MENU

第 一 章 肉好きほど老化、短命……「不都合な真実」──大腸ガン五倍、心臓病死八倍でも食べますか?

目次

世界でヴィーガン(完全菜食者)が驚異的に激増中

アメリカ八年で六倍に激増 いま、世界でヴィーガンが驚異的ないきおいで増えています。

ヴィーガンとは、完全菜食者という意味です。

食物は、大きく二つに分類されます。動物食と植物食です。欧米では、これらをアニマル・フード、プラント・フードと呼びます。

食生活を植物系の食事にシフトする。そんなひとびとは、菜食主義者(ベジタリアン)と呼ばれます。そのなかで食事をすべて菜食に替えるひとが、出てきました。そういうひとたちが、ヴィーガン(完全菜食者)です。

つまり、アニマル・ベース(肉、牛乳、卵など)から、プラント・ベース(玄米、野菜、豆類)などに替えたひとたちです。

とりわけ、若いひとたちに、ヴィーガンが爆発的に増えています。

アメリカでは、三年間でヴィーガン人口が六〇〇%増加のいきおいです。

都市部では、多くのレストランに菜食主義者向けのメニューが導入されています。アメリカでのヴィーガン激増ぶりは、以下の数値からもわかります。

二〇〇九年には、ヴィーガン人口は、アメリカ全土でたったの一%しかいませんでした。それが一三年には二・五%に、二〇一七年には六%にまで増加しています。わずか八年で六倍に急増したのです。

それはさらに幾何級数的に爆増しています。

菜食者の割合は二〇一七年の六%が、二〇一九年には約八%にまで増えています。うち三〜四%がヴィーガンです。

中心は、ミレニアム世代といわれる一〇〜三〇代前半です。……その増え方は、まさに一〇年に一〇倍といういきおいです。

若い世代に進む意識変化

ベジタリアンやヴィーガンの特徴は、若い世代に多いということです。アメリカでは、菜食主義者の約半数が三五歳未満です。

さらに、国民の三〇%が「肉消費を減らし、野菜中心のほうがよい」と考えています。アメリカの変化に、驚いてはいけません。

ドイツでは、全人口の一〇%がベジタリアン、あるいはヴィーガンです。世界の中でもこの国の菜食者の人口割合は一位です。首都ベルリンでは、さらに多く一五%前後といわれています。

さすが、環境問題の先進国ですね。

「……もともと菜食者が多いドイツですが、二〇〇八年ごろから、都市では菜食者向けの飲食店も増え、ベルリンでは、新たに六〇店舗近くヴィーガン・ベジタリアン専門レストランがオープンしています」(『 TokyoVegan』 2017/ 10/ 29) ドイツでは国民四四%が肉類を意識的に抑えた食生活(ロー・ミート・ダイエット)を実践しています。

その比率も二〇一四年の二六%からわずか三年で倍近い急増ぶりです。

英国、五年で菜食者三・六倍 英国でも、二〇一二年から、わずか五年間で菜食者は、三・六倍に増えています。

なかでもヴィーガン人口は、一四年一五万人、一六年二七万六千人、一九年には六〇万人と、五年で四倍にも増えているのです。

このとき、イタリアでも約一〇%がヴィーガンまたはベジタリアンです。

トリノ市では、二〇一六年、市長が「肉消費を減らす目標」(ミート・リダクション・アジェンダ)を提唱しています。

政府・行政レベルで、ベジタリズムが推奨されているのです。

さらにスイスは、菜食人口は一四%で、ヨーロッパでもっとも多い国です。

これだけ急激にベジタリアン、ヴィーガンが世界的に急増すると、とうぜん、食品市場も激変します。

たとえば、オーストラリアでは菜食の食品売り上げは、二〇一四年からわずか二年で九二%増……。

ベジタリアン市場は二倍になっているのです。

……ニューヨークでも、ヴィーガンやベジタリアン向けレストランは、すでに一四〇店舗以上。

その他、多くの飲食店では、菜食者対応メニューがあたりまえになっています。

「……スーパーマーケットで菜食コーナーがもうけられているところも多い。

植物性のお肉(大豆ミートなど)の取り扱いも豊富です」(『 TokyoVegan』前出) ちなみに宗教的な理由で肉食をさけるインドでは、もともと国民三〇%がベジタリアンです。

さらに穀物の実りが豊かなアジア諸国は、歴史的に菜食が基本であったことを、忘れてはいけません。

それは、日本も同じ。

伝統和食は、ほとんどベジタリアン食であることに気づくべきでしょう。

しかし、現代日本はちがいます。

軍事占領国アメリカによる〝洗脳〟と〝餌づけ〟政策で、肉の消費は一〇倍以上に激増しています。

牛乳、乳製品も同じ。

そうして、ガン、糖尿病、心臓病など欧米人と同じ病気が日本人を苦しめているのです。

「ミート・フリー」市場も爆発的に増えている

ドイツ一〇年で三二倍の爆増 その後もヴィーガン現象の大波は、世界をおおい尽くしています。

「……ソーセージにサヨナラ─ドイツが世界ナンバーワンのヴィーガン大国へ」(『 NEWSWEEK』日本版) 食肉業界には、衝撃ニュースでしょう。

もともとドイツ国民は、菜食志向が強かった。

そして、ついに同国の肉消費量が過去最低を記録したのです。

そして、たった一年間で、肉代替製品の生産量は三九%も増えているのです。

(ドイツ統計局) ドイツのヴィーガン人口は最大二六〇万人。

二〇〇八年の全国調査では、わずか八万人未満でしたから、約一〇年で三二倍! まさに爆発的な増加です。

同国ではコロナ・パンデミック中にベジタリアン製品の売上げは約四〇%増、ヴィーガン製品の売り上げは五九%増加しています。

これらの国々では、消費者は食品を購入するとき「ヴィーガン検証マーク」で品質を確認します。

それは「ヴィーガン・フラワー」「 Vレーベル」などの認証マークです。

これら認証商品も爆発的に増加しています。

たとえば「ヴィーガン・フラワー」には二〇二〇年だけで、一万五〇〇〇件もの商品が、翌二〇二一年四月には、五万品目の登録を記録しています。

ドイツでは女性三三%、男性二八%が「ベジタリアンまたはヴィーガンになってもよい」と回答しています。

(『 YouGov』調査) 需要が増えれば、市場も拡大します。

「……肉の代替品は、いまや、高級スーパーだけでなく、ディスカウントストアでもふつうに売られている。

都市部のショッピングモールには、代替肉バーガーショップなども登場した。

味はなかなかのものだ」(『 NEWSWEEK』前出)日本の報道の自由度七二位の惨状 「……二〇二三年には世界のフェイク・ミート市場は約一五〇〇億円にたっする」(『企画の種』 2019/ 11/ 23) これら世界的ヴィーガンの津波に、ひとり乗り遅れているのが日本です。

その責任の一端は、マスメディアにあります。

あなたは信じられますか? 日本の報道の自由度は、世界でなんと七二位……!(二〇一七年、『国境なき記者団( RSF)』調査) 新聞もテレビも読者や視聴者でなく、スポンサーの方を向いています。

ハム、ソーセージ、乳製品など、広告主の意向を忖度し、報道しています。

だから、ベジタリアン、菜食などの話題がもともとタブーなのです。

完全菜食ヴィーガンの話題など論外です。

だから、ヴィーガンと聞いて、キョトンとしているのは、日本人くらいのものです。

なかには、ピーマンと聞きまちがえたという笑い話もあります。

こうして、日本はスポンサー支配による情報鎖国状態にあります。

つまりは、世界の〝落ちこぼれ〟。

菜食レストランや代替肉などの市場競争でも、世界の潮流から大きく取り残されているのも事実です。

〝闇勢力〟の洗脳と餌づけに目ざめた若者たち

地球を支配してきた〝かれら〟 では──。

どうして、世界の若者を中心に、「ヴィーガン革命」が起こっているのか? それは、若い世代を中心に、〝目ざめ〟が始まったからです。

何からの〝目ざめ〟でしょうか……? それは、〝闇の支配〟にたいする気づきです。

世界は古代から連綿として見えない勢力に支配されてきた……。

それは、〝陰謀論〟などではない。

〝闇の支配者〟たちはフリーメイソンと呼ばれたりディープステートなどと呼ばれます。

そして、近代から現代にかけて、ペテン栄養学で、人類を〝洗脳〟してきたのも〝かれら〟なのです。

(第三章参照)。

本書『ヴィーガン革命』を一読すれば、世界の若者たちが、なぜ目ざめたのか、わかるはずです。

かれらが、アニマル・ベース(肉、牛乳、卵など)から、プラント・ベース(玄米、野菜、豆類)などに、急激にシフトしている理由も、本書は詳しく述べています。

若者たちは、動物食が──健康と地球を破壊する──という事実に目ざめたのです。

人類は約二〇〇年にわたる悪魔的な〝洗脳〟から、解き放たれようとしているのです。

若いころは魅力的なのに、早く老ける欧米人

超大国のかくれた悩み超肥満 ……あなたは、不思議に思いませんか? 欧米のひとたちは、若いときは、なかなか魅力的です。

少年、少女のころは、輝いて見えます。

日本人は、そのエキゾチックな外見にあこがれたものです。

しかし、その美しさも、なぜか年齢とともに急速におとろえていくのです。

あんなに素敵だったのに……。

女性は、三〇代、四〇代と歳を重ねるごとに、顔にはシミ、そばかす、さらにシワが目だつようになります。

男性は、まず、若くして額からはげ上がる。

そして、頭頂部も脱毛していく。

顔も若々しかったころの面影は消えていきます。

やはりシミ、シワ……白髪など老化が目だってきます。

そして、男女ともに共通するのが肥満です。

ほとんど例外なく、おなかポッコリ。

お尻はむっちり、はちきれそう。

五年ほど前、ニューヨークの地下鉄で信じられない光景にギョッ……! 目の前に、体重が確実に二〇〇キロ超えと思える二人の超肥満の白人女性がおしゃべりしている。

よく、あのお尻で、あの狭い改札口を通り抜けられたな……と、変なところに感心したものです。

ところが、アメリカの友人は笑う。

「……ニューヨークは、アメリカでも肥満が少ないほうだよ。

地方に行ったらスゴイよ」 とにかく超大国アメリカのかくれた悩みは、超肥満でした。

一〇年ほど前、オーストラリアを旅行した。

そのときもビックリした。

朝食で入ったレストラン──ウェイトレスの若い女性。

顔はふつうサイズなのに首から下がバルーンのように真ん丸に膨らんでいる。

イタリアの名監督フェデリコ・フェリーニの映画を観るような不思議で奇妙な感覚でした。

ちなみに、その店の朝食メニューは、山盛りベーコンとパンとコーヒーのみ。

「野菜はどこだ!」と叫びたくなった。

これでは、ウェイトレスの風船体形にもなっとくです。

財物を凌ぐ日本女性の肌の美しさ ふりかえって日本の大和なでしこの女性たち……。

彼女たちが、海外にいく。

すると、ほとんど例外なく若く見られる。

「……未成年と、まちがわれた」という体験談も、多い。

実年齢を言うと、相手は「レアリー?」(ほんとう?)と目をむく。

わたしのまわりの女性たちも、じつに若く見える。

五〇代、六〇代でも……三〇〜四〇代くらいに見える。

「………エエッ、還暦すぎなの!?」と、ビックリするほど、外見が若々しい。

海外でも、日本女性の若々しさは、ミステリーでもあり、あこがれでもある。

かつて、明治時代に日本を訪れた作家、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンは、次のような言葉を残しています。

「……全世界の財物をもっても、あがなえないものがある。

それは、日本女性の肌の美しさだ」 こうして、かれは故国ギリシヤを捨て、日本に帰化し、日本女性を娶り、幸せに満たされた人生を送ったのです。

欧米人の早老原因は、動物食(アニマルフード)だ!

肉食者は老ける、菜食者は若い ここで、ズバリ結論を言いましょう。

欧米人の早老原因は、動物食(アニマルフード)です。

そのエビデンス(証拠)は、数えきれないほどある。

科学的にも医学的にも、動物性食品が、老化を加速することは、論をまたない。

そして、日本人の外見が欧米人にくらべて、若く見えるのは食事が和食中心だから。

和食は、言うまでもなく植物食(プラントフード)です。

一九七七年、アメリカ議会上院は「栄養問題特別委員会」を招集、「食事と健康」の関連を徹底的に調査した。

それは、指揮を執ったマクガバン議員の名前から「マクガバン報告」と呼ばれている。

その報告集は、五〇〇〇ページに上った。

それは「人類史上、空前の栄養調査」と呼ばれている。

(第四章参照) その結果は、意外なものでした。

「……われわれは、致命的な過ちを犯した」「先進国の食事は酷いものだった」「文明国を悩ますガン、心臓病、糖尿病そして精神病の元凶は、食生活にあった」 つまり、肉食、牛乳、乳製品、卵、砂糖……などの〝豊かな食事〟が、あらゆる病気の元凶だった……。

「われわれは、即刻、食事を改めなければならない」。

これが同委員会の結論です。

そして、この膨大な報告集は、次のように結ばれていた。

それは、報告書を手にとったひとには希望の光に思えたはずです。

そこには、こう書かれていた─。

「……われわれ人類は、もっとも理想的な食事に到達している。

それは、日本の伝統食である」 わたしたち人類には、見えない力によって巧妙な洗脳と餌づけが行われてきた。

その恐ろしい真実を知るべきです。

大量の病人を生み出し、大量に稼ぐ──。

まさに、マッチポンプ……。

そして医療も、肉食も……戦争もまったく同じです。

いっぽうで金儲け。

いっぽうで人殺し。

あなたの新しい人生は、その目ざめと気づきから始まるのです。

も く じ ヴィーガン革命 動物食は老化する

プロローグ 世界中でヴィーガン革命が始まった!──一〇年で一〇倍!もうだれにも止められない

第 一 章 肉好きほど老化、短命……「不都合な真実」──大腸ガン五倍、心臓病死八倍でも食べますか?

・「ハム、ソーセージに最凶発ガン性」( WHO勧告)

・「精肉コーナー」は「発ガンコーナー」だった

・日系三世の大腸ガン死は祖国日本の五倍!

・肉を悪玉菌が分解し腸内腐敗で発ガン物質に

・牛乳、肉をとるほど骨折が増えるメカニズム

・肉好きはヴィーガンより八倍心臓マヒで死ぬ

・人類の四人に一人が〝ムダ死に〟している

・「鳥のエサ食えるか!肉もって来い」(村田英雄)

・細胞は酸素欠乏で一〇〇%ガン化する

・①腐敗、 ②酸毒、 ③血栓の三悪

第一章肉好きほど老化、短命……「不都合な真実」──大腸ガン五倍、心臓病死八倍でも食べますか?「ハム、ソーセージに最凶発ガン性」( WHO勧告)アスベストなみの強発ガン性 最初から、決定的な情報です。

「……ハム、ベーコン、ソーセージなど加工肉は、最凶の発ガン物質である」 これは、二〇一五年、発表された WHO(世界保健機関)勧告の衝撃……(図 1)。

「……加工肉には、五段階評価で、最悪レベルの発ガン性がある。

それは最凶発ガン物質アスベストと同等である」(同) アスベストは、石綿の一種。

建材として世界中で多用されてきました。

ところが、そのミクロの針が肺細胞に刺さり、肺ガンの一種、中皮腫を引き起こすことが判明。

建築作業員や住人に、数多くの犠牲者が続出していることがわかりました。

こうして、いまや世界中でアスベストは、製造・販売・使用が禁止されています。

そして、ハム、ベーコン、ソーセージは、この最凶発ガン物質と同じ発ガン性なのです。

なら、同様に、製造・販売・食用は禁止されるべきです。

それが、人類の健康維持には、ベストの処置です。

しかし、世界の食品市場で、これら加工肉が禁止された……というニュースは、まったく聞きません。

それどころか、この WHO勧告のニュースを、世界中のマスメディアは、ほとんど無視、圧殺したのです。

大手ハムメーカーなどは、テレビ、新聞、雑誌などの大切なスポンサー。

「スポンサーは神様」なのです。

だから、神様にさからうなど、できるわけがない。

ブタ、牛、羊など肉も強い発ガン性 衝撃は、ハム、ソーセージなど加工肉だけではない。

WHO勧告は「ブタ、牛、羊などの赤肉も、五段階評価で上から二番目の発ガン性がある」と断定し「食べる量をひかえめにする」ように、勧告しています。

世界中のスーパーや精肉店で売られている肉類にも、明らかに「強い発ガン性」があります。

国際機関が断定、警告しているのです。

しかし、この勧告は、あまりに遅すぎた、と言うべきです。

菜食者のあいだでは、加工肉や肉類の発ガン性は半世紀も前から常識だったのです。

しかし、わたしは、この WHO勧告に一種の感動をおぼえた。

「よくもまあ、真実を警告したものだ」 なぜなら、国連そのものが〝闇勢力〟の支配下にあることは、常識です。

WHOも例外ではない。

この勇気ある真実公表には、 WHOスタッフの人間としての良心を感じます。

「精肉コーナー」は「発ガンコーナー」だったほんらいなら製造販売禁止だが しかし、ブタ肉、牛肉など肉類に、五段階で二番目の発ガン性とは……! ほんらいなら製造、販売、流通も禁止となってとうぜんです。

そして、スーパー精肉売場は「精肉コーナー」ではなく「発ガンコーナー」と名称を変えるべきです。

お肉屋さんも「発ガンショップ」と看板を書き替えるべきでしょう。

食肉関係者は「冗談ではない!」と烈火のごとく怒るでしょう。

しかし、国際機関の基本姿勢は「強い発ガン商品は市場から排除する」。

だから、アスベストは禁止したのです。

なら、肉加工品や赤肉などは販売禁止がとうぜんなのです。

しかし、これに食肉業界が困惑、憤激するのも十分に理解できます。

ハム、ソーセージなど加工肉や食文化は人類の歴史とともにありました。

これらを地上から一掃せよ……というのは、無理があります。

政府や政治家が既得権の業界保護にまわるのは、ある意味で仕方がないことかもしれません。

畜産、食肉産業に従事しているひとを路頭に迷わせかねないからです。

しかし、わたしたちの日々の食事の真の目的はちがいます。

産業のためではない。

健康のためなのです。

食肉産業保護のため「肉を食え!」は、本末転倒です。

政府もメディアも、この衝撃的な WHO勧告を一瞬で、闇に葬り、なかったことにしています。

だから、このビックリ勧告を知らないひとがほとんどです。

しかし、少ないながら気づいたひとたちもいます。

そんなひとたちが、いっせいにベジタリアンやヴィーガンにシフトしているのです。

世界でヴィーガンが爆発的に増え始めた……。

この WHO勧告は、その一つのきっかけになったことは、まちがいありません。

日系三世の大腸ガン死は祖国日本の五倍!反射的に反発する理由とは 「……ハムや肉に発ガン性がある、なんてウソだろ!」 頭から信じないひとが、大半でしょう。

そもそも、人間は自分が好きなものをけなされると、反射的に反発する。

不快になる。

だから、反論し、否定する。

これは、心理学的に「防衛機制」と呼ばれる生理現象です。

専門的に解説すると──。

「……危険や困難に直面したばあい、受け入れがたい苦痛・状況にさらされたばあいに、それによる不安や体験を減少させるために無意識に作用する心理的なメカニズム」 だから、お肉大好きなひとが、ここまで読んでムカついたり、不愉快になるのも、この自然な心理的反射なのです。

しかし、昔から「諌言、耳に痛し」という諺もあります。

自分の良くない点を、指摘される。

すると、だれでもムッとします。

しかし、不愉快な情報こそ、生活を改めるありがたいきっかけです。

ムカついたら「オッ、防衛機制がはたらいた」くらいに思うことです。

ニュージランド結腸ガン四五倍 さて──。

WHO勧告を見て「どうして、ハムや赤肉など肉類が強い発ガン性をしめすのか?」と、首をひねるひとも多いはずです。

その決定的証拠をお見せします(グラフ 1)。

グラフは、アメリカ移民の一、二、三世の大腸ガン死を比較したものです。

祖国日本にくらべて一世、二世の大腸ガン死は、二倍強です。

そして、三世になると、発ガン・リスクは、五倍にはねあがり、アメリカ白人と同じになっています。

母国日本とアメリカで、決定的にちがうのは、食生活です。

日本は植物食(プラントフード)で、アメリカは動物食(アニマルフード)が中心です。

その差が大腸ガン死で五倍もの大差となって現れたのです。

これは、肉を主とする動物食は、大腸ガンを五倍に増やす決定的な調査です。

さらに、グラフ 2は、「肉の摂取量と結腸ガン」を国別に比較したものです。

みごとに肉消費量と結腸ガン罹患率(一〇万人当たりの人数)が比例しています。

肉消費と発ガン率のもっとも少ないナイジェリアと一日あたりの肉消費量が三二〇グラムともっとも多いニュージランドと比較すると、結腸ガン約四五倍……! 仰天の大差です。

WHOは、これら医学的、疫学的なエビデンス(証拠)を重ねて、世界に肉食の発ガン性を勧告したのです。

科学的な証明と向き合うべきです。

「肉に発ガン性などウソだ!」と、わめくのは駄々っ子のレベルです。

肉を悪玉菌が分解し腸内腐敗で発ガン物質に「腐」という漢字がすべてを語る 肉の発ガン性を、古来人類は体験的に知っていました。

漢字の「腐る」という字を、よく見てください。

「府」の中に「肉」が入っています。

この「府」は「腑」の略字。

おいしいお酒を飲むと「五臓六腑にしみわたる」と言いますね。

この「五臓」とは、肝臓、腎臓など中身の詰まった臓器のことです。

「六腑」とは、中が空洞の臓器……つまり、消化器系です。

この「腐」という漢字は、「消化器」に「肉」が入ると「腐る」と警告しているのです。

はるか古代の中国、漢のひとびとは、肉食は腸内を腐敗させ、ガンなど万病のもと……ということを、知っていたのです。

だから、その危険性を警告するため「腐」という漢字を考案したのです。

肉が腸内に入ると、どうして腐敗するのでしょう?肉は悪玉菌の大好物なのだ じつは、肉類など、動物食は腸内悪玉菌の〝大好物〟なのです。

肉が腸に届くと、悪玉菌が、大喜びでそれを食べて大増殖し、腸内は悪玉菌の天下となります。

腸のなかには、 ①悪玉菌、 ②日和見菌、 ③善玉菌の三種類が混在しています。

悪玉菌は、生命活動で、人体に有害な毒素を発生します。

日和見菌は、悪玉についたり、善玉についたり不安定です。

だから、日和見菌と命名されたのです。

善玉菌は、その名のとおり、食物を分解して、体に良い成分に変えます。

だから、腸内に悪玉菌が増えると不健康になります。

善玉菌が増えると健康になれます。

従来の栄養学は、口から入る食物の栄養しか、考慮していません。

しかし、栄養成分は、消化器系で、これら微生物の生命活動により、大きく変化します。

そもそも腸の中には、数百兆もの腸内細菌が棲んでいるのです。

人間の体細胞より多くの微生物が、人体に同居している……! そういう意味で、わたしたちの体は、微生物との共生体なのです。

悪玉菌が発生される発ガン物質 図 2は腸内細菌が栄養分をどのような物質に変えるかを示しています。

むろん、これらも、ほんの一部の変化です。

想像を絶する変化が、人体という小宇宙(ミクロコスモス)で日々、くりかえされているのです。

あなたが、焼き肉やハンバーグなどを食べる。

すると、腸内に入ってきた動物性たんぱく質に、悪玉菌が殺到して、これを食べて分解します。

そこから発生するのがインドール、スカトールなどという猛毒物質です。

これらは、ひどい悪臭がします。

さらに、アンモニア、アミン化合物なども生成されます。

これらは、すべて強い発ガン物質です。

それが、腸壁を刺激する。

だから、動物食が中心のアメリカ型食事を日々とっていると、大腸ガン死が祖国の五倍という悲劇にいたるのです。

それだけではない。

発ガン物質は腸壁から吸収されます。

血流に乗って全身をめぐります。

だから、全身の発ガンリスクが高まります。

ハム、ベーコンなど加工肉は、発ガン危険ワーストワン。

これは、食肉加工の段階で発色剤の亜硝酸塩など添加物を配合するためです。

ただし、添加物なしの赤肉も発ガンリスクはワースト 2です。

肉類自体も、ガンを誘発するのです。

しかし、この悲劇に気づいている在米の日系人はマレです。

日本人も同じです。

なぜなら、日本同様、アメリカも〝闇の勢力〟が支配しています。

かれらは、石油利権から食肉利権まで、広く掌握している。

そして、マスメディアも、悪魔勢力の手中にあります。

さらに、〝かれら〟は医学界まで、ほぼ完璧支配している。

だから肉類の発ガン性をしめすグラフ 1も、人類の目に触れないように巧妙に隠ぺいされてきたのです。

トイレの臭い家のひとは早死にする 肉類をはじめ魚や牛乳、乳製品、卵などの動物食も悪玉菌は大好物です。

だから、これらを常食しているひとの腸内は、腐敗発酵で生じた有毒物や発ガン物質だらけです。

そんなひとのオナラは鼻が曲がるほど臭い。

悪臭物質で猛毒のインドールなどが腸内で大発生しているのです。

その意味で、オナラの臭いひとは、大腸ガンをはじめ、ガンを発症するリスクは、きわめて高い。

さらに言うなら、トイレの臭い家は、家族全員がガンなどで早死にするリスクが高いのです。

これにたいしてベジタリアンのオナラは、まったく無臭です。

それは悪玉菌ではなく、善玉菌が、腸内発酵をつかさどっているからです。

これらは、健康維持の基本中の基本の知識です。

しかし、マスコミどころか、ユーチューブですら、いっさい流されない。

それだけ、〝闇勢力〟のメディア支配と〝洗脳〟は貫徹しているのです。

このように……。

──動物食、第一の害は「腐敗」です。

牛乳、肉をとるほど骨折が増えるメカニズム動物性たんぱく質をとるほど骨ポキポキ わたしは『牛乳のワナ』(ビジネス社)で「牛乳飲むほど骨折が増える」と警告しました。

これだけで、耳を疑うひとが、ほとんどでしょう。

なぜなら、わたしたちは子どものころから「牛乳はカルシウムの宝庫。

骨を強くする」と体育、保健の授業などで、くりかえし教えられてきたからです。

しかし、牛乳は「骨を強くする」どころ「骨を弱くする……」。

この栄養学者の期待を裏切る結果は〝ミルクパラドックス〟と呼ばれます。

消費者、国民だけでなく栄養学者もだまされていた……。

わたしは、『牛乳のワナ』を執筆したとき、牛乳、乳製品が三五種もの病気や難病、さらには犯罪などの元凶であることにガク然としました。

まさに、牛乳の正体は、白い〝悪魔の飲料〟だった……。

(第二章参照) 牛乳を飲むと、骨折が増える……。

その証拠に、かつて世界でもっとも牛乳を飲むノルウェー人の骨折率が、日本人の五倍にたっしていた、という事実があります。

骨折を増やすのは牛乳にかぎりません。

肉や魚、卵など、動物性たんぱく質を、多くとるほど、骨折は急増する。

動物食は消化で「酸毒」を出す 動物食をとるほど、骨折は増える……。

このミステリーを解く鍵が、血液の pHです。

人間の体液 p Hは、弱アルカリが正常です。

これが酸性に傾くと危険です。

強く酸性に傾いた状態を、アシドーシス(酸血症)と呼びます。

重症になると死亡することすらある。

さて──、肉や牛乳など、動物食を食べると、この pHはどうなるか? 人体が動物性たんぱく質などを胃腸で消化するとき各種の酸が発生するのです。

これを、東洋医学では〝酸毒〟と呼びます。

これら酸性物質が、血液やリンパ液など体液 p Hを酸性にかたむけるのです。

すると、体は危険なアシドーシス(酸血症)に近づいていく。

これは、最終的には命にかかわる危険な状態です。

だから、人体は、それを回避するため、酸性に傾いた pHを弱アルカリにもどそうとする。

そのとき動員されるミネラルが、骨のカルシウムです。

体は骨からカルシウムイオンを溶出させ「酸毒」 pHを中和しようとする。

こうして、体液は弱アルカリにもどり、人体は危機を脱する。

しかし、その代償はスカスカになった骨格です。

つまり、牛乳を飲んだり、肉を食べたりした代償が、スカスカの骨なのです。

肉食が始まって戦争が始まった さらに、体液を酸性化する「酸毒」は、交感神経を緊張させます。

するとイライラ、ムカムカしてきます。

そして、肉食をするほど、攻撃的になります。

攻撃ホルモンと呼ばれるアドレナリンが分泌されるからです。

このように肉食や動物食を好むほど、残虐的になります。

「……肉食が始まって、戦争が始まった」 これは、ギリシャの哲学者プラトンの有名な警句です。

肉食は、最終的には、戦争まで引き起こすのです。

その憎悪を生み出すのは、動物の消化過程で発生した「酸毒」が原因です。

──動物食、第二の害は「酸毒」です。

肉好きはヴィーガンより八倍心臓マヒで死ぬベジタリアンよりも三倍死ぬ グラフ 3は、肉好きは、ヴィーガンより、八倍心臓マヒで死ぬ……。

その衝撃事実を証明しています。

これは米カリフォルニア州のキリスト教の一派〝セブンス・デイ・アドベンティスト( SDA)〟の信者と普通の市民の心臓病死亡率を比較したものです。

SDAは、菜食主義を教義としています。

調査は信者でも厳格に菜食を守っているヴィーガンと、ときどきは少量の肉、魚も食べるベジタリアンを比較対照としています。

研究指揮を執ったのはアメリカ屈指の疫学者として名高いフィリップ博士。

調査対象は、なんと二万五〇〇〇人にたっした。

そして、疫学調査は、六年間にわたって実施された。

そして、ついにフィリップ博士らは、肉食が心臓病を八倍も増やす、という結論に到達したのです。

ちなみに、肉や魚を少々食べるベジタリアンとくらべても、肉食者は三倍心臓マヒで死んでいます。

この調査は、肉食と心臓病の関連を世界で初めて証明した研究として高く評価されています。

その後、さまざまな疫学や栄養学の研究で「肉を多く食べる」ほど、「心臓病で死ぬ」ことが証明されています。

たとえば、中国の農村男性にくらべて、アメリカ男性の心臓マヒ死は一七倍と仰天報告もあります。

ちなみに。

アメリカ女性の乳ガン死は、中国女性の五倍……(『チャイナ・スタディ』)。

こうなると、どちらが真の〝豊かな国〟か、わからなくなります。

〝脂汚れ〟アテローム血栓症

なぜ、アメリカ国民は、ヴィーガンより八倍も心臓マヒで死ぬのか? 理由は明快です。

心臓の冠状動脈に〝脂汚れ〟が沈着したからです(図 3)。

この〝汚れ〟を医学用語でアテロームといいます。

その〝脂汚れ〟の最大原因が、肉食です。

さらに、乳製品や砂糖などの消費でも滞積します。

それは、まるでバウムクーヘンのように血管内壁にたまっていく。

とうぜん、血流は妨げられます。

最悪のばあい、バウムクーヘンの穴がふさがって、アウトとなる。

しかし、その前に血管壁に付着したアテロームの一部が剥離、脱落する(プラーク崩壊)。

このカケラが、心臓の冠状動脈に詰まる。

すると、心筋梗塞で即死する。

脳動脈に詰まる。

脳梗塞や脳出血など脳卒中で即死する。

これらを総称してアテローム血栓症と呼ぶ。

グラフを見れば、その死亡率の高さにおどろくはずです(グラフ 4)。

なんと、人類の死亡原因ダントツ一位。

二四・六%で、人類の四人に一人が、命を落としている。

ついで、二位、感染症(一四・二%)、三位、ガン(一二・五%)、四位、事故死(九・一%)……と、つづく。

人類の四人に一人が〝ムダ死に〟している野生動物にはまったく見られない アメリカの菜食運動リーダー、ハワード・ライマン氏は、なげく。

「これは、人類のムダ死にだ……」。

なぜなら、野生動物には、このアテローム血栓症の報告は一例もないからです。

つまりは、みずからの食べまちがいが招いた悲劇(喜劇?)なのです。

アテローム血栓ができる理由は、はっきりしています。

まずは、肉、牛乳、卵などの動物食です。

かさねて、白砂糖も血液中で中性脂肪となり、血管壁に滞積する。

野生動物たちは、食べてよいエサを、食べてよい量しか食べない。

生命を生かす大自然の(本能)のなせるワザです。

人間サマだけは、美食、飽食、悪食、大食……と、食い放題。

その結果、冠状動脈が詰まる。

脳動脈が詰まると突然死が襲う。

いわゆるポックリ病です。

日本人でも、若いひとたちに、このポックリ病が増えている。

原因は、はっきりしている。

ステーキ、焼き肉、牛丼、さらには、砂糖、シロップなどの甘いもの。

これにたいして、菜食者のアテローム血栓症は、皆無です。

つまり、理想は菜食、少食につきる。

すると、血中コレステロール値は、いやでも下がる。

「……五二〇九人の調査で、コレステロール値が一五〇以下で、心臓発作を起こしたひとはゼロだった」(米フラミンガム研究報告)患者メニューに肉がドッサリ このように、肉食、動物食の習慣は、最終的に血管を詰まらせる。

そして、突然の悲劇で幕を閉じる。

同じような悲劇が、糖尿病による死亡率です。

グラフ 5は「週に肉を食べる回数」と「糖尿病死」の関連を証明しています。

「非肉食」(ベジタリアン)の死亡率を一とする。

「週に六日以上」と、ほぼ毎日、肉を欠かさないひとでは、糖尿病死亡率に三・八倍もの開きがある。

医者は、糖尿病患者に「甘い物」「カロリー」をひかえるように指導している。

しかし、なぜか「肉」については、いっさい触れない。

それどころか「厚労省指導」の糖尿病患者の「食事メニュー」の食材に肉類が山ほど満載されていることにおどろいた。

つまり、糖尿病患者に「肉を食べろ!」と指導しているのです。

グラフ 5を見れば、まさにそれは間接〝殺人〟とおなじです。

それは医者の無知なのか? はたまた悪意なのか?

「鳥のエサ食えるか! 肉もって来い」(村田英雄)サラダの皿をぶん投げて…… 肉を食べるほど、糖尿病患者が死亡するメカニズムは、次のとおりです。

まず、肉には繊維質がないため、多食で血糖値が上がる。

アテローム血栓が末梢血管を詰まらせ、心臓病、脳卒中など合併症を引き起こす。

糖尿病患者の死亡原因は、これら末梢血管などの血行障害なのです。

糖尿病の末期症状は悲劇的です。

それを、体現して死んでいったのが、昭和の大歌手、村田英雄です。

かれは、飲み屋などで、サラダを出されると激怒したという。

「……俺に、鳥のエサなどもってきゃがって。

肉もって来い。

肉を!」 そしてサラダを皿ごと投げ付けたという。

この豪快な演歌歌手は、「肉こそ栄養満点」だと、信じていた。

そして「野菜などは鳥のエサ」だ。

このかんちがい、知識不足が晩年のかれを地獄につき落とした。

野菜類は、いっさい口にせず、肉食と酒ざんまい。

いやでも糖尿病に直行だ。

こうして、昭和の大歌手は、晩年、糖尿病のあらゆる末期症状に苦しんだ。

両足は、壊疽で切断。

目は失明。

最後は後遺症の心臓発作で息を引きとった。

ここにも、無知の悲劇がある。

「連銭結合」で微小循環阻害 糖尿病の末期症状は、全身の血行障害から引き起こされる。

それは、末端の毛細血管が詰まることから発症する。

これを、微小循環不全という。

人体の血管の約九五%は、毛細血管だ。

その直径は五〜二〇ミクロン。

これらを総延長すると地球を二回半する長さだという。

そして、赤血球の直径は、約一〇ミクロン。

それが、五ミクロンの毛細血管を通過できるのか? じつは、赤血球は平たいモチのような形状をしている。

狭い毛細血管は、自分のからだを二つ折りにして、通過する。

ところが、ここでやはり肉や牛乳の動物食の消化で発生する「酸毒」が悪さをする。

「酸毒」は、とうぜん、血液の pHを酸性にかたむける。

すると、赤血球に奇妙な現象が起きる。

それまで、バラバラで自由に血液中を動いていた赤血球が、まるで糊でくっつけられたように、連なってしまう。

これを医学的には「連銭結合」(ルロー)と呼ぶ。

まさに穴銭をヒモで綴ったような形態となる(図 4)。

こうなると、もう赤血球は、みずからのからだを二つに折って、狭い血管をとおり抜けるというワザが使えなくなる。

つまり、少なくとも五〜一〇ミクロンの毛細血管は、赤血球が通行不能となる。

すると、その先にある体細胞には、酸素も栄養も届かなくなる。

細胞は酸素欠乏で一〇〇%ガン化する血栓、血流不全、壊疽、ガン化 ……するとどうなるか? ドイツの医学者オットー・ワールブルグ博士が、重要な発見を行っています。

「……細胞に供給する酸素を減らして酸欠状態にしていくと、細胞は一〇〇%ガン化する」(同博士) かれは、この発見によりノーベル医学・生理学賞を受賞している。

この発見のもつ意味は、恐ろしい。

つまり、肉や牛乳など動物食の消化で発生する「酸毒」は、体液を酸性化させる。

すると、赤血球はたがいにくっつく「連銭結合」を起こす。

そして、毛細血管に血栓として詰まる。

こうして一〇ミクロン以下の末梢血管には、まったく血液がいかなくなる。

酸素も栄養も届かない。

先にある体細胞には「壊死」「ガン化」の二つの道しか残されていない。

糖尿病の末期症状で、もっとも悲惨なのが「壊疽」です。

血流不全のため足先や手が腐り始める。

もはや切断しか生きる道はない。

もう一つがガンです。

糖尿病患者の発ガン率は、数倍にはねあがる。

それも血行不良の酸欠で、末端細胞がガン化するからです。

さらに、失明や心筋梗塞、脳梗塞など糖尿病の合併症も、微小循環不全……によるものです。

そのメカニズムは── ……動物食 →消化 →「酸毒」 →血液酸性化 →「連銭結合」 →血栓 →血流不全 →壊疽・ガンなど合併症で死亡…… わかりやすくいえば、肉食で血液が酸性化し、血流不全でガン化する。

これも動物食がガンを発生させるメカニズムの一つ。

つまり……。

──動物食、第三の害は「血栓」です。

①腐敗、 ②酸毒、 ③血栓の三悪動物食三大弊害を理解する 以上をまとめます。

肉食に代表される動物食(アニマルフード)の三大弊害は──①「腐敗」、 ②「酸毒」、 ③「血栓」となります。

それは、三段階をへて、人体を攻撃してくるのです。

まず ①腸内で悪玉菌が腐敗し有毒成分を発生──②消化過程で発生した「酸毒」が、体液を酸性化、カルシウム脱落などを引き起こす──③アテローム血栓症や赤血球の連銭結合により、血行障害から突然死やガンなどを引き起こす。

医者ですら「肉食の何が悪い?」とムキになって反論してくるひともいる。

これら生理的メカニズムをまったく理解していない無知によるものです。

冷静に、動物食が引き起こす、これら生理的変化を理解していただきたい。

なかには「そんなことは教科書に書いていない!」と怒るトンデモ医者もいる。

このかたは、もはや保育園レベルの頓珍漢で、お話にならない。

しかし、これは偏差値狂育、暗記ロボットのなれの果てです。

日本の悲喜劇そのものなのです。

ヒトの一生、釘の一生 本章タイトルは「肉好きほど老化、短命……」です。

まさに、肉が大好きなひとにとっては「不都合な真実」でしょう。

ある研究者には「ぼくは肉を食べますよ! 何が悪いんだ」と、食ってかかって来られたのにはビックリ。

人間は、好きなものを批判されると心理学的「防衛機制」が瞬時にはたらく。

まさに、その典型例です。

ドイツに長く在住されていた日本女性が、こう語っていた。

「……そういえば、白人のかたは、若いころは愛らしいけど、すぐに老けますね」 本書、プロローグでも、こう書いた。

欧米人は早く老ける。

比較すると日本人は若い。

「老化」とは、はやくいえば、体の〝酸化〟です。

ヒトの一生は、〝釘の一生〟に似ています。

生まれたときは、ピカピカです。

それが、歳をとるにつれ、空中の酸素と化合して輝きを失っていく。

中年、高齢にいたると、それは渋い、重い味わいを出してくる。

さらに、歳を重ねる。

酸化は進み、体は錆びて脆くなる。

そして、最後は酸化鉄となり、朽ちて大地にもどっていく……。

老化、短命とは、その酸化スピードが、早いことを意味します。

欧米人は動物食(アニマルフード)で体の酸化を早め、老化を早めている。

若いひとを中心に世界で爆発的に起っている『ヴィーガン革命』は、かれらが、その真実に目ざめたからです。

だから、この「革命」は、だれにも止められない。

洋食は体を酸化させ早老に わたしは、いま七一歳です。

筋トレで鍛え、体形は二〇代のまま。

髪は黒々とし白髪とは無縁。

毎日、ベランダで、タワシまさつと日光浴は欠かさない。

二五歳のときにヨガ哲学と出会い、人生の啓示を受けた。

それから、玄米食を中心に、ほぼベジタリアンとして、生きてきた。

現在は、一人暮らし。

自宅では一日一食で、さらに完全にヴィーガンである。

料理はすべて手づくりだ。

もともと器用なのか、料理が執筆の合間の気分転換、息抜きとなる。

来客に手づくり豆乳ヨーグルトや雑穀パンケーキ、カレーなどをご馳走する。

みんな声をそろえて「おいしい!」と絶賛してくれる。

お世辞でも料理した甲斐がある。

こちらも、嬉しくなる。

ただし、友人と温泉旅行にいったりするときなどは、旅館の御料理をおいしくいただく。

会食などもできるだけ菜食を心がけている。

しかし、ヴィーガンレストランの少ない日本の現状では、完全菜食はムリである。

だから、わたしはホームヴィーガンと割り切っている。

それでも、ベランダ栽培のハーブ、大葉なども使った料理は、なかなか楽しい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次