年商100億円で利益1000万円のA社。年商1億円で利益1000万円のB社。あなたは、どちらの会社を経営したいだろう?利益はどちらも1000万円だが、A社の売上はB社に比べ100倍。だから、売上重視の人はA社を好むかもしれない。だが、見方を変えれば、A社のほうが100倍仕事をしている。100倍苦労しているとも言える。最終利益が同じなら、労力100分の1で効率よく利益を上げたB社のほうがいい。売上100倍は手間も100倍。
経営していれば常にトラブルが起こるが、トラブルは売上に比例して多くなる。利益が同じなら、売上が大きいほうがリスクは高い。経営における最大の目的は利益を上げること。利益は会社がどれだけ社会に役立っているかを示す。利益から税金が支払われ、国のために使われる。利益があれば会社経営は安定し、トラブルに襲われてもつぶれない。経営者の最大の使命は「永続的経営」に力を尽くすこと。何事にも動じない盤石な会社をつくること。そのためには、できるだけトラブルやリスクを軽減する経営に努める。景気は必ず好不況を繰り返す。災害、感染症などのアクシデントに見舞われる可能性も高い。だからこそ不況を前提にした企業づくりが必要だ。経営者は、たとえ売上ゼロになっても、全社員に給料を払い、家賃を払い、毎日安心して働ける環境をつくる。身の丈を超えた大きな投資をする前に、何があっても社員を守る財務状況をつくるべきだ。私が経営する「北の達人コーポレーション」は売上約100億円、営業利益約29億円(2020年2月期)。営業利益29億円の会社は珍しくないが、業界内では「営業利益率29%はかなり高い」と言われる。
経営における最大の目的は利益を上げること。利益は会社がどれだけ社会に役立っているかを示す。利益から税金が支払われ、国のために使われる。利益があれば会社経営は安定し、トラブルに襲われてもつぶれない。
経営者の最大の使命は「永続的経営」に力を尽くすこと。何事にも動じない盤石な会社をつくること。そのためには、できるだけトラブルやリスクを軽減する経営に努める。景気は必ず好不況を繰り返す。災害、感染症などのアクシデントに見舞われる可能性も高い。だからこそ不況を前提にした企業づくりが必要だ。
私が経営する「北の達人コーポレーション」は売上約100億円、営業利益約29億円(2020年2月期)。営業利益29億円の会社は珍しくないが、業界内では「営業利益率29%はかなり高い」と言われる。
私の考えはシンプルだ。利益につながらない業務はやめる、もしくは変える。
そのためには、会社の全活動が利益につながっているかを把握する必要がある。それが「5段階利益管理」という独自の手法だ。私は20年間、毎月、5段階利益管理表を見ながら業務改善を行い、強い会社をつくってきた。本書の構成は図表1のとおりだ。
第1章では、なぜ売上より利益が大切かを説明する。新型コロナ禍で事業継続の難しさを多くの人が実感しているだろう。当社も大きなダメージを受けた。当社はそうした事態に備え、「無収入寿命」をのばす戦略を取ってきた。無収入寿命とは、売上ゼロになっても経営の現状維持ができる期間を指す。減給などのコスト削減なしで全従業員の雇用を維持し、家賃を支払い、その間に会社を立て直す。ここでは、売上ゼロでも生き残れる「無収入寿命」のつかみ方を紹介する。
本書は私にとって初の著書となる。この本を読んだ人が1円でも多く利益を増やし、1円でも多く納税することでこの国の発展につながることを願って書いた。そのために、当社が高収益を上げる秘密を、出し惜しみすることなく公開することを、ここに約束する。
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