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環境整備には、 いかなる社員教育も、どんな道徳教育も足下にも及ばない。
環境整備は、これを行った人々の心に革命をもたらす。「いかなる社員教育も、どんな道徳教育も、足下にも及ばないものだ」というのが私自身でイヤという程思い知らされていることである。
しかも、ただ一社の例外もないのである。多くの社長は、というよりも日本中の殆どの社長がこのことに気がついていないのは誠に残念である。
社運の隆盛は、運というよりも、自らの努力で勝ち取るものである。というのが私の持論だが、それは、まず環境整備から始めるべきである。
でっち武芸でも芸事でも、大工でも左官でも丁稚小僧でも、いやしくも、それが大切なことである限り、水くみ、薪割りなどとならんで、修行の第一歩は常に「掃除」だった。
昔の人は、この掃除がいかに重要であるかを、すなわち、これをやらなければ人間形成はできないことをよく知っていたのだ。
一倉定の社長学第1巻 「経営戦略」より
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