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社員が失敗をしたとき、社長としてどう対応すべきか?

失敗後の悪い対応例  人間、どんなことでも活動をしていれば失敗はつきものです。自分の会社の社員が失敗をすることも、当然あります。  問題はそのときにどうするかです。悪い例といい例を紹介しましょう。  一番悪いのは、「何をやっているんだ!」と頭ごなしに怒ることです。実際に、「ウチの社員は失敗ばかりして腹が立つ」「せっかくオレがつないだ得意先が切れてしまった。頭にくる!」  という愚痴をよく聞きます。  中には、誰が失敗したかを突き止める「犯人探し」をする人もいます。  社長がこういう態度では、社員は萎縮して、言われたことだけしかやらない平凡な人材になってしまいます。新しい発想など生まれようもありません。  最悪の場合は、失敗を隠すようになってしまいます。  小さな失敗を隠すうちに、その失敗がだんだん大きくなることがあります。たとえば、売掛金の集金が滞ったことを隠したとします。 1回だけなら小さな金額ですが、それが重なるうちに大変な額に膨らむことがあるのです。  小さな失敗をすぐに報告する会社の体質をつくることが重要です。失敗後の良い対応例  逆にいい会社は、同じ失敗を二度としないようにみんなで共有します。そのためには、失敗をすぐに報告することが肝心です。  私が顧問をしているある会社は、会議におもしろいルールを設定しました。会議で失敗事例を報告した社員に 300円の報酬を出すというのです。  一方、成功した報告の報酬は 100円。失敗のほうが高いのです。  しかも、「いい失敗」には、みんなで拍手を送るというから驚きです。  このルールができてから、社員が積極的に失敗を報告し、失敗が成功につながるようになったと言います。  この例からもわかるように、「失敗 =ダメ」と決めつけてはいけません。「失敗してもいい。思うようにやってみろ」と言える社長がいる会社は伸びます。そして、同じ失敗を二度としないようにして、次の大きな成功の種にすればいいのです。  私も若いころ、ある先輩に「人は失敗しないと成長しない。だから、お前も若いうちにたくさん失敗しておけ」と言われました。  社長が失敗を許せれば、社員はたくましく成長します。  中小企業には、最初から一流のサラブレッドのような人材は入ってきません。失敗をして経験を積んだ社員は、雑草のような強さと粘りを身につけます。それが人間を育てるということなのです。  一番わかってほしいのは、社内での一番の失敗経験者は、社長自身だということです。

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