「生産性」の目標は 1・ 11倍、理想は 1・ 25倍 一般社会では「生産性が高い・低い」という言葉が飛び交っていますが、この「生産性」、具体的には何を意味するのか、実のところあまり理解していない人も多いのではないでしょうか。 一般には、「生産性」とは、生み出した何かの「成果」(産出やアウトプットともいう)を「投入」(インプットともいう)で割ったものが、生産性です。「生産性 =成果 ÷投入」という計算式で導き出すことができます。 分子の「成果」や「産出」は、売上高や利益のような金額や、商品の販売量や生産量であったりします。分母の「投入」は、費用や人数、工数(人数 ×時間)です。
分子と分母に何を入れるかによって、さまざまな生産性があります。経営者によっては、社員の働き方の効率を生産性と考えて、働き方改革を進めたりしている人もいます。 このように、人によって「生産性」の定義は違い、会社の中でよく混乱を招いているのです。 これに対して、弊社の「生産性」の定義は明確です。 成果を粗利益(付加価値)、投入を固定費とします。つまり、「生産性 =粗利益 ÷固定費」です。この「生産性」では、「固定費」という投入に対し、どのくらい粗利益が上がるかを見ています。 この「生産性」は、会社の儲けやすさの体質がわかる指標といってもいいでしょう。 また、この「生産性」は、「損益分岐点比率」(固定費 ÷粗利益)の逆数でもあります。2つの指標は同じものを、視点を変えて見たものといえます。 中小企業の「損益分岐点比率」については、最低限の目標が 90%、理想は 80%なので、「生産性」の最低限の目標は 1・ 11倍、理想値は 1・ 25倍になります。
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