また、経営計画書はもちろん大切ですが、そこに描かれる未来像を数字で表すための道具が「未来会計図表」であり「資金別貸借対照表」です。これらの詳しい使い方については次章以降に譲りますが、道具立てはすべて揃っています。あとは、社長自身の不退転の覚悟であり、道具を使いこなすためのノウハウです。道具を使いこなすためのノウハウについては、余すところなく本書に網羅しました。自身の会社の状況に応じて、ぜひ使いこなしてください。ここで大切なのは、役割分担です。社長が戦略を考え、社員が戦術を練って、全社一丸で実行するという役割分担の体制構築こそが、会社成長の要諦です。その戦略について、「経営計画書」を通じて明文化するとともに、具体的な数値目標とその根拠を「未来会計図表」と「資金別貸借対照表」を通じて明らかにしてください。これは、何も難しい話ではありません。「はじめに」でもお話ししましたが、とにかく本書に書いてあることを、真似して愚直にやりきっていただけばいいのです。そうすれば近い将来、御社なりの考えややり方が必ず出てきます。社長と全社員が、自分のなすべきことをきちんと理解し、そして愚直にその遂行に邁進すれば、会社は必ず成長していくのです。
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