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第4章 自分の中にすでにある「強み」に気づく

たった1つの「絶対的な強み」が存在しない理由第1章でお伝えしたように、本書での「強み」とは、「目的達成のために使える特徴」のこと。

「目的達成に使える」のであれば、どんな特徴でも、何でも「強み」と呼べるのです。

そもそも人生で達成したい「目的」は人によって、また時と場合によってさまざまなものがあるでしょう。

●自分が活躍できる「職場」を見つけて、貢献しながら働きたい●信頼できるパートナーを見つけて、「心から安心できる家族」をつくりたい●趣味にとことん没頭し、「楽しい時間」を人生に増やしたい●目標金額を稼いで、「理想の暮らし」を実現したい●興味がある分野について学んでスキルアップし、自分の「成長」を実感したいなど、ほんの一例ですが、これらの目的達成のために使える「特徴」があるのなら、何でも使えばよいということです。

たとえば転職のために、「実績」や「スキル」が強力な武器になる場合もあります。

あるいは婚活のために、「経験」や「知識」が役に立つこともあるでしょう。

意外なところでいえば、趣味や副業のために、「お金」や「人脈」が使えるかもしれません。

ともかく、これらそれぞれが「目的を達成するために使える特徴」であるのなら、すべてがあなたの持つ「強み」といえるのです。

「強み」とは才能や実績など「限られた人が持つもの」ではありませんし「たった1つの絶対的な強み」があるわけでもありません。

性格や経験、スキル、知識、お金、人脈などたくさんの特徴をすべて含めた「自分の持ちもの」をどのように使いこなし、自分の望む目的を達成していくか。

これが本当の意味で「強みを活かす」ということになります。

「人と比べて強みがない」は大きな間違い一般的に「強み」というと、「他人と比べて優れている部分」という印象が強いかもしれません。

仕事の面接などでは「(他の候補者よりも)業界経験が長いことがわたしの強みです」とアピールすることもあるでしょう。

確かに、このように「他の候補者との競争」が求められる場面においては、「他人と比べた強み」を見つけることが目的達成の大きなカギになります。

他にも、合格定員が決められている学校や資格試験に合格したい場合や、副業・起業など自分でビジネスを興したい場合、はたまたモテる異性の心を射止めたい場合なども同様に「他人との競争」が発生するならば、他人と比較した「強み」を見つける意義は大いにあります。

しかし、考えてみてください。

人生全体で見ると、必ずしも「他人との競争」が必要な場面ばかりではないはずです。

たとえば、今より健康な身体を手に入れたいとき、職場の同僚とよい関係を築きたいとき、家事を分担して快適な暮らしを実現したいとき、パートナーと円満に過ごしたいときなど。

このようなときの目的は、「他人との競争に勝つこと」ではありませんよね。

そうではなく、ときには「昨日の自分よりも筋力をつけること」だったり、「家族で役割分担を行うこと」だったり、「相手と良好なコミュニケーションを取ること」などのはず。

つまり、人生で取り組むことの「目的」というのは多岐に渡ります。

したがって、「強み」=「他人と比べて強いこと」だけではないのです。

一般的な言葉のイメージにまどわされて、「他人と比較して強みがない」と落ち込んでしまう人も多いのですが、その必要はまったくありません。

事実、今あなたが本書を読んでくださっているということは、おそらく「自分に合った居場所を見つけたい」と思っているはずです。

だとすると、自分に合った居場所を見つけることができれば「本を読む目的」は達成されるわけなので、必ずしも「他人と比べて優れている点」がわからなくてもいいですよね。

このように、つねに「自分の人生で今達成したい目的は何か」を冷静に見つめ、その目的に少しでも使える「特徴」を自分の中に見つけることに全力を注げばよいのです。

誰でも強みが見つかるようになる3ステップ「強み」とは「目的を達成するために使える特徴」のこと。

そう捉えてみると、まずは何を「目的」とするかの設定が重要なのは言うまでもありません。

したがって、本書でお伝えする「強みの活かし方」は、具体的には次の3ステップに分かれています。

強みを活かすための3ステップ自分の「特徴」を列挙する達成したい「目的」を設定するその「目的」の達成に使える「特徴=強み」を選ぶ「特徴」の列挙については、まず「これが強みになるのかどうか」を考えすぎず、無心で「特徴」を挙げることがコツです。

そしての達成したい「目的」の設定とは、それぞれの環境であなたが達成したい目的のことです。

その目的は、前章で見つけたあなたの「大事にしたい価値観」と密接につながっているでしょう。

同じ「職場」にいたとしても、達成したい目的は人それぞれ違います。

前章で「お金」の優先順位が高かった人は、「仕事で成果を上げ、お金を手に入れたい」と考えるでしょう。

しかし、「自信」の優先順位が高かった人は、「初めての仕事に挑戦してスキルアップし、自信につなげたい」と思うかもしれません。

あるいは「時間」の優先順位が高かった人は、「仕事を効率化して残業ゼロで効率的に稼ぎたい」というのが職場で達成したい目的になることもあるでしょう。

このように、同じ環境であっても、人それぞれ価値観が違うため、「達成したい目的」も異なります。

「目的」をベースに考えてみるの土台があって、「目的」の達成に使える「特徴」を選ぶという流れです。

いずれにしても、「目的」の達成に使える特徴はすべてがあなたの「強み」となります。

たとえば「外交的で周囲とのコミュニケーションが得意な性格」を活かして「仕事の成果につなげて年収を上げる」という作戦。

あるいは、「真面目で責任感の強い性格」をアピールして社内のプロジェクトに推薦してもらい、「成長をつかみにいく」というのもアリですね。

このように、「強みとなるかもしれない特徴」を自分の中からたくさん発掘し、達成したい「目的」を決め、その「目的達成」に使える「特徴」を選ぶようにしましょう。

「性格・知識・スキル」が人生を前進させる「強み」となりうる特徴の中にはいろいろなものがあります。

しかし、その中でも、とりわけ「目的達成」に欠かせない特徴は「性格」「知識」「スキル」という3つです。

それぞれの特徴を簡単に説明します。

まず、「性格」とは、「感情・考え方・行動の癖や特徴」のこと。

基本的に生まれ持った気質であったり、過ごしてきた環境によって蓄積された癖のようなものです。

「悲しみを感じやすい」「カッとなって怒りが爆発しやすい」という感情の癖や、「ネガティブ思考で、物事にリスクがないか自然と考えてしまう」「未来のことを妄想するのが得意だ」という考え方の癖、あるいは「短期集中で一気に物事を終わらせる」「長期的にコツコツ取り組む」という行動の特徴などを指します。

これらはとくに強く意識しないと発揮できない、というものではなく、ほとんど「無意識」でも発揮されることが多いでしょう。

つまり、「あなたの性格が発揮された状態=あなたが自然体で過ごしている状態」ともいえるわけですね。

次に「知識」とは「知っていて、人に説明できること」です。

教科書や書籍などで学ぶような「体系知(体系的に学んだ知識)」はもちろんですが、これまでにさまざまな経験から身につけてきた「経験知(経験から学んだ知識)」のことも含みます。

最後に「スキル」とは「自分でできて、人にやってあげられること」です。

生きていれば、仕事や家事、育児、趣味などさまざまな活動を続けるうちに「うまくできるようになったこと」はたくさんあるでしょう。

したがって、スキルとは、仕事で使うものや専門職で必要とされる高度な技術などに限りません。

たとえば、料理や掃除などの家事、趣味や習い事、勉強や副業など一定期間何かに取り組んだ経験があれば、それらをやっているうちに自然と身につく「物事をうまく進めるちょっとしたコツ」のようなものも「スキル」に含まれます。

性格、知識、スキル。

「何らかの目的を達成するために、目の前の現実を変えよう」と思うなら、この3つはいわゆる「行動にかかわるコアな強み」であり、物事を前に進ませてくれる心強い特徴です。

したがって本書では、この3つの特徴を棚卸ししていくことにします。

人生経験のすべてを強みに変える考え方わたしの講座を受講してくださる方にもよくお伝えしているのですが、実は、「強みを使って目的を達成する」とは「料理」をするようなものです。

まず、料理をする「目的」はなんでしょうか?こう聞いておいてなんですが、その答えは人それぞれ違うはず。

一人暮らしで「自分が美味しく食事できればよい」と考える人もいれば、趣味を楽しむ時間として「スパイスからカレーづくりに挑戦してみたい」と考える人もいます。

はたまた「家族を健康にしたい」と考えて料理をする人もいるでしょう。

これが自己分析でも重要な「目的の設定」です。

そして、そんなさまざまな目的に向かって料理を始めるわけですが、たとえば「カレーをつくろう」と決めたら、冷蔵庫を見て、カレーの具材など「材料」を用意するでしょう。

そう、この「冷蔵庫に何があるかな?」と材料を確認する作業がまさに「自己分析」にあたります。

「自分の中に、目的達成に使える材料はあるかな?」と確認するわけですね。

このとき、「目的」によって当然「使う材料」は変わります。

目的が「自分が美味しく食べるため」なら「自分の好きな具材」を用意するでしょう。

好きなお肉を選んだり、場合によってはりんごやハチミツなど「自分好みの味付け」に凝る人もいるかもしれません。

目的が「カレーづくりを楽しむため」なら、さまざまな「スパイス」や意外な隠し味などを用意する人もいるでしょう。

目的が「家族を健康にするため」なら、健康によい「野菜などの食材」をバランスよく用意するはず。

このように、「カレーをつくる」という行為自体が同じであっても、人によって「目的」が違うわけですから、全員が全員、同じ材料をそろえる必要はありません。

したがって、全員が全員、同じ「才能」や「資格」を持つ必要もない、ということです。

自分の〝持ち物〟がわかると、ここぞのときに焦らないまた、さらに言ってしまえば、目的によっては「カレーづくり」に固執する必要もありません。

なぜなら、他のメニューをつくっても「家族の健康のため」という目的を果たせるのであれば、今、冷蔵庫にある材料でできる料理をしてもよいわけですから。

つまり「今、自分にある特徴」で目的を達成することを考えるのも大事なことです。

また、「知識」「スキル」などをはじめとしてさまざまな「特徴」を自分の中に持っている人は、「使える材料」や「隠し味」が多くなっていきます。

かの有名なAppleの創業者スティーブ・ジョブズが残した言葉で「”Connectingthedots”」というものがありました。

これは「点と点がつながるように、過去の経験1つひとつが、思いもよらず活きる状況がくる」といった意味合いで使われたそうです。

まさにこれまでの人生経験すべてが自分の中に「使える材料」を増やす行為であり、これからの目的達成のために役に立つかもしれない、ということですね。

いずれにしても、「自分の冷蔵庫に何が入っているのか」を把握しておけば、いざというときにサッと料理がつくれるように、自己分析によって自分の「特徴」を普段から棚卸ししておけば、ここぞのときにも「強み」に変えて活躍できるようになるでしょう。

強みを増やす可能性は「無限大」さらに面白いのは、「強み」は増やせる、ということです。

先ほど料理の例を出しましたが、冷蔵庫から残り物を使って美味しいカレーをつくる人もいれば、理想の食材を買い足してから料理をする人もいますよね。

つまり、すでにある「既存の強み」を使ってもいいし、新たに「知識」や「スキル」など「新たな強み」を仕入れて使ってもいい、ということです。

「強み」とは「今持っているものがすべて」とは限りません。

目的のために必要であれば、知識やスキルなど「後天的に増やせる性質の特徴」を増やしてパワーアップするというのもひとつの手なのです。

隠れた「強み」を見つける2つのコツそれでは、具体的に「強み」を見つける2つのコツをお伝えしましょう。

「当たり前にできていること」に着目する自分の強みを知るためには、いかに、あなたが日常の中で「すでにできていること」に気づけるか?がカギです。

なぜなら、多くの人が自分の強みに気づけないのは、それが自分にとっては「持っていて当たり前のもの」であるからです。

わたしが学生だった頃、母に対して「毎日お弁当をつくってくれて、お母さんって本当にすごいよね」と無邪気に言ったことがありました。

しかし、母はキョトンとして、「簡単なものしかつくってないから誰にでもできるわよ」と返したのです。

当時の母にとっては「朝早く起きること」も「30分でお弁当のおかずを複数つくること」も慣れており、当たり前の生活だったため、「誰にでもできる簡単なことしかやっていない」と感じたようでした。

ですが、少なくとも当時のわたしにとっては、どれも「できて当たり前のこと」ではありません。

わたしはいわゆるロングスリーパーで早起きが苦手だったため、「朝早く起きること」も3日と続かなければ、料理もほとんどやったことがなく、「30分でおかずを複数つくること」なんて言わずもがなできませんでした(ちなみに、大人になった今もそこは成長していないので、できる自信はありません)。

わたしと同様に「早起きがどうしても苦手な人」や「料理がどうしても苦手な人」にとっては、「毎日お弁当をつくること」は当たり前にできることではないでしょう。

それでも母にとっては、それが「人よりできること」だとは知る由もなかったようです。

世の中全体を見渡せば、「お弁当をつくる母親」はたくさんいるかもしれません。

その人たちと比較してしまえば、確かに「これは自分にしかできないことだ」とは思えないでしょう。

けれど、「母にしかできないこと」ではなかったとしても、お弁当づくりは間違いなく、早起きが苦ではなく、料理もできる「私の母だからこそできること」の1つなのです。

この例のように、他人から褒められることや、「●●してくれてありがとう」「いつも●●をしているよね」と言われることに日頃からアンテナを立て、「今自分ができている当たり前のことは、できない人もいるかもしれない」と考えてみてください。

また、「当たり前にできていること」を見つけるもう1つのポイントは、「他人に対してイライラ・モヤモヤした瞬間」に着目することでもあります。

わたしたちは「自分ができて、他人ができていないこと」に対して、イライラやモヤモヤを抱きやすいからです。

たとえば、もし「道路を広がって歩く人を見たときにモヤッとする」という瞬間があれば、それはあなたが「周囲の人に配慮して行動すること」が得意だからかもしれません。

あるいは「部下のつくってきた資料が見づらくてストレスを感じる」なら、それはあなたが「情報を見やすく整理すること」が得意だからかもしれませんよね。

同様に、「夫の家事の様子を見てついイラッとする」なんてことがあったら、それはもしかしたらあなたが「効率的に家事をこなすこと」が得意だという証だったりします。

このように、他人に対して「なんでこんな(簡単な)ことができないのだろう?」とつい感じてしまったときは、実は自分の「得意」を見つけるチャンスでもあります。

ネガティブな感情を感じたら、せっかくなので「自己分析のチャンス!」と楽しんで観察してみてくださいね。

「強み」は「弱み」から生まれるまた、これも少し意外なお話かもしれないのですが、「強み」を見つけるためには、「弱み」に着目するのがおすすめです。

なぜなら、わたしたちの「強み」と「弱み」は表裏一体な性質があり、よくよく見てみると実は「同じ特徴」から生まれているケースが多いからです。

たとえば「ハイブランド製品」の「強み」は何でしょうか?一流デザイナーによるデザインがおしゃれ、高級な素材が使われていて耐久性が高い、持っている人が少ないので個性的に見られる、一種のステータスに感じる、など、もちろん製品によっても異なりますが、多くの人はおおかたこのような印象を持つことでしょう。

一方で、「ハイブランド製品」の「弱み」は何かというと、誰もが気軽に買える親しみやすさはないことや、クリーニングなどの手入れに気を遣うことなどが挙げられるでしょうか。

しかし、お気づきでしょうか?この「強み」と「弱み」はどちらも「高価格である」という同じ特徴から生まれている、ということに。

つまり、「高価格だからこそ、誰もが気軽に買えない」という事実がある一方で、「誰でも気軽に買えるわけではないからこそ、購入したときの喜びを感じられる」という側面もありますよね。

これは「上質なものを買いたい」「人とかぶらないものを買いたい」と考える人には「高価格であること」が強みになりますが、「洋服やバッグなどの消耗品にはそこまでお金をかけたくない」と考える人には「高価格であること」が弱みになるということです。

このように、「高価格」という同じ特徴であっても、人や場合によっては「強み」になったり「弱み」になったりするものなのです。

そして、これはわたしたち人間に置き換えても同じことです。

たとえば、「自分の意見を主張するのが苦手だ」と思っている人は、裏返すと「他人の意見を尊重するのが得意だ」といえるかもしれません。

「リーダーシップを取って自分の意見で物事を進めていきたい人」にとっては最高のパートナーになりうるでしょう。

あるいは、「ついネガティブに考えてしまう」と思っている人は、裏返すと「起こりうる問題を発見することができる」といえるかもしれません。

「細かいリスク管理が苦手な人」にとっては貴重な存在になります。

はたまた「自分には頑固なところがある」と思っている人は、裏返すと「意見が一貫していてブレない人」と評価されることがあるかもしれません。

「つい他人の意見に流されてしまう人」にとっては、羨ましく感じるでしょう。

このように、どんな特徴も活かし方次第でガラッと印象が変わります。

主観で見るとつい「弱みだ」と捉えがちな特徴であっても、時と場合によっては「強み」として活かせるものなのです。

どんな物事にもメリット・デメリットがあるように、特徴にも「強み」として活かしやすい側面と、「弱み」になりやすい側面がある、ということですね。

だからこそ、自分の持つ「特徴」をどのような場面で、どのような相手に活かせば「強み」として発揮されるのかを考えることが重要です。

それでは、次のページから実際に3種類のワークを通じて、「強み」を見つける方法を身につけていただきます。

●1つ目はさまざまな角度から「強み」となりうる「特徴」を見つけるワーク●2つ目は「特徴」を「強み」に変えるための「目的設定」のワーク●3つ目は「強みを活かす」ということを実際に体感していただくためのワークとなっています。

ここで見つけた「強み」や考えついた「活かし方」を、ぜひ自分の「居場所」探しにも役立ててくださいね。

非常にボリュームのあるワーク、お疲れ様でした!いかがだったでしょうか?悩みを改善するのにも、希望を実現するのにも使える「強み」の見つけ方や活かし方について、ワークで体感していただきました。

きっと「頑張っているのにうまくいかない」とお悩みだった方は、自分の意外な「知識」「スキル」「性格」などの特徴に気づき、打開策が見えてきたのではないでしょうか。

また、「強みがわからない」と思っていた方も、「強みってこんなふうに見つけるんだ」「ちょっとしたことが目的達成に使える強みになるんだ」と、少しずつイメージが湧いてきたかもしれませんね。

「これが強みになるわけない」と思ったあなたへもしかすると、「自分の特徴はなんとなくわかったけれど、それが強みになるのかわからない、そもそも強みにはならなそうだ」と思った方もいるかもしれませんね。

しかし、実はもう少しだけ特徴を深掘りしてみることで、それは立派な強みになるかもしれません。

ポイントは、「自分にどんな性格・知識・スキルがあるから、それをやってしまうのだろう?」と考えてみることです。

たとえば…●時間を割いていること:読書【隠れている性格・知識・スキル】もくもくと文章を読める集中力がある/物事を論理的に捉えることが得意/読んでいる本、好きなジャンルの本にまつわる知識があるなど●「なんでこんなことができないのだろう?」と思うこと:待ち合わせの時間を守ること【隠れている性格・知識・スキル】早起きが得意/責任感が強い性格/目的から逆算して、やるべきことをコントロールすることが得意/効率的に物事を終わらせることが得意など●気づけば情報収集していること:芸能人のゴシップ【隠れている性格・知識・スキル】他人に興味関心が強い性格/世話焼きな性格/「意外なこと」や「初めてのこと」を知るのが好き(好奇心が旺盛)/情報収集やリサーチが得意・苦ではない/トレンドや最新の情報に明るいなどもちろん、慣れないうちはたくさんの回答が出てこなくても構いませんし、「100%正しい」と確信が持てなくても構いません。

それでも、このように少しだけでも深掘りして考えてみることで、自分の「特徴」の活かし方がより見えてきやすくなります。

あとは、日常の中でそれが合っているか・うまく使えそうかを意識的に試していくようにしましょう。

きっと今よりずっと「自分」の使いこなし方がわかってくるはずです。

いつか、その強みが活きる日がきますまた、どうしても今の段階では「強みとしての活かし方がわからない特徴」が出てきたとしても、それもあなたが時間を割き、得意としてきたことに変わりはありません。

たとえば上司が変わった瞬間にあなたの性格を評価されたり、将来の転職面接で意外なスキルをアピールできたりするかもしれません。

また、もし興味がある方は、趣味に関する知識を活かしてちょっとした副業などもできるでしょう。

あるいは、ワークを通じて「好きなもの」を再確認できた方は、心安らげる居場所の1つとして、同じような趣味友達やコミュニティをつくってもいいかもしれませんね。

いずれにせよ、「今すぐに活かし方がわからない特徴」があったとしても、それも1つの特徴として認識しておき、「いつか強みとして使えるときがくるかもしれない」と楽しみにしていましょう。

ただし、「どんなに深掘りを行おうとしても、答えが1つも考えつかず、落ち込んでしまう」という場合には、あなたがかけている「自分を見るメガネ」が少し曇ってしまっている可能性があります。

その際はもう一度、第2章のワークに戻って、「自分を見るメガネ」を磨く訓練をしてみてください。

さあ、これで今後あなたが「居場所」を見つけていく上で役立つであろう、「強みとなりうる特徴」リストが手に入りました。

次章ではこれまでに見つけてきたあなたの「価値観」と「強み」を使って、いよいよ幸せな「居場所」を見つけていきましょう!

 

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