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「読む」のが苦手なら聞けばいい

 私の体験談が長くなりましたが、ここで言いたかったのは、「読む」能力が弱い人でも諦めてはいけない、ということです。「聞く」能力を活かせばいいのです。要は、やる気と工夫次第です。私のケースのように、少なからぬ経費がかかることもありますが、自分に合った教材であれば成果が高まるので、長い目で見れば採算がとれるはずです。  ちなみに、 DVDなどの映像教材は、左側の論理脳はあまり強くないが右脳の図形能力が強い人に向いています。まず映像で説明されている図や表で全体像をつかみます。そのあと、その教材のテキストを読んだり録音教材を聞いたりすると、理解がより深まります。  本と、 CDと、 DVD。この3つが、大脳の働きに合わせた学習方法です。  レベルが高い学習方法を実行して戦略実力を上位に高めるには、まず学生時代の国語の成績を思い出し、自分はどんなタイプかをはっきりさせた上で、自分に合った教材を準備してください。  これは、従業員教育についても全く同じことが当てはまります。  本を読むスピードが遅く、文章の要点をつかむ能力も低い従業員が多い場合は、本やマニュアルを渡して「これで勉強しなさい」と言っても、実力はいつまでも高まりません。まず実践的でレベルが高いマニュアルをつくり、それをナレーターに読んでもらって CDにして、何回も何回も聞いてもらうのです。  これらの学習がひととおりすんだ後に、社長がインストラクターになり、自社専用のマニュアルを使って従業員教育をやり直せば、社長の考えが全員に伝わるばかりか、従業員教育の差別化にもなるので業績の向上に役立ちます。  しかしこれまでたくさんの会社を見てきましたが、そうしたやり方を採用している社長を見たことがありません。  従業員教育といえば、 1年に 1回程度、外部のセミナーに参加させるだけ、という会社が 9割以上を占めているでしょう。それでは教育回数が少なすぎるし、第一いろいろな業種の人が参加しているので、一般的な内容でしかありません。これでは従業員教育の差別化はできないので、従業員の実力が高まる見込みは全くないのです。

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