なぜあなたの目標はいつも実現しないのか?
第1章で「意識」や「感情」の正体は「フォトン」だと言いました。
フォトンには面白い特徴がありますが、そのひとつに「意識(フォトン)を向けたところの確率が1に偏る」というものがあります。
ちょっと難しいですね。わかりやすい例で話しましょう。
たとえば、あなたが「医者になる!」と言って、そこへ「意識」を向けると、「医者になる」が実現します。
え、ホント!?医者になりたいと思えば、なれるの?はい、なれます。
ただし、あなたがどんなフォトンを出しているかが重要です。
あなたが「医者になる!」と思っても、同時に「今は遊びたいな」と思っていたら、「遊びたい自分」が実現してしまいます。
「意識を向けたところの確率が1に偏る」というところがミソです。これは逆に言うと、「意識が分散していれば実現しない」ということでもあるからです。
意識には、頭に浮かぶ「顕在意識」と、自覚していない「潜在意識」があるのはご存じですね。
このふたつを比べた場合、潜在意識のほうがずっと大きいので、「潜在意識が実現する」ということが起こりやすくなります。
たとえば「医者になる」と思っていても、多くの場合、潜在意識には「医者になるのは難しい」とか「生活のために働かねば」といった意識が詰め込まれています。
そして「生活のために働く」という潜在意識の確率が1に近いため、それが実現してしまうというわけです。あなたの目標が実現しないのは、このような潜在意識があるからだと考えられます。
もうひとつ、目標が実現しない大きな理由があります。それは周囲の意識の影響です。「生活のために働く」という意識は、世間の多くの人が持っています。
このため私たちの周囲には、そのフォトンが多量に飛び交っています。
仮にあなたが「医者になる」というフォトンを100粒飛ばしても、潜在意識は「生活のために働く」というフォトンを1000粒飛ばしており、これが周囲に飛んでいるフォトンと同調してしまいます。
そうして「生活のために働く」が実現してしまうのです。では、あなたの目標は実現しないのでしょうか?そんなことはありません。
「意識を向けたところの確率が1に偏る」ようにすればよいのです。「絶対に医者になる」という強い意識を持ち続ける。そして、同じ意識が飛び交う環境に身を置く。
すると、フォトンが集まる確率が限りなく1に近づき、目標は実現しやすくなります。
周波数帯を変えれば、どんな人生でも好転する
目標を実現するには、フォトンの「振動数」(周波数)も重要になります。第1章でも、意識(フォトン)の振動数の話はしましたね。
全集中をしているときなど、高い意識から発せられたフォトンは粒も多く、振動数(Hz)も高いという話です。
ここでは「パラレルワールド」の話をしながら、振動数への理解を深めていくことにしましょう。
私たちの周りには、無数の波が飛び交っています。私が発するフォトンの波もあるし、あなたが発するフォトンの波もあります。
テレビ用やラジオ用の電波もあるし、インターネット用の電磁波もあります。それらの波は、私たちの周りだけでなく、体の中も貫通しながら飛んでいます。
そしてどの波も、それぞれ個別の周波数(Hz)を持っています。
たとえば関東では、NHKの電波は557(メガHz)です。日本テレビは545、フジテレビは521、テレビ朝日は539と、それぞれ周波数(Hz)が違います。
周波数が違うため、それぞれのテレビ局の情報を独自に流すことができます。
チャンネルを「1」に合わせれば、557メガHzのNHKの放送が映りますよね。チャンネルを変えなければずっとNHKの番組が映ります。
ところがチャンネルを「8」にすると521メガHzのフジテレビに切り替わります。
テレビの中は「NHKの世界」から「フジテレビの世界」へとシフトします。これがいわゆる「パラレルワールド」です。
多数の世界が異なる周波数帯で同時に存在していて、周波数を合わせると、その世界を見たり、体験したりできる。
じつは私たちの人生も、これと同じことが起こっているのです。たとえば、あなたの周波数帯が「不満Hz」だとします。
そのチャンネルを変えない限りあなたは昨日も今日も明日も、ずっと「不満Hz」の世界にいることになります。でも、あなたが周波数帯を「幸せHz」に変えれば、その瞬間に「幸せHz」の世界にシフトします。今だけでなく、昨日も明日もそこにいられるようになります。
えー、ホント!?はい、本当です。
量子力学的に見たら、これはリアルな現実です。
あなたは、NHKやフジテレビの電波が見えますか?電波があなたの体の中を貫通しているのを感じますか?電波は見えないし、感じることもありませんよね。
でも、テレビにはしっかりとNHKやフジテレビの映像が映っています。
世の中も、それと同じです。あなたは合わせた振動数の世界に存在していて、そこで物質化を起こしています。自分で合わせたチャンネルなのに、それに気づきません。そこが「自分の世界」だと信じて疑わず、「世界はそのひとつしかない」と思っているからです。
周波数帯を変えると、今も未来も過去も変わる
あなたがもし「人生がうまくいっていない」と感じるなら、今、あなたがいるチャンネルを変えなければなりません。今すぐ、別の周波数帯へとチャンネルを合わせるのです。
テレビやラジオ、インターネットの電磁波が多数飛び交っているように、この世界には、無数の「素粒子の世界」が存在しています。あなたはそれを知らないだけです。
パラレルワールドは、直訳すると「並行した世界」です。その世界を移っていくのは簡単です。「意識」を変えるだけです。
そうすればNHKの放送からフジテレビに切り替わるように、あなたの現実の世界が変わります。
「幸せHzの世界」にシフトすれば「過去も未来もずっと幸せ」という状態になります。えっ、過去も変わるの?はい、過去も変わってしまいます。
身近な話として、親と子の問題を例として考えてみましょう。
わが子にやたらと口やかましく注意するお父さんやお母さん、いますよね。子のことを思えばこそ厳しくするのですが、子どもからすれば、とてもうざい。
なかには「私のことを嫌いなんだ」と勘違いし、憎しみを抱く人さえいます。でも、大人になると、親心が理解できるときがきます。
この親子の葛藤は時代を問わないようで、室町時代にはこんな歌が詠まれています(『新後拾遺和歌集』前大納言為氏)。
垂乳根のありていさめし言の葉はなき跡にこそ思ひしらるれ垂乳根はお母さんのこと。
「私をいさめる(欠点を注意する)母の言葉を、当時はうるさいと思っていたが、母が亡くなって、その言葉のありがたさを思い知った」という歌です。
親は私のことを心配し、成長を願い、その才能を伸ばそうとしてくれていた。そんな親心が理解できると、これまで自分に向けられた厳しさは「愛情だった」と気づくのです。
そのとたん、オセロの一列に並んだ黒い石が一気に白に変わるように、「憎しみHz」から「愛のHz」へとシフトしていきます。これまで抱いていた親への憎しみは、過去を含め、愛へと変わっていくのです。
つまり、別のパラレルワールドへと移ったわけです。
このように、意識(振動数)が変わったとたん、あなたの世界は変わります。今だけでなく、過去も未来も変わっていきます。ここからは、自分の振動数を変えて人生を変えた人の例をいくつか紹介しましょう。
〈思考の物質化〉「どうせムリ」というあきらめの世界からの脱却
40代男性のHさんが私のセミナーに来たのは、2015年の秋でした。当時のHさんは転職して数年、「仕事は生活のため」と割り切り、妥協した日々を送っていました。
上司は話もろくに聞いてくれず、同僚と愚痴を言い合う日々で、少し人生に投げやりになっていると、私は感じました。
ところがセミナーで私の話を聞くうちに意識が変わり、目標を持ち始めました。それは「知的障害の子の介護をしたい。そのための事業を始める」という具体的なものでした。
そしてある日、Hさんは自分の中で「足かせの外れる音」を聞いたそうです。Hさんは背中を押されるように走り出しました。
介護の事業の準備を始め、会社を辞めたのです。そのときの心境をHさんはこう振り返ります。
「私はやれる!まだ45歳じゃないか。事業の資金は銀行に借りればよい、というふうに私の中から『足かせ』がどんどん外れていきました。
でも本当は最初から『足かせ』なんてなかったのです。自己防衛、言い訳のために、私が私の心に『足かせ』をつけていたのだと気づいたんです」Hさんの例はまさに「思考の物質化」です。
「素粒子」はゼロポイントフィールドから生まれます。
ゼロポイントフィールドに、思考のエネルギーである「フォトン」をぶつけると、素粒子が生まれるのです。そして素粒子は物質化していきます。これが「この世」の仕組みだと考えられています。
「どうせムリだ」という思考を頻繁にぶつけていれば「ムリ」が物質化します。ムリなことが次々と現実化し、それに我慢しながら生きる「あきらめの人生」となります。
しかしHさんのように「私はやれる」という思考を強くぶつければ、それが実現するようにできています。
Hさんは私のセミナーに初めて来てから2年後に、事業をスタートしました。
「介護を通して、その子の中のいちばん輝くものを引き出し、その子を『僕はここに存在してよかったんだ』という状態にできることが幸せで仕方ない」とHさんは語ってくれました。
ウォルト・ディズニーの有名な言葉に「If you can dream it ,you can do it.」(夢を描くことができれば、実現できるんだよ)があります。
ウォルトには「大人も楽しめる夢のテーマパーク」への強い思いがありました。ディズニーランドをつくるために銀行に借り入れを申し込んだのは53歳のときです。
しかし倒産経験のあるウォルトは、銀行に断られ続けます。その数なんと302回!でもあきらめませんでした。
そして303回目の申請でようやく融資を受けられることになり、ディズニーランドができあがったのです。
ウォルト55歳のときでした。この話は、私が大学受験の浪人中に、ラジオ英会話のテキストで読んだものです。とても励まされた私はそれを切り取り、英語の辞書に貼っていました。
「If you can dream it ,you can do it.」これは量子力学のレベルからも実証されています。
〈パラレルワールド〉内にこもっていた世界からの脱却
セミナーにいらしたKさんは、見目形がとても美しいのですが、人と馴染みにくく、打ち解けて話すことができない状態でした。
しばらくしてわかったことは、お父さまが自死されており、共依存関係にあった旦那さまも急死されていた、という事実でした。大変な人生を歩まれてきたのです。
私は彼女にパラレルワールドの話をして「自分ほめ日記」をすすめてみました。「自分ほめ日記」とは、自分のことを褒め続ける日記です。
毎日、自分の良いところや頑張ったことを探し、「○○した私、えらいよね」「○○した私、よく頑張ったよね」と日記に書いていきます。
この日記は、潜在意識で「自分を否定する人」にとても有効です。自分を認め、大切にするようになるからです。
Kさんは毎日「自分ほめ日記」を書き、私もそれを見せてもらっていました。すると少しずつセミナーの仲間との心の距離が近くなっていくのがわかりました。
優しさや愛情深さ、内側から湧くエネルギーが増してくるのも感じました。セミナーに初めて来てから8か月後、KさんはA社長と出会います。
A社長はKさんの人柄を評価し「うちの会社で働いていただけませんか」と言ったのです。Kさんは喜んでその申し出を受けました。
当時、Kさんは契約社員で給与や待遇面の不満もありましたが、何より人から認められたことと、それを素直に喜べた自分がうれしかったのです。
私はこんなアドバイスをしました。
「今の職場を退社するときは、深い感謝の心を伝えて巣立ちましょう。その感謝の深さによってパラレルワールドが決まり、次の会社人生がスタートします」A社長はKさんを正社員として採用しました。
残業はほとんどなく年収は20パーセント以上もアップ。伸び伸びと仕事ができる環境で、本来の自分を取り戻しています。
Kさんの意識が「不信Hz」「不安Hz」から「感謝Hz」へと変わり、パラレルワールドが移ったのですね。
今も書き続けているというKさんの「自分ほめ日記」には、こんな一文がありました。
「今は自己肯定感も上がり、とても生きやすくなった。自分のために本当によくやってきたね!すごいよ、私!」「なんかイヤなことがあっても、そこにフタをするのではなく、ていねいに向き合って、気づいて、感謝の言葉をかけて昇華させている私、素晴らしい!どんどん成長できてるね!」
〈パラレルワールド〉自分を喜ばせると振動数が上がり、才能が花開く
私たちは素粒子からできており、量子力学的には「モワモワの雲」のような存在です。私たちだけでなく、この世のすべての物質がそうです。
あなたの「モワモワの雲」には、日頃の感情や出来事が刻まれます(雲状なので「刻まれる」というよりは「溶け込む」に近い感じでしょうか)。
「うれしい」「くやしい」という感情や、「大丈夫」「ウソついちゃった」「あの人が喜んでくれた」「自分から妹に謝った」などの出来事が刻み込まれ、あなた固有の「振動数」(Hz)となります。
これがあなたの「個人データ」、あなたの「魂」です。
そして、あなたの「周波数」(Hz)に相応するエネルギーや情報をゼロポイントフィールド側からもらっています。
ここでは「才能」と「振動数」(Hz)の話をしましょう。
誰もが、その人にふさわしい才能を持って生まれてきます。絵の才能が開きそうな子は、その「振動数」(Hz)を持っています。
その才能に対してゼロポイントフィールド側から同じ波(Hz)があふれ出れば、その波は大きく共振し、才能が開花します。それが「天才」と呼ばれる人たちです。
私の塾の生徒のMさんは実業高校に進み、フラワーアレンジメントで全国大会へ出場しました。Hさんは書道で全国総合文化祭の特別賞に輝きました。
ふたりはなぜこのように次々と才能を開花させられたのでしょう?それは彼女たちが「自分を喜ばせた」からです。
「自分を封印しない」「自分を応援する」「自分を引き出す」、そして「夢中になっていることに、すべてのフォトンを集中させる」ということを意識してやってみたのです。
周りの人の力も大きかったと思います。
周りの人たちは「彼女を封印しない」「彼女を応援する」「彼女の力を引き出す」「彼女が夢中になっていることに集中させる」という環境をつくってあげたわけです。
もし、あなたが親なら、あるいは教員や指導者、先輩や上司や経営者なら、「相手を喜ばせる」「封印しない」「応援する」「集中させる」ということを意識してみましょう。
そうすることで、毎日少しずつ、相手の振動数(Hz)は高まり、パラレルワールドは上昇していきます。相手だけでなく、あなた自身の振動数も上昇します。
仮にパラレルワールドが一日に0・1段ずつ上がったとします。すると、10日後には1段上がり、1か月後には3段上がり、1年後には36段上がることになります。
こうなると、出会いの縁も、展開も、結果も、流れている時間や空間の濃さも、まったく違ってきます。そうして才能が大きく花開いていくのです。
〈パラレルワールド〉自分を認めると振動数が上がり、相手が見える
少し私の話をさせていただきます。私は37歳でうつ病を患うまで、「人の気持ちを理解する」ことが苦手でした。
それは「大きな欠陥」というレベルで、相手の真意をまったく汲めないのです。そのせいか、学生時代の勉強でも国語は壊滅的。
センター試験の模擬試験では、小説0点、古文0点、漢文0点という「トリプル0」を達成したほどでした。
社会人になってからも、人の気持ちが理解できず、対人関係はどんどん悪化するばかり。そして私は次第に自分を責めるようになり、病院で「うつ病」と診断されたのです。
その原因は何か?私は自分を深く見つめ直しました。
見えてきたのは、「つらいという感情を封印していた」「自分のことを褒めなかった」「いつも自分の心を叩いていた」ということでした。
そこで、自分を認めてみることにしたのです。
「これだけつらかったんだね」と素直に認め、自分の心を叩くことをやめました。すると、世界がガラリと変わりました。
自分の感情を理解したとたん、人の感情を理解できるようになったのです。その変化には、当の私がびっくりしました。
メールを読んだだけでも相手の感情の波を肌で感じる。相手が言葉を発しなくても、体から出る感情や心の奥に湧いたこと、気づきがあった瞬間に出る波などをリアルに受け取れる。
それだけでなく、その人の過去や置かれた状況までわかるようになりました。
「この人は相当つらい経験をして今は輝いている。よくここまで切り抜けられたな」とか「この人は自分がまるで見えずに周りを批判している。家族ともうまくいってないな」という感じです。
意識のチャンネルを「自分へのダメ出しHz」から「自分を認めるHz」へとチェンジしただけで、このような急転換が起こるのですから「量子力学」の世界は本当に不思議です。
でも、考えてみれば、それは当然のことです。
フォトンの波も、テレビやラジオと同じ電磁波だからです。フォトンは振動(Hz)の中に情報を乗せて運ぶ素粒子なのです。
テレビ局が発する電磁波がドラマやニュースを乗せて飛ぶように、私たちから出るフォトンにも情報が乗っているのです。
〈量子力学の復習〉あなたが「神ってるレベル」になるために
理解を深めるために、いったん、ここまでの話を整理してみましょう。をつけながら読んでみてください。
- □私たちは「素粒子」という小さな粒でできている。
- □私たちだけでなくこの世のすべての物質や現象は「素粒子」でできている。
- □意識や感情の正体は、「素粒子」の一種の「フォトン」である。
- □「フォトン」は粒であり波である。だから外に飛び出ていく。
- □ポジティブな意識を持続するほど「フォトン」の粒も増え、振動数も高くなる。
- □「ゼロポイントフィールド」というエネルギーと情報が詰まった場所がある。
- □「ゼロポイントフィールド」は私たちの中にもあるし、宇宙の中にも広がっている。
- □「ゼロポイントフィールド」に意識(フォトン)をぶつけると素粒子が飛び出る。
- □ゼロポイントフィールドにぶつけた意識の振動数(Hz)で現象が起こる。
- □私たちはそれぞれが固有の振動数(Hz)を持っている。
- □私たちはその固有の振動数(Hz)に応じた世界(パラレルワールド)にいる。
- □私たちは違う「パラレルワールド」にシフトできる。
- □「ゼロポイントフィールド」から各個人にふさわしいエネルギーや情報が注がれる。
これが量子力学で見た「この世の仕組み」なのです。
「神ってるレベル」の力を出すための3つのポイント
ここからは、あなたが「神ってるレベル」の力を発揮するための方法について話します。
「神ってるレベル」の力は、ゼロポイントフィールドに畳み込まれているものを引き出したときに起こります。
何を引き出すかは、あなたの自由です。勉強、スポーツ、芸術の分野でも、仕事の能力でもかまいません。
あなたが取り組んでいること、あなたが高めたいと思っている能力のすべてが「神ってる」状態になり得ます。
自分の振動数(Hz)を高めると、ゼロポイントフィールドの高い振動数帯からエネルギーや情報を引き出すことができます。それが「神ってるレベル」の力です。
野村総合研究所のデータによれば「2025年~2035年の10年間で日本の仕事の49パーセントが人工知能に取って代わられる」という予測がなされています。
吞気に書いていますが、これはとても恐ろしいことです。人間の活躍の場が半分になるというのですから。悲観的に考えると、半分の人間が不要になるということです。
でも私は悲観していません。私たちには人間にしかない能力があるからです。それが「神ってるレベル」の力ではないでしょうか。
たとえば「記憶する」という点では、人間は人工知能にかないません。
でも私たちには、「ひらめき」とか「言葉の裏の真意を汲み取る」という力があります。ゼロポイントフィールドから必要な力や情報を引き出す。あるいはそこに意識(フォトン)を当てることによって物質化させる。私たちはこうした能力を備えているのです。
そして「神ってるレベル」の力を出すためのポイントは3つ。「時間」と「空間」と「メンタル」です。
この3つを量子力学的に操れるようになると、あなたの振動数(Hz)はどんどん高まり、とんでもない力を発揮できるのです。
「時間」「空間」「メンタル」を操ると奇跡的な能力が出る
こんな経験はありませんか?「やばい。残り5分しかない!」「こんな大きな会場でうまくできるかな?」「わっ、強そうな相手。かなわないかも……」こんなとき、あなたはどうしましたか。
本来の力が出せなくなったりしませんでしたか。
次の図は「時間」「空間」「メンタル」が、あなたの能力を阻害した例です。
私たちは、自分では気づかぬうちに「時間」「空間」「メンタル」に縛られています。これらを気にせずに行動できたら、集中が高まることは間違いありません。
ノーベル平和賞にノミネートされたアーヴィン・ラズロ博士はこう伝えています。
「ゼロポイントフィールドは『物質』『エネルギー』『時間』『空間』を畳み込んでいる」古今東西の天才たちは、ゼロポイントフィールドに畳み込まれたものを引き出した人と言うことができます。
たとえばレオナルド・ダ・ヴィンチはその代表でしょう。
ダ・ヴィンチは日本で言う戦国時代、織田信長の少し前に活躍した人です。
その才能は絵画だけではなく、67歳で亡くなるまでに、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など、さまざまな分野に及びました。
何十人もの天才が束になったような偉業です。
なぜ彼は、わずか67年の間に、たったひとりで、こんな偉業が達成できたのか?それはダ・ヴィンチが「時間を濃くした」からだと考えられます。
ラズロ博士の言葉を借りれば「ゼロポイントフィールドに畳み込まれた時間を引き出した」ということになるのかもしれません。
ダ・ヴィンチは「時間」を操り、濃くしたのです。ふつうの人の1時間を5時間とか10時間の濃さにしたわけです。
「時間が濃く」なれば、同じ時間で何倍ものことができるようになりますよね。天才じゃない人も時間を濃くできるの?はい、できます。
フォトンを使えば時間の流れは加速させられます。
その方法については次の章で詳しくお伝えします。
また「時間」だけでなく「空間」や「エネルギー」を操る方法についても話していきます。その前に「時間」と「空間」と「エネルギー」について考えてみたいと思います。
「エネルギー」「時間」「空間」って何?
「エネルギー」とはいったい、なんでしょう?わかりやすいたとえ話で説明してみますね。「水」はH2Oという「物質」です。
水(H2O)はマイナス5度の氷にもなるし、20度の水にもなります。80度のお湯にもなるし、100度の水蒸気にもなります。
どれも同じ分子のH2Oですが、全然違いますよね。その違いこそ、「エネルギー」です。
同じH2Oでも分子の揺れ方が違うのです。マイナス5度の氷では分子はほとんど揺れず、分子同士がくっついています。
20度の水は分子がゆっくり揺れており、80度のお湯ではかなり激しく揺れています。100度のお湯では分子同士があっちこっちに飛び回っています。
つまり物質(分子や原子)を揺らしているものが「エネルギー」というわけです。
「時間」や「空間」は物質(分子や原子)ではありません。
では問題です。さっきは20度だった水が、今は温めたので80度のお湯になっている。
「さっき」と「今」では、何が違うのでしょう?答えは、「エネルギー」と「時間」です。物質の状態(エネルギー)が違うし、「さっきと」「今」では時間が違いますよね。
では、もうひとつ問題です。
さっきは「キッチン」にあった20度の水が、今は温めて80度になり「デスクの上のコップの中」にある。
「さっき」と「今」では、何が違うのでしょう?答えは、「エネルギー」と「時間」と「空間」(場所)です。
物質の状態(エネルギー)や時間だけでなく、今度は「キッチン」から「デスク」へと場所も違っています。
「エネルギー」も「時間」も「空間」も物質とは違い、目に見えません。でも、「さっき」と「今」のどちらにも存在していましたね。
つまり「目には見えないし、カタチもないけれど、確かに存在し、物質になんらかの影響を与えているもの」が、「エネルギー」と「時間」と「空間」なのです。
ちなみにこの本では、「エネルギー」を「メンタル」に置き換えて説明しています。
「メンタル」=「人の意識」ですよね。そして「意識」=「フォトン」です。
「フォトン」は「電磁気のエネルギー」を持っているため、「メンタル」=「エネルギー」と言えるわけです。
多くの人が時間に縛られて生きています。時間に間に合わせようと、毎日が時間との戦いです。でも、量子力学を使えば、それが一変します。
何しろ、時間を増やすことができるのですから。あなたの1時間は3時間にも5時間にもなります。そんな「時間をズラす」方法を考えましょう。
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