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そんなに経営は甘くない社長としての覚悟

 起業したての社長にいつも聞くのが「あなたは社長になる覚悟はありますか」ということです。皆さん揃って「もちろんです」「がんばっています」と言うのですが、中には一所懸命やってるようには見えない人もいます。  前著をお読みの方はご存知のように、私は 1日 18時間 366日仕事をしていました。当時の自分の給与は月 15万円です。そこから所得税と保険や年金、家賃を引くと残りは 7万円です。会社が軌道に乗るまでの 5年間、私はこの給与でなんとか生活してきました。  起業当時だけではありません。何回も何回もお金がないというピンチがやってきました。  ある日、経理の担当者が「今日は給料日ですが会社にお金が全然ないので給与の振り込みができません」とやってきました。私は「昼過ぎにお金が振り込まれてくるからそれで払ってくれ」と彼に伝えました。その後、彼がまた私のところにやってきて、「社員全員には支払ったんですけど社長の分がないんですが、どうしましょうか」と聞かれました。「今月、俺はいらないから」と答えました。  ちなみに、なぜ昼過ぎにお金が振り込まれたのかというと、私が自分の貯金をすべて振り込んだからです。  社長の覚悟とは「報酬がまったくもらえなくても、自分の貯金をすべて使い果たしても、会社や社員のために 1日の休みもなく仕事をし続けることができるか」です。  たまに儲かってもいないのに、ベンチャーキャピタルから受け取ったお金で自分に多額の給与を振り込んでいる社長がいます。社長としての覚悟がないにもほどがあります。  社長になるなら覚悟を決めてください。覚悟がない社長は社員や取引先、お客様に対して迷惑なだけです。

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