親会社のある子会社の社長との取引は注意が必要です。完全に独立採算制の子会社はいいのですが、赤字が親会社からの補填で運営されているような会社は、社長が決裁権を持っていません。決裁権を持っているのは、なぜか部下の取締役(本社から派遣されている人)だったりします。 損をしても親会社がお金を払ってくれるという意識からか、真剣にビジネスをやろうとはしません。いつも親会社のことだけを考えています。 こういう会社とは、たとえアライアンスを組んでもビジネスパートナーとしてきちんと仕事が行われるかどうかはわかりません。 子会社の社長は、社員のことも提携先のことも考えていません。親会社からの「戻ってきなさい」という言葉だけをひたすら待っているのです。 そしてある日「すみません、親会社に戻ることになったので、今までの話は一度リセットということで」と言うのです。次の社長への引き継ぎもきちんと行われないため、新しい子会社の社長にまた最初から同じ話をしなければなりません。 こういう会社と一緒に仕事をすると、あなたのビジネスはいつまで経っても前に進みません。普通の会社の社長のように自分で物事を決めることはしないのです。つまり子会社の社長というのは肩書ばかりで地方の営業所長のレベルと考えておいてください。「こんなことを書いたら井上さんのビジネスに支障があるんじゃないですか」という意見も聞こえてきそうですが、なーに大丈夫です。子会社の社長は私の本なんか読みませんから(笑)。
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