MENU

まえがき—–お金が入り続ける経営の本質をつかむ

目次

まえがき

お金が入り続ける経営の本質をつかむ

環境整備を続ければお金は入り続けますか?この質問は、これまで、環境整備を専門に企業コンサルティングをしてきた私が、一番多く聞いたものであります。

まさにこの質問こそ、お客様相手に商売を営んだ経験のあるすべての人の切実な関心事でしょう。

事業経営は、お客様に商品やサービスを買ってもらい、利益を出して初めて、商売を続けていくことができます。

そのために、日夜、時間を惜しんで努力を重ねています。お客様が買ってくれなければ利益を出すことができません。商売を続けていくことができなくなります。

環境整備を続けることによって、お金が入り続けるかどうかという質問は、極めて純粋でかつ切実な質問です。

会社経営をしている社長を始め、個人経営者、店長、クリエイター、ユーチューバー、フリマアプリでものを販売する人、お客様を相手に商売をしているすべての人に、私がお答えしましょう。

環境整備を続ければ、確実に…お金は入ります。入り続けます。環境整備をやり続ける限り、永遠にお金は入り続けるのです。それだけの価値が、環境整備にはあります。

たとえるならば、十カラットのダイヤモンドがゴロゴロと転がっている宝の山に入り、好きなだけ自由に拾うことができる権利を持つようなものなのです。

ただし、条件があります。単なる環境整備や掃除では効果の保証はできません。一倉式環境整備」に限ります。

「一倉式?」と思われましたか?一倉式環境整備というのは、日本を代表する〝伝説〟の経営コンサルタント、一倉定(1918~1999)が行き着いた、環境を整備する究極の作法です。

この一倉式環境整備を実践すれば、お金が入り続けます。お客様があなたから商品やサービスを永遠に買い続けてくれるようになるのです。

「永遠に」というのは、時代が変わりトレンドが変わっても、どんなに環境が変化しようとも、危機的状況に見舞われようとも、あなたから買い続けてくれるということです。

一倉式環境整備とはどんなことをするのかというと、詳しくは本書で解説しますが、いらないものを捨て、残されたものの位置を決め、埃や汚れを取り除き、磨き抜かれた空間を作ることです。よく理解して実行に移せば、誰もができることです。

本書では、なぜ、一倉式環境整備でお金が入り続けるのか、その秘密を解説していきます。

ここで、一倉定とはどういう人なのか、お伝えしておきましょう。「いちくらさだむ」と呼びます。名前だけでもまずは覚えてください。

一倉定先生は、赤字会社を黒字化する社長専門のコンサルタントです。生前、指導した会社は何と1万社を超えます。黒字化のプロです。

借金で倒産寸前の会社を、利益が上がる会社に生まれ変わらせるコンサルタント、それが一倉定という人です。現代の錬金術師のような方です。

環境整備を実践するということは、十カラットのダイヤモンドを好きなだけ拾える」と言ったのも、一倉先生です。

この言葉は、真実であると私は確信しています。それはもちろん私自身が実践し、体験しているからなのです。ここで、私の自己紹介をさせてください。

私は舛田光洋と申します。

2005年に、掃除と心の法則で運勢を好転する実践哲学『夢をかなえる「そうじ力」』(総合法令出版)を発刊しました。

そうじ力は、日本のそうじ、片づけブームの源流となり、これまでに著作は52冊、国内外合わせてシリーズ累計370万部のミリオンセラーとなりました。

全世界で翻訳され、これまで日本を始めとして、アメリカ西海岸、ハワイ、中国、韓国で講演をしてきました。

この「そうじ力」こそ、一倉式環境整備の本質を取り入れ、個人に特化した実践法なのです。私自身がこれにより大きく人生が好転しました。

十カラットのダイヤモンドを好きなだけ取っていい権利を手にしたからです。さらに、私だけではありません。10年以上にわたり、そうじ力で、さまざまな人や会社の運命が好転する姿も見てきました。

だからこそ、今回は、一倉式環境整備のすごさを多くの人に知っていただきたいと、本書を執筆することを決意したのです。

一倉先生は社長専門のコンサルタントであったため、世間一般ではあまり知られていませんが、現代ほど、一倉先生の思想を必要としている時代はありません。

なぜなら、お客様と直接つながり、販売を行える時代になったからです。みなが社長になれると言える時代になったのです。

大企業はもとより、個人経営者、個人が直接顧客とつながり売買を行う、ないしはインフルエンサーとなる時代に、一倉社長学、経営哲学こそ、力を発揮します。

現代は、まさに乱気流の時代、世界的パンデミック、天変地異、一寸先に何が待ち受けているかわからない未曾有の時代。

そんな時代にこそ、どんな危機的状況からも復活し、黒字化させてしまう、一倉式環境整備が力を発揮するのです。

本書を通して、私は、多くの人に一倉定先生を知っていただきたい。その考えを実践してもらい、豊かになってもらいたいのです。目的はただ一つ、あなたの黒字化です。

あなたが多くの人々の役に立つ仕事を提供し、その結果豊かになり、あふれた富がまた企業を豊かにし、社会を発展させます。

その結果、日本は黒字化するのです。その黒字化への道は、一倉式環境整備から始まります。環境整備を行えば、希望が生まれ、未来を創る力がみなぎってきます。

お客様の心が手に取るようにわかり、時代が何を求めているのかがわかるようになります。アイデアが降り注ぎ、多くの人々に夢と希望を与えられるようになります。

その結果、あなたは、必ず〝黒字化〟するのです。

第1章では、一倉先生はどのような人なのか、なぜ、企業を黒字化するのに環境整備を導入する必要があるのか。その秘密に迫ります。

第2章では、環境整備された空間がもたらす奇跡の数々を、一倉先生の実例をもとに解説していきます。

第3章は、一倉哲学の真髄とも言える環境整備によって身に付くすごい能力について解説します。

第4章では、一倉式環境整備の実践方法について具体的に説明します。

そして、第5章は、本書の目玉とも言える、御子息、一倉健二氏との対談を掲載しました。

一倉定先生の次男として生まれた、健二氏から直接お話を聞くことができたことは、私にとって宝物となりました。本当に感激しています。

本邦初公開の一倉先生のプライベートエピソードも満載です。熱狂的な一倉ファンの方には、たまらない内容となっております。お楽しみに。

それでは、私が本書で最も伝えたい一倉先生の言葉から始めましょう。次に掲載しました。ご覧ください。

環境整備とは、規律・清潔・整頓・安全・衛生の五つを行うことである。多くの人びとは、環境整備について、知っているようで、その実よく知らない。大切なことだから、やらなければいけないと思いながら、なかなか積極的に実施しようとはしない。

環境整備をテーマした論文やセミナーなど皆無に近い。環境整備に対する認識も関心もうすいのである。私にいわせたら、これほど奇妙な現象はない。十カラットのダイヤモンドがゴロゴロところがっている宝の山に入り、誰でも自由にこれを拾っていいのに、これを拾い上げようとしないようなものである。

だから奇妙なことだというのである。これが環境整備に関する多くの人々の認識なのである。盲点中の盲点ということができよう。この盲点に気づいて、これを行う会社こそ幸いなるかな。聖書の福音書以上の素晴らしい結果を手に入れることができるからである。

環境整備こそ、すべての人びとの活動の原点である。むろん企業にとってもそうであることはいうまでもない。環境整備のないところ、会社の発展はない。

環境整備のないところ、社会秩序も住みよい世の中も、いや、国家の繁栄さえ絶対にあり得ない、というのが私の信念ともいうべきものである。

一倉定の社長学第9巻『新・社長の姿勢』より

「環境整備(清潔・整頓・安全・衛生など)」で、これは、全く意外であっただけではなく、私の考え方まで変えてしまった。

これを徹底すると、人間までも変えてしまう。そこにあるのは、〝人間革命〟ともいえるものである。

私のコンサルティングは、環境整備に始まる。これ以外に何もしないのに、業績が上がっていく。後はすべて、自然とうまくいく。

一倉定の社長学第10巻『経営の思いがけないコツ』より

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次