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未来繁栄を築く商品化戦略

未来の繁栄を築くとは、定番商品をコンスタントに積み重ねていくことと、新規の顧客を永遠に開拓していくことである。

絶えず新商品の開発をやっていくと同時に、なおかつ、お得意様の開拓もやっていく。両者は同じことである。なぜ、新規開拓するかといえば、これは定番の安定得意先をつくるためである。新規開拓は、大きな決まったお客さんを獲得するために、要するに、未来の繁栄を築くためにやるという目的を忘れてはいけない。

技術的にも、どういう事業が栄えていくか、を常に考えて手を打っていく。新商品をつくるときのアイディアはどこから収集するか、あるいは、商品化とか製品化とか販売ネットはどうするか、こういう実務を自らきちっと哲学として知っておいて、なおかつ、自分の息子に残していくことを片時も忘れてはならない。新しい事業をやるときは、息子に、新事業の開発のやり方を哲学として残していく。

たとえば、どこに売れる商品があるか、いま何が売れているかということは、ライバルを含めた同業界の商品を売っている店を見ればすぐにわかる。

これは、商品の開発にとって非常に大切なことである。定点観測、つまり店を限定し、そこを定期的に観測する。自分のところには十しか商品がないのに、流行っている店には百あったり、一千個あったりする。

こういうことを見極めて、自社ではそのなかの何を手がけるかということを決めていく。自分の業界の間屋の倉庫や見本市にも行き、今、何が売れているかを勉強する。それが大事な視点であることを、社員にも、後継者にも、永遠に伝えていく以外にない。

また、商品が最初にあるのでは、決してない。商品よりも、お客様や販売ネットが先にある。販売ネットが最初にあって、そこに何を乗せるかを決める。

販売ネットをまず指向し、次に商品を開発する。商品が先にある会社は、大概、失敗する。商品を開発して、どこの誰に売ろうか、どのネットに乗せようか……どこにも乗らないものをいくら開発しても仕方がない。だから、販売ネットとか、売り方を先に決定することを、肝に銘じておく。

商品自体、事業自体も寿命がどんどん短くなってきているので、そういう実務の勉強を絶えずしなければならない。どうしてもわからなければ、実務に精通したコンサルタントに相談すべきだ。私の場合は、理屈は言わない。具体的に、「これがいい」「こうしなさい」と、お答えするつもりだ。

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