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「孤独」「孤立」に苦しむリーダーを救いたい

 逆に、志高い社長、素晴らしい会社であっても「羅針盤」がなかった、知らなかったことによって、文字通り、社会から抹消されてしまった例が無数に存在します。  想いを持って立ち上がった起業家や社長の同志たちが、次々と押し寄せる困難に阻まれ、事業・組織が崩壊。社長自身が過酷な日々に心が折れてしまい、夢半ばでこの世を去った例も知っています。  社長は、夢や想いを誰よりも強く持つ一方で、常に「孤独」を抱えながら日々戦っています。  私自身もその一人ですが、他の誰にも言えないなか、「自分一人だけがなぜ、こんな葛藤や苦しみを抱えているのか」「どうし

たら、誰かに自分の状況をわかってもらえるだろうか」と、時に悩みを吐露する社長の姿をこの目で嫌というほど見てきました。  今になって思えば、当時、夢半ばで心が折れてしまった彼らのためにもっと何らかの支援ができたのではないかと、悔しくてたまりません。  そういった思いもあり私は、企業経営において「実際に起こる」さまざまな問題について、 Podcast「経営中毒 ~だれにも言えない社長の孤独〜」で、社長のありのままの視点でお話ししてきました。  本コンテンツはありがたいことに、社長・起業家だけでなく、組織の中で重職を担うリーダー層や若手のビジネスパーソンまで数多くのリスナーの皆さんにご支持いただき、「第 4回 JAPAN PODCAST AWARDS」においてベストナレッジ賞を受賞しました。  その内容をいつでも参照していただけるように体系化したのが、本書です。さらに、音声コンテンツではお話しできなかった起業の裏側、経営の苦労も包み隠さず記していきます。  社長が日々、孤独や孤立と向き合いながら戦っている一方で、これは社長でない方に向けてあえて申し上げると、社長をやっているからこそわかる尊さややりがい、見える素晴らしい景色や世界があります。  読者のなかには、近い将来に自分の会社を持ちたいと考えている方、あるいは知り合いから「一緒に会社を立ち上げないか」と話を持ち掛けられている会社員の方、今後そうした可能性のある方もいるでしょう。  そんな人たちに向けても、本書を通じて「経営の大変さ」と稀にある「喜び」を疑似体感してもらい、将来有望な会社や組織が荒波を乗り越えていくための羅針盤として本書を活用していただきたいのです。  本書では以下のテーマに沿って、話を進めていきます。第 1章  資金繰り、資金調達にまつわる悩み【カネのマネジメント】第 2章  創業メンバー、新規採用にまつわる悩み【ヒトのマネジメント】第 3章  会社の分裂期と変革期における悩み【組織のマネジメント】第 4章  プロダクト開発、事業転換にまつわる悩み【事業のマネジメント】第 5章  事業売却にまつわる悩み【スタートアップの出口戦略】第 6章  日々の経営判断、撤退にまつわる悩み【社長の意思決定】  読者の皆さんの立場や状況に合わせて現時点で抱えている悩みについて書かれた章をピンポイントで読んでいただいても大丈夫です。  また、各章の巻末には、より専門的な悩みを掘り下げて解説する Column sessionを用意しました。それぞれのフェーズに直面した社長の方の参考にしてもらいたいです。

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