私たち中小企業は、「未来費用」というものを重視しなければ、将来、生き残れません。「未来費用」とは、文字通り、未来のための投資的な経費のこと。具体的には、社員の教育研修費や、新しい商品を開発するための研究開発費、広告宣伝費が該当します。小さな会社では、ほとんどが計上されていなかったり、会社の業績が悪化すると真っ先に削減対象となる経費項目ばかりではないでしょうか。しかし、中長期的な成長を考えれば、これらの費用投下をゼロにしてしまうのは得策ではありません。私たちは顧問先の財務状況を分析する際、これらの未来費用をきちんと支出しているかどうかで、その会社の成長性を見るようにしています。未来費用の支出がまったくない会社は、よしんば現時点で利益を出していたとしても、将来的な成長が危ぶまれるのではないかという判断です。社長の会社ではいくら計上しているでしょうか。
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