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生き残る社長はおだやかな心を保ち、潰れる社長はテンションを上げようとする。

あなたは一日のおわりがどのようなものであれば「今日は成功だった」と思えますか。  息の長い社長の研究対象としていたある方は「おだやかに過ごせること」を、自分の一日の目標にしていると教えてくれました。  おだやかな心を手に入れることは、優先的に取り組んでいただきたい課題です。息の長い社長には、感情のアップダウンが小さく、淡々としている人が多いものです。  このあたりは、先天性な性格もあるでしょうが、後からの努力によっても身につけることができると考えています。私自身、かつては、いつもイライラしていて、怒りっぽくもありました。テンションを上げては急激に落ち込み、また無理にテンションを上げることをくり返していました。  その背後には、いつも何かに急かされ、何となく不安を抱え、「もっと、もっと」と背中を無理に押されているような感覚がありました。  あるとき「これはいかん」と気づき、おだやかな心をとり戻すべく、いろいろと試してきました。自分の経験を話させていただきましょう。  自分はどんなときに、おだやかな心を失うのか。  私は「周囲の状況をコントロールできていないと感じているとき」だと考えました。  そこで、できるだけ自分のテンポを守ることに取り組みはじめました。私は未熟なので、テンポが乱されると本当にイライラしてしまいまして……。  最初にターゲットにしたのは電話でした。  電話によって集中を中断させられたことは、これまでの人生で何度あったでしょうか。  いつかかってくるかわからない電話に出られるようにしておく、ということも結構なストレスでした。「電話に出なくていい」と決めたことで、気持ちをスッキリさせることができました。  この勢いで、メール返信の回数も減らしました。  かつてはできるだけリアルタイムで返信することを心がけていましたが、これを続けていると自分の時間が無くなってしまいます。  お客様や従業員に合わせるため「自分にはできない」と思う方がいらっしゃるかもしれません。しかし、そのような方にこそ効果があります。できる範囲で試みていただきたいところです。  自分のテンポで暮らそうとすれば、ある程度わがままにならなければいけません。常時みんなにいい顔をしようとしたら、テンポは崩れ、おだやかではいられません。  自分のテンポを守っていい仕事をし、利益をお客様や従業員に還元すればいいだけです。  おだやかさをとり戻すために、できるだけ刺激を減らすことも試みました。  瞑想をしてみたり、コーヒーを飲む量を減らしたり(お酒はもともと飲みません)、あとは大好きだったスイーツも減らしました。  食べるときはドカ食いをやめました。よく噛んで、ゆっくりと集中して味わうように心がけました。  これだけでかなり効果がありました。  そして一番効果があったと感じるのが、脱スマホです。  ハラハラや不快を感じさせやすい SNSとは、できるだけ距離を置きました。  スマホを触る時間を減らし、普段は目に入らないところに置くようにしました。スマホが目の前に置いてあるだけで集中力を奪われるためです。  すぐに触りたくなるので、眠るときは別の部屋にスマホを置くくらい徹底しました。  驚くほど心は静かになりました。現代人の心を乱すもののうち、かなりの割合がスマホの中にあると感じたくらいです。  自分のテンションを上げるため刺激を求める方が多いと推測します。  でもそれは長続きしません。自分を幸せから遠ざけてしまう方向性かもしれません。  ロングライフの社長は、おだやかな心を求めます。 20  生き残る社長は、スマホから離れる時間をつくる

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