね。

この場合、 DVの男性から離れられない女性と同じようなもので、極端すぎるアメとムチによって洗脳に近い状態になり、お互いが共依存になっていることが多いです。

それからハリネズミフィールドについてですが、この人達が組織の中で群れると、ちょっとした一大勢力になってしまうために、非常に厄介な存在になることがよくあります。

たとえば、会社で勤務年数がそこそこ長い女性社員同士が数名で群れて、いつも人の悪口や噂話に花を咲かせているのがわかりやすい例かもしれません。

彼女たちに嫌われてしまうとあからさまに嫌がらせをされることも多く、そのうち職場での居場所がなくなってしまい、退職を余儀なくされる人が結構います。

ほかにも、ママ友の集まりがハリネズミフィールドの人間で形成されていると同じような状態になりやすく、新しくそのグループに入ったうさぎ、チワワフィールドの女性が、彼女たちの機嫌を損ねないように、つねに顔色を窺ってしまい疲弊するという事態が世間ではよく起こっていますね。

さらに、ハリネズミフィールドの人たちと交際していて最悪な別れ方をしたとき、相手の闇の本質にもよるものの、場合によっては復讐されるケースが稀にあります。

自分のプライドが傷ついたことによって、「なんとしてでも仕返しして、尊厳を取り戻したい」という心理が働くことが原因なんですよ。

別れてから元交際相手の悪口を周囲に吹き込んだり、リベンジポルノとかをやったりする人たちは、ハリネズミフィールドの人間に多いような気がします。

このフィールドまでやってきてあとちょっとで気づいてるステージに上がれそうな人が、怒りに我を忘れ人を貶めようとしたり、せっかく上手く物事が運んでいたのに調子に乗りすぎて築き上げてきたものをなくしてしまったりすることがよくあるのですが、ここで踏ん張って自分を振り返ることができればステージアップできるのになあと残念な気持ちになることが多いです。

ステージアップできるかどうかは「自制心」も必要になります。

ハリネズミフィールド脱出間近になると、自分のことを知り始めて自己肯定感が高くなる人も多いので、該当する方がいらっしゃれば、どうか自分の感情に振り回されないように注意してください。

ちなみに、このフィールドにいる人で自信満々に見えたのに、仕事や恋愛などで失敗して急激に自信を喪失してチワワフィールドに戻ってしまう人が絶えないのは、世間体や人の評価を気にしすぎて生きてきたためです。

次は「気づいてるステージ」についてお話しさせていただきます。

Section 4 第二階層・気づいてるステージ編

▼気づいてるステージ・ねこ/ライオンフィールドの共通点

このステージまで上がってくると「目の前に起こっている現実はすべて過去の自分が選択した結果」という認識を強く実感するようになり、さまざまな気づきを連鎖して得るようになってくる。

恋愛もプライベートも上手くいき心から人生の楽しさを体感できたり、やりたいことが見つかって自分の使命や天命が見つかったりするのも、このステージからであることが多い。

気づいてるステージにいるままでも人生が上手くいくことは多いが、どうしても折り合いのつかない人間(親や関係性が悪い人物)との関係を見直すことで、さらに生きやすくなっていく。

【特徴】

  • 目の前に起こっている現実はすべて過去の自分が選択した結果という事実を「頭」ではなく「心」で理解している
  • 人生が楽しい
  • 楽をして得られるものはたかが知れていると思っている
  • 人や環境のせいにしない
  • 自分の主観や常識で物事を判断しない
  • 自分がいるフィールドより下位のフィールドにいる人間のことが手に取るようにわかる
  • 自己肯定感が高い
  • 自分を満たすことができるのは自分だけとわかっている
  • 物質的なもの(金銭/高価な物品/素晴らしい住居など)は幸せには直結しないことがわかる
  • 自分のことがわかっている
  • 人や状況はコントロールできないものだと理解している
  • 気づいていないステージにいたときに抱えていた悩みがほぼなくなる
  • 他人や物事に興味津々

▼気づいてるステージ・ねこフィールド

ねこフィールドまで上がってくると、「気づいていないステージ」にいたときに抱えていた悩み事が、さまざまな気づきを得たことによってほぼなくなる。

そのため、一皮も二皮もむけた自分を体感することができ、心の底から人生を楽しめるようになるのもこのステージからの醍醐味。

しかし、新たに大きな怒りや不安を感じたときに自分で感情のコントロールができなかったり、周囲の評価や世間体を気にしすぎて自分を押し殺す日々を続けたりしてしまうと「気づいていないステージ」にステージダウンするので、早急にライオンフィールドまで上昇したほうが安全とも言える。

ちなみに、「ねこフィールドって『プリズン・ブレイク』のスコフィールドみたいだなあ。あ、そういえば昔、ホワッツマイケルっていう猫が主人公の漫画があったなあ」なんていうしょうもないことを考えていたのは内緒だ。

【物事のとらえ方】

  • 「もっと楽しいことしたい」

【特徴】

  • 新しいことへの挑戦が楽しい
  • ポジティブ状態でいることが多い
  • 対人関係が良いほうへ大きく改善される
  • 逆に、今まで友達だと思っていた相手と話が合わなくなり、だんだんと疎遠になっていき孤独を感じることが増える
  • ワクワクすることや刺激があることを追い求める
  • その結果、自分を見つめる時間が少なくなり、内観がおろそかになりがちなときがある
  • 気づいてるステージに上がった直後は、話が通じない相手や気づいていない相手を無意識に見下したり上から目線になったりすることがある
  • 気づいてるステージに上がり、自分の価値観や思想が正しいものだと思い込み、傲慢になる人間もいる

【ねこフィールドにいる人間が失敗しないための注意点】

  • ・気づいていないステージにいる友人とことごとく話が合わなくなるため、最初は寂しい気持ちや孤独感を抱くことが多いが、ライオンフィールドに上がったら「合わない人間と無理して付き合うぐらいなら独りでいい」と思えるようになるので、気にしないこと
  • ・友人だけではなく、周囲の人間とも話が合わなくなり「自分のほうがおかしいんじゃないか」と思うときがあるが、世の中の大半が気づいていないステージの人なので、話が合わなくて当然である
  • ・しかし、気づいてるステージに上がったからといって調子に乗ってはいけないし、傲慢になってはいけない。謙虚さを忘れないことがライオンフィールドへの道につながる
  • ・長くねこフィールドにいると、刺激を追い求めないとこのフィールドにとどまっていられないような錯覚をするが、それはまったくの勘違い。
  • さらに自分を知るために、常に自分を内観することが重要
  • いろんな人に感謝や奉仕をすることの重要性に気づくのもこのフィールドからであることが多いが、上辺だけで感謝と奉仕を実践していてまだこの重要性が理解できていない人は、腑に落ちるまで今からその意味をしっかりと考えていこう

▼気づいてるステージ・ライオンフィールド

ねこフィールドとライオンフィールドの違いは、前者が刺激やワクワクを求めて行動することで喜びを感じていたのに対し、後者は行動することの意味や起こる出来事についての意味を考え、自分の思想を豊かにしたり気づきを得たりすることで喜びを感じる。

このフィールドになると常に自分自身を満たしていて自分自身を尊敬しているため、ほめ言葉で舞い上がることは少なくなり、それよりも自分をほめてくれることへの感謝の念を抱く傾向にある。

人に対して敬意と親切心をもって接するのは当たり前のことであり、感謝の気持ちを忘れずにいかに人や社会へ奉仕できるかを真剣に考えるのもライオンフィールドからであることが多い。

【物事のとらえ方】

  • 「ここからなにを学べるんだろうか?」

【特徴】

  • 仮説をたてて検証することが好きな人種が多い
  • 対人関係でのストレスがほぼなくなる
  • 自己成長に余念がない
  • なにかトラブルや逆境があっても、「ここからなにを学べるか?」「今の自分ならどう乗り越えるか?」を考える
  • 物事のすべてはつながっていると理解している
  • 交友関係が過去に比べて大きく変わっている、もしくは、話が合う人物がいないので友達が激減している
  • 自分の心と対話し、思想を強化したり気づきを得たりすることに余念がない
  • 自分の欠点を理解した上で改善を試みる

【ライオンフィールドにいる人間が失敗しないための注意点】

  • 人間関係でストレスを感じることがほぼなくなるとはいえ、時折ありえない怒りを感じる相手に出くわしたとき、自分の感情にどう折り合いをつけるかが重要になる
  • 闇の性格が出てきたときには注意すること。たった少しの慢心が積み重なって大きくなっていき、破綻を招くことが世の中にはよくある。自分の本分を無視して調子に乗ってはいけない
  • このフィールドにいる人間が社会的成功をおさめているのにもかかわらず、今までの業種とまったく関係のない業種に転職することが稀にある(例:有名な弁護士がいきなりフリーカメラマンになる)。
  • この場合、自分のことを大事に思ってくれる人に対しては、心配をかけないためにしっかりと自分の意図をわかってもらうことが大切
  • ライオンフィールドにいるとことごとく人と話が合わないため、自ら人付き合いを避けて自分の内観や仮説をたてて検証することに没頭し、いずれ気づきが頭打ちになってしまい無気力になる人が稀にいる。
  • 人と接することでしかわからない新たな自分や得られない気づきがあるので、無気力になってきた場合は色んな人と接することが回復の薬となる
  • このフィールドにいると、上辺だけのほめ言葉を言ってくる人間に対して「なにもわからないくせに適当なこと言うな」と思ってしまう人がいるが、相手にはなんの悪気もないことを忘れてはいけない。素直な気持ちでほめ言葉を受け取っておく方がいい

▼気づいてるステージ考察

このステージまで来ると「あるもの」に目を向けることができ、毎日を楽しく過ごせるようになります。

自分で自分を満たしているので、「もっと良いことが起こるかもしれない」とワクワクした感情が常にあり「良いことが起こりすぎると悪いことが起こる」という価値観はウソだったんだと気づくのも、気づいてるステージからであることが多いです。

気づいていないステージにいたときの自分を思い出して、一生懸命に人と状況をコントロールしようとしていたことがいかに無駄だったかがわかり、「結局はなるようにしかならないよなあ」と心で理解するのも特徴の1つ。

結局は、自分の頑張りでなんとかできることは自分のことだけなんですよね。

ちなみに、気づいてるステージにいる人間は、経営者や個人事業主などすでに独立している人間が多いと思われがちですが、実は立場ってほとんど関係ないんですよ。

大学生や主婦の方たちといった、ごくふつうの人たちでこのステージにいる人はちゃんと存在します。

僕もこういった方たちと話をしていて「自分が生まれてから 40年近く経って気づいたことをこの人はこんなに若くして気づいたのか」と驚くことは珍しい出来事ではありません。

それから、このステージに上がると今まで以上に見えない力を信じるようになる人も多く、急に信心深くなったりスピリチュアルに目覚めたりする人も多いですね。

今まで周囲の人にしてきたことを悔い改めて、感謝の気持ちや敬意をもって人に接することを意識するようになるのも特徴の1つです。

基本的にこのステージにいると、人生も恋愛も大きな失敗はしないことが多いのですが、せっかくねこフィールドまで上がってきたのに、気づいていないステージにステージダウンする人がいるんですよ。

なぜ、こういった状況になるかと言うと、前述したように世間体や人の評価を気にしすぎたことにより、不安と恐怖を感じて自分中心で生きられなくなったことが、ステージダウンしてしまう最大の理由なんですよね。

どういうことかと言うと、女優として大成功していて地位も名誉もあってどこからどう見ても幸せそうなのに、急にうつ病になってしまう人とかいるじゃないですか。

これは、世間から求められている理想像を演じることに疲れてしまい、自分らしさを出せなくなってきたことから息苦しさを感じるようになったのが原因の1つでしょう。

ようは、世間から求められている自分と、実際の自分が大きく乖離したことにより、実際の自分に価値がないと思い込んでしまったことで、メンタルがやられてしまったというわけです。

売れているミュージシャンでもこういった現象はよくありますね。

あと、特定の人間をどうしても許せなくて怒りを抑えることができず、自分の闇の性格が出てきて陰極寄りの人生になってしまい、ステージダウンするねこフィールドの人もよくいます。

もう1つ注意しないといけないこととしては、このフィールドにいる人は承認欲求が強い人が多いので、自己顕示欲のコントロールが必要にもなってきますね。

承認欲求が強くなればなるほど、世間体や人の評価を気にしてしまうので、十分に気をつけないといけません。

「やりたくないことは極力やらない」と決めだすのもこのフィールドからであることが多く、周囲から「ワガママな人」と思われていたりするのもねこフィールドにいる人の特徴の1つでもあります。

そして基本的には「気づいてるステージ」にいる人は「気づいていないステージ」以下にいる人とはほとんど話が合わないので必要以上にかかわりを持とうとしないのですが、まれに「ねこフィールド」にいる男性が「うさぎフィールド」にいる女性と結婚していたり交際していたりすることがあります。

この場合、女性側が考え方を改めてステージアップしないことには高確率で別れがやってくるんですよ。

ねこフィールドに上がりたての男性だと、まだ「自分が頑張れば相手も変わってくれるんじゃないか」と思っている人も少なくなく、この男性がそう考えているうちは関係が続くのですが「人はコントロールできない」と完全に気づいたときに、別れを意識しだすことが多いです。

それからライオンフィールドですが、このフィールドまで上がってくると、よほどのことがないかぎり降下することがありません。

なにか大きな問題が起こったとしても物事に流されることがほとんどなく、「これは自分にとってどんな学びがあるんだろうか?」「これは過去の自分がまいた種なんじゃないだろうか?」という考え方をするので、乗り越える方法をまず考えるんですよね。

フィールドダウンするんだとしたら、ねこフィールドにいる人たちと同様に世間体や人の評価を気にした生き方にシフトし、闇の性格が出てしまったことが大きな原因だと思います。

これは、悟りステージ・ペガサスフィールドにいる人たちも同じなんですが、端的に言うと「自分の本分を無視して調子に乗ってはいけない」ということです。

たとえば、ある仕事で売れてきたからといって、今の立場を維持することだけを考えお金儲けに走るとかも「本分を無視して調子に乗る」に該当します。

今の立場を維持するというのは、「今の立場じゃないと誰も相手にしてくれないのではないか」とか「この立場を失うと人からどう思われるか分からない」といった世間体がベースになった考え方なんですよね。

この本分というのは、自分の使命だったり天命だったりするので自分のためだけに立場を維持するという行為は、人と世の中のためになっていないんですよ。

ちなみに、使命というのは使者としての務めであり、天命というのは神様が人間に与えた使命です。

簡単に言うと、あるお医者さんが「地域のお年寄りを救ってより良い生活を送ってもらいたい」と強い意志を持って仕事をしているのが使命。天命は、「自分が持っている医療技術や知識を全世界の人に役立てたい」というものになります。

自分のやりたかったことが結果的に誰かの役に立っているのと、自分の保身を考え現状維持で務めを果たすことって決定的に違いますからね。

もちろん、調子に乗るというのは身のほどをわきまえずに遊び散らかし、自分の務めがおざなりになることも該当します。

人は、お金と名誉と異性で狂う生き物でもありますから、そうならないように気を引き締めていかないといけないですね。

それは僕自身にも言えることです。

余談ですが、大御所と呼ばれる芸能人の方が一般の人に神対応ができるのは、彼らがライオンフィールド以上の人間だからではないかというのが僕の見解です。

人に優しくするのは当たり前という観点を持ちながら、「俺もテレビに出てないときはふつうの人と同じだからなあ」という観点も持っているんだと思います。

承認欲求や自己顕示欲がなくなってくるのもこのフィールドからなんですよね。

そう考えると、狭いコミュニティーの中でふんぞり返って威張り散らしている人って、ものすごく残念な人種ではないでしょうか。

それから、後述するペガサスフィールドにつきましては、やっていることが違うだけでライオンフィールドの人とほとんど差はありません。

なぜペガサスフィールドの方がレベルが上になるのかは、ペガサスフィールドの特徴でお話しいたします。

Section 5 第三階層・悟りステージ編

▼悟りステージ・ペガサスフィールドの特徴

やっていることが違うだけで根本はライオンフィールドにいる人間と変わらない。

違うのは、自分の思想や気づき、自ら生み出した技術や知慧を世の中に広めたいという信念のもと、自らに課せられた天命に沿って「人や社会に与える」という生き方をしているかどうかだけの差である。

いるだけで、人々に勇気や希望を与えられる存在。

あと、ペガサスフィールドにいる人間は日常で怒りを感じることがほとんどなくなるのだが、憎悪や嫌悪に近い感情を抱く相手に出会い中長期的にかかわらざるを得ない状況に陥ったとき、自分の感情に振り回されてしまうとステージダウンしてしまう。

【物事のとらえ方】

  • 「どうすればもっと与えられるだろうか?」

【特徴】

  • 真理の追求に余念がない
  • 自らの天命をまっとうすべく日々の生活を送っている
  • 怒りをほとんど感じない
  • 不安を感じることがほとんどない
  • 人間が生きることの意味や生を受けた意味を考える
  • 「愛」を生き方のベースにして心がけている
  • 自分がいるフィールドより下位のフィールドにいる人間のことが手に取るようにわかる
  • 創造することに喜びを感じ、創造したものを人や社会に分け与えたい
  • 自分の思想や在り方が人に影響を与える
  • 行動の動機が情熱、幸福、愛・世の中や人の摂理がわかる
  • 名誉に興味がなく自己顕示欲がほとんどなくなる

【ペガサスフィールドにいる人間が失敗しないための注意点】

  • とにかく感謝の気持ちを忘れないことが大切。生きていること自体が当たり前じゃないことを忘れない
  • どれだけ賞賛されようが謙虚さを忘れてはいけない。いくら名誉に興味がなくとも人である以上、慢心を招く出来事はかならず起こる
  • 憎悪や嫌悪に近い感情を抱く相手に出会った場合、自分にとってどんな意味があるのかを考えて乗り越えること
  • 自分が創造したものを過信しないことは大切。過信は自らの成長を止め、天命をまっとうできなくなる
  • 死ぬまでに自分の思想や得た気づきと知慧を人々に広め、自分の意志を後世に引き継いでもらうこと

▼悟りステージ・ペガサスフィールド考察

簡単に言うと、自らが手本になり人々を幸福や平和に導くことを天命にして、日々の生活を送っているのがこのペガサスフィールドにいる人々です。

実はこの人間のレベル論は、僕がねこフィールドにいるときに母体になるものを考えていたんですよね。

そのときはまだ仏教とかスピリチュアルに傾倒していなかったので、悟りステージの概念は考えておらず、多くの人を導く仕事や行為をしている人たちの特徴を寄せ集めたものがペガサスフィールドの元になりまして、名前も「教祖レベル」と呼んでいました。

ライオンフィールドも「人格者レベル」という名称で呼んでいて、そのときの僕の考え方では教祖レベルも人格者レベルも人間レベル的には同じ扱いだったんですよ。

しかし、仏教を学んでから「あれ? これって教祖レベルの方が徳の観点からすると上じゃないか?」と気づいて、人間のレベル論の母体を改正し具体化したものが「現・人間のレベル論」となります。

では、なぜペガサスフィールドの方がライオンフィールドより上に位置するかというと、仏教でこんなお話があるようです。

お釈迦さまにある弟子がこんな質問をしました。

弟子「お釈迦さま、ちょっとええですか?」お釈迦さま「うん、ええで」弟子「あんね、めっちゃ大金持ちで優しい長老がいるとしますやんか」お釈迦さま「うん」弟子「ほんでね、その長老が貧しい人たちにお金を分け与えて、病気を治してあげて何百人、何千人の人たちを救ったんです」お釈迦さま「なにそれ。めっちゃええ人やん」弟子「でしょ? で、その長老は置いといてね」お釈迦さま「置くんや」弟子「はい、置いといてください。ほんでね、別の人がいて、その人はお経を読んでめっちゃ感動してね、あまりにええ話やと思って、ツレに話して聞かせたんですわ」お釈迦さま「まあ俺が作ったからなあ」弟子「そうなんですけども。でね、僕が聞きたいのは長老とお経をツレに話した人、いったいどっちの人が徳が高いんですか?」お釈迦さま「お経をツレに話した人やなあ」弟子「えっ、なんでですのん?」お釈迦さま「いや、あれやで? 長老もええ人なんやで? でもな、お経の素晴らしさを聞いた人がまたほかのツレに話すとするやん?」弟子「言いたいですもんね」お釈迦さま「そやねん。そんでまた聞きした人がまた誰かに話すやん? そうやってどんどんお経の素晴らしさが連鎖していくやんか。そしたらな、 40人目に聞いた人がお経の素晴らしさをまた誰かに話す方が長老よりもめっちゃ徳が高くなるねん。ビビるやろ? あ、でも長老もええ人やねんで?」

こんな感じの話は絶対にしていないでしょうが、仏教の世界では人になにかを教えることを「法施(ほっせ)」と言いまして、人に物やお金を分け与える行為を「物施(ぶっせ)」と言います。

そして、この法施が徳を積む上で功徳がかなり高いと言われている行為らしいです。

なぜなら、人々に感動を伝えられる法施であれば、その感動は友人や家族に伝わっていき、場合によっては何世代にもわたって語り継がれるからです。

しかも、話を聞いた人の人生観や価値観が変わり、またその人の口から感動を誰かに伝えることができればどれだけ多くの人が救われるかわかりません。

そういった理由から、ペガサスフィールドの方がライオンフィールドより上位になるなと考えました。

ただ、現在世に出ている仏教の教えのほとんどは、お釈迦さまの教えを一般的に広めるために易しくアレンジしたものがほとんどで、前述のお釈迦さまと弟子のやり取りもなにかの文献で読んだだけなので、真偽は定かではありません。

「そんなあやふやな情報を流すなよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「良質な情報を人に教える」という行為は善い行いに変わりないので、「見返りありきの下心がない」善行はためらわずにやるべきだというのが僕の考えです。

なので、僕は法施という言葉を知ってから、それまで以上に出し惜しみせず自分の得た気づきや知慧をブログやカウンセリングでお話しするようになりました。

そんな中で、たまに「何回おなじこと教えても理解してくれない後輩がいるんです! その子が私に仕事のこと聞きにくるたびイライラしてしまうんですが、どういう気持ちでいたらいいですか?」というご質問を受けることがあるんですよ。

僕はそのたびに、「まず、自分の教え方と伝え方に非がないか考えてみてください。それから、人にものを教えるって一番徳が高いんですよ。

だから、なにか人にものを教えるときは『徳ポイントゲットだぜ!』ぐらいの気持ちでいてください」とお話ししています。

法施は、自分がいい話だなと思ったものや素晴らしいと思ったもの、あることで困っている人を救える解決策など、自分の持っている知識や智慧を知らない人に教えることがポイントですね。

そして教えたあとは「徳ポイントゲットだぜ!」とか「私、めっちゃいいことしてるやん!」という考えでいいです。

それから、ペガサスフィールドはいるだけで人々に勇気や希望を与えられる存在でもあるので、オリンピックのメダリストやトップアスリート、世界的な発明や発見を遂げた人たちも、このフィールドに位置します。

その場合、彼らが精神的にも成熟した人格者であることは大前提です。

ただ、僕のようにきつねフィールドから抜け出して気づいてるステージやペガサスフィールドに上がった人の中には、過去に自分がまいた種、いわゆるカルマによって罪悪感に苦しんだり因果応報を受けたりすることがよくあるんです。

因果応報の悪い報いを受けた場合、それまで築いてきたものを一瞬でなくすことも稀にありますね。

あと、ペガサスフィールドからお釈迦さまフィールドに上がるためには「理性の解除」が必要になるのですが、どういうことかと言うと「本能レベルでの無償の愛」をもって人や社会に接することが必要になってきます。

頭で考えて人に優しくしたり与えたりするのではなく、分け隔てなくすべての人に対し無意識に無償の愛を与えることができるようにならないと、フィールドアップはできません。

それでは最後に、お釈迦さまフィールドについてお話しさせていただきます。

▼悟りステージお釈迦さま

フィールドの特徴

マジすごい。ほんと神。

【物事のとらえ方】

  • 「一は全、全は一」

【特徴】

  • 人間だけじゃなく、物質化されているものはすべてつながっているという認識
  • 人類と世界平和のために人生をささげる
  • 無償の愛と無償の優しさ
  • 恐れ、不安、恐怖がまったくない
  • 自分以外の人の幸福が力の源になる
  • 確固たる「愛」が生き方のベース
  • あらゆる生命に対しての慈愛の心がある
  • 尽くすことが人生
  • あらゆる出来事に動じない
  • 個人的な問題がなにもない
  • 自他の区別をしない
  • 善悪の区別をしない

【お釈迦さまフィールドにいる人間が失敗しないための注意点】

  • そんなのない

【お釈迦さまフィールドにいる人たち】

  • 仏陀・イエス・キリスト・クリシュナなど

▼悟りステージ・お釈迦さまフィールド考察

もうほんとにすごいです。人間の領域を超えてます。

僕はまだ直接的にこのフィールドにいる人と出会ったことはなく文献で得た知識でお話しすることになりますが、「一は全、全は一」がどういう意味かいまいちピンとこない方もいらっしゃることでしょう。

「一は全、全は一」は「個は全、全は個」という言い方にも置き換えられまして、仏教で言う「色即是空」も近い意味を持っていますが、言葉の意味はさまざまな解釈があるものの、お釈迦さまフィールドの人たちの思想を簡単にたとえるなら、こんな感じではないでしょうか。

「俺もアンタもこの机もこのスマホもぜんぶぜ ーんぶ一緒。俺らって元々1つなの知ってた? その1つのものが、俺らが神様って言うてるやつな。わかる? だから俺もアンタもこの世のものぜ ーんぶ神様みたいなもんやねん。すごくない? そやし、他人を自分のように愛そうや。すべての物を自分のように愛そうや。アンタは独りじゃないし俺もみんなもついてるからさ

人生がどん詰まりのときにこんなことを言われたら泣いてしまいますね。

もっと嚙み砕いて言うなら、ラグビー用語の「 One for all, all for one」の解釈でも僕はいいと思っています。

「1人はみんなのために、みんなは 1人のために」というやつですね。

言葉が持つ本来の意味が重要なのではなく、言葉の解釈の仕方が重要だと僕は考えます。

「一は全、全は一」を前述の関西弁解釈で考えると、人や物を大事にできない人が、幸せに包まれて満たされた生活を送っているという意味で、人生を上手くやれているのを僕は見たことがないです。

なぜこういった現象が起きるかと言うと、人や物を大事にしない毎日を送っている人は大事にしないことが「習慣」になってしまい、その習慣がその人の人格を作っているからなんですよね。

自分が発した言葉を一番近くで聞いているのって自分ですし、自分がした行動を一番近くで体感しているのも自分です。

なので、悪習慣と呼ばれる行為ばかりしている人はその習慣が今の自分を作り上げていることを忘れてはいけません。

逆に、いつも優しい人や気遣いができる人はそうすることが習慣になっているから、人に対して親切にできるんですよね。

優しい人ってふだんから人に優しくしているから優しいのであって、気遣いができる人はふだんから人を気遣っているから気遣いができるというわけです。

そういえば、僕自身もまだまだだなあと思った出来事がこの間あったのですが、行きつけの居酒屋で飲んでいたとき、他のテーブルにいた女性客がトイレに行こうとしたんですね。

でも、酔いすぎていて見るからにフラフラで、すごい千鳥足だったんですよ。そしたらその女性が僕のテーブル付近でこけそうになりまして。

「あ、助けなきゃ」と僕が思った瞬間、別のテーブルにいた女性客がさっと立ち上がり「大丈夫ですか?」とこけそうになった女性を支えていました。

そのまま女性をトイレに連れていき、介抱した女性はなに食わぬ顔で帰ってきて、何事もなかったかのように彼氏と思われる人物と話の続きに花を咲かせていました。

この出来事がすごく印象に残っていて、この女性はふだんから当たり前のように色々な人を気遣って助けているんだなと思ったんですよね。

じゃないとあんなにすぐ行動できないし、あんなにスマートな振る舞いはできないです。僕ももっと精進しようと思ったある夜の出来事でした。

以上が人間のレベル論・階層分けになります。

冒頭でも書きましたが、現在あなたのいるフィールドが低くても落ち込む必要はありません。

気づきを得ながら陽極に沿った人生を歩んでいると、ちゃんと自分のフィールドが上がっていき、幸せに満ちた、人に優しくなれる生き方ができるようになるからです。

現在気づいていないステージにいらっしゃる方は、後述するステージアップの秘訣を実践して気づいてるステージに上がり、今まで以上に人生を謳歌していきましょう。

気づいてるステージの特徴を心で理解することができれば今よりぐんと生きやすくなりますから。

それから、この本を読まれている方できつねフィールドにいる方たちは少ないかとは思いますが、このフィールドにいる人でステージアップしたいのであれば、どんどん行動してトライアンドエラーを何度も繰り返してください。

人間は、失敗を経験しないとそこから新しいルートを見い出せないですし、その道は決して平坦ではない茨の道かもしれないけれど、気づいてるステージに上がればきつねフィールドでの人生を経験した分、幸せの反動もそれだけ大きいものになりますから。

そして、僕たちで気づいてる・悟りステージの人口比率を上げていきましょう。

Section 1 「気づいてるステージ」の人は、何に気づいているのか 第 1章冒頭で、「気づいていないステージ」から「気づいてるステージ」へ上がることが、人間が生きづらさを抜け出して心からの幸福を感じるようになる、一番のターニングポイントだとお話しさせていただきました。

では、なぜ気づいてるステージに上がることが、心からの幸福を感じられることに直結するのか。それは、「世間体や人の評価」と「固定観念」から脱却しているからです。

世間体や人の評価に縛られた生活を送っていると、他者が望むあなたでいることを余儀なくされてしまい、それは他者が望んだレールの上をあなたが歩くことになるので、その時点で自分の人生を歩んでいません。

そして、固定観念(自分が信じ込んでしまった強い思い込み)は、あなたに植え付けられた他者の価値観や常識であることがほとんどなので、観念に支配され縛られているうちは、やはり自分の人生を歩くことはできません。

というわけで、第 2章では気づいてるステージへの昇格方法をお話しさせていただくのですが、その前に、気づいていないステージにいる人と気づいてるステージにいる人がどれだけ明確に違うのか、両者の比較をさせていただきます。

▼気づいていないステージの人の特徴

  • 自分の主観でしか物事を見られない
  • 現実から目を背けている
  • 自分のことがわかっていない
  • ないものねだりをしている
  • すべては自己責任だと腑に落ちていない
  • 感情論が多い
  • 人と状況をコントロールするために躍起になる
  • 自己開示ができない、もしくは開示しても自分の悪い部分は取り繕う
  • 相手になにかをするときは、「自分のことを認めてほしい」という承認ほしさからくる見返りありきである
  • 自分は幸せであると言い切れない

▼気づいてるステージの人の特徴

  • 客観的視点であらゆる角度から物事を見ている
  • 現実をしっかり見据えている
  • 自分のことをわかっている
  • 自分にないもの、できないことを理解して欲しがっていない
  • すべては自己責任だとわかっている
  • 合理的、哲学的な思考である
  • 人と状況はコントロールできないので、なるようにしかならないと思っている
  • 自分の悪い部分を理解した上で自己開示ができる
  • ギブ・アンド・ギブの精神で先に与える
  • 自分は幸せだと言い切れる

いかがでしょうか。

こうやって対比してみると、両者は真逆の性質を持っていることがわかりますね。

なぜ、ここまで真逆になってしまうのか、それはどこまでいっても「考え方の違い」が根本にあります。

そこで、今さら感が満載なのですが、「気づいてる人って、なにに気づいてんの?」と思っている方もいらっしゃることでしょうから、気づいてるステージの人たちの考え方を知るためにも、彼らが一体なにに気づいているのかを具体的にお話しさせていただきます。

  • ①目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果である
  • ②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか
  • ③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの
  • ④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない
  • ⑤なるようにしかならない

これらが気づいてるステージの人たちの代表的とも言える考え方なんですが、1つずつ詳しくお話しさせていただきましょうか。

①目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果である

まず、この部分が完全に腑に落ちていないかぎり、気づいてるステージには昇格できないと思っていいでしょう。

もちろん、育った環境が劣悪だったり、自然災害や不慮の事故に遭遇した人で、現在の人生が思うようなものでなかったとしたら、つい人や環境のせいにしたくなる気持ちはわからなくもありません。

しかし、どんな理不尽な状況であったとしても、それでも立派に生きている人が多く存在しているのはなぜでしょうか。

それは、その人たちが、「人や環境のせいにしない生き方」を選択したからです。

実は、人の言葉や起こる出来事に僕たちを変える力はなにもなくて、かけられた言葉や起こった出来事を、本人が「どう受け止めてどう解釈したか」だけなんですよ。

これを悪い方に受け止めて解釈してしまうと、後述する固定観念となって、自分を縛る呪縛になってしまうわけです。

それに、ものすごく不遇な人生を歩んでいたとしても同情してもらえるのは 10代 ~ 20代前半までで、歳を重ねれば重ねるほど、過去を言い訳にして前に進まない人に対して、世間の風当たりはものすごく冷たいです。

「それでも立派に生きてる人」が現に存在するからなんですよね。

そうは言っても、なかなか「目の前に起こっている現実は、すべて過去の自分が選択した結果」という事実を受け止めきれない人は、その事実を受け止めない方が楽だからそうしているんだと思います。人や環境のせいにしていたら、自分に責任がおよばないので、傷つかなくてすみますからね。

たとえば、「うちの嫁は、なにもしないくせにすぐガミガミ言うし束縛もひどいし、そのせいで俺の結婚生活は不幸だ」と思っている旦那さんは、奥さんに対する「自分の接し方がまずいかもしれない」とか、「俺が頼りないせいで文句を言ったり束縛したりするのかもしれない」という発想がありません。

こういった場合、自分に原因があると考えて行動や在り方を見直せる人なら救いはあるのですが、そうやって改善したのにもかかわらず、奥さんが以前となにも変わらない場合、この旦那さんのどこに責任があるのか。

それは、なにもしないくせにガミガミ言うし束縛もする女性を、「自分が」最初に選んでしまったことなんです。

ということは、「異性を見る目がなかった」自分の目利きを「自分で」否定しないといけないんですよね。

だから多くの人が、自分で自分のことを否定して傷つきたくないがために、人や環境のせいにしてしまうんです。

しかし、どれだけ不幸や生きづらさを嘆いていたとしても、それはすべて過去の自分がそのルートを選択しています。

「今」が嫌なんだったら、物事の受け止め方と解釈の仕方を変えて、違う生き方を選択するしか抜け出す方法がないというわけです。

②人がどう思うかじゃなくて、自分がどう思うか

これは本書の随所でお話しすることになる、「世間体や人の評価」に縛られずに、「自分がどう思っていて、どうしたいのか」という考えを身につける必要があります。

そしてこの考え方を身につけるには、「自分の軸」をしっかりと持つことが必要です。

自分の軸を持つためには、後述する「自分を知る」ことが必須。

自分の軸がない人が、自分とは違う考えを持っている人に遭遇した場合、他者の意見に流されやすく、自分がしたい行動を選択できません。

しかし、「自分がどうしたいか」というビジョンを持っている人はまだましで、自分の軸がない人ほど、自分がどうしたいのかさえわからないんですよね。

その結果、人の意見に流されるまま「他者が望む自分の人生」を歩み続けてしまい、自分のことがわからず漠然とした生きづらさを抱えた「自分迷子」になるわけです。ちなみに、ここで言う「人」とは自分の親も含まれます。

③自分に起こる悪い出来事や逆境は試練であり、乗り越えるべきもの

人生の摂理として、「その人にとって必要じゃないことは、良いことも悪いことも起こらない」というものがあります。

しかし、多くの人は悪い出来事や逆境に直面した場合、「なんでこんなことが起こるんだ」とか「どうして自分ばっかりこんな目に遭うんだ」と言って、自分の不運を嘆くだけで、起こった出来事が自分にとってどういう意味があるのかを考えません。

そして考えないまま、自分に課せられた試練ときちんと向き合うことができず乗り越えられなかった人は、その出来事が過去の深い傷になったりトラウマになったりするわけです。

さらに、乗り越えられなかった過去の試練について、「なぜ乗り越えられなかったのか」と考えずにフタをして、目を背けたまま人生を送っていると、「過去にあんなことがあったから、自分はダメなんだ」とか「過去にあんなことが起こったから、次もまた同じことが起こるかもしれない」という偏った思い込みが根付いてしまいます。

逆に、気づいてる側の人たちは、なにか悪い出来事や逆境に直面したとき、「これは自分にとってどういう試練なんだろう?」と考えます。

そして、その答えが出たとき、彼らが取る選択は2つありまして、それが「挑む」か「避けて通る」なんです。

なぜ、避けて通るという選択肢があるのかと言うと、過去に自分でまいた種が原因で起こった試練でない場合、たとえば自分にぜんぜん関係がない理不尽な出来事や、能力にないことを過剰に求められる場面に遭遇したときなど、「これは嫌だな」と思ったら別にやらなくていいからです。

それが、次の考え方につながります。

④やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない

人間が生きやすさを手に入れる上でもっとも重要だと言ってもいい考え方が、「やりたいことはやるし、やりたくないことは極力しない」です。

しかし、多くの人が世間体や人の評価に縛られてしまい、やりたいことを選択できず、人の顔色を窺って自分のことを認めてもらうためにやりたくないことを自らやっています。

断言できますが、人間はやりたいことをやらずにやりたくないことをしているうちは、幸せになることはできません。

ただ、こういうことを書くと、「じゃあもっと自分本位で自己中に生きてもいいんだ」とか「やりたくないことから逃げてもいいんだ」といった極論を言う人が出てくるので、この部分は詳しく後述させていただきます。

⑤なるようにしかならない

人生の摂理の1つだと言っていいでしょう。

どれだけ、人をコントロールしようとしても、自分の支配下に置かないかぎりそれは無理な話ですし、いくら恐怖政治をもってしても、相手の考えまで支配することは不可能です。洗脳でもしないかぎりね。

それに、自分以外の人が絡む以上、状況もコントロールすることができません。

なぜなら前述のように、人の考えていることはコントロールできない上に、相手も自分と同じ方向を向いていないかぎりは、行動もコントロールできないからです。

たとえば、ある会社でやる気がなく、いつもサボっている従業員がいて、上司が「もっとやる気だせ! 俺のようにもっと会社に貢献しろ!」と言ったところで、この従業員が上司と同じ方向を向いていないなら、口では「分かりました。頑張ります」と言っても、この人が真にやる気を出すかどうかはまったくの別問題なんですよ。

もちろん仕事である以上、ある程度は決められた業務をこなす必要があるので、強制的に同じ方向を向かざるを得なくなりますが、それでも人の心までコントロールすることはできません。

だから、自分以外の人が絡む状況だと、人だけではなく状況もコントロール不能ということになりまして、そりゃあ偉大なる予言者も盛大に予言をはずしますわっちゅう話なんです。

そういった理由から、「なるようにしかならない」んですね。どれだけ頑張って人と状況を変えようと試みても、頑張ってなんとかできるのは自分のことだけです。

しかも、なんでも頑張ったら思い通りになるのかというと、そんなことは「絶対に」ありえません。

なぜなら、人間には人それぞれできることとできないことがあるので、自分の能力にないことは、いくら頑張っても思うような結果は得られないんです。

頑張っただけでなんとかなるんだったら、この世はみんな成功した人だらけですし、たとえば、猿が魚に憧れて深海を泳ぎたいと思っても、それは無理な話じゃないですか。

でも、多くの日本人が、自分の能力にないことを一生懸命にしようとして上手くいかず、自信をなくしています。

そして、人にはそれぞれ適材適所がちゃんと存在するので、需要のないところに自分を供給しようとしても、上手くいくはずがありません。

一世を風靡した国民的アイドルですら売り込み先を間違えると、望むような対価を得られないばかりではなく、使ってもらえないということもあるわけですからね。

なので、「自分にできること」と「できないこと」をちゃんと区別し、自分の「適材適所」を見つけることも、気づいてるステージに上がるために必要なことだと言っていいでしょう。

以上が、気づいてるステージにいる人たちが「気づいてること」になりまして、次のセクションからはさらに踏み込んで、ステージアップするために必要な条件を詳しくお話しさせていただきます。

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