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会社をつぶさずに、お金を回せる社長は、日頃から、最悪を想定して最善の策を講じる習慣をつけ、即、行動している。

経営とは大海を船で航海しているようなものです。

船が大型であれば荒波にも耐えられますが、中小企業は小型の船です。

それでも、荒波を進んでいかなければなりません。

だからこそ、いまは順調に進んでいたとしても、いつ何時、嵐が襲ってくるかもしれないと考え、嵐への備えをしておかなければいけないのです。

つまり、事業とはいつまでも順調とはいかないものだと肚をくくって、経営に当たらなければいけない。

それが中小企業の経営です。

多くの社長は、特に創業社長は成功することばかりを夢みていて、失敗することは想定していません。

しかし、厳しいことをいうようですが、事業で成功する確率はおそらく 5%以下でしょう。

つまり、事業はむしろ、失敗することを前提に考えるべきで、社長である以上、常に、失敗したときの対処方法を考えていなければいけないのです。

❖復元力こそ経営者の底力だ! 経営が暗礁に乗り上げる。

これは車をぶつけてボディがへこんだ状態にたとえられます。

大破したわけではない、だから廃車にしなければならないというわけではない。

しかし、へこんだボディ、調子が悪くなったところを修復しなければならない。

この修復力、故障やダメージを元に戻す力が復元力です。

会社が危機に瀕したとき、素早く動けるかどうか。

ここが、企業を再生できる社長か、会社をつぶしてしまう社長かの分かれ道になるのです。

「思い立ったが吉日」という言葉もあるように、危機を予感したら即、具体的に動く。

すぐにやる。

すぐ試す。

そのフットワークのよさこそが大きな収益源を探り当て、再生、さらには次の成功へと進む道を拓く原動力になるのです。

すぐに動いた場合は、失敗しても早く動いた分、修正する時間があり、その余裕が痛手を小さく食い止めることにつながります。

軽傷ならば何度失敗しても必ず起き上がれます。

そして起き上がるたびに、必ず何かをつかみ、何かを学びます。

その結果、成功のきっかけを引き寄せ、最終的に大きな成功をつかむ可能性が開けるのです。

❖どんなときもダメ元で交渉する 企業の成長、前向きな事業展開のためには「資金」を確保しなければなりません。

「資金」は船舶や航空機の燃料に当たるもの。

燃料である「資金」がなければ、企業は出航も離陸もできないし、航海や飛び続けることもできません。

常に燃料を満タンにしておく。

つまり、十分な資金を確保する。

そのためには資金提供元である金融機関を引きつけ、ときには、寄り倒すくらいの強い姿勢、力が必要です。

私は相談にいらした社長には、いつも「ダメ元で交渉してください」といっています。

実は、相談にきていながら、「たぶん、無理でしょうね」という社長も多いのです。

最初から、「たぶん無理だと思うんですけど」とか、「どうせダメでしょう」といっているようでは、道は閉ざされてしまいます。

真の交渉力は「ダメだ」といわれたところから発揮されます。

銀行は手ごわく、ときには冷厳で、中小企業の味方になってくれるという期待は裏切られることのほうが多いでしょう。

しかし、手ごわい相手であればいっそう、こちらも肚をすえて、ダメ元で粘るだけ粘るのです。

あきらめずに何度も何度も繰り返し、繰り返し交渉しているうちに、ついに先が見えてきます。

私が 140億円の負債から脱出したのもまさに、ダメ元の交渉を繰り返した結果です。

▼常に最悪を想定し、素早く行動する。

そしてダメ元の交渉力をもっていれば、経営に失敗することはない。

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