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ビジネスは薬と同じ。適量を飲まなければ効果はない

 久しく会っていなかったある社長に偶然、道で会いました。前回お会いしたときに新規事業のことを熱く語っていたので、「あのときにお話されていた新規事業はどうなりましたか。結構いいと思ったんですけど」とお聞きしました。すると「まだやってるけど全然、ダメだね。サイト作って、広告も出してみたけど問い合わせより、営業電話のほうが多いくらいだよ(笑)」とのこと。  会社に戻りサイトを見てみました。サイトは 3ページだけで、デザインは素人が作ったとしか思えません。しかも何が言いたいのかもよくわからない文章が、だらだらと書かれていました。早速、その社長にそのことを告げると「そうなの?  全部社員にやらせたのでよくわからない。まぁテストマーケティングだったからお金はあまりかけなかった。俺は結果を知りたいだけだし」。  私は新規ビジネスを行う場合、たとえテストマーケティングでも、会社を経営したことのない社員にこういう重要な仕事を任せることは絶対にありません。どんなに時間がなくても、文章を作るのが苦手であっても、経営のプロ、つまりあなた自身が全部自分でやるべきなのです。  お金にしてもそれなりのコストを覚悟しなければなりません。テストマーケティングだからお金をケチるのは間違っています。  なぜならテストマーケティングをする目的というのは、「会社全体が動いて多額のお金を投入したときに相応の収益を上げられるかどうか」を調べるためなのです。だから一切の手抜きは許されません。  ビジネスは薬と同じ。適量を飲まなければ意味がないのです。テストマーケティングだからすべて社員任せ、お金は少しだけというのでは効果も結果も何も得られないのです。  ある日、このテストマーケティングを目にした大手企業がやってきて、あなたが掘り起こしたこのビジネスを全部持っていってしまうかもしれません。

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