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新事業の成否

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社員によかせても良いような新事業は、はじめから「わが社の将来の根益」など期待できない。

新事業というものは、第一に、社長自ら身を挺してやるものだ。

世の中の社長の中には、新事業に自らはたずさわろうとせず、他人まか

せにする人がかなりいる。

難しい新事業は他人に任せ、自らは永年手慣れた事業の方をみている。

やさしい方を自分がやり、難しい方を他人にまかせるとは、いったい、ど

ういう了見なのだろうか。成功など夢の夢である。…

社員にまかせてもよいような新事業は、はじめから「わが社の将来の収益」

など期待できないのである。…

新商品。新事業の成否は、そのまま企業の将来の運命に直結する。社長

の役割が企業の未来をつくることにある限り、社長自ら新事業に取り組み、

総指揮をとるのが当たり前である。

一倉定の社長学第4巻 「新事業・新商品開発」よ

新商品は、

「そ漁を詐が買うか」を

一番先に考えよ。

新商品は「それを誰が買うか」を一番先に考えるのである。顧客と思わ

れるところに現物見本を持っていき、売れるかどうかを確かめてから、新

設備なり新会社なりをたてるのであって、まだ売れるか売れないかも分か

りもしないうちから、製造することを考えてはいけないのである。…

新事業・新商品の難事中の難事は「販売」である。

今まで世の中になかった商品は、市場がない。消費者やエンド・ユーザ

ーは、その商品のあることを知らない、販売実績のない商品は流通業者は

扱いたがらない、という全くゼロの状態から出発しなければならない。…

だから不用意に走り出すことは絶対に慎まなければならないのである。

そして、早急に成果を期待せず、長期的な育成をはかることが肝心である。

これが成功へ導く秘訣である。

一倉定の社長学第4巻 「新事業・新商品開発」よ

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