【Googleアナリティクス】サイト運営者の収入爆上げ・ GA解析術「実践編」
はじめに第 1章:サイトを改善する流れを知ろうサイトの改善の流れとは第 2章:ユーザー情報を知るペルソナとはユーザー属性を知ろうサイトの基本データを知ろう確認したい日付を選択しよう施策を行ったら比較機能を活用する新規とリピーターのデータの違いを見ようユーザーが利用しているデバイスを確認しよう改善案を見つけるポイントは「異常値を見つけること」第 3章:流入経路を知る流入経路を見る箇所は 1カ所で十分サーチコンソールで流入キーワードを確認しようセッション数を稼いでいるページを知ろう第 4章: SEOについて理解しよう 1、キーワードでニーズ調査狙うクエリの月間検索ボリュームが多ければ良いというわけではない 2、タイトルや記事の見出しにキーワードを入れる
3、ユーザーが読みやすいような記事構成を作る 4、オリジナルを意識する 5、量と質両方大事 6、なるべく 1記事の文字数は 2000文字を意識する 7、ディスクリプションを作成する 8、モバイルユーザーを大切にする 9、スピードチェックでサイトが重くないかチェックする 10、サイトマップを作成して、サイトにクロールされやすくする第 5章:基本的な行動分析をしようランディングページの解析をしようランディングページで改善すべき優先順位に並び替える直帰率が高い時はユーザーが離脱しているポイントを探そうユーザーの行動を追いかけてみよう第 6章:ステップアップした行動分析をしようコンバージョンしたユーザー、コンバージョンしていないユーザーの違いセグメントを作ってユーザー情報を確認してみようセグメントを作ってナビゲーションサマリーを見ようセグメントを作ってランディングの次のページを確認しようセグメントをカスタマイズしてみようユーザーの行動をミクロ分析しよう実際にご自身のサイトで解析をやってみよう
さいごに
はじめに 書籍を手に取って頂きありがとうございます。この書籍では Googleアナリティクスを使ったサイト解析の方法を実戦でそのまま活用できるように書き下ろした書籍です。 この書籍は上下巻に分かれており、実践編として下巻にあたります。上巻は設定編ですが、設定編の項目ができている前提で話を進めます。設定編ではウェブ解析士である筆者が実際に解析しているポイントの設定方法を解説しているため、設定も完璧にしておく場合はこちらの設定編も参考にしてください。 また決して高度な設定が必要というわけではないため、読み進めてから判断して頂いて構いません。 筆者はサイトなどオウンドメディアを一人 1つ所有する時代だと考えています。これは法人だけでなく、個人でも情報を発信する時代であり、情報を発信し続けることで個人としての認知力などが高まり、副業などサイドビジネスに繋がります。 そして、多くの方がブログなどを発信している時代です。これは個人だけでなく、上場企業、中小企業など法人もコンテンツマーケティングに力を入れています。 だからこそ、情報を発信することは必須でありながら、競合が増えているのです。 しかし安心してください。どんなに有名な企業でもコンテンツを発信し続けているだけで、その後のオウンドメディアの解析を怠っている企業が多いのが現状です。 そのため、「情報発信」の枠であれば、個人が上場企業に勝てる時代なのです。 そしてこのことをハッキリと言える理由として、筆者はウェブ解析士として今までに約 400サイト程度のサイト解析を行ってきました。 クライアントの中には上場企業など名前を聞くとわかる企業の解析に携わった経験もあり、実際に多くの方がサイトの解析をしていない現状を知ったのです。 この書籍では特に、
・個人でブログ、アフィリエイト運営をしている方・法人でコンテンツマーケティング担当の方・サイトの解析に携わる方 に向けて、「 Googleアナリティクス」を活用したサイトの解析方法をお伝えします。 この書籍通りに行うことで、・サイトの問題点を把握・仮説・立案を考える・サイトの改善を実施する・その後の検証をする この PDCAを自分で回せるようになり、徐々にサイトを成長させることが可能となります。継続することで 1年かけて CVRが倍になることもたくさん経験しました。 そのため、個人で収入を増やしたい方や企業の Webからの売上を増やしたい方は必見です。
また補足ですが、こちらの【ブロガーサロン】で、ブログやサイトの解析や SEOに関するサロンを開いています。 こちらのサロンにご登録いただきますと、・疑問点を何度でも質問可能・ブログやサイトの運営に関するノウハウを定期的にお知らせ・ウェブ解析士のノウハウを直接伝授・月に一度 zoomでオンラインして直接画面共有で解説などの特典もあります。気軽に始められて、気軽に退出もできますのでチェックしてみてください。 では本題に入ります。
第 1章:サイトを改善する流れを知ろう この章ではサイトを改善していく上での全体像を把握しましょう。まず理解しておくことはサイトの改善は即日効果があるものではありません。 毎月改善を加えて、徐々に結果を出していくものです。そのため、結果が数字に現れるのは半年〜 1年程度必要だということを知っておきましょう。 そのためにも 1回の改善ではなく、毎月改善を加える必要があります。そしてその改善案を出すためにも「 Googleアナリティクスを活用して解析をする」ことが重要なのです。 では実際にサイトの改善の全体像を理解しましょう。
サイトの改善の流れとは 1、 Googleアナリティクスで異常値を見つける 2、自社サイトとアナリティクスデータを見比べながら仮説・立案をする 3、改善案を考え、実際にサイトに対して修正を加える 4、検証する これを常に毎月行うことで徐々に CVR(コンバージョンレート)が上昇していきます。いわゆる PDCAを回し続けるということです。 サイトの改善において、ウェブ解析士でも 3割バッターと言われています。つまり 3回に 1回の改善がプラスに働くということです。 そして、 1回の平均的な改善効果が CVR上昇 1. 2倍程度とも言われています。 3回に 1回のヒットということは毎月改善施策を行うことで 1年間かけて 4回の改善成功が可能です。 1. 2倍を 4乗すると、 2. 0736倍です。統計上は 1年後に CVRが約 2倍になる計算です。 仮に、・月間セッション: 1万 ・CVR: 0. 5%・商品単価: 1万円 だとすると、売上は 50万円 → 100万円へ増加する計算です。この 1年間で並行してセッションを増加させる施策を行い、 1年間でセッションが 1万 → 2万に増加した場合、売上は 200万円になります。 そして筆者の経験上、この話はよくあることであり、セッション数も 1年間あればもっと増やすことが可能なため、さらに売上が増加した事例を多く触れてきたため、決してハードルが高くない話をしています。 だからこそ、毎月解析を行い、 PDCAを回し続けることが重要なのです。 1、 Googleアナリティクスで異常値を見つける 2、自社サイトとアナリティクスデータを見比べながら仮説・立案をする
3、改善案を考え、実際にサイトに対して修正を加える 4、検証する この流れを忘れないようにしましょう。
第 2章:ユーザー情報を知る ではこの章から実際のアナリティクスの画像を用いつつ、実際の解析方法を解説していきます。この章では基本的な、「サイトに訪れているユーザーの情報」を読み取ることを解説します。 この章で重要なことは、・サイトのターゲット(ペルソナ)と実際に訪れているユーザー層は合っているか・サイトの現状の数値を把握する・改善項目のインパクトがあるところから改善案を探す これらが大切です。ではまず、ターゲットが合っているかの前に、そもそものあなたが解析するサイトのペルソナ設計について確認しておきましょう。
ペルソナとは ペルソナとは、マーケティング用語で「製品やサービスを利用するユーザー像」のことです。扱っている製品やサービスは誰のためのものか、個人でアフィリエイトサイトを運営していたとしても、誰に向けて発信している情報なのか、明確である必要があります。 この話をすると、「幅広くターゲットを狙った方が多くの方に刺さりそう」「ターゲットを絞ると受注するチャンスを失いそう」などと言われることがあります。 しかし、決してそのようなことはなく、むしろ幅広く伝えようとすると誰にも伝わりません。大事なことはペルソナというセンターピンを決めて、その人に向けて発信することが大切です。 では、ペルソナとは具体的にどのように作り出すのか。重要なことは、とにかく架空人物を深く想像することです。 例えば、マットレスを取り扱っているサイトであれば、 ・33歳・男性・山田 亮太さん(仮名)・見た目の髪型はミディアムな長さで分け目を作っている・エンジニア・日中は椅子に座り続けており腰痛に悩みを持っている・勤務先は渋谷・趣味はアウトドア、キャンプ・性格は温厚で、のんびり気質・自分の時間を大事にするため、自宅内での設備にも気を遣っている さらにはイメージする山田さん(仮名)の顔写真も思い浮かべましょう。このように作り上げていくことで、ペルソナ設計が出来上がってきます。 上記は一例ですが、掘り下げて想像することで山田さんのイメージが強くなってきて、山田さんに向けて有益な情報を発信するように心掛けることで、相手に伝わる製品やアプローチが可能になってきます。
ユーザー属性を知ろう 先述でペルソナについて触れました。では実際に Googleアナリティクスのデータを見つつ、サイトに訪れているユーザーデータとマッチしているのか確認しましょう。「ユーザー >ユーザー属性 >概要」ここではサイトに訪れているユーザー属性として、・年齢層・性別 が分かります。先ほどのペルソナの設定では 33歳の山田さん、男性に向けて発信しているサイトだと仮定すると、年齢層などはサイトとマッチしているのかをチェックしましょう。 ここが既にズレていると、製品やサービスの見直し、サイト全体の見直しなど大幅な修正を加える必要があります。 また、ここがズレていると、この先の改善をいくら行っても、訪問者と製品やサービスの提供内容がマッチしていないため、いくら頑張っても効果が薄くなります。※なお、この後の添付している画像はマットレスとは無関係です。
サイトの基本データを知ろう「ユーザー >概要」 ここではサイトの基本的な情報を知ることができます。まず内容を理解しておきましょう。・セッション:サイトに訪れた回数 セッションは初期設定の場合、 30分経過するとセッションが途切れます。 そのため、一度サイトに訪れて、何かしらの理由でその場から離れ、 30分経過した後 に再度サイトを操作した場合は、 2セッションというカウントとなります。・ユーザー:訪問したユーザー数 これはあくまでデバイス単位なため、同じ人が PCとスマホで閲覧した場合は、 2ユーザーという考え方です。・ページビュー数:サイトの格ページを閲覧した回数 これは一般的に PVと言われています。 情報発信のブログ記事を書いている方は特に気にする箇所です。・ページ/セッション: 1セッションあたり、平均で何 PVあったかです。 1回の訪問で平均何ページ見られているかの指標であり、これが限りなく 1に近い 場合、大半が直帰をしている(他のページを見ないでサイトから離脱している)ため、 サイトの導線改善が必要です。・平均セッション時間: 1回のセッションで平均何秒間滞在したかです。 これは直帰は 0秒カウントであり、直近が多いサイトは平均セッション時間は短いです。・直帰率:全体のセッションの内、直帰(他のページを見ないでサイトから離脱する)の割合をカウントしています。直帰率が高いということは、ターゲットが違う、サイトのコンテンツの質がよくないなどの可能性があります。そのため、 SEO対策としてもマイナス評価を受けやすいです。なお、一般的には通常のサイトでは直帰率 40%、ブログサイトだと 70%台、これ以上多いと、直帰率は課題になる可能性があります。・新規セッション率:全体のセッションに対して初めてサイトに訪れた割合です。 基本的には Googleの Cookieのデータ保存は 2年間であり、 2年経過してから再度サイトに訪れたセッションはリピーターではなく、再度新規扱いになります。また、 Safariは現在 7日間しか Cookieデータを保存しないため、 Safariの場合は、 7日間を経過すると、「新規扱い」になります。
確認したい日付を選択しよう データを見る際には必ず見たい日付を選択しましょう。右上の日付をクリックすると、好きな期間を調整できます。 例えば、先月の 1ヶ月を確認する場合は、その期間の日付を選択するなど。見たいデータ期間を定めましょう。
施策を行ったら比較機能を活用する 例えば、 10月に何かしらの施策を行ったとします。この施策が結果良かったのか、悪かったのかを判断するためにはデータを必ず確認する必要があります。 そこで活用するのが、日付の比較機能であり、直近の同期間であったり、昨年の同じ日付で比較することも可能です。 なるべくは月によって波があるため、前年同月比で確認する方が良いです。この比較機能を使うことで、比べた際に直帰率が減少したなどの成果がわかるようになります。
新規とリピーターのデータの違いを見よう「ユーザー >行動 >新規顧客とリピーター」 この項目で新規とリピーターとのデータの違いが分かります。基本的にはリピーターの方がデータは良いはずです。 そもそもサイトに興味を持っていて再度サイトに訪れているため、データは良くなりがちです。 しかし、リピートをしても CVRが上がらないなどはサイト設計に問題があるかもしれません。
ユーザーが利用しているデバイスを確認しよう「ユーザー >モバイル >概要」 こちらではデバイスごとのデータや利用しているデバイスの比率が分かります。まずはサイトに訪れているユーザーが利用しているデバイスの確認をしましょう。 デスクトップが多いのか、スマホが多いのか、タブレットは基本的に低いはずです。 これによって改善するべき優先順位が異なります。改善で大事なことは「改善インパクトのある箇所から改善する」ことです。 デスクトップとスマホでは見え方( UI)が違います。そして仮にデスクトップの方が利用しているユーザーが多いのに、少ないスマホから改善しても効果が薄いです。 そのため、改善インパクトの大きい箇所から改善案を探すことが重要です。 昨今はスマホからの閲覧ユーザーは増加しています。まずはこの箇所であなたのサイトを閲覧しているユーザーのデバイス比率をチェックしましょう。
改善案を見つけるポイントは「異常値を見つけること」 先述した箇所はユーザーデータを確認する際に筆者が確認している箇所を抜粋しています。他にもアナリティクスの機能には確認できるデータがありますが、全てを活用するのではなく、確認したいポイントを絞って確認するので十分です。 そして、改善案を見つけるポイントは「異常値を見つけること」です。この異常値は、サイトの一般平均と比べて乖離がないかをチェックします。 サイトの一般平均データは、「ユーザー >概要」でも分かりますし、 各データの上側にも小さめの数値(指標のところ)でサイトの平均データが記載されています。このデータと比較をして気になる乖離ポイントを探してみましょう。 例えば、この後のスクリーンショットの例で、デバイス別のデータを確認した際、サイト平均の直帰率は 62. 87%に対して、モバイルの直帰率は 72. 02%です。 平均よりも 10%違うのは乖離があると言えるかと思います。また、ページ/セッションではサイト平均が 3. 06ページなのに対して、モバイルは 2. 24ページしか閲覧されていません。 平均で約 1ページも閲覧数が少ないということは、「モバイルではユーザーに対して、魅力を伝え切れていないのでは?」という仮説が生まれます。※ただし、この例はあくまで異常値のチェック方法であり、この後のスクリーンショットのデータはモバイルよりもデスクトップの方が割合が多いため、改善インパクトが薄く改善案の優先順位は低いです。 このようにサイト平均データを活用して、他の箇所もみていくと「異常値」を見つけやすくなります。
第 3章:流入経路を知る この章では、流入経路(どこからサイトに訪れているのか)を確認します。第 2章でユーザーの基本情報を知ることができたら、次はどこから訪れているのかを把握しましょう。 また、データの見方は第 2章でお伝えした通り、・改善インパクトがある箇所・異常値を見つける を意識して数値を見る癖をつけるようにしましょう。
流入経路を見る箇所は 1カ所で十分「集客 >すべてのトラフィック >参照元/メディア」 基本的には流入元は上記の通り、「参照元/メディア」を見るだけで十分です。 ここでは、・参照元: Googleや Yahooなど詳細バージョン・メディア:オーガニック、広告、他のサイト、 SNSなどの括り この 2つが同時にデータ反映しており、多い順に並んでいます。もしも、オーガニックや広告からの流入の比率だけが知りたい場合は、「集客 >すべてのトラフィック >チャネル」 で確認することができます。なお、 organic: Googleや Yahooなどの検索からの流入 cpc、 display:広告 Referral:他のサイト Direct:計測できないもの(ブックマークや何も設定しておらずメルマガ経由など) Social: SNSです。
サーチコンソールで流入キーワードを確認しよう「集客 > Search Console >検索クエリ」 ここでサーチコンソールのデータから引っ張ってきて検索クエリなどのデータが分かります。※クエリ =キーワード このデータを見ると、サイトに流入する際、・どのようなクエリで流入しているのか・クリック数・表示回数・クリック率・平均掲載順位が分かります。 まず、クエリの内容として社名などが多い場合、社名の認知は高いが、製品やサービス名の認知度がまだ低い、他のクエリでの SEOができていないなどの SEO面での施策も考えられます。もちろん、社名の認知度が高いことはブランディングができていて非常に良いことですが。 また、 Googleの掲載順位に対して平均的なクリック率のデータがあります。このクリック率とアナリティクスのデータを比較して、 Googleのデータよりもクリック率が下回っている場合は、タイトルやディスクリプションが悪く、クリックされていない可能性があります。 なお平均掲載順位は何かしらのクエリを検索した際に表示される順番であり、 1位の場合は一番上に表示され、 10位だと一番下、 11位だと「次へ」をクリックした 2ページ目の一番上です。 そのため、いかに掲載順位を 10位以内にするかの SEO対策は非常に重要なのです。
セッション数を稼いでいるページを知ろう「集客 > Search Console >ランディングページ」 ここでは検索されてサイトに訪れた際のランディングの多いページ順に並んでいます。※ランディングページ =サイトにおいて最初に訪れたページです。 最初は表示回数の多い順に並んでいます。表示回数とは、例えばユーザーが Googleで「マットレス 低反発」で検索した際に、画面に出てきたサイトは全て表示回数が 1回とカウントされます。 これはスクロールとかは関係なく、 1位〜 10位までのページ全てがカウントされます。そのため、検索順位が 10位で 1ページ目の一番下に表示されていて、ユーザーは検索した結果、下までスクロールせずに、 1番上の記事をクリックしたとしても、表示回数は 1カウントされます。 この表示回数の多い順の記事でもサイトに集客するチャンスが多い記事ということになります。これらのページごとで、先述した「異常値がないか」という見方を忘れずにデータを見ることで、とある記事はクリック率が異常に低いなどのデータがあるかもしれません。 このような異常値を見つけたら、その記事のタイトルを変更してクリックしやすくするような記事の改修(リライト)をすることも改善案の 1つに繋がります。 また、上部にある、指標をクリックすると、クリックした指標を基軸としてデータの並び替えができます。 例えば、「セッション」をクリックすると、セッション(実際にサイトに訪れた件数)の多い順に並び替えることも可能です。 このようにデータを並び替えたりして、「異常値チェック」をしましょう。
第 4章: SEOについて理解しよう この章では SEOについて基本を解説します。 SEOとは( Search Engine Optimization)の略であり、検索エンジン最適化のことです。 つまりいかにして検索順位を上げるかということです。サイトの売上は、セッション数 × CVR×単価 で決まります。サイトの売上を上げるには上記の 3点を上げるしかありません。 そしてそれぞれの項目で増加させる施策はありますが、 SEOはセッション数を上げる施策のうちの 1つです。 解析で CVRを上げるだけでなく、 SEO対策をしてセッション数を増加させることで劇的にサイトの売上が増加します。 この書籍では、 SEOに関する基本的な部分で、注意点と SEO対策の点の 10カ条を解説します。 なお SEO対策で重要なことは他にもあるのですが、今回の書籍はあくまで「解析」であるため、解析した結果、とある記事を修正しようと思った際の、修正箇所の参考にしてください。 1、キーワードでニーズ調査 2、タイトルや記事の見出しにキーワードを入れる 3、ユーザーが読みやすいような記事構成を作る 4、オリジナルを意識する 5、量と質両方大事 6、なるべく 1記事の文字数は 2000文字を意識する 7、ディスクリプションをシンプルに作成する 8、モバイルユーザーを大切にする 9、スピードチェックでサイトが重くないかチェックする 10、サイトマップを作成して、サイトにクロールされやすくする
1、キーワードでニーズ調査 ニーズの調査をする際に「キーワードプランナー」を活用しましょう。キーワードプランナーは Googleが無料で提供しているツールですが、クエリを入力すると月間の検索ボリュームが分かります。 このツールは現在、 Google広告で 1円でも広告を出稿している場合、詳細がわかるのですが、広告を利用していなくても十分なデータが取れます。 まず、キーワードプランナーとネットで検索して、 Googleアカウントでログインします。「新しいキーワードを見つける」の箇所をクリックし、調べたいキーワードを入力します。(同時に検索できるのは 10個まで) これは複合で、「マットレス 低反発」などサイトの記事を書く際の狙うキーワードを入力しましょう。 キーワードを入力し、「結果を表示」をクリックすることでキーワードボリュームが表示されます。 ここで確認する点は、・クエリ・月間平均検索ボリューム のみで大丈夫です。それより右側の競合性などは Google広告を出稿する場合の競合性の強さなどであり、今回のニーズ調査には関係ありません。 なお、広告出稿をしていると月間検索ボリュームがもっと詳細に表示されます。 この方法で、気になるクエリをどんどん検索してボリューム調査をすることで、実際に世の中の人が月間でどれだけ検索しているかが分かります。 むしろこのボリュームを調べないと、月間で 100回程度しか検索されないクエリの記事を書いても集客に繋がりません。 また、先述で Googleの検索順位に対するクリック率を説明しました。検索順位が 1位だと概ね 3割程度のクリック率です。 頑張って、とあるクエリの順位を 1位にしても、月間のクエリが 100回だと、 3割の 30回程度しかそのクエリからは集客できません。 この労力をもっと月間検索ボリュームが 1000回、 1万回と多いものを狙っていきましょう。
また、自分の感覚ではなく、実際の検索ボリュームを調べることでわかることもあります。この後に添付してあるスクリーンショットで試しにマットレス関係のクエリを調べてみました。 筆者としては「マットレス 安眠」のクエリはニーズがあるのかなと思っていましたが、実際に需要は月間 10回〜 100回とニーズがないことがわかりました。 「マットレス 安眠」よりも「マットレス 硬い」のクエリで記事を作成する方が良いことがわかります。
狙うクエリの月間検索ボリュームが多ければ良いというわけではない 先ほど、月間検索ボリュームが多いものを狙いましょうとお伝えしましたが、いきなり、 1万回などの大きなクエリを狙ってはいけません。 なぜなら、サイトには「ドメインパワー」があり、そのサイト自体にも評価があります。そしてこの評価が高まっていないのに、いきなり月間クエリが 1万回、 10万回などのビッグクエリを狙っても検索順位を 10位以内に入れることは現実的ではありません。 まずは、ロングテールキーワード(月間 100回〜 1000回)のクエリの記事を書き、サイトの評価を高めて、徐々にクエリの多いものへと移行していきましょう。 基本的に Googleから評価を貰うには 6ヶ月程度かかります。そのため、長期戦で SEO対策を行う必要があります。
2、タイトルや記事の見出しにキーワードを入れる 先述でクエリのボリュームから世の中のニーズを調べました。そこで狙うクエリを決めたら、そのクエリをタイトルや見出しに入れるようにしましょう。 Googleのクロール(サイト内をボットが動き回って、ページを認知する)としてもタイトルにクエリがある方が認知しやすいです。 そのため、クエリをタイトルや記事の見出しを入れるようにしましょう。 なお、無理矢理にキーワードを入れないように注意しましょう。 Googleのクロールは 2019年のアップデートで AIが進化しており、記事のタイトルや文章などは人間が読むのと同じレベルで AIは理解していると思って良いです。 そのため、 1年前ほどまで言われていた「とにかくキーワードをタイトルにたくさん詰め込む」ということは意味がなくなりました。 それよりも読みやすさなど人間が読んでも違和感のない文章が大前提です。 自分が読み返して、日本語がおかしいな?と感じた箇所は Googleの検索アルゴリズムとしてもわかりにくい表現を使ったサイトとして、高い評価は付きません。 そのため、あくまで自然にクエリを導入することを忘れないようにしましょう。
3、ユーザーが読みやすいような記事構成を作る これは上述した Googleの AIの進化と同じ理由です。読みにくい記事は Google側にもわかります。 例えば、・誤字脱字が多い・文字ばかり・改行もなく、文字が詰め込まれている など、読み手になるとわかるような項目であるため、自分で読み直すだけでなく、他の人にも読んでも貰いつつ、重要なところは赤字にするなどの読みやすさを大切にしましょう。 ユーザーに読みやすい記事を目指すことで、自然と Googleの評価は高まります。
4、オリジナルを意識する 今や大手企業から個人までコンテンツを発信し続ける時代です。基本的に全く競合のないジャンルはありません。 そのため、 1のキーワード調査をして、狙うキーワードを決めたとしても、同様に狙っている人や団体は他にもいます。 他の人たちも書いている内容しか書いていないと、 Googleとしても良い評価は出せないです。 そこでオリジナル性を出すために「自分の経験談」を記事に入れるようにしましょう。 体験談は貴方しか経験していないことであり、完全オリジナルの記事になります。そして体験談は読み手もわかりやすく、伝わりやすくなるものです。 そのため、ご自身が経験したことも記事に入れるようにしてみてください。
5、量と質両方大事 SEO対策としては量も質も両方大事です。どんなに良質な記事でも 1記事しか作成していなければ、サイトとしての情報量が少ないので、良い情報をたくさん発信しているわけではありません。 また、たくさん記事を作成しても、質が悪ければ、ユーザーにメリットを GIVEすることができません。 そのため、両方大事なのです。質に関しては、先述の 3と 4でお伝えしました。 量に関しては、一般的にはブログであれば 100記事作成と言われています。 また、同ジャンルのコンテンツ発信している競合の「量」を調べるために、検索を利用することでわかります。 Google検索で「 site: + ドメイン」で検索してみましょう。 「 sample. com」というサイトであれば「 site: sample. com」と検索します。 これで検索すると、ヒットする検索数が表示されるため、これが競合のトータルの記事数になります。これを専門用語でお伝えすると「インデックス数」と言います。 このインデックス数はいわばサイトへの入り口です。入り口が 100個よりも 1000個あった方が入場しやすいのと同じで、インデックス数も大事になってきます。
6、なるべく 1記事の文字数は 2000文字を意識する コンテンツはなるべく 2000文字を意識すると良いです。なぜなら「記事は読みやすさが重要だから」です。 2000文字だと読む時間は概ね 5分程度です。 1記事が 10分とかだと 1記事を読み切るのに疲労感というか、 10分は長いなと感じませんか? 読み手に疲労感を与えては「決して読みやすいとは言えない」と思います。 また、 1000文字程度だと情報が少なくなってしまいます。良い情報が少ないことは SEOとしては意味をなさないため、文字数があまりに少ないのは意味がありません。 だからと言って量の多いコンテンツは疲労感を与えてしまう。そのため、 2000文字を意識しつつ、 3000文字程度に抑えるボリューム感を心掛けてみて下さい。 もちろん 3000文字を超えても全然問題はありませんが、だらだらと書かずに伝えやすさを意識しましょう。
7、ディスクリプションを作成する ディスクリプションとは検索した結果のタイトルの下にある文章です。ここはユーザーがクリックして記事を読むかの判断材料だけでなく、 SEOとしても大切になってきます。 ここにもキーワードは入れつつも、ユーザーが読みたくなるような文章を入れることが重要になってきます。 このディスクリプションの設定方法は WordPressなどによって設定箇所が異なるため、ご自身の利用しているところを確認してみて下さい。 案外ここが無茶苦茶になっているサイトも多いです。
8、モバイルユーザーを大切にする モバイルを活用してネット検索するユーザーが増えていることから Googleとしてもモバイルの見やすさを大切にしています。 公式サイトでも SEOとしてモバイルの見やすさを重要視していると公表しています。これを「モバイルファーストインデックス」と言います。 サイトがモバイルにも見やすくなっているかはこちらのモバイルフレンドリーテストにサイトの URLを入力すると無料診断できます。( Googleの公式サイトです) WordPressを活用してサイトを制作していれば、今は基本的にモバイル対応しているテーマが大半ですが、サイトが古いものはまだモバイル対応をしていないサイトもあります。モバイル対応していない場合は、レスポンシブ対応(自動的にモバイルサイズに合わせて変化する仕様)するように改修する必要があります。
9、スピードチェックでサイトが重くないかチェックする サイトに訪れた時に重くてなかなかサイトに繋がらず、イライラした経験はありませんか? サイトが重いとユーザーにストレスを与えてしまいます。いわゆる UX(ユーザーエクスペリエンス):顧客体験と言う、サイトとユーザーとの体験が良くないという評価を受けてしまいます。 つまりは直接的に検索順位が落ちてしまいます。サイトへの表示が 3秒程度遅いと直帰率が 50%程度増加するというデータもあります。 サイトのスピードテストはこちらの PageSpeed Insightsで調べることができます。 サイトを軽くするには、画像などを気にしてみましょう。画像をアップする際も、こちらの tinyjpg. comで画像のデータを軽くしてからアップしたり、画像データを減らすプラグインなどを導入するなどの対策をする必要があります。
10、サイトマップを作成して、サイトにクロールされやすくする サイトマップとはサイト全体を地図のようにすることです。これを作ることは Googleがサイトを認知する際のクロールもしやすくなります。 クロールはほぼ人間だと思って下さい。仮に自分がサイトを認知する際に、多少なりとも優劣がつくはずです。 わかりやすいサイト、良質なコンテンツを毎日作成しているサイトは優先的に訪問するかと思います。 これがクロールでも実際に起きているのです。良質なサイトは頻繁にクロールがやってきますが、イマイチなサイト、たまにしか更新しないサイトは、クロールの訪問もたまにしか訪れません。 質、量共に良く、サイトマップがあってわかりやすいサイト設計であれば、クロール頻度も多くなり、結果として SEO対策に繋がります。 サイトマップに関しては、 WordPressであれば「 All in One Seo Pack」あたりが有名ですが、 WordPressのテーマによっては対応していない、テーマにサイトマップ作成機能があり、不要などあるため、ご自身のテーマについて調べてみて下さい。 また、コーポレートサイトなどでコードで製作されたサイトはエンジニアや製作会社の方が恐らく対応しているはずですが、確認してみて下さい。
第 5章:基本的な行動分析をしよう ではこの章では基本的な行動分析を学んでいきましょう。行動分析を深堀することで、サイトに訪れたユーザーの心理、感情まで読み取れるようになります。 この行動分析を使いこなせるようになれば CVR上昇することが可能になってきます。そして解析することが楽しくなってくる箇所なのでぜひ経験値を積んでみて下さい。 この書籍では実践編として、行動分析をする手法について触れていきます。そのため、この書籍で紹介しないアナリティクスの機能は色々とありますが、まずは解析をする上では後述していく方法で十分です。 この書籍の内容を理解してから、アナリティクスの他の項目箇所を見たりしてオリジナリティの解析を加えても良いかと思います。
ランディングページの解析をしよう「行動 >サイトコンテンツ >ランディングページ」 ここではランディングページ(サイトの中で最初に訪れた記事)のセッションが多い順に並んでいます。 ここでも先述した、指標をクリックすることで、直帰率の多い順やコンバージョンの多い順など見たいデータに並べ替えることができます。 ここでも「異常値がないか」チェックしましょう。やたらと直帰率が多いページはないか、ページ/セッションは少なくないか(直帰率が多いとページ数も当然少ないです)、滞在時間が短いページはないか、などサイト全体の平均値と比較しながら異常値チェックをしてみましょう。 解析をする際には「何かと比較すること」も重要です。基本的にはサイトの平均値と比較したりすることで問題点を見つけやすくなります。
ランディングページで改善すべき優先順位に並び替える「行動 >サイトコンテンツ >ランディングページ >直帰率をクリック >並べ替えの種類「加重」をクリック」 ここではランディングページの各ページの中で改善を優先するべき順番に並べ替えています。 これは、直帰率が多い記事に重要度合いを重み付けして並び替えています。この重要度合いは PV数で判断しています。 つまりは、直帰率が多いのにユーザーにたくさん閲覧されているから、優先度高めで直帰率の改善をしようということです。これを「加重直帰率」と言います。 このように並べ替えたら基本的には上から順番に記事を改善していくと良いです。では実際に直帰率が高い時の改善方法を解説していきます。
直帰率が高い時はユーザーが離脱しているポイントを探そう 直帰率が高いということは記事のどこかの箇所で、ユーザーが求めている記事とは違った、何かしらのマイナスな感情が働いたなどが考えられます。 そこで活躍するのが、「スクロール率」です。スクロール率は Googleタグマネージャーを導入していればデータの取得が可能です。もしもスクロール率の計測をしていない場合は、当書籍の上巻「設定編」で画像付きで解説しています。 また、ヒートマップツールもあるので導入している場合は、ヒートマップツールの方がさらに深堀したデータを取得することが可能です。 しかし、基本的に複数のページを計測するには有料であることから、タグマネージャーのスクロール率で十分解析できます。 まず、上述の通り「加重直帰率」で並べ替えします。そして、 1番上(もしくはその下など改善したいページ)の URLをクリックするとそのページのみのデータになります。「セカンダリディメンションをクリック >検索で「イベント」と入力し検索 >イベントラベルをクリック」 すると、特定したページにおけるイベント発火のデータがもう 1つの軸でデータが出ます。この後に添付してあるスクリーンショットの場合、 10%、 25%、 50%、 75%、 90%の位置にスクロールすると発火するイベントを設定してあります。 このスクロール率で発火しているセッション数をチェックします。ここで、当初の記事閲覧したセッションから、スクロール率が発火するセッションが徐々に減っているのがわかるかと思います。 このスクロール率の発火で急激にセッション数が減少しているポイントがあれば、そのあたりでユーザーが大幅に直帰しているということがわかります。 このデータを踏まえて実際にサイトのそのページを見るとユーザーの離脱(直帰)ポイントがわかります。 例えば、・その辺りに文字が密集していて読みにくい →読みにくくユーザーにストレスを与えているため、改行を入れる、画像を差し込むなどの対応をする。
・広告がある →広告を貼りすぎると GIVEするはずのサイトが営業感あふれるサイトに感じる可能性があります。・次の見出しに切り替わっているタイミング →もしかしたらこの見出しはユーザーが求めている内容と違う? などの仮説が色々と思い浮かびます。そこのポイントに関して、上記のように仮説(想像)して、改善案を考えてみましょう。 そしてそれを実際に改善に実行をして、データを溜めて、検証するという流れになります。
ユーザーの行動を追いかけてみよう では次にユーザーの行動した先を追ってみたいと思います。ここでは、ユーザーが記事を読んだ次のページはどこに進んでいるのかの行動を追うことでユーザーが何を求めているのかを確認することができます。「行動 >サイトコンテンツ >すべてのページ >ナビゲーションサマリー >真ん中あたりの現在の選択範囲をクリック >チェックしたい記事の URLを選ぶ」 すると、・選択したページの遷移(移動)する前・選択したページから次に遷移(移動)したページ の多い順に並んでいます。 特に最初に確認するのが、次に遷移したページ先をチェックすることです。多い順に並んでいるということはユーザーが次に見たい記事です。 この項目からユーザーが求めていることの仮説を考えましょう。・この記事を読んで、製品、サービスに興味を持った?・まずは料金が知りたい?・そもそも次のページへの遷移先しか動線がない? など、ユーザーの考えていることを想像してみましょう。 併せて、そのページでの離脱率を確認しましょう。真ん中右あたりにそのページでの離脱率が載っています。 そのページでどのくらいの割合が離脱したかがわかりますが、あまりに多い数値( 50%以上など)であれば、次のページへの遷移先よりも、そもそものそのページで離脱させない改善策が必要かもしれません。 そして、様々なページを見てもらえればわかりますが、基本的にどのページでも少なからずユーザーは離脱します。 ということは、ページを遷移させるほど、ユーザーは離脱させてしまうからこそ、サイトの構成に関してわかりやすい動線設計が重要なのです。
そして、 1ページ、 2ページでいきなりコンバージョンをするユーザーは少ないです。何ページか閲覧して、興味を持ち、コンバージョンします。 つまり、なるべく少ないページでユーザーにコンバージョンさせるほど興味を高める必要があります。 1ページ閲覧数が多くなるほど、ユーザーは離脱する、しかし 1ページや 2ページ程度しか読まなければユーザーの興味はそこまで高まらず離脱してしまう、、この加減を合わせることが大切になってきます。 そのための第 1歩として、「ユーザーに無駄な動線を作らないこと」です。例えば、理想的な動線が、「トップ →サービス紹介 →商品やサービスの強み →料金ページ →導入事例 →コンバージョン」 だとすると、 6 PV発生します。しかし、動線が悪いと、「トップ →サービス紹介 →トップ →商品やサービスの強み →トップ・・・」 このような動線はよくある事例です。そして、このような動線になってしまうと、途中で離脱する確率が高まり、 CVRの低下に繋がるのです。 このようなユーザーの動線が、上述した「ナビゲーションサマリー」の次の遷移先でわかるのです。 次のページ遷移の下側の URLをクリックすると、そのページに対して次に移動したページを確認することができます。 上記の悪い事例の「トップ →サービス紹介 →トップ」のような行動になっていないか確認しましょう。
第 6章:ステップアップした行動分析をしよう ではこの章ではさらに深堀した行動分析をしてみましょう。第 5章で解説した、行動分析はあくまで「全体のユーザーの行動データ」のトータルです。 全てのユーザーデータということは、新規のユーザーも既存のユーザーも含まれていますし、目的の違うユーザーも全て含まれています。 そこでより情報を絞ることで確信的な情報にすることが可能です。具体的には「セグメント機能」を使います。 このセグメント機能は希望のパターンなどの条件を付けて、その条件の元のみでデータを見ることができます。
コンバージョンしたユーザー、コンバージョンしていないユーザーの違い「上の方のセグメントを追加クリック >システム >コンバージョンに至ったユーザーをチェック、コンバージョンに至らなかったユーザーにもチェック >すべてのユーザーのチェックは外す >適用をクリック」 これでコンバージョンしたユーザーとコンバージョンしていないユーザーの 2つのデータを絞ることができました。 なお、途中のセグメント作成画面の「システム」のところはアナリティクスが最初から導入しているセグメント種類です。 今回はセグメントの例として、コンバージョンをしたユーザーのセグメントを紹介しましたが、この箇所を自分が確認したいデータのセグメントで見ることが可能です。一例として、・モバイルのみ、 PCのみのデータ・新規セッションのみ・直帰したセッションのみなど そして、この 2つのデータを元に、今まで解説した解析の流れを同様に行うことで、違いを発見できることがあります。 ここも「違和感ポイント」です。
セグメントを作ってユーザー情報を確認してみよう 先ほどのコンバージョンしたユーザー、コンバージョンしなかったユーザーの違いのセグメントを作りユーザー情報を見るとデータの違いがわかります。「ユーザー >概要」 この直後スクリーンショットを確認すると違いがよくわかるのですが、このスクリーンショットを元に説明すると、コンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーの違いが大きく数値として現れています。 例えば、コンバージョンしたユーザーの平均 PV数は 6. 85ページあります。つまりコンバージョンするためには約 7ページ必要だということがわかります。 滞在時間も圧倒的に違います。このことからもコンバージョンに近づけるためにも、 7ページ程度は必要だということです。
セグメントを作ってナビゲーションサマリーを見よう 次は上述の流れで同じセグメントを作ったまま、ナビゲーションサマリーを見てみましょう。 すると、コンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーには次の遷移先が違うケースがあります。 そのような事例があったら、動線の改善ポイントです。 コンバージョンしたユーザーの次の遷移先のページへ誘導した方がコンバージョンに繋がるのであれば、実際のサイトで、そのページへの遷移するボタンを配置するなどの改善策が考えられます。 なお、ここで確認するところは、一番右側の%です。コンバージョンしたユーザーとそうでないユーザーの総数は全然違うため、件数で比較しても比較になりません。 そのため、割合で比較するようにしましょう。 この後に添付してある画像を参考に解説すると、 Aから Bへ遷移したユーザーで、・コンバージョンしたユーザーは 50%が Bへ遷移している・コンバージョンしなかったユーザーは 19. 88%しか遷移していない このようなデータの乖離がわかります。 つまりなるべく Bへのページへ遷移させるような動線設計へ変更することが良いのでは?という仮説ができます。
セグメントを作ってランディングの次のページを確認しよう ランディングページはサイトとユーザーとのはじめましてのページであり重要です。直帰が多ければそのページに問題がありますが、その次にどこに遷移したかも重要です。 その次への遷移先を調べる方法として、「行動 >サイトコンテンツ >ランディングページ >入口からの遷移 >ランディングページの横の URLでチェックしたいページの URLを選択」 すると、指定したページの次の遷移先の多い順に並びます。また、 2ページ目の知りたいページをクリックすると、そのページへ遷移した後、どこで離脱したかもわかります。 ここでもコンバージョンしたユーザーとしなかったユーザーのデータの乖離を確認しましょう。
セグメントをカスタマイズしてみよう セグメントを活用することで欲しい属性データを絞り込むことができると解説してきました。 今まではコンバージョンを軸に既にアナリティクスに入っているセグメントを活用しました。 ここでは、ご自身でカスタマイズする方法について解説します。「セグメントを追加」をクリック >新しいセグメント」 ここで自由にカスタマイズできます。 例えば、この書籍の冒頭の方でお話をしたペルソナが 33歳の男性でした。このペルソナあたりのユーザーの情報のみを確認する場合、セグメントのカスタマイズ画面で、・ユーザー属性 > 25-34をチェック・ユーザー属性 > Maleをチェック・左上でセグメント名(自由)を入力し、保存をクリック これで、 25 ~ 34歳かつ男性のセグメントを作ることができました。 他にも、・オーガニック流入のみ・とあるクエリで流入したユーザーのみ・セッション ○ ○回以上 など自由に作成することが可能です。 その他には特定のページを閲覧したユーザーのセグメントなども作れます。「セグメントのカスタマイズの左下の条件をクリック > Flashのバージョンをクリックし、検索窓で「ページ」と入力 >ページを選択 >右側に指定するページの URLを入力する >セグメント名を入力し、保存する]
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