第4章モテる声を手に入れる
35「モテる」声って何?36男性が女性にモテる声37女性が男性にモテる声38相手に好意を伝える声39カラオケでモテるにはコラム生徒さんの悩み②「引きこもりを直したい」
男性が女性にモテる声男性と女性はまったく声質が違うものです。男性であれば、女性にはない男性ならではの声を聴かせることで、魅力を感じさせることができます。そして堂々と自信を持って、ハキハキと話せば頼りがいがあると感じさせられるのです。よく響く低音と滑舌の良さ、これが男性のキーワードです。まずは、第一声を響かせてみましょう。会話の冒頭で相手の気持ちをひきつけておくと、その後の反応が違ってきますので、第一声での「つかみ」はとくに重要です。よく響く声とは男性特有の「のど仏」を響かせる声のことで、あごの下の筋肉を鍛えることで出すことができます。上唇と鼻の間に割りばしを挟み、落とさないようにしながら「うおうおうお」と発声してみてください。1回1分ほど続けると良いでしょう。この際、親指と人差指の腹をあごの下に当ててみて、ピクピクと動いていれば、筋肉がしっかりと使われているということです。声を出すときに併せて舌の中央を下げると、女性にはない低音が出るため、より魅力的に聞こえるはずです。まとめ喉の下にある筋肉を鍛え声を響かせよう自信を持って地声を出そう
女性が男性にモテる声女性は男性と違って、「よく響く低音」を出すことができません。しかし男性にはないトーンで柔らかい声を出すことで、男性をひきつけられます。まずは、少し高くかわいい地声を出すために、舌の中央を上に持ち上げましょう。逆に舌を下げると低い声が出ますので、色っぽさを出すにはトーンを下げても良いでしょう。キンキンした裏声は禁物ですが、シチュエーションや自分のイメージによって使い分けてください。このとき舌の先は、下前歯の裏に添えておく(「ら行」の発音以外)と、舌が動かしやすく話しやすいはずです。そしてもう1点、女性の場合はとくに間を取ることが重要です。早口で話す女性はかわいらしさを感じさせることもありますが、優しさや安心感を与えたりじっくりと話したりするには、早口はあまりおすすめしません。鼻から息を吸い、一回お腹にくっと力を入れて息を止めます。そしてゆっくりと話すと、呼吸が整い十分に間を取って話せるはずです。なお普段から早口の人は、口先だけで発声しがちですので、口の縦と横の動きを意識して、聞き取りやすい発音を心がけることも有効です。まとめ舌を使い声の高低をコントロールしよう十分に間を取って話そう
相手に好意を伝える声これまで、自分の地声を伝えることが重要だとお伝えしてきましたが、これは相手に好意を伝える場合でも同様です。その上で、次の点に注意して発声してみると、効果的に気持ちを伝えられるでしょう。場所やシチュエーションにもよりますが、男性であれ女性であれ、基本的には静かな声で話すことが効果的です。1対1のときに静かな声で話すと、人は自分の話に耳を傾けようとします。あまり大声で話すと、ふたりの世界が崩れてしまうのです。そして、自分の唇の動きをしっかりと見せます。その上で、息を多めに抜きながらソフトな声を出せば良いでしょう。腹式呼吸をしてしまうとつい声が大きくなりがちなので、ここは胸式呼吸で良いと思います。なお、男性の場合は強く声を出すと威圧的な印象を与えてしまいます。また発音は明瞭な方が頼りがいを感じさせることができます。なお、緊張して声が上ずったりどもったりすることがありますが、これは恋愛においては、むしろ自分に興味があると感じさせて好印象を与える場合もあります。無理に緊張を隠そうとせず話すことをおすすめします。まとめゆっくりと静かな声で注意をひこう緊張はそのまま出してもオーケー
カラオケでモテるにはカラオケでモテるためのコツは、まず恥ずかしがらず堂々と歌うことです。歌のうまい下手よりも、ていねいに歌うほうが魅力的に映りますので、歌詞の意味を考えて歌ってみましょう。歌詞をていねいに歌っていると伝えるためには、発声におけるポイントがあります。まず、たとえテンポの速い歌であっても、しっかりと母音を出すこと。つまり、舌の上下運動をきちんと行う必要があるのです。また唇の縦と横の動きや口角を上げる必要もあります。口角を上げるなど唇を動かすには口輪筋を使いますので、割りばしを1本前歯で縦にくわえて「おあおあ、ういうい、いういう、あうえう」と繰り返し発音し、日ごろから筋肉をほぐしておきましょう。少しずつでも続けば、はっきりと聞き取りやすい声になるはずです。最後に、通る声を身につけておきましょう。かんたんな方法として、500ミリリットルのペットボトルを使ったトレーニングをご紹介します。ペットボトルに水を3分の1ほど入れて手で支え、飲み口を唇でくわえて歌ってみましょう。ペットボトルが震えるようになれば、歌うのに最適な声が出せるはずです。まとめ恥ずかしがらず歌うほうが魅力的歌詞を大事にして歌おう
コラム生徒さんの悩み②「引きこもりを直したい」私のスクールには、たまに引きこもりの方が相談に見えることがあります。昨今、世間でも増えている問題ですが、せっかく勇気を出して通ってきてくださっているのですから、ぜひ改善していただきたいものです。ここでは、私がある生徒さんに行ったアプローチをご紹介します。引きこもりの方は普段外に出ていませんので、言葉自体を出す機会がありません。つまり表情筋が衰え、表情がとぼしくなります。また、会話に苦手意識を持っていますので、ボソボソ声になりがちです。これらを改善するには、口角を上げて表情筋を鍛え、滑舌良く、そして歯切れ良く話すためのトレーニングが重要です。しかし、普段から声を出し慣れていない方にいきなりトレーニングを行おうとしても、うまく成果が得られません。そこで、まずは歌うことから始めるのです。といっても歌の上手さではなく、大きな声を出すことを重視します。「大声を出す壁」を取り払ったあとに、初めて言葉のトレーニングを行うのです。そうすると、よりヴォイストレーニングの効果が出やすくなります。また何より、自信もついてきます。普段話す機会がない、人と話すのが苦手、といった方は、カラオケなどに行って大きな声で歌うことから始めてみてはいかがでしょうか。
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