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■「経営計画書」に基づいて社員を叱る

経営計画書は、会社の行く末を決める羅針盤であると同時に、すべての社員の行動指針を示す行動マニュアルでもあります。社員が経営計画書に書かれている行動指針に沿わない行動をしたら、経営計画書に基づいて指導することが大切です。たとえば、きちんと挨拶ができない社員に対して、社長が「きちんと挨拶しなさい」と叱ったとしても、「きちんと挨拶をする」ということが行動指針として明文化されていなければ、叱られた社員は「なんで突然、そんなことをいうのだろう!?」と疑問に思ったり、「今日は社長の機嫌が悪いみたいだ」と感じて、いわれたことを守ろうとはしないかもしれません。しかし、経営計画書の中に具体的に「挨拶は相手に元気になってもらうためにするもの、相手の目を見て笑顔と笑声で行う」と書かれていれば、「うちの会社の経営計画書にこう書いてあるだろう。だから、方針のとおりに挨拶しなさい」と指導すれば、単なる社長の思いつきでもなければ、機嫌が悪かったせいでたまたま叱られたわけでもないことが容易に理解できます。中小企業のような小さな集団で「全社一丸」体制を作る上では、また、社長や上司が社員を叱ったり、指導する際にも、経営計画書に書かれている内容を拠りどころにすることは極めて重要なのです。経営計画書は、会社が拡大成長していくために目標数値を社員全員が共有するためのツールであるだけでなく、日常の行動を律するためのツールでもあります。きちんとした経営計画書を作成することはもちろん重要ですが、作られた経営計画書を十二分に活用することはもっと重要です。

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