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第三章「朝型人間」だからできる奇跡の勉強術――こんな勉強法があったのか!

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□時間はいつも赤字

「あれもやりたい」「これもやりたい」と、夢がある人にとって時間のバランスシートは常に赤字ではないでしょうか。

一日はどんな人にも持ち時間はたったの二十四時間。人生をすでに降りてしまった人も一日は二十四時間。

野心満々、夢と希望に満ちあふれた人も一日は二十四時間しかありません。もっといい仕事ができるように勉強する。もっと条件の良い会社に転職しようと武装する。

「英語をマスターしたい」「資格を取りたい」「手に職を持ちたい」と具体的な夢を持つ人は少なくありません。

刺激的な人に会おうと異業種交流会に参加する人もいるかもしれません。

しかし現状を考えればとてもそんな時間はありません。では時間がないから勉強は止めにしましょうか?いや、そんなことはできません。やっぱり、一度の人生、悔いのない生き方をしたい。

もっと可能性に挑戦してみたいし、もっと高い収入もとりたいし、もっとダイナミックな仕事をしてみたいですよね。

では、どうします?「もう精一杯です」と諦めるのではなく、勉強時間をどこかから生み出すしかありません。

「もうぎりぎりです。そんな時間はありません!」はたして、そうでしょうか?乾いたタオルを絞ってコストを削減する時代です。

発想を変えればまだまだ時間はつくれるのではないでしょうか。夜、勉強しようという人には会社の同僚とのつき合いも億劫になります。

酒を飲めば、集中力が湧かなくなります。睡眠時間も少なくなるし、明日のことを考えれば早く休みたいと思います。

朝時間を勉強タイムに当てることがもっとも簡単な解決法です。夜はさっさと寝て早起きして勉強するにかぎります。夜は捨てるかわりに朝を活かすわけです。

□通勤電車は勉強にうってつけ

ビジネスパーソンの通勤時間は平均一時間六分です。もちろん地域格差はあります。

東京周辺でも、千葉県は一時間三十一分、神奈川県は一時間三十分、埼玉県は一時間二十四分となっています。

東京都は一時間二十四分ですから都心で勤務してもそこそこ通勤には時間がかかっていることがわかります。一方、関西地方では、奈良県は一時間二十三分と大都市圏の平均レベルです。

さて、ビジネスパーソンはこの通勤時間をどう利用しているのでしょうか?多いのは「ケータイのメールチェックをする」「本を読む」「新聞を読む」「居眠りをする」「音楽を聞く」、そして「車内広告を見る」という回答です。

ただし読書は読書でも紙の本ではなく電子書籍が激増しているのです。ケータイならば、都心のラッシュ時でもOKですよね。さて、あなたもこれらの回答に近い「車内生活」をしているのではないでしょうか。

わたしは年間三千冊ほど単行本を買うほどの読書好きです。読書は仕事そのものですからしかたありません。

高校時代からの病気で普通の人より少し多いかもしれません。ただし、たくさん読んでいるからといって頭がよくなったり、性格がよくなったりすることはけっしてありません。残念ですが自分を見ていればよくわかります。

ビジネスパーソンの平均読書量(料)はデータによりますと、二十代が月間二千円、三十代が三千円、四十代が四千円とのこと。

すなわち一冊~四冊くらいです。文庫本にすればその三倍。ところが、電子書籍ならばその十倍は読めます。

□ケータイで電子書籍を読む!

新聞やネットから情報収集することもいいですが、やはりケータイ、スマホ、タブレットが使いやすいのではないでしょうか。

「音楽を楽しむツール」という人もいるでしょうが、わたしは完全にビジネスユースです。

液晶画面も映りがいいし、動画再生機能もありますから、リアルタイムにニュースもチェックできます。

いまどき、満員の車内で紙の新聞を広げているオヤジなどお目にかかりません。みな、ケータイです。ゲームに集中している人が多いですね。

ぜひお勧めしたいのは「聴く!通勤快読(http://www.keymannet.co.jp/)」です。

ビジネス、政治経済、小説など、ジャンルを問わず、最新刊や名著を音声とテキストで連日お届けするものです。

元々、目の不自由な方に頼まれてはじめたのですが、いまでは経営者やビジネスパーソンに圧倒的に視聴していただいています。

特長は、たんなる本の紹介ではなく、著者すら知らない真実や周辺情報もたくさんカバーしている点です。

というのも、わたし自身、政治経済や投資について各分野のトップクラスのプロデュースをしていますから、マスメディアが書かない(書けない)情報を網羅しています。

年間三千冊も読破し、その分野の専門家に直接インタビューしている価値はそこそこ高いのではないか、と自負しています。

「紹介された本を読むより通勤快読のほうがはるかにおもしろい!」というメールを頂戴しますが、そのように心がけていますから狙い通りです。

アナウンサーではなくわたし自身が吹き込んでいます。

忙しければテキストで斜め読みすればいいですが、PCやケータイにダウンロードして通勤時間や出張中にリスニングしているケースが多いようです。

たいてい一日一五分くらいのボリュームですが、連日、インプットするとかなりの勉強量になります。月間二十四冊、年間三百冊はチェックできます。

リスナーの中には、盆と正月に大阪から九州まで里帰りする間、カーステレオで聴いて帰った人がいました。はじめて聴いた奥さんやお子さんが勉強になった、と喜んでくれたそうです。

□勉強会で人脈を開拓する!

「今月のブレックファスト・ミーティングは十日の朝七時半スタートです。ぜひ、お越し下さい。席に限り(二十人限定)があるため、完全予約制です。月一回早起きして有意義な時間を過ごしませんか?」こんなメールがよく入ります。

実は友人が主催する早朝勉強会の案内なのです。朝から人脈開拓と情報交換の場を仕掛けているのですからまったくあっぱれです。

わたし自身、二十六歳からアフターファイブに「キーマンネットワーク」という勉強会を主宰してきました。

ネットで「勉強会」というキーワードで検索したら、いちばん最初に出てきました。どんな勉強会があるか教えてもらおうと考えていたら、もう教えなければいけない立場になっていたのです。

月一回の定例会にゲスト講師(著名経営者)を招き、一時間スピーチをしてもらう。その後、情報交換パーティ=名刺交換会という勉強会でした。毎回二百~五百人も参加していたのです。

ビジネスではなく、完全なる趣味道楽として手弁当で開催してきました。

なぜアフターファイブに自腹を切ってこんな勉強会を続けてきたかと言えば、強烈な自己啓発意欲があったからだ、と思います。

人は人で勉強します。人にもまれて大きくなります。人に学んで目ざめます。人との出会いが感動を呼ぶのだ、と思うのです。

いままではゲスト講師にスピーチしていただいていましたが、大学やビジネススクールで講義するようになったのをきっかけに、わたし自身、ビジネスから政治経済、歴史まで幅広く、深く、楽しく講義する、原理原則研究会(東京、大阪、名古屋、博多、出雲、札幌)を開催するようになりました。

いま、全国に百五十人のメンバーがいます。

おもしろいことに、全国組織なので、「京都花見と舞妓さんツアー」「出雲神在月ツアー」「飛騨高山ツアー」「人吉球磨の温泉と焼酎、鮎と岩魚ツアー」「うどん県食い倒れツアー」などを開催してきましたし、これからも「青森ねぶた祭りと恐山いたこツアー」などが目白押しです。

また、日曜日には月一ですが横浜のバーを借り切って「朝の読書会(日曜読書倶楽部)」を開催しています。

いずれの勉強会も参加メンバーの狙いは、ここでしかインプットできない価値ある情報を仕入れること、それと価値ある人脈にある、と思います。

人と人との出会いは化学変化そのものです。どのように、自分と会社の未来が変わるか、その変化=進化をポジティブに仕掛ける場が勉強会なのです。

□早朝勉強会は全国どこにでもある!

「一度、遊びに来てよ。札幌でも熱心に勉強会やってるんだよ。ついでに、一時間くらい講演してくれればもっと嬉しいけど」

三十歳の時、勉強会のメンバーである北海道の経営者がチケットを送ってくれました。札幌の経営者やビジネスパーソンたちと深夜まですすき野の夜を堪能することができました。

彼らとはいまだに交流が続いていますが、その中のメンバーで、当時、某大手生命保険の札幌支社長を務めていた人(その後、法人部長を経て役員)が帰り際にこうささやくのです。

「朝五時半にホテルに迎えに行くから」というので、「了解しました」と軽く応えたのですが、部屋に戻って時計を見ると三時半。

あと二時間しかないのです。シャワーを浴びて一時間集中して寝ました。

「おお、起きてるね。さすがだね」はっきりいって若いからできたのだと思います。いまなら二日酔いで立ち上がれないでしょう。

連れていかれたのがホテルでした。六時前にもかかわらず三十人以上も集まっているのです。

「何かの会合ですか?」「早朝勉強会だよ。せっかく札幌まで来てくれたからご案内しようと思ってね」午前六時に唱和が始まったのですが、なんの団体かさっぱり不明です。

どこかの宗教団体かと思ったほどです。

それが終わると、「今日のスピーチはお二人です。まず○○会社の○○さん」と紹介された経営者は三十分ほどスピーチ。

続いてもう一人。その後、レストランに移って会食。この間、あちらこちらで名刺交換が続きます。どうもわたしはゲストのようで多くのメンバーに引き合わせていただけました。

朝八時半にはお開き。これが早朝勉強会です。

お金もアフターファイブの勉強会と比べるとけた違いにかかりません。時間も決まっていますから二次会、三次会とだらだら続くこともありません。みなさん、そのまま出勤するわけです。

いちばんいいことは、朝早くから勉強しようという意欲的なメンバーと知り合えることです。早朝勉強会はネットで検索すれば全国どこでも開催しています。

全国的な組織もありますし、小さな会でも、主宰者が丁寧に運営している立派な勉強会も少なくありません。

□いい人と出会えるチャンス!

夜型の勉強会に参加する人の中には、飲み仲間と待ち合わせる場としか認識していない人も少なくありません。

まったく本末転倒です。少なくとも、朝型の勉強会にはその手のメンバーはいません。メリットは以下の通りです。

(1)早朝に勉強する人たちはポジティブでアクティブ!

朝早くから勉強するような人たちに混じっていると刺激が多いのです。

文字通り、「朝飯前」にひと勉強してしまうのですから、目はぱっちり頭はすっきり、エンジンはフル回転です。

(2)アルコールが入らない!

夜型の勉強会では、名刺交換してもあとはそれっきりということが少なくありません。酒宴で知り合った人脈などあまり覚えてはいないのです。ところが、早朝勉強会ではそのまま仕事につながることも少なくありません。

(3)時間がたっぷりある!

はじめて名刺交換したのに、おもしろい案件だとわかると、「その件は午後にもう一度会ってつめませんか?」「ランチを一緒にどうですか?」というように、とんとん拍子に話が進むことも少なくありません。

夜型の勉強会となると、「明日にしましょう」「来週はどう?」となりがちですから、朝型のほうがスピーディです。

一日はいま始まったばかりでこれから仕事だ、という認識があるからでしょう。政治家の勉強会も朝七時から始まるケースがほとんどです。

官僚や学者などの専門家を講師に勉強会を行なっています。夜は宴席などで忙しいからでしょう。まともな政治家なら勉強しなければ世の中の変化を先取りできません。

もちろん、ビジネスパーソンにとって朝ほど貴重な時間帯はありません。

同時に、朝ほど自由に使える時間帯もありません。

早朝勉強会=朝勉に命を賭けるほどの意気込みで取り組んでもいいと思います。

買いかぶりかもしれませんが、早朝に勉強してから仕事を始めるメンバーなど、良縁が良縁を呼ぶ波動があるように思えてなりません。必ずあなたの投資に見合うリターンを得られるはずです。

□二万時間もある休日の朝をムダにしない!

朝、朝、朝とビジネスパーソンにとって、朝の使い方にはたくさんのアイデア、ヒントがあります。しかし朝は平日だけに訪れるものではありません。休日にもちゃんとやってくるわけです。

週休二日制なら七分の二は休日の朝です。夏休み、盆と正月、有給休暇等を含めれば、一年の約四割は休日です。

この休日の朝をいったいどう使うかは大問題です。

「休日はゆっくりです。昼頃まで寝ています」これを称して「平面生活」といいます。よこになってばかりで平面にどっぶり浸かっているからです。

一年の四割とは約百四十六日です。

あなたが二十二歳で就職して六十歳まで働くとしたら、積もり積もって五千五百四十八日にもなります。少なく見積もっても約五千日です。

この間、昼まで寝ている人が失う時間はどのくらいでしょうか?平日なら朝六時に起床していた人が午前十時に起きると四時間の差です。

四時間×五千=二万時間!「これだけあれば何でもできるぞ!」と感じませんか?この二万時間を寝て過ごしていてはもったいない!

□どんな夢でも叶う!

「一万時間の不思議」「一万時間の魔力」について、わたしはよく語っています。「一万という数字はマジックナンバーだ」と多くの有識者から教えられました。

たとえば、棋士の米長邦雄さんや谷川浩司さん。

米長さんは中学から高校までの六年間に将棋の勉強を毎日五時間やった、といいます。時間にして一万時間です。

谷川さんは五歳で将棋を覚え、中学二年生でプロ(奨励会の四段ということ)になるまでの九年間、一日三時間は将棋に取り組んだそうです。

これも一万時間です。棋士ばかりではありません。多摩大学学長、UFJ総研理事長、ソニー社外取締役を歴任した中谷巌さんも同じことを述べていました。

たまたま対談する機会に恵まれ、ひょんな話から一万時間という話題が飛び出たのです。彼が学者としてプロになれる、と自信をもった時がちょうど学問を探求して一万時間過ぎた頃だ、というのです。

一万時間やれば必ずその道のプロになれる。断言してもいい。五千時間、いや三千時間でも会社や業界で、その人ありと評判になる、と思う。たとえ千時間、いや五百時間でも一目置かれるはずです」わたしもまったく同感です。

まして、二万時間ならばどれだけすごいか、想像もつきません。使い方次第でなにかの分野で「一流」を極められるわけです。それともずっと寝ているか、です。いったい、どちらが得か考えてみてはどうでしょうか。

成功する人は、「これはいい!」と気づいたことはすぐに真似します。つまり、自分のライフスタイルに採り入れてしまうのです。

ところが、成功できない人は「関係ないよ」とスルーしてしまうのです。だから、変わらないのだ、と思います。気づきはメッセージです。

サイン、シグナルです。もしかすると、たくさんの人が受け取っているかもしれません。しかし、採り入れる人はめったにいないのです。そして、平々凡々の人材で終わっているのです。これでは夢など叶うわけがありません。

朝時間をうまく使えば何でも叶います。メッセージを受け取ったら即、採用して行動することです。「朝4時起き」なら何でも叶います。

 

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