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■経常利益額からの逆算で目標売上高が決まる

過去の損益計算書を分析することで、現状の会社の利益構造はわかっていますから、「今の固定費のままなら目標経常利益額を達成するのに必要な粗利益額はいくらか?」「粗利益率が変わらないとしたら、達成すべき売上高はいくらか?」は、自ずと明らかになります。こうした手順で算定された売上予算が十分に達成可能なものであったら、あとは予算達成に向けて、全社一丸となって事業活動に邁進するということになります。しかし、たとえば長らく赤字体質だった会社が、いきなり来期の予算策定で、経常利益目標を 2000万円と設定して、そこからの逆算で目標売上高を算出したとしても、そう簡単に達成できる数値目標になるかといえば、それは稀です。そのため、「未来会計図表」を活用して様々なシミュレーションをして、より実現可能性の高い目標設定(予算策定)を導き出す必要があります。「固定費を削減できないか?」「取引条件や、場合によっては取引先そのものを見直すことで、原価を抑えて粗利益率を向上させることはできないか?」「販売単価を引き上げて、結果的に粗利益率を向上させることはできないか?」など、とり得る戦術を想定しながら、固定費額や粗利益率などを可変させて、「固定費を 5%削減したら、利益はどうなるか?」「粗利益率を 5%改善すると、利益はどう変化するか?」といったシミュレーションをして、御社の状況にあわせてより実現可能性の高い改善策に落とし込むのです。

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