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たとえお化けになってもやり遂げるという「執念」が社長には必要だ。
私は「信念」という言葉よりも「執念」という言葉を大事にしている。
私に言わせれば、信念は尊敬している偉い人から説得されると簡単に変わってしまう、頼りないものである。一方、執念はお化けになっても変えない、変わらないものだ。
何やらおどろおどろしい言葉であるが、困難にもあきらめず挑戦し、社員の心をとらえ、必ずやり遂げるためには、たとえお化けになってもやり遂げるという、執念こそが大事なのである。
ただし社長には、執念だけでは危ないという面もある。思い込んだら一念、あらゆる妥協を許さずやり抜く心と、しかし経過をみて、「これは危ない」と判断したら即座に撤退を指示できなければ、経営はできない。
これは口で言うほど簡単ではない。しかし社長には、矛盾した2つのことを頭に入れて矛盾を感じない、老練でしたたかな対応もまた必須なのである。
佐藤肇著「社長が絶対に守るべき経営の定石50項」よ
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