地元で通用しても、他では通用しない ずばり言います。地方と東京の商売はまったく違います。 飲食店を例にとって説明しましょう。 東京で珍しいメニューを出す店をオープンしたとします。まず、メディアや SNSが取り上げるので、 23区に住む新しいものが好きな人が来ます。次に東京都下、さらに近県の人たちが来ます。これらが一巡するのに、約 3年かかります。そうなると、もう店の投資金額は回収されています。一方、私の地元・神戸で同じように珍しいメニューの店を出すと、半年で一巡します。ブームはすぐに終わってしまうのです。また、変な評判が経てば、すぐに回収不能になります。東京から神戸に店を出してもうまくいかないケースの多くは、東京と同じやり方をしようとするからです。東京の商売と地方の商売は根本的に違うことを理解できていないからです。地方で成功するコツ、東京で成功するコツ 地方で成功するためには、行きつけの店になってもらい、ヘビーユザーを獲得することが大切です。地方の人は、味も料金もサービスもうるさいですから、それをクリアしないと、持ちこたえられません。 一方、地方から東京に行く人のほうが成功する確率は高いと言えます。東京は商圏が広いので、一見さんばかり追ってもやっていけるからです。 商売は、その地域の特性を理解してやらないと失敗します。テレビ番組「秘密のケンミン SHOW」を観ていても、この狭い日本でも、地域によって好みがまったく違うのがよくわかります。そんな細かい調査を怠ると、今は良くても、次第にうまくいかなくなります。
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