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本当に大切な人はあなたから離れない

 誰しも生きていく上で大事な交友関係とか、個人のプライドとかありますが、社長であった人が会社をやめたら、もしくは会社を潰したら、それらの大事なものまで失うのでしょうか。  会社が潰れた、病気になった、なにか問題を起こした、トラブルを起こした、事件を起こしたと言うと、そのことで差別をする人がいます。  また、なにが起きても差別をしない人もいます。差別する人たち、離れていく人たちというのは、自然の流れにすぎません。  自己破産すると、関係者といままで通りの付き合いができなくなる、信じてもらえない、相手にされない、と考えてしまいます。  しかし、自己破産者は犯罪者ではありません。法律によって清算することが自己破産なのですから、なにも心配する必要はありません。  もし、そのことによっていままで通りの付き合いができなくなったり、相手にされなかったり、信じてもらえなかったりしたら、それはいままでの自分が招いた結果です。  もし、あなたの友人が自己破産したら、その人のことを嫌いになったり、信用しなくなったりしますか?  おそらくしないでしょう。  人間関係は、自然の移ろいと同じく、離れるべきものは離れ、残るべきものは残っていくだけのことです。どんな状況にあろうとも、人間はその残ったほんのわずかな人たちに支えられて生きていくわけです。  いままで社長だった人がそうではなくなるので、世間体だとか、いままで付き合っていた人から相手にされなくなってしまうのではないか、信じてもらえなくなるのではないか、嫌われるのではないか、などと考えてしまうものですが、実際には、人間として付き合ってくれていたのか、お金で付き合っていたのか、ということが明確になるだけです。

まず、お金だけで付き合っていた人たちは離れていきます。仕事で付き合ってもお金がもらえないのですから、それは当然のことです。  しかし、人間として付き合っていた人たちは残ります。そのときに、自分の思い込みが明確に外れます。  心配していた以上の信じられない現象が起こります。  これまで自分のことを思ってくれていないと考えていた人が、実はとても思ってくれていたり、思ってくれていると考えていた人たちが離れていったりするからです。自分が悪く思われるのではないか、と心配する必要もありません。  悪く思われることは、決してないのです。  悪く思う人は、思えばよいのです。  人間対人間の付き合いであれば、嫌うこともないし、笑われたり、馬鹿にされたりすることもないし、悪く思われることもないのです。  本当に自分にとって大切な人は、失わないということです。  人間同士の付き合いでなかった人とは、たとえそれが家族であっても、失うときは失うものです。そういう人との人間関係は、会社がうまく行っていてもいなくても、どこかで消滅しただろうということを知るのです。お互いにとって、かけがえのない人ではないということが明確になるだけのことなのです。「失う」ということで得るものは大きいものです。  本当に大切な人は失いません。

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