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後継者を「スペシャリスト」に育ててはいけない
大学卒業後すぐに自社に入れ、従業員の一人として仕事を覚えさせた二代目が、いざ社長になったときにまったく力を発揮できないことがある。それは、社長の「視点」を養うべく、子息を育てていないからではないだろうか。
経営というのは、最小の資源で最大の利益を上げるために、ヒト・モノ・カネを効率的かつ合理的に配置し、各部門が全体最適のバランスで前進していかねばならない。
だから後継者を自社のどの部門で修行させるにしても、 一部門のベストではなく、会社にとってのベストを常に考える視点をもたせることだ。
全体を見ることで部門内に新たな改善点が生まれ、会社全体の成長発展につながる。
中小企業でも大企業でも、社長と管理職の経営課題は違う。後継者には会社全体を率いる、ゼネラリストとしての訓練を積ませていただきたい。
佐藤肇「決断の定石」CDより
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