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社長の仕事は他の社長と良好な関係を作ること

 大雑把に言えば、社員の仕事はお客様に販売したり社内の管理をしたりすることです。  では社長の仕事、社長しかできない仕事とは何でしょうか。  それは取引先の社長や有力なお客様と良好な関係を築くことです。関係が良好なら困ったときに助けてくれたり、お客様を紹介してくれたりします。たいして欲しいものではなくてもあなたの商品を買ってくれることもあるでしょう。これは社員にはできない社長だけの仕事、つまりあなたの仕事です。  この良好な関係を作るためには、先方の社長の性格をよく知らなければなりません。  では質問です。次の話を聞いてあなたはどう思いますか。  岐阜県のある税理士から「コピー機を買いたい、どこで買ったらいいかな」と相談を受けて、大手コピーメーカーの支店を紹介しました。そして 1カ月後、その税理士と会ったときのお話です。「実は井上さんから紹介された会社のコピー機を買ったんだけど、最初ちゃんと動かなくて、毎日何人も営業の人や技術の人がやってきて、 1週間後にやっと動くようになったんだよ」  私はすみませんと謝りましたが、税理士は「いやいや、ここまできちんとやってくれる会社を紹介してもらってむしろ感謝しているんだよ。自分の売ったものに責任を感じて毎日きてくれる。こういう人たちなら信用できるよ」と喜んでいました。  この話をある社長にすると「何だよ。そもそも不良品じゃないか。俺だったら早く違うもの持ってこいよと言うけどね。その税理士おかしいんじゃないの」。  この話にオチはありません。どちらも正しいのです。前者の税理士は「信頼できる人を見つけた」という「人」への感謝であり、後者の社長はきちんとした「もの」を持ってこないことへの怒りです。ちなみに前者は「商人タイプ」で、後者は「国王タイプ」です。「商人タイプ」の人がなぜコピー機が動かなくても怒らないかというと、「商人タイプ」は常に次のビジネスを考えているからです。だから信用できる人を何よりも大切だと考えています。信用できる人なら次に何か買ってもきちんとやってくれるだろう、自分の商売に役立つ人を紹介してくれるかもしれない、共同ビジネスなんていうのもできるかもしれないと考えます。

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