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社長が判断を放棄すると…

 社長の仕事は判断。では、社長がその仕事を放棄したら、どうなるだろうか。  社長が判断をしなければ、会社は停滞する。場合によっては、会社の存続に関わる。しかし、社長がいつでも、どこでも、どんな状況でも、判断できるとは限らない。社長も人間であり、病気もするし怪我もする。私生活もあり、休養も必要だ。  しかし、会社経営においては、時が止まることは許されない。空白の時間は、即、会社の停滞につながる。だから、判断を先延ばしにするわけにはいかない。社長が判断しないのならば、誰かが代わりに判断せざるを得ない。  社長が判断を放棄すると、社長以外の人間が判断をしなくてはならなくなる。会社の業務とは判断しないと進まないことの連続のため、それぞれの出来事に直面している個々人が、それぞれに判断をするようになる。

だがそれでは判断基準がバラバラで、統制が取れていない状態になり、組織力が落ちる。  判断の中には、社長ではなく現場にいる人間が行ったほうが、効率がいい場合もある。しかし、社長から判断を任されたのならともかく、社長が判断を放棄しているために仕方なく現場が判断する、というのでは、全体のベクトルが合わず、費用対効果が悪い。  なかには、社長が苦手な判断を放棄し、実質的に別の人間が社長の代わりに判断をしているケースもあるだろう。これも本来的な形ではないため問題が起こりやすく、長期的にはうまくいかない可能性が高い。会社全体を理解せずに判断するため、効率が悪くなるからだ。  効率が悪くなると、時間に比例して資本金が減る可能性が高まる。会社というのは、存在しているだけでも維持費がかかる。もし何も判断しなければ、お金と時間だけがかかり、資本金を割り込んでキャッシュフローがなくなった時点で、その会社は潰れることになる。  判断すべき人が判断をしないと、それがあらゆるボトルネックになり、会社のスピードが遅くなるのだ。それは、結果として如実に現れる。社長が判断を放棄すると、結局のところ、会社は回らなくなる。

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