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事業活動によるキャッシュの増減がわかる「営業キャッシュフロー」

事業活動によるキャッシュの増減がわかる「営業キャッシュフロー」  では、まず「営業キャッシュフロー」(営業 C/ F)から説明しましょう。  営業 C/ Fは、会社本来の事業活動によるキャッシュ(現預金)の増減を表すものです。「営業活動によるキャッシュフロー」とも呼びます。  会社が何らかの営業活動をすると、その結果として「売掛金」や「受取手形」、「買掛金」や「支払手形」が発生したり、「棚卸資産」の増減が発生したりします。「売掛金」や「棚卸資産」の増加は、営業 C/ Fではマイナスです。  商品を販売しお客さまの手元に渡しても、現金商売でなければ、すぐにキャッシュにならないからです。  左の図で「受取手形 +売掛金の増減」が 47・ 5(百万円)となっているのは、 4750万円の現金化ができ、営業活動でキャッシュが増えたことを示しています。 ●送金・振り込みされてはじめてキャッシュが増える  一般に商品やサービスの売買が行われても、実際のキャッシュになるまでに時間がかかります。「売掛金」や「受取手形」という、いずれ現預金になる資産が増えるだけで、手元のキャッシュは増えません。「売掛金」や「受取手形」は、実際に送金されたり、口座への振り込みがなされてはじめて、キャッシュに変わります。  つまり、商品やサービスの売買が行われた段階では増えるべきキャッシュが増えないので、「売掛金」や「受取手形」の増加は、営業 C/ Fではマイナスなのです。  また、商品を仕入れて「棚卸資産」が増える場合も、営業 C/ Fではマイナスです。手元のキャッシュが減り、「棚卸資産」という資産に変わるからです。

一方で、「売掛金」や「受取手形」が現金化されると、「売掛金」や「受取手形」という資産が減って、「現預金」という資産が増えます。  ですから、「売掛金」や「受取手形」の減少は、営業 C/ Fではプラスになります。「棚卸資産」の減少も、営業 C/ Fではプラスとなります。  また、「買掛金」や「支払手形」の増加は、営業 C/ Fではプラスになります。こちらも、商品やサービスの売買と同時にキャッシュが出ていくわけではないからです。

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