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呑み代は広告宣伝費

 社員が 100人以上いる会社の社長から「新事業を立ち上げたいので意見を聞かせて欲しい」と言われたので、その会社へ行きました。会議室には私と同様に集められた社長たちが数人いて、みんなで意見を出し合うことに。打ち合わせは順調に終わり、みんなで呑みに行くことになりました。 2時間ほどして宴会は終了。  するとみんなを集めた社長が言いました。「じゃあみんな 3000円ずつの割り勘で」  みんなは口をあんぐりです。忙しい中、その社長のために貴重な時間を使ってわざわざその社長の会社までやってきたのです。その人たちから、たかだか数千円のお金を巻き上げようなんてドケチにもほどがあります。  私は年間 200日以上呑みに行きますが、私の会社まできてくれた人と呑みに行くときは絶対にお金を払わせません。私の会社にくるための時間はもちろん、交通費もあります。さらに情報も仕入れられるのです。そんな人からお金をもらうわけにはいきません。  例えば居酒屋で 200日、 5000円ずつ誰かに奢ったとしましょう。 1年間でたったの 100万円です。 100万円で 200人から「社長は気前がいいなぁ」「ありがとうございます」と思ってもらえるチャンスなんです。これを割り勘なんかにしたら、すべて台なしです。「この社長はケチだなぁ」という悪い評判が広がってしまいます。  税務上は別として、呑み代というのは会議費でもなく交際費でもない。広告宣伝費なのです。「今度くるときは、社長が喜びそうな情報を持ってきてあげよう!」と思う人がいるかもしれません。「あの社長はいい人だよ!」と周りの人に宣伝してくれる人がいるかもしれません。  割り勘にして「あの社長はケチなんだよな。一緒に事業やってもおいしいところだけもっていかれそうで怖い」「いい情報教えたって、ありがとうで終わりだよ」そんな風に思われてしまったら最悪ですよね。  逆に、目上の方と呑む場合や接待を受ける場合もあると思います。  特にルールがあるわけではありませんが、私は自分から誘った場合、目上の方でも「私がお誘いしたので私に払わせてください」と言って支払います。  接待されている場合には、相手のメンツを考えて「ごちそうさまでした」と言って奢ってもらいます。先方に出向いたり、お店を予約してもらっていた場合には、その社長のメンツを立てなければなりません。しゃしゃり出て私が払いますよというのは下品だと思います。  親しい間柄の場合には、先に「 1軒目は私が持ちます。 2軒目はお願いします」と先に話しておくといいでしょう。  いずれにせよ社長同士での呑み会なら、呑み代は出すか出してもらうかのどちらしかないということです。  社員ならともかく社長なんですから、呑み代の支払いのときに、「私が払います」「いやいや私が払います」といった見苦しいやり取りや、割り勘でみんなのお金を集めるような下品な行動はやめましょう。あなたの品格を下げてしまいます。

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