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■5つの視点でどこを改善すべきか考えてみる

損益計算書を「未来会計図表」に組み替えて、5つの視点、 ①損益分岐点比率、 ②売上高経常利益率、 ③労働分配率と労働生産性、 ④未来費用の絶対額、 ⑤固定費生産性、これらを中心にどこを改善すべきかを判断します。改善ポイントを見極める際には、まず最初に、「経常利益段階で黒字か赤字か」をチェックします。もし赤字なら、経常利益段階での黒字化が最優先の改善ポイントということになります。つまり、いかにして黒字化するのかが課題になるということです。経常利益が黒字化できている場合には、次のステップとして、「損益分岐点比率が 90%の水準に達しているかどうか」を確認します。もし 90%に満たないなら、損益分岐点比率 90%の達成が、当面の課題ということになります。損益分岐点比率については、健全企業の目安としての 80%というあたりまで見据えて、「どこをどう改善すれば 80%に到達できるのか」という視点を持つことも大切です。さらに改善ポイントを見極めるポイントとしては、目標(予算)利益に対しての達成度合いを見て、未達成であれば達成のための改善策を講じる。年間の借入返済額を賄えているどうかをチェックして、返済額に不十分な経常利益なら、あとどれくらいの経常利益の上乗せが必要かを判断して、その達成のための方策を講じるといった視点も考えられます。いずれにしろ、どこをどう改善すべきかは、御社がおかれている状況によって違ってきます。損益計算書を分析するというのは、あくまでも過去会計。過去と向き合うことで、問題点が明確になりますが、大切なのは、その問題点をどうやって改善していくかということです。次項では、未来会計図表の本来の目的である、〝未来会計〟の作り方について説明していくことにします。

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