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「やろう」はみんなが言えるが、「やめよう」を言えるのは社長だけ。
会社にはアクセルとブレーキがあり、アクセルはたくさんあって社員全員が同時にふかすことができる。
景気が良くなって注文がたくさん入ってくると、「さあ作れ、さあ売れ」とみんながいっせいに頑張ることは、それほど難しいことではない。
一方、売れなくなったときに踏むべきブレーキは一つしかない。なぜなら、踏めるのはトップ一人だけであるからだ。
100売れると計画して、ヒトもモノもカネもつぎ込んだものが60しか売れないと予測できた段階で、「やめる」と決断することは最終責任者である社長にしかできないことだ。
現在のようにパイが小さくなり需要が縮む時代には、自社の何を捨てるか、それをいつ実行するかが非常に重要になる。
ブレーキをかける意思決定は嫌なものだが、それをやることこそ大事な経営者の仕事なのである。
佐藤肇「決断の定石」CDより
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