人を見抜く方法では、性別も人格を構成する情報の一つとして扱います。男女の違いについて言うと、反感を買うことが多いです。わたしにぶつけられた言葉は、『フェミ(フェミニストの蔑称)』や、それとは真逆の『ネトウヨ(男尊女卑の意味でも使用される)』というものでした。両極端の人たちから感情的な反応があったので、バランスよく核心を突くことが出来ていたと思います。わたしは早期リタイアをして経済的に自由なので、どこのコミュニティにも属しておらず、男女どちらかに肩入れする理由はありません。・男女は違っていて当然この章では、男女の特性が動物的な理由で分かれている事を解説していきます。男らしさ・女らしさを教えない動物たちでもオスとメスの行動が異なるように、人間も男女の違いがあって当然です。ただし、 100人ずつ集めた時に男女で傾向が分かれる事でも、目の前の一人に当てはまるわけではないので、性別による決めつけをしないよう注意が必要です。男女の違いについて予備知識があると、人を見抜く際の視点が一つ増やせます。これまでの章と違って、雑学程度に気楽に読んでください。この章は恋愛の神秘性を損なう内容のため、もし恋愛を楽しみたい方は読み飛ばしてもらって構いません。 5- 1男女に優劣の差はない男女の優劣に関して、主に会社での能力で議論されます。女性の社会進出が進んだ時に『女は使えない』と言われたりしましたが、これは男女雇用機会均等法が成立した後も、会社の構造が男性向けのままだったことが要因の一つです。その頃の会社は小便用の便器が多い男子トイレのようなもので、女性には居心地の悪いものでした。評価基準も男性の性質に合わせたものしかありませんでした。そういった事の反動で今度は『女性の方が優秀だ』と言う人が出てきました。
こういった論争に巻き込まれないようにするため、ここでは男女に優劣の差はなくて、ただ得意分野が異なるという視点で解説します。・なぜ、女性は会社で働きにくいのか?何事も例外はありますが、ここではわかりやすくするために『男性は・女性は』と言い切ることをご了承ください。それでも男女の違いの説明に憤る方は、男女に違いはないという考えをどこかに発表することをオススメします。前置きが長くなってしまいましたが、本題に入ります。会社組織は男性が作ったものが多く、必然的に男性の性質に沿ったものになっています。ただしそれは、男性にとって天国という意味ではありません。会社の階級制度は大昔からある軍隊と同じで、下の者が上の者に付き従うことで組織が回ります。階級の違いは絶対で、口答えは反逆です。一般企業が男性ばかりだった頃、会社には C P(厳格な父性)が色濃く反映されていたため、今よりも厳しい雰囲気でした。例えば有給休暇は親族が倒れた時にのみ、上司の許可で取得できるものという認識で、風邪くらいで仕事を放棄することは無責任ととられがちでした。 CPは個人への優しさより、組織への規律・忠誠を優先します。蜂が巣をつくる時に自然とハニカム構造(六角形)になるように、男は男の性質に合った巣を作ります。このため会社は、女性にとって居心地が悪かったのです。現代の会社は女性の性質に合わせて変わりつつありますが、まだまだ男性専用の頃の名残りがあります。・権力に対する意識の違い男性が中心だった会社に女性が進出した結果、様々な変化が生まれました。旧来の会社に慣れた人たちにとって、女性は秩序を乱す者と映りました。例えば上下関係に関して、男性だけの時は上の人間の権力は絶対でした。それが嫌なら下の者は成果を上げて、のし上がるしかありません。当然、競争に勝てない男性も多数出ました。社内で上の者から暴言を浴びるのは業務の一環で、今ならパワハラとされるような事も当たり前で、それが問題だと思う人は皆無でした。しかし、女性が会社に進出してセクハラやパワハラに抵抗した事で、上の人間の権力に制限がかかりました。会社が男性だけの時には『勝利か、しからずんば死を』という苛烈な空気感だったのが、女性の NP(優しい母性)が入る事によって権利意識が生まれました。
男性だけの時は社内クーデターが起こったとしても、制度はそのままで権力者が代わるだけでした。しかし、女性は社会を巻き込んで会社の制度自体をひっくり返し、権力構造を破壊してしまいます。ただ、この女性の変革は簡単ではなく、失職したり傷つく女性が多く出ました。その危機感から現在は、問題が小さな内から世に問う女性が増えてきました。男性の CP(規律・忠誠)からすると、社外で騒ぐのは会社に対する攻撃で、ルール違反に感じます。しかし、パワハラの軽減や有給取得がしやすくなったり、会社に女性の NP(優しさ)が持ち込まれたことで、男性にも少なからず恩恵があったはずです。変革の際はこのような衝突があった後に、双方に無難な形に納まっていきます。・女性がひどい扱いを受ける理由欧米での魔女狩りによる火あぶりやアフリカでの女性器切除など、女性がひどい扱いを受けるのは、資源に対して人口が増えすぎた場合に起こるという説があります。人口の抑制に有効なのは男性を減らすより、女性に制限を加えた方が効果的なため、人口過多になると女性がひどい目にあわされます。日本でも人口が 1億人を超えて過多になってくると、女性の家事手伝いという結婚を前提にした身分が許されない風潮になりました。月経が必要なほど複雑でホルモンの影響を受けやすい体は考慮されず、比較的シンプルで頑丈にできている男性と同じライフスタイルを、現代の女性は選ばざるを得なくなっています。さらに日常の中でも女性の自由が制限されることが増えてきました。例えばジェンダーレストイレでは女性専用トイレが削減されるなど、多くの女性がストレスを感じる方向に変えられています。日本は 2008年に人口のピークを迎えた後で減少に転じていますが、人口過多の状態が終わるまで、今しばらく女性性は蔑ろにされ続けると思われます。・男性ばかり多い仕事職種として C P(忠誠・規律)が高いものは、どうしても男性が多くなります。代表的なのは、 CPそのものと言える軍隊でしょう。世界の軍隊で非戦闘部隊を入れても、女性の比率は多くて 2割未満です。軍隊同様に CP(規則・叱る)が高い警察は、新規採用に占める女性の割合が日本では 1割程度です。一般企業で職種として男性が多いのは営業です。すこし昔の営業研修はまるで軍隊の新兵訓練のようだったし、明確な目標を追う仕事は狩猟を思わせます。高い年収で有名なある営業会社では、そもそも女性が志望しないので比率が極端に少ないのだそうです。これは格闘技ファンに男性が多いように、性質によって自然に分かれた結果です。
女性の多くは NP(自他に優しい・母性)が男性より優位なため、命の危険がある仕事を避けます。女性が給料の高い建設現場を避けるのは、体力面のハンデだけでなく命の危険があるからです。デスクワークの SE・プログラマーに関しても女性の比率は低いです。 SE等は他より報酬が高いものの、過労死や精神的な病いのリスクが高く、命の危険があります。・男女の性質の違いを超える男女の性質の違いによって向き・不向きな職業はありますが、その性質の壁を乗り越えられる人がいるのも事実です。例えば警察の仕事で女性は、男の犯人を制圧する時に不利を感じやすいですが、被害者の心情に寄り添ってケアする事は、 NP(保護)が高い傾向があるので得意です。社会が成熟してきて交番の打ちこわし(明治・大正)や暴動が減った今、警察の仕事も NPを求められる場面が増えてきました。逆に女性が多い看護師の職場においても、男性看護師の腕力が有効な場面があります。・女性のハンデパワハラ対策など会社の階級制度が揺らいできても、オス同士で培われた序列意識はうっすらと残っています。これは動物的な感覚で背が高いとか筋骨隆々とか、野太い声などで強さを推し量って決まる序列意識です。それらの身体的特徴は男性ホルモンのテストステロンによるもので、他にはヒゲにもあらわれます。昔の偉人・軍人が威厳の演出にヒゲを生やしていたのは、男社会を支配する上で理にかなっています。ゆえに背が低くて声が高く、ヒゲの生えない女性は実績が同じでも威厳の面でハンデを負います。男性は階級(地位)に敬意を払っても、無意識の内に威厳がない相手を軽く見ます。・出世のメリットの違い男性は出世をするほど条件の良い女性と結婚できるチャンスが広がりますが、女性はそれほどインセンティブが働きません。日本の女性を見ると趣味でさえ高い水準まで持っていけるため、仕事以外にも多様な自己実現の道があります。女性に媚びるわけではないですが、聡明な日本人女性は会社の出世の先にあるものが、大して幸福ではない事に気が付いているのではないでしょうか。無論、出世に喜びを見出す女性を否定しているわけではなく、あくまでパートナー探しにおける出世のメリットに、男女で違いがあるという話です。・女性が職場で遭遇する問題女性が働く上でやっかいなのが、男性の惚れっぽさです。例えば周りにいる異性の中でセックスをしたいと思う人数に関して、男性は女性の 8倍です。異性を欲する頻度は男性の方が高く、少しでも女性に受け入れられたと思えば勘違いをしてしまいます。アメリカのスーパーで、お客の目を見てニッコリ微笑む接客方針が決められた時のことです。
男性店員は問題なかったのですが、女性店員が男性客に迫られる事例が相次ぎ、女性店員が店に撤回を求めました。これは他の会社でも起こりえる事で、女性にとって面倒な事です。本能的にできるだけ多くの女性に種をつけたい男性にとって、モテる事はメリットです。よほど気味の悪い相手でなければ、女性に好かれることは喜びです。しかし妊娠・出産の負担が大きい女性にとっては、好きな人以外からの好意はストレスに感じます。・面接の評価が高い女性面接で女性の方が印象が良いのは、会話のキャッチボールが出来る人が高いからです。メリーランド大学の研究では、男性が一日に発する単語が平均 7千なのに対して、女性は 2万語も発するのだそうです。男性は法律を使ったりした話やプログラミング言語では雄弁なものの、普通の会話や口喧嘩では女性に圧倒されます。女性は細かな情報伝達によってギャップを防ぎ、関係性に亀裂が入らないよう維持します。一方で男性は余計な事はしゃべらず、ギャップが大きくなったら闘争に発展します。男性の関係は普段サッパリしていますが、事が起こったらどちらかが倒れます。・男女の社会性の違い男女の社会性は幼児の頃から差があり、男児が叫びながら幼稚園内を走り回っているのに対し、女児は社会性を使い始めています。例えばケンカの際に男児が相手を直接叩くのに対し、女児は『〇ちゃんはお誕生会に呼ばない』といった社会性(周囲)を使った制裁を加える事ができます。無論、女児が意地悪と言っているわけではありません。女児が車座になって仲良く遊んだりできるのも、社会性の高さによるためです。こういった違いは大昔からあり、男性が狩りに出ている間、女性たちは集団で子供を守ったり、近場で木の実の採集などをしていました。男性が狩りの役割分担で上下関係を築くのに対し、女性は横並びの社会性で関係を築いていました。男女の違いに関しては異論が多いので注釈を加えます。最近いくつかの地域で、数千年前に狩りをする女性が多かった( 3 ~ 5割)という研究発表がされています。その根拠が女性の墓に狩猟用の石器があったからで、これをもって墓の主が狩人という事になっています。例外的に女性も狩りをする事があったと思いますが、現代でもジャングルの奥地の部族では男性が狩りをしているし、先進国でハンティングをしているのも男性の方が多いです。道具が発達していなかった時代なら、なおさら身体能力の面で男性が狩猟をしていたと考えるのが自然です。
男女の違いについて発言すると怒る人たちの根底には、社会が男性中心だとする憤りがあります。しかし男性は狩りや戦いの中で、命を落とす者がいることが前提になっているので、全体で見ると大して良い身分ではありません。彼らが見ている男性とは、男性の中で競争に勝った人たちばかりで、敗れた者は眼中に入っていません。自殺者・ホームレス・犯罪者は、いずれも男性の方が多いです。・男性は強さを競う男性は強い・デカい・速いを競う事を好みます。今より暴力が身近な時代の男子中学生たちは、『どこ中学の誰が強い』というのが話題の一ジャンルとしてありました。暴力以外でも例えばバイクでは年配の男性ほど、排気量が大きければ偉いという価値観が残っています。バイクは小排気量から乗り始めてステップアップしていくものと決めつけていて、排気量でマウントをとったりします。まるで排気量が自分の強さのような価値観でしたが、女性ライダーが増えるに従ってバイクに大きさを求める風潮が弱まりました。女性は体格的に大型バイクを扱いにくいというのもありますが、命の危険が伴う選択を避ける性質があります。バイクに限らず、男性は危険を顧みずに強さを競う傾向があります。・女性のうわさ話女性のうわさ話は単なるゴシップの交換会ではなく、仲間意識を高める効果があります。イタリアのパヴィア大学の研究で、うわさ話をすると女性の脳にオキシトシンというホルモンが流れることが証明されています。このオキシトシンによって女性は相手に親しみを感じ、仲良くなることができます。一方で男性の脳にオキシトシンが分泌されても、女性と同じような効果はありません。それに男性は自分が主人公の話をしたがるので、誰かのうわさ話には興味が持てません。時には陰口のようなうわさ話で盛り上がる女性たちを見て、男性は「女は性格が悪い」と思うかも知れません。しかし男性の場合はうわさ話のかわりに下ネタ等によって、仲間意識を感じたりすることはないでしょうか?陰口に関しても男性は攻撃的な男性ホルモンにより、陰ではなく直接本人に言葉をぶつけますが、人を傷つけるという意味では同罪です。常に陰口が出ているようならそれは女性・男性の問題ではなく、第八章で述べる『性格の病』というものです。うわさ話を好む女性と下ネタを好む男性が同程度いることを考えると、男女に違いはあれど優劣の差はないことがわかります。男性はうわさ話をもちこむ女性に辟易し、女性は下ネタを言う男性に眉をしかめる。こういう葛藤があるからこそ、男女の間に物語が生まれます。
・女性の愚痴はストレス解消うわさ話と同様に、言語能力が発達している女性たちは、愚痴を言い合うことでもストレス解消ができます。ただ、男性は愚痴を言われたら解決策を考えようとするので、同調を求める女性にとっては盛り上がりに欠ける相手です。女性同士が他人への愚痴で盛り上がっている姿を見て、男性は「これだから女は性格が悪い」と思うかも知れません。しかし男性の中にも大声を出したり、ガールズバーでブスと罵ったりしてストレスを解消している人はいないでしょうか?男女に関しては、どちらかが一方的に性根が悪いということはありません。・平均で見た時の男女の要素の違いエゴグラムでは、男女で要素の高さの平均が多少違います。 CP(厳格な父性)は男性の方が少し高く、 NP(優しい母性)は女性の方が高いです。 A(大人の論理性)と F C(自由な子供性)は男性の方が高く、 A C(場に合わせる子供)は女性の方が高いです。これらはあくまで平均に過ぎないため、個人を見る時には行動や経歴の方を重視してください。人を見る時に『男性だから・女性だから』というバイアスに引っ張られないよう、注意してください。・大手ハンバーガーチェーンの例人を人格要素の高低で見ると、年齢や性別に関係なく優秀な人を認めることができます。女性のトップがまだ少ないため、ここではあえて男性・女性を強調して話を進めます。ある大手ハンバーガーチェーンでは CPが優位な男性社長のもと、数値主義でコストカットや不採算店の閉鎖などに力を入れました。結果として一時的に収益率が上がったのですが、徐々に収益が下がっていって業績低迷となりました。そして女性の社長に代わり、安さより客が望むものを形にするようコストをかけ、数年かけて過去最大の営業利益を達成しています。その社長は前社長より、相対的に NP(優しい母性)や A C(協調性)が高いことが伺われました。歴史を見ても C P(自他に厳しい・向上心)・ FC(行動力)型の帝国は侵略や拡大には強いのですが、大きくなりすぎて内部から崩壊していく事が多いです。ここに生存を求める N P(優しさ・共感力)の気質が加わる事で、持続性が生まれます。女性幹部が少ないのは人生の幸福を追求するのに、会社組織に尽くす必要性があまりないためです。・男女のセクハラの違い
一般企業に女性が増えた頃から、セクハラの被害が訴えられるようになりました。最近では男性が女性上司に触られたなど、逆セクハラも訴えられるようになりました。しかし、脅威を感じる度合いは男女で同じではありません。たしかに、角煮の脂身のような女性上司に触られたら男性も嫌な気持ちになるでしょう。しかし、女性が被害にあう場合は嫌悪感だけでなく、子種を植え付けられる恐怖心が上乗せされます。それに力も違うために、女性は好きではない男性に性的な対象と見られるだけで怖さを感じます。・スメハラと言う女性は神経質なのか?男女の性質の違いは、職場で小さな波風を立てます。スメハラなどと言う女性に対し、男性は『何でもすぐにハラスメントか』と思います。ですが女性は匂いを感じる脳細胞が男性より 4割くらい多く、匂いから様々な情報を感じ取っています。力の弱い女性はいち早く危険から逃れるため、各種のセンサーが発達しています。だから悪臭がしても逃げる事が許されない環境は、ハラスメント(嫌がらせ)のように感じます。女性は子育てにおいても、匂いから赤ちゃんの異変にいち早く気付くことができます。さらに女性は交配相手を選ぶ時にも、匂いを判断材料の一つにしていると言われてます。匂いから自分の遺伝子と被りが少ない相手かどうかを感じ取るそうです。 5- 2繁殖における男女の違い動物が生きる目的は、自分の遺伝子を次代に引き継ぐためです。人間の場合は生涯独身の建築家ガウディ(サグラダ・ファミリアを設計)のように、創作物に自分の意志を込める生き方もできます。しかしガウディは 3度の失恋の結果、仕方なく独身に至ったわけで、最初から独身を選択したわけではありませんでした。人間も動物と同じように、基本は伴侶を見つけて子孫を残す事を目的に生きています。だから人生の様々なイベントは、男女の間で起こります。ここでは諸説あることを話題にしているので、腑に落ちなければ読み飛ばしてください。・男の人生は競争人間を他の動物と同じように考えると、男性にとっては少し残酷な話しになります。
一年で 10人の子供を作る場合、女性は 10人必要ですが男性は 1人いればこと足ります。ただでさえ男性はそんなに多く必要ないのに、男児の方が若干多目に生まれてきます。つまり男性は競争に打ち勝って、女性に選ばれなければ子供が作れない仕組みになっているのです。もっといえば男性は精子の段階で競争をさせられ、負ければこの世に生まれ出ることはできません。『打ち勝つか、しからずんば死を』という CP的な思考は、精子の頃から続く男性の生き方です。一夫多妻制や戒律が厳しい国では、女性をめぐる競争がより激しくて、多くの男が余ってしまいます。そういった国ではテロ組織が若い戦闘員を勧誘をする時『死んだら天国に行って何十人もの処女に囲まれる』と言って誘います。男が生き死にをかけるほど、女性に辿りつくのは狭き門なのです。・命に関する男女の違い近代の戦争でも日本や英国の艦長は船が沈められた時に、自分の体をロープで縛って船と運命を共にしました。これを CP(責任感)の高い行動と賞賛するのが男性です。男性にとって競争に負ける事は死と同じですが、女性の場合は乳をあげなければ子供が死んでしまうので、滅多な事では命を捨てません。自殺に関しても 7割近くが男性です。・男性の能力男性は妊娠・出産ができない代わりに、限界以上まで働ける能力があります。男性はリミッターを外して、寿命を削って仕事の燃料に使うので、過労死の 9割以上は男性です。これが個人にとって幸せな事かはわかりませんが、無私で働く姿勢は会社や軍隊にとっては都合の良い特性です。それに対して命を守る側の性である女性は、健康を損ないそうになったら体調不良になって休む安全装置が働きます。・男は稼ぎでアピールある虫はオスがメスに食べ物をプレゼントして、メスが気に入ったら交尾をさせてもらえるのだそうです。人類のオスも食料を確保できて、丈夫そうな者がメスに選ばれます。例外はあれど現代の男性が女性の前に立つには、稼いで審査のステージに上がる必要があります。基本的に男性は女性に選ばれる側で、男性は稼げば稼ぐほど多くの女性に自分の種をつけるチャンスが生まれます。
そういったインセンティブが付与されるため、男性は貪欲に競争に参加します。成功した男性は昔なら側室や妾(愛人)に子を産ませ、現代であれば中年になってから若い女性と結婚し直します。・男性が競争から降りるには男性も他の生き方があれば命を削りたくないはずですが、競争の降り方を知りません。競争を降りるとしたら僧侶や神父のように、繁殖を諦める解脱が必要でしょう。男性同士の競争に勝てず、解脱をすることも出来なかった男性は、自分に見向きもしない女性たちに対して憎悪を募らせます。・打算的な事は自然女性が男性の年収を気にする事に関して『打算的』だと非難される事がありますが、女性が自分や子供が飢えない事を望むのは、むしろ健全なことです。人間の子供は成長に時間がかかり、教育にもコストをかけなければ子供が有利に生きられないため、しっかりした経済力が必要です。・女性に選択権があるものの目の前の男を受け入れるか否か、最終的な決定権は女性にあります。しかし、どの女性にも白馬の王子様がやって来るわけではなく、やはり王子様はお姫様の元にしかやってきません。一般的な女性は自分に言い寄ってくる男性の中から、なるべく条件のよい相手を選びます。男性の中には本来の姿を偽ってアピールする者がいて、引っかかってしまった女性は離婚して母子家庭になっても養育費がもらえず、貧窮してしまいます。女性は選択権があるものの絶対的に有利なわけではなく、金持ちに偽装したりセックスしたいだけの男を見抜く必要があります。そういう男は C P(向上心・義理堅い)が高そうな言動が多い割に、半生の経歴を見るとフラフラしていて、 FC(感情的・社交的)が高いという矛盾した者が多いです。そういった矛盾に人間の本性が隠されています。・プロ野球選手と I T社長繁殖において女性に人気の男性は時代によって異なりますが、ここ数十年くらいはプロ野球選手が強い存在です。トッププレイヤーは高い年俸だけでなく、たくましい肉体も備えていて、女性が望む経済力と強い肉体の遺伝子の両方を持っています。金銭だけなら I T社長の方が持っていたりしますが、彼らはどことなく『畳から生えたエノキダケ』っぽい、生命力が弱そうな雰囲気のために意外と人気がありません 。生き馬の目を抜くような外資系社員の方が、生命力が高い印象を与えます。無論、 IT社長ほど収入があれば平均以上の美人と結婚できますが、例えばイケメンとひとしきり遊んだタレント・読モなど、カッコつきの『イイおんな』に限られます。
・女性アナウンサー女性が経済力と強い遺伝子を持った男性を手に入れるための、最も確実な条件は美しさです。女性は力が弱い代わりに、美しさの面で男性より優れています。自分の事をブスだと言う女性がいますが、男性のブサイクほどではありません。男性のブサイクの場合は先祖がどこかの代で、岩石と交わったのではないかと思うような顔があったりします。あるいは人の顔に見える木の切り株など、動物ですらなかったりします。男性から見た女性の美は『子供を産むに適しているか?』というのが基準なので、体つきも評価の対象になっています。動物の赤ちゃんが庇護欲を誘われるような顔をして守ってもらえるように、女性の顔・体も全体的に可愛く・美しくできています。美しさを男性に見せる機会が多いほど、条件の良い男性が寄ってきます。美しくて自分を見せる場も持っているのが、女性アナウンサーです。大手に勤めるアナウンサーなら学歴が必要なため、一定以上の A(大人の論理性)があり、才色兼備として持てはやされます。※美は条件の良い男性を手に入れるのに有利なだけで、女性の価値そのものという意味ではありません。・アクセサリーにも出る男女の違い女性は化粧や装飾で自分をよく見せる技術に長けています。例えばアクセサリーにしても、男性は富を見せつける事が目的なので工事現場のチェーンのように、太いだけのネックレスをつけます。それに対して女性の小物はキラリと光って視線を集め、更に本人を引き立てるような精巧な作りをしています。・容姿に関する侮辱容姿に関する侮辱は、男女で受け取り方に大きな違いがあります。男性にブサイクと言った場合と女性にブスと言った場合とでは、女性の方がダメージが大きいです。これは女性の方が、異性から容姿で判断される割合が大きいからです。それに対して男性は二十代も中盤になれば、稼ぐ能力が問われるようになります。つまり女性が『ブス』と言われた時のダメージは、男性が『他の男より稼ぐ能力が低い』と言われた時と同じです。
女性にブスと言うべきではないように、奥さんも人前で旦那さんのことを「この人は安月給で」と言うのはやめておいた方がいいでしょう。・性体験に関する男女の違い性体験の有無に関しても男女では違いがあり、処女はもてはやされますが童貞は逆に半人前に扱われます。処女は他の男性の種が入っていない証明となっていますが、童貞が意味するのはどの女性にも受け入れてもらえていない事や、男性機能が正常か証明できていない状態です。・煙草を吸う女性最近は男女ともに喫煙率が下がってきましたが、少し前には『煙草を吸う女』という否定的な呼び方がありました。女性の喫煙が注目されやすい理由は、母体の健康を損なう行為だからです。元々、競争で死ぬことが前提の男性が吸う分には、そこまで悪くとられません。他にも命の危険がある事を女性がやると、男性より注目を浴びます。・女性のモテ顔平安美人の基準がしもぶくれで色白なのは、働かなくても食に困らない身分で、栄養を溜めている事がわかるからです。その頃はまだ飢餓の脅威が身近な時代で、母体として望ましいのが脂肪を蓄えていることでした。飢餓の時代が過ぎると、しもぶくれは基礎疾患の可能性があるとみなされ、シュッとした顔の方がもてはやされるようになりました。このように生存しやすい強者がモテ顔の基準になるという仮説を立てると、明治維新後の日本人が、世界を制覇した白人の顔を美と認めた事も理解できます。顔つきだけでなく、女性の服装も欧米の貴婦人風のものが好まれました。強い種族の容姿がモテる基準と考えれば、欧米人がアジア美人と持てはやすのが、蒙古兵に似た顔であることも腑に落ちます。・整形はなぜ、悪い事のように扱われるのか?ケガ等を除く整形で、『親からもらった顔を変えるなんて!』という批判がありますが、言っている人は深く理由を理解している訳ではありません。彼らが無意識下で問題にしているのは、顔に刻まれた遺伝の記録がわからなくなる事です。顔の美醜は遺伝の履歴書みたいなもので、パッと見でわかりやすい判断基準です。男性が狩りや稼ぎで能力を示して美女に受け入れてもらった結果が、次代の子の美しさにつながります。その代々の履歴を書き換える行為が整形です。特に女性の整形が男性にサギのように言われやすいですが、その女性と子供を作る男性以外には関係のない話です。
やりすぎた整形は年が経つと、鼻や口がつっぱって目もギョロリとしてしまいます。神が人間を交配させるために作った恋愛感情を悪用した罰で、トカゲの姿に変えられてしまうのでしょうか?・整形が不気味に感じる理由人間が言語によるコミュニケーションを覚える以前は、猿と同じように顔の表情や声の大きさでコミュニケーションをとっていました。どの表情が何を意味するかのパターンは脳の古い部分に記憶されており、誰に教わらなくても生まれた時から顔の表情を読み取ることができます。ピクリとも動かない鼻や不自然なキレコミの目は、人間のパターン認識には記憶されていないため、表情が読み取れない不気味な顔として認識されます。やりすぎなくらいの整形を見ても「かわい ー!」と言ったりする人がいますが、生まれつき空気感を読むことができない人がいるように、顔の細かな情報を読み取れない人もいます。空気や顔の表情を読めない人は、誰もが生まれつき持っているセンサーが欠けているようなものなので、実生活で対人的な失敗をしやすいです。ただこういった生まれつき整形の違和感に気付かない人の方が繁栄( =繁殖)していけば、整形が髪にパーマをかけるくらい自然なことになります。整形は決まった角度から撮影した真顔に近い表情の時だけが、奇跡の一枚のように美しく見えます。これは現代のコミュニケーションツールであるインスタグラム( SNS)では有効で、顔がアイキャッチとなり多くの人の注目を集めます。集まった異性の中から有望な相手を選び、会う前に十分コミュニケーションをとっておけば相手は費やした時間を無駄にしたくないという心理が働くので、会った時に違和感を覚えても交際が始まる可能性があります。・高身長・高年収の女性男性が自分よりも身長や年収が高い女性へのアプローチに、腰がひける理由についてです。男性は女性を養い、頼られる事で承認欲求が満たされます。男性は働いて家族を守る以外で存在意義を見出しにくいので、この分野で存在感が薄れると自信が持てません。共働きが増えてきた現在、男性達の中から『女性の方が年収高くても気にしない』という声が上がってくるようになりましたが、これに関して男性に決定権はありません。自分よりも年収が低い男性を許せる女性が増えた時、はじめて基準が変わります。・出生率が上がる条件人間の性質は昔と大して変わらないので、出生率が上がる条件を知るには過去の例が参考になります。現在の少子化は主にお金の問題と解説されることが多いですが、歴史を見ると第二次大戦後の貧しい時代にも関わらずベビーブームが起こっています。人口が大きく減った状況で、なおかつ命の危険が去った後に自然と子作りが活発になりました。経済状態は二の次です。少子化で一時的に苦労するかもしれませんが、人間が自然の感覚で今の人口減を選択しているなら、それが正しいのではないでしょうか。
5- 3結婚の人間学結婚は相手を見誤る事によって、生涯を左右するような災難につながるイベントです。今の王道は若い男女が知り合って、恋愛関係になって結婚をするというものです。親たちも「本人たちがよければ・・」「親がどうこう言う時代じゃ・・」と、聞き分けが良くなっています。ですが人間に関する知見は、年長の親世代の方があります。彼らは若い頃に見知った者が、 30代・ 40代でどうなったのか知っているはずです。しかし現代の風潮は誰が広めたのか、子供が連れてくる相手を親が否定すると意地悪のように扱われます。かくして若い男女の結婚はイチかバチかの、リスクが高いイベントになってしまいました。結婚後に相手からの DVや労働の拒否、不倫をされるなどは天変地異ではなく、相手の人格を見抜けば避けられることです。・結婚したら豹変するわけではない少し長くなりますが、娘が連れてきた彼氏に「結婚させてほしい」と言われる親のシチュエーションを例に話を進めます。親は彼氏が乗ってきた車を見ると(高級なセダンだし、キッチリと挨拶ができる。昔はヤンチャしていたと言うが、今は真面目に働いているという。何よりも人の目を真っすぐ見てしゃべるところがいい・・)親はこんな風に漠然とした基準で彼氏を見ているのに、『この男なら間違いない』と断言して、結婚を承諾してしまいます。もっとも親の承諾を得ることなど形式だけで、認めなければ親が悪者にされるだけです。かくして娘は妊娠・結婚・離婚をしてしまいます。離婚の原因は子供が生まれたのに夫が働かなくなった上、束縛が激しくなって DVもするようになったとか、よくあるパターンです。これは結婚したから豹変したのではなく、彼氏の人格からすると結婚する前の方が豹変していた状態なのです。
スーツを着て挨拶など、少し行儀のいい幼稚園児でも出来ることです。男気があるように見せる大げさなセリフは、中学生のヤンキーだって言えます。人を見抜く方法では目の前の芝居は受け流し、経歴に焦点を当てます。まず昔ヤンチャをしていたというのは、男が非行に走っていた事を意味しています。 10代はホルモンが大量に出て肉体が大きく変化していくため、精神が不安定になりやすい頃です。普通の少年でも不安定になりやすい時期です。しかし非行で他人を害する行為にまで及ぶというのは、異質なことです。その非行の原因が家庭環境にあれば、彼氏の親について考える必要があります。『結婚に親は関係ない!』と言うのは聖人っぽくてカッコいいですが、性格の 50%は親から遺伝で引き継ぎます。さらに子供の環境も親が作る部分が大きいため、親は関係ないと言い切るのは難しいです。それでも親で全てが決まるわけではないので、本人の経歴を見ていきます。彼氏の今現在の仕事で見るべきは、その仕事の採用の門戸が広いか否かという事です。つまり誰でも採用される仕事かということです。もし採用の門戸が広いのであれば、その職種が好きで就いたという理由以外に、入れる会社が限られているから選んだという可能性も考えられます。例えばすぐに感情を爆発させてしまい、職場でトラブルを起こして退職を繰り返したなどの可能性です。そういった片鱗は交際中にも出ているはずですが、若い娘は誰かに食ってかかる男の姿に正義感さえ感じ、自分が守られている気がしてしまいます。その攻撃性はやがて身近な者に向けられるようになり、 DVへと繋がっていきます。例え身内に暴力を振るわなかったとしても、他人に干渉したがる性質は常にトラブルを呼び込みます。採用の門戸が広い仕事でも真面目に仕事をしているというのなら、男の CP(規律・責任感)は高いはずです。しかし分不相応に高級セダンや高級ミニバンに乗っていたら、自分の事を実際より大きく見せようとする幼い F C(自由な子供性)が優位な可能性があり、 CPとは矛盾します。 CP(向上心・堅実な金銭感覚)が高ければ仕事の道具や学習に投資をして、着実にステップアップをしているはずです。特に門戸が広い仕事には不真面目な者も多く入ってくるため、その中で真面目に仕事をすれば早めに出世が果たせるはずです。そういった事を確認せず、親はただ娘に「彼はまじめに働いている」と言われたら、それを受け入れてしまいます。ですが娘は一体どのくらいの期間、彼氏を観察して真面目に働いているという判断をしたのでしょうか?若いと自分自身の実績が少ないので、他人に関しても言葉を重視してしまう傾向があります。
例えば男が熱いことを言ったら、そのまま熱心に生きる男だと思ってしまいます。ですが F C(自由な子供性)が高い男は、恥ずかしげもなくどこかで聞いたセリフを言えるものです。 FCが高ければ親への挨拶の場でも役者になり、社交的な雰囲気を出すこともできます。かくして挨拶上手なだけの彼氏は経歴から読んだ人格通り、子供が生まれても働かず、感情的に奥さんを殴る夫となります。・愛し合って結婚したのに、憎み合って離婚する理由離婚の原因に関して、人を見抜く方法では夫婦の人格の変化に注目します。その前に少し、宇宙の彗星の話をします。別々の軌道の彗星が 500年に 1度、最接近する(一番近づく)事がありますが、そこを過ぎれば再び離れていきます。男女もこれと同じように本来は付き合うべきでない人格の二人でも、人生のある時点で非常にウマが合うタイミングがあります。各々の人格は生涯同じではなく年齢と共に変化をしますが、この変化の過程で出会い、たまたまウマが合ってしまう事で勘違いをします。二人は『出会ってすぐにこんなに気が合うのだから、この先もっと良くなるに違いない』と、間違った軌道予測のもとに結婚してしまいます。この時が人格的に、二人の気が合うピークです。二つの衛星は各々の軌道を進み続け、時間が経つほど距離が開いていき、最終的には何光年も離れて離婚に至ります。・夫婦がクラッシュする時若い頃の交際は、お互いに人格が定まっていない状態です。定まっていないから自分を曲げて相手に合わせる事ができるし、ケンカが起きてもセックスをすれば修復可能な程度です。このように多少の人格のズレは、若い柔軟性でカバーできます。しかし、年齢を重ねていって自分の人格が固まった時、許容できる範囲が狭まります。この時に夫婦の人格が合っていなかったら、角ばった金属が衝突するように、関係がクラッシュします。読者の中で年齢が高めの方は、歳を取るにつれてこだわりが強くなり、対人的な許容度が下がってきている感じはないでしょうか?あらかじめ自分の許容度が下がることを知って入れば、クラッシュの可能性を減らせます。・恋愛結婚と見合い結婚恋愛期間中は一緒にいると舞い上がってしまって、相手の悪い部分を見ても無意識の内に見なかった事にしてしまいます。恋は盲目という状態で結婚してしまい、リアルな生活が始まると相手の悪い部分が無視できなくなり、結婚を続けるほど共同生活の不満が募ります。だから相手を経歴や家庭環境を含めて選ぶ、見合い結婚の方が満足度が高くなります。
・自由恋愛は美女にとって負担が大きい見合いは大学の共通一次試験のようにフィルター効果があり、男性は収入や経歴などの基礎力が認められなければ女性と会えません。しかし、自由恋愛の世の中になると無試験なため、低レベルな男たちも美女に群がるようになりました。畑に例えると不美人が日照りによる不作で苦しんでいるなら、美人の畑はイナゴの群れに苦しめられるようなものです。美人はそのイナゴをかき分けて、最良の男性を選ぶ必要があります。局所的な例で男は美女に腰が引けて、かえって近寄らないなどと言われますが、全体で見ればやはり美女には男が寄ってきます。ちなみに男性は本能的に多くの女性に種をつけたいため、イケメンに女性が群がったとしても嬉しい悲鳴の状態です。それでも嫌な場合、イケメンは力づくで女性をはねのける事ができるので、美女より自由恋愛の脅威は少ないです。 ・『これでいいや婚』をする人々結婚で自由に相手を選択できる層が上位グループだとしたら、下位グループにはあまり選択肢がありません。手が届く範囲にいる相手と、『これでいいや』くらいの妥協で結婚をします。体育の授業でペアを作るよう言われた時、周りがだんだんと決まっていくなかで、焦ってあまり話したことのない同級生と組むようなものです。子孫を残すことは動物として幸福ですが、人間としての幸福とは必ずしもイコールではないため、これでいいや婚は葛藤を生みます。妥協して良かったのだという納得と、踏みとどまれば良かったという後悔が交錯します。・子供と遊ぶのが好きという女性『子供と遊ぶのが好き』という一点で、 NP(母性)が高いと判断するのは誤りです。その女性はもしかしたら思った事をすぐに口にして、同年代の女性から疎まれているのかも知れません。そういった F C(自由な子供性)が高い女性も、子供と遊ぶのを好みます。子供相手であれば自分の欠点を指摘されないし、目線が同じなので波長が合います。人を見抜く方法では、一つの項目で決めつけるような事はしません。子供が好きなら NPと F Cの両方の可能性をとり、他の情報と照らし合わせて正確性を高めます。 FCが高くて天真爛漫な女性は魅力がありますが、結婚して日々の生活を維持していく能力には疑問符がつきます。・三高を求める女性男性に経済力を求める女性は浅ましく、愛情をとる女性が正しいと言われます。ですが女性は自分が飢えたら子供も死んでしまうため、古来から飢えさせない男を選んできました。婚活市場で女性が最も有利だった時代に男性に突きつけた
『三高(高学歴・高収入・高身長)』という条件も、遺伝的に強い男性の特徴を形にしただけです。高学歴は A(大人の論理性)、高収入は C P(向上心)の要素が高く、高身長は身体の頑強さを意味しています。条件に高身長が入っているあたり、狩りをしていた頃の強い男性像を伺わせます。ただ最近は DVの脅威が少ない、華奢な体格の男性が求められる価値観も生まれています。・付き合う男と結婚する男は違うと言う女性異性に関して妊娠の負担が大きい女性の方が、現実的な判断をします。もし子供ができたのに男性が逃げてしまったら、途端に母子は飢えてしまいます。 F C(行動力・直感的)ばかり高いタイプは自由が損なわれる事を嫌うため、子供が生まれても遊びをやめようとしません。ですが付き合う限りは、こういう FCが高い男の方が面白みがあります。一方、 CP(向上心・責任感)が高い男性は仕事をして、稼ぐ義務を果たしてくれますが、厳格であまり楽しくはありません。「付き合う男と結婚する男は違う」という言葉は悪く聞こえますが、合理的な考えです。男性側でこの言葉に該当する本音は、「できれば多くの女とセックスしたい」というものではないでしょうか。男女の事をつきつめると大体が泥仕合になるので、本音は聞こえないフリをするというのも大事です。・婚活における外見顔の美醜については前述したので、ここでは身体的な特徴について説明します。例えばハゲた男性が女性にモテにくいのは、栄養状態が反映されやすい髪の毛が薄いことで、不健康を疑われるからです。しかし外見に関しては女性の方がより細かく見られます。男性が女性の長くて綺麗な髪に魅力を感じるのは、子供を作るのに適した栄養状態だとわかるからです。女性はショートカットであってもそれなりの長さがあるように、髪は長くて綺麗なことも求められます。爪に関しても髪と同様に栄養状態があらわれるので、女性は磨いたりネイルで美しく見せます。女性の体毛に関しては遺伝の影響もありますが、ホルモンの乱れで男性ホルモンが優位な時でも濃くなります。ゆえに多くの男性は、毛深い女性に魅力を感じないようになっています。最近ムダ毛を剃らない運動をする女性がいますが、有望な男性を獲得する婚活競争から降りたのであれば、何ら支障はありません。
また、彼女たちに種をつけるわけではない男性が、『見苦しい』と批判する必要もありません。こういう価値観は繁殖に有利な方が残っていくので、自然に任せておけば、なるようになります。肥満からわかる情報は、基礎疾患の有無です。それに加えて女性のスリムな体型は、まだ子供を産んだことがない可能性をあらわします。腰のくびれが男性に好まれるのは、ウエストとヒップの差が子を産むのに適した健康体の証明だからです。『世界には太った女性が好まれる地域がある』と疑問に思う方もいるでしょう。そういう『女性の尻はオーブンレンジくらいデカい方がいい』と言っている国を見ると、慢性的に飢餓を経験したような地域が多くないでしょうか?そういう地域では脂肪を蓄えた母体の方が生き残りやすく、子を作るのに適しています。・女性の胸女性の胸が男性の視線を集めるのは、動物的な理由からです。四足歩行のサルの時代には、メスの尻の割れ目がオスの欲情のスイッチになっていました。だからサルの尻は赤く、オスの目を引くようになっています。二足歩行の人になると目線の近くにある胸が盛り上がって、尻のかわりになりました。胸の膨らみは女性ホルモンが正常に分泌されて、子作りに適した体であることを示す目印でもあります。大きさ以外にも意味があり、胸の形状は若さを示すバロメーターになっており、生年月日の概念がない時代に年齢の目安とされていました。男性は視覚で興奮しやすく、居酒屋が男性客ばかりだった時代、店内に貼ってあるビールのポスターは水着の美女ばかりでした。これは男性が胸の大きい女性を見て性的に興奮すると、ビールの注文が増えるという習性をビールメーカーが利用していたからです。日本の場合は欧米とは違う食糧事情から胸が小さい人が多かったため、胸に性的な意味や若さを確認する役割も長らく影を潜めていました。同質性の高い日本人の場合は胸でなくても、声や顔つきで若さを判別しやすかったというのもあります。江戸時代を参考にすれば美人の形容に『色香』『小股が切れ上がったいい女』などがあり、当時の男性には胸の谷間のかわりになる欲情のスイッチがあったと思われます。ただし、胸に対する原始的な欲情のスイッチがなくなったわけではないため、食の欧米化が進んだ近代は、再び胸が女性のアピールポイントになっています。女性は身体の一部で判断される事が腹立たしいと思いますが、男性の場合はもっと身もふたもない『におい』で判断されます。男性は年齢を重ねると若い女性が嫌う臭いを発するようになり、嫌悪の対象になります。
・夫に赤ちゃんの世話を頼むと、妻が悲鳴を上げる理由男性は赤ちゃんに愛着を感じるオキシトシンというホルモンが、女性より分泌されにくくなっています。だから育児に参加したとしても、算数の宿題のように渋々といった感じの男性が多いです。中には男性ホルモンが少な目で育児に幸せを感じる男性もいますが、育児に前向きなポーズは建前という男性も目につきます。男性が育児をする時の気持ちは、女性が力仕事を振られた時に近いかもしれません。育児に関する能力は男女で違い、例えば嗅覚に関係する脳細胞は女性が男性の約 1. 5倍あるため、においの変化から赤ちゃんの状態にいち早く気がつくことができます。それに女性の方が NP(共感)が高い傾向があるので、赤ちゃんの感情から敏感にメッセージを読み取れます。更に女性は男性より楽観的なホルモンが少なく、その不安感ゆえに繊細な赤ちゃんにとって危険な事に、いちはやく気が付くことができます。こういった感度の違いがあるので、奥さんは夫の赤ちゃんの世話の仕方に悲鳴を上げてしまいます。夫は悪気があってやっているのではなく、犬が色を殆ど認識できないのと同じで、育児では見えない事が多いのです。だからといって、男性は育児をすべきではないと言っているわけではありません。楽観的なホルモン量の違いから女性の方がうつ病になりやすく、助けがない状態では育児ノイローゼの危険が高まります。女性が稼ぎを求められるようになったのと同じく、男性も育児を求められるのは当然の流れです。良い悪いを決められるのは、サービスを受ける赤ちゃんだけです。パパにも世話をされた方が情動が安定して、人生がうまくいきやすい子に育つなら、適者生存の法則でそのような家庭が自然と増えるのではないでしょうか。※ここに書いたのは男女 100人を比較した場合で、目の前の一人に当てはまるというものではありません。・日常的なことでの男女の違い男性はコトが起こってから対処をし、女性はコトが起こらないよう常態維持をする傾向があります。この感覚の違いがあるので家庭内の雑事のルールを『気づいた方がやる』にすると、大体は女性がやることになり不満が生まれます。例えば水回りについて男性はカビが生えてから対処をしようとしますが、女性はカビが生えないよう清潔を維持します。女性はこまごま掃除をしますが、男性はホコリが寄り集まって綿状になってから掃除機をかけます。男女にはこういう衛生観念の差があるので、独身の場合は男性の方が早めに死にます。・結婚することで変化する要素
以前ある会社が社員について、いい歳をして独身の人は信用しないし、既婚でも子供の有無で信用度が異なるから手当て差をつけると、 SNSに投稿して炎上しました。それを踏まえてここでは炎上しないように、人を見抜く方法での未婚・既婚の取り扱い方を説明します。学歴や職歴と同じように、結婚一つでは人格を決めつけません。未婚・既婚はあくまで情報の一つであり、結婚していることが人格と矛盾する人もいます。冒頭の炎上した会社は、結婚していなければ信用しないとのことでしたが、人を見抜く方法では過程を重視します。例えば場末のスナックで知り合った相手と結婚し、子供を作ってすぐに離婚してしまう夫婦が、 CP(規律・指導的)が高くて信用のおける人間と言えるでしょうか?彼らは大体 3ヶ月くらいセックスしたいと思った相手と結婚をするので、それを過ぎると惰性で結婚生活を続けた後に離婚します。彼らのように CP(責任感)が低く F C(活動的・社交的)が高い人は、そういった動物的な結婚・離婚をしがちです。悪い結婚の例はさておき、子供がいる・いないで要素が変化する可能性はあります。人格を構成する要素の内、 CP(厳格な父性)と NP(優しい母性)は親の要素です。 CP(責任感)によって子供を育てるお金を稼ぎ、 NP(共感・面倒)によって育児をします。大人になって人格要素が変化するキッカケで大きなものは、子供ができるというイベントです。子供が生まれたら強制的に親の役割を課せられ、それをこなしている内に要素が変化していきます。中には子供が生まれると野良猫のオスのように姿を消してしまう男性もいますが、概ね親の要素が変化するイベントと言えます。冒頭の炎上した会社内で、子供がいる・いないで社員の印象が異なったというのは、ありえる話しです。では子供がいないとダメかというと、そうではありません。研究者の内、論文を多く発表するのは独身者の方です。芸術や学問で功績を上げたレオナルド・ダ・ヴィンチは、生涯独身だったがゆえに一代で大きな仕事を残せました。厳格な宗派のお坊さんや神父が独身なのも、自分のリソースを全て一つの事に使って高みを目指すためです。・独身は異常なのか?独身ということから推察されるのは、 A C(協調性)や NP(優しさ)が低くて、誰かと一緒に生活ができない可能性です。あるいは結婚する経済力がないとすれば、 CP(向上心・責任感)や A(論理性)が低い可能性があります。他は男女関係でトラブルを経験して、結婚を回避する考えになったなどが推察されます。ただ、これはバブル期あたりまでの、結婚するのが当たり前だった時代の話です。今は一人でも生活する事が容易で、独身を選択する障壁は低いです。 30代終わりでも男性の 3人に 1人以上が独身で、その中で交際相手がいないのは 7割にのぼるため、今度も独身の割合は増える見込みです。なので独身ということは、体にタトゥーを入れているほど特殊な事とは捉えず、他の情報と照らし合わせる参考程度に留めます。・お笑い芸人が結婚するとつまらなくなると言われる理由感性の鋭いお笑い芸人たちが自ら語っていたのが、『芸人は結婚したらつまらなくなる』というものです。男性が身を削ってまで仕事を頑張るのは、少しでも条件のいい伴侶を得るためです。それが叶って子供が出来た男性は、ほっとしてギラギラした感じがなくなります。これが芸人たちの言う、『結婚したらつまらなくなる』という状態です。結婚しても仕事に関するモチベーションが下がらない芸人は、しばらくすると不倫が発覚したりします。ただ、結婚して子育をして親の要素が発達した芸人が、 MC(司会)にシフトして上手くいくパターンがあるので、芸人にとって結婚は悪いことばかりではありません。・男女の違いについて発言をしないこの第五章では、男女の違いについて様々なことを述べてきました。例え腑に落ちた事があったとしても、皆さんが公に口にすることはお勧めしません。今のご時世で男女の違いについて言うことは、デメリットしかありません。わたしは経済的に自由なのでバッシングを受ける程度で済みますが、皆さんは仕事に支障が出てしまいます。本書は普通に働く方が、人間関係で災難に遭わないようにするための知識です。男女の違いはそっと胸の内に秘めて、人を見る時の予備知識として使ってください。
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