頭がいいのになかなか成功しない社長がいます。 頭のいい社長は、あの人と呑みに行っても新しいビジネスには結びつかない、こんなことを PRしてもほとんど効果がない、新製品も売れるかどうかが疑問なので販売しない、他社と事業提携しても社内の手間が多くなるだけでたいしたメリットはない、とさまざまなことをロジカルに分析し効率を重視します。 しかし、あなたもご存知のように、会社経営は無駄なことばかりです。 あんなことしなければよかった、手間ばかりで全然儲からない。毎日毎日後悔の日々。ただこの無駄が実は社長を成功に導くのかもしれないのです。 当社の仕事とはまったく関係ない大企業の課長と親しくなり年に 1、 2回呑みに行っていました。当時何の話をしていたかまったく覚えていないので、多分世間話だったんだと思います(笑)。 そして 20年経ち、彼は会社の取締役になりました。気心が知れているということで、その人の紹介で大企業の役員やさまざまな人に会うことができるようになり、ビジネスにも発展しました。 社長業とは、矛盾することを同時に行うことです。お金を稼ぐために無駄金を使う、リスクを取りながらリスクヘッジを図る、博打を打ちながら会社の安定を図る。無駄を廃して合理的・論理的に合ってさえいれば、会社がうまくいくというわけではないのが会社経営のおもしろいところとも言えます。
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