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優柔不断

優柔不断は誤った決定よりなお悪い。

決定で大切なのはタイミングである。客観情勢は容赦なく変わっていく。

グズグズしていると時機を失してしまう。決定は巧遅より拙速の方が大切な

場合が多いのだ。速やかに行動を起こさなければ手遅れとなってしまうかも

しれないのだ。

たとえ決定が間違っていたとしても、決定しないよりは優っている。早く

動きだせば、間違いも早く発見でき、それを訂正する時間が残る。いかに優

どたんば

れた決定でも、土壇場になってからでは、それを実現する時間がないのだ。

躊躇浚巡こそ社長の大敵である。浚巡して何も決められない社長は会社を

つぶす。社長が最もいましめなければならないのは、優柔不断である。決定

に伴う危険や部下の不満を考えてイタズラに迷っていたら会社をおかしくし

てしまうのだ。

一倉定の社長学第7巻 「社長の条件」より

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