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【1ー3】売上・利益をあげる「真の目的」 売上・利益の増加は単なる手段であって、真の目的はキャッシュの最大化である。

これまで成長拡大を追ってきた経営者に、念押ししておきたいことがある。

それは、「規模拡大」「売上・利益の増大」はあくまでも手段であって、目的ではないということだ。

それでは、売上・利益を増やす真の目的とは何か。それは、キャッシュの最大化にほかならない。

なぜなら、赤字でも会社は潰れないが、資金が詰まれば一晩で倒産する。

売上も利益もいわば絵にかいた餅で、大事なのは会社におカネを残すことである。

そもそも、売上を伸ばせば、会社のおカネは減っていく。売上を伸ばすためには在庫が増え、売掛債権が増え、ヒトが増え、設備が増え、借金が増え、支払い金利が増え、その分のカネが減る。

売上を増やせばおカネも増えると思っているならば、それは大きな間違いである。

佐藤肇「決断の定石」CDより

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