時間をコントロールできないと一生ずっと損をする
あなたは、自らお金を捨てたことはありますか? おそらく、そんなもったいないことはしませんよね。では、時間はどうでしょう?
たとえば、休日前夜。「明日は朝から美容室に行って、午後は買い物を済ませて、読書でもしよう」 とても充実した休日になりそうです。
ところが!「やばい寝坊した。もうお昼か。あー、今から美容室はムリだよね」 そしてパジャマのままブランチ。
スマホをいじっていると 3時になってしまった。
「あー、もう着替えもいいかな。先週は忙しかったし、こういう日もありだよね」 「Time is money」(時は金なり)という言葉があります。
お金は捨てないけれど、時間は流れるままにしている(捨てている)。こういう人は、意外に多いのでは? 時間に関する「心のクセ」は、じつは大きな損失を生みます。
たとえば一日 1時間をムダに過ごしたとすると、 1年間で 365時間の損失になります。3年で 1095時間、 30年で 1万 950時間。90年(一生)では 3万 2850時間。約 4年間をムダに過ごしたことになるのです。
時間を上手に使えるようになれば、人生がものすごく有意義になると思いませんか。
どのようにして時間をうまく使うか? ……という話を始めると、世の中に多数ある「タイムマネジメント」の本と同じになるので、それはしません。
本書では「時間を管理する」のではなく、「時間をズラす」ことを考えます。
え、時間をズラす? そんなことできるの? はい、できます。私たちは日々「間に合う」「間に合わない」というように時間と戦っています。
しかし、この「時間」というのは、洗脳によって私たちに刻まれたものです。言ってみれば、幻想ですね。昔々の誰かが「時間はこうする」と決めたものを、そのまま信じているに過ぎません。
アインシュタイン博士は、こう伝えています。
「過去・現在・未来は永続的に続いているかのように見えるが、幻想に過ぎない」と。本当は「時間は並んでいない」のです。
量子力学の世界では簡単に「時間をズラす」ことができます。
そして、時間を操れるようになれば、あなたの 1時間は、 3時間にも 5時間にも増えていきます。
「うまくいかない」のはあなたの集中力のせいです
「どうして私はうまくいかないのだろう?」 多くの人がこう思いながら生きています。いっぱい勉強したのに、たいしてやっていない奴よりも成績が下だった。
一生懸命に頑張っているのに、同期よりも出世が遅い。焦れば焦るほど泥沼にはまり伸びなくなる。そのうちに心の持ち方がわからなくなる。
このような人たちは、どこがいけないというのでしょう? それは「集中力」です。
人と比較したり焦ったりすると、目標達成に向けるエネルギーが減っていきます。
たとえば、あなたが目標達成エネルギーを 100持っているとしましょう。「集中」していると、 100全部を目標達成に使えます。
でも「人と比較」し始めると、そこに 20のエネルギーを費やしてしまう。「焦り」があるとさらに 20使ってしまう。
こうなると残りのエネルギーは 60です。エネルギーが減ると隙ができ、周囲の言葉や行動が気になり始めます。
そして動揺すると、さらに 20を消耗してしまう。当初は 100だった目標達成へのエネルギーが 40になってしまった……。「集中」が切れるとは、こういうことです。
このエネルギー 40の状態を 1週間、 1か月と続けていったとしたら? 100の集中状態でいる人との差は歴然です。
これが「うまくいかない」原因です。「だからダメ」とは言いません。逆の発想で「なるほど! 集中すれば成長できるんだ」と捉えてくださいね。
「なるほど!」という気づきは、脳にとって最良の栄養となります。
脳が一気に活性化し、電気回路(シナプス)がつながり始め、「あ、できた!」という成功体験がどんどん増えていきます。
集中力のない人が時間を味方につける方法
「集中できない」とか「集中力がない」という人は、次のような「意識」をしてみることをおすすめします。
- あなたが出すフォトンのうち、今、何割が、そこに向いているか?
- あなたが出すフォトンの絶対量を増やせないか?
- 集中を伝染させる!
「テストに向けて集中したい」という例で考えてみましょう。
①は簡単ですね。仮にあなたが 100のフォトンを出せるなら、そのすべてを注げるようにすればよいわけです。そして集中が削がれる要因を見つけて排除していきます。
たとえば、テレビが気になるならテレビがない部屋で勉強する、スマホの電源を切る、勉強する時間を決め「その時間は集中するから」と家族に宣言して協力してもらう、などです。
②はメンタルを整えることです。
「意識」の正体は「フォトン」でしたね。
メンタルを整えることで、意識をコントロールすることができ、フォトンの絶対量も増えていきます(これについては第 6章で詳しくお伝えします)。
③は ②とも関係しているのですが、集中できる場所には多量のフォトンが飛び交っています。これを利用することで、あなたの集中力は高まります。
図書館の自習室を例にして ③を説明してみます。量子レベルで見ると、私たちは「モワモワの雲」のような状態でしたね。図書館の自習室もモワモワの雲が覆っています。
「集中フォトン」が飛び交うモワモワです。自習室に入ると「勉強しなきゃ」という気になりますね。それは「集中フォトン」が大量に飛んでいるからです。
「集中フォトン」はあなたの周囲を飛び交い、あなたの体を貫通しています。これによってあなたのフォトンの波が共振し、集中力が高まっていきます。
さらに、あなたの内側にあるゼロポイントフィールド側から「集中フォトン」が生み出され、フォトンの全体量も増えていくという「一石二鳥」の集中力アップ法です。
これと似たことを、私は浪人生だったときに経験しています。
予備校に通っていた私は、毎朝仲間と 3人で自習室の前で待ち構えていました。教室の最前列の席を取るためです。
仲間のひとりは高校で剣道 2段を取得した人、もうひとりはテニスの強豪校で全国レベルの人で、ふたりとも集中力がメチャクチャ高い人でした。
3人で最前列に座り、高い集中で勉強し合うと、私の「集中フォトン」が上がってくるのがわかりました。
おそらく後ろの席の人から見たら、『ドラゴンボール』のスーパーサイヤ人のように光っていたと思います(笑)。
何しろ、トイレと昼食以外は席を立たないほどでしたから。つまり、「集中」を伝染し合っていたのです。
言葉は交わしませんでしたが、 Bluetoothでお互いがつながり「集中 Hz」を響かせ合っているようなイメージです。
このように、集中力の高い人からフォトンを伝染させてもらうのは、とても有効な方法です。その結果、あなたの内側から集中力が湧き上がってくるのを感じるはずです。
集中力が高まると、なぜ時間が増えるのか?
ふたたびアインシュタイン博士の言葉です。
「過去・現在・未来が永続的に続いているかのように見えるが、幻想に過ぎない」 博士はこんなことも言っています。
「恋人といる 1時間は 1分のように感じるかもしれないし、熱いストーブの上に腰掛けたら 1分が 1時間に感じるかもしれない」 楽しい時間は早く過ぎ、つらい時間は長く感じるということですね。
つまり、時間は定まっていない、ということです。これを、まずは脳科学の立場から説明してみましょう。
たとえば、サッカーの 45分の試合時間はものすごく短く感じる。だけど学校の社会の授業の 45分はとても長い……。
同じ 45分なのに、なぜなのでしょう? サッカーの試合中、あなたの脳では「あっ! 相手があそことあそこを走っている」「キーパーがあっちへ蹴った」「うちのフォワードは今あそこだ」など、一瞬でたくさんのことを認識しています。
たとえば「 1分間に 600個のことを認識した」とします。
仮に「 1個の認識を 1秒」とすると、あなたは「 1分間で 600秒使いこなした」ということになります。
これを「意識時間」としましょう。
あなたがサッカーをしているときの「意識時間」は「 1分間 = 600秒」ということになります。ところが地球の時間は「 1分間 = 60秒」です(これを「地球時間」とします)。
つまりサッカーをしているときのあなたの「意識時間」は、「地球時間」より「 10倍早く進んでいる」ということになります。
では、社会の授業中、あなたが退屈な思いをしているときはどうでしょう? 「1分間に 6個を認識した」とすると、あなたの「意識時間」は「 1分間 = 6秒」です。
社会の授業中のあなたの「意識時間」は、「地球時間」より「 10倍遅く進んでいる」ということになります。これが、同じ時間を「早い」と感じたり「遅い」と感じたりする仕組みです。
「地球時間」は単なるルールです。誰かが決めたものに過ぎません。
しかし、脳では時間が決まっていません。
私たちの脳は一度に多数のことを認識していますが、そのほとんどは無意識(潜在意識)の部分で処理されていて、意識側(顕在意識)に上がってきません。
たとえば今、読書をしているあなたの脳は、文章だけでなく、部屋の温度、風の吹き方、隣の人の様子、匂い、音、窓の外の景色、日光の入り方、壁の色などを認識しているのに、それは無視されています。
全部を認識しようとすると情報量が多すぎて、脳はショートしてしまうからです。脳は自分に必要なものしか認識しないのです。
脳には「 1秒、 2秒……」という時間機能はなく、「認識した量」を「時間」としてカウントします。
先ほどのサッカーの例の通り、脳は集中するほど「認識する量」が増えていきます。あなたが集中すればするほど「認識する量」が増え、時間は「早く」進みます。
つまり、「集中」によって「時間をズラす」ことができるというわけです。これが脳科学の立場から見た考え方です。
「時間の流れ」を変える量子力学の秘密
次は、量子力学の立場で「時間をズラす」という話をしましょう。その前に少し復習です。
「意識」の正体は「フォトン」でしたね。フォトンは粒でもあり波でもあるので「振動数」( Hz)を持っています。
意識が「集中」や「楽しい」という状態のときは、粒も多く出るし、振動数( Hz)が高くなります。仮に集中時には「 1万 Hz」としましょう。逆に、意識が「ダラダラ」や「つまらない」という状態では Hzが低い。「 100 Hz」とします。
Hzは 1秒間に出る波の数でしたね。
「集中・楽しい」状態の人から出る波( 1万 Hz)は「ダラダラ・つまらない」状態の人の波( 100 Hz)の 100倍ということになります。
それは 100倍の情報を処理できる、ということでもあります。以上のことをもとにして、さまざまな事例で「時間」を考えてみます。
●長時間に少しのことしかできない
「ボーッとして朝から何もしていないのに、もう夕方!」という例です。「ダラダラの波」にいるときはわからないのですが、夕方になって意識を「ふつうの波」(次の図の茶色い波)に戻したとき、昼間の波がゆるかったことに気づきます。すると「あー、しまった! 時間をムダにした」となるわけです。
●過ぎた時間が長く感じられる
「2泊 3日の旅行から帰ってきたとき、出発した 3日前がなんだか 1週間前くらいに感じる!」という例です。
旅行中は見るもの聞くもの新鮮で情報量も多くなっています。楽しくて振動数も上がっています。
「充実の波」(次の図の赤い波)にいるときはわからないのですが、「ふつうの波」に戻ると、旅行中の波が多かったことがわかります。
赤い波を引っ張って直線にすると茶色い波より長くなりますよね。
このため旅行に出発した 3日前が 1週間前のように感じられるわけです。
●相手の動きがスローに見える
「相手の動きがスローに見える。ボールがゆっくり見える」という例です。高い集中をして振動数( Hz)が高まったときに起こる現象です。
「超集中の波」(次の図の赤い波)にいるときはわかりませんが、そこから「ふつうの波」を見るとゆっくり動いているように見えます。
カメラのシャッタースピードを上げると、アスリートの速い動きを静止画として撮影できます。これと同じようなことが目の前で起きるわけです。
●短時間にたくさんのことができる
「何かをやり終えて時計を見たら、思ったほど時間が経っていなかった」という例です。試験で全部の問題を解き終わったのに「あれ? 時間が余っている。もう 1回見直そう」というときがありますよね。
「超集中の波」(次の図の赤い波)にいるときはわかりませんが、「ふつうの波」を追い越して進んでいる現象です。
つまり「地球時間」を追い越したわけです。何かに「浸っている」ときになる状態ですね。仏教では「三昧」、サンスクリット語では「サマーディ」と言います。瞑想や坐禅の「マインドフルネス」もこの状態です。
「時間をズラす」にはどうすればいいか?
さまざまな例を紹介しましたが、どれも「意識時間」を変えることで「時間がズレる」ことがおわかりでしょう。
図の赤い波にいるときは、あなたの「意識時間」は「地球時間」より多くなっている。あなたの 1時間は、意識次第で 3時間にも 5時間にも増えるということです。
たとえば、あなたの「意識時間」を増やして 1年を過ごすと、 3年分、 5年分の仕事ができることになります。
逆に、「意識時間」の少ない状態で 1年を過ごすと、半年分とか 3か月分の仕事しかできなくなってしまいます。「人生 100年時代」と言われる現代。
その 100年を、「ワクワク」「超集中」の状態で生きて何倍にもするか、「ダラダラ」「注意散漫」な状態で生き生きて、半分にしてしまうか。
それは、あなたの「意識」によって決まるのです。ちなみに「集中して時間をズラす」ことを私は「四次元的集中」と呼んでいます。
愛や感謝の心で生きると時間が増える
私たちは「地球時間」の中で生きています。この「地球時間」の中にあなたの「意識時間」をどれだけ多く入れられるか。どんどん入れられれば、どんどん「時間をズラす」ことができます。
言ってみれば、あなたの生活の中に、波の多い(振動数の高い)状態をどれだけ増やせるか、ということでもあります。
そこで、日常生活の中で振動数を高くする方法を考えてみたいと思います。
たとえば「意識」の状態によって振動数は変わります。
以下はその例です。
【低い振動数の意識】
「焦り」「やる気がない」「人と比較する」「受け身」「つまらない」「不安」「恐怖」など
【高い振動数の意識】
「没頭する」「集中する」「ワクワク」「喜び」「自らの意思でやる」「元気」など
【最高の振動数の意識】
「愛」「感謝」
つまり、毎日を楽しくワクワクした気持ちで過ごせば、時間を増やすことができ、愛や感謝の心で過ごせば、さらにもっと時間を増やすことができる、ということです。
「振動数の高さ」は「エネルギーの高さ」と言い換えることができます。振動数が高ければ高いほどエネルギーが上がり、影響力も強くなります。
具体例で考えてみましょう。「いつも感謝をしてくれる A社長」と「いつも高圧的な B社長」。あなたはどちらの社長の下で働きたいですか? ほとんどの人は「 A社長」と答えたはずです。
B社長の下でムチ打たれるように働けば、一時的な成果は出るかもしれませんね。でも、長続きはしません。体も心も壊れてしまいそうです。
逆に、 A社長の下では「もっとやろう」「挑戦してみよう」と意欲が湧いてきそうです。これが「愛」や「感謝」の力です。
喜びや強い意欲のもとで仕事をすれば、集中力は高まり、振動数が高くなります(波が増えます)。
そうやって「意識時間」が増えると、同じ時間内でより多くの仕事や、内容の濃い仕事、質の高い仕事ができるようになります。
さらに、あなただけでなく、仲間のフォトンも増え、職場内には「集中フォトン」が充満します。これに個々のフォトン(波)が共振し、相乗効果で高まっていきます。
これは会社だけの話ではありません。
家庭でも学校でも部活でも、友だち同士でも、これと同じことが起こります。愛や感謝の振動数( Hz)はあなた個人に留まらず、集団の振動数を高め、濃密な時間をつくっていくのです。
勉強するときは「一点集中」と「分散」、どちらがいいか?
スポーツの練習でも勉強でも、あなたが何かに真剣に向き合ったとき、時間の経過と共に内容は深まっていきます。
スタートから終了までの間に、フォトンの数は 20粒 → 100粒 → 2000粒 → 1万粒 → 100粒と変化していきます(数字は仮のもので、本来のフォトン量は「 10の何十乗個」)。
ところが、時間が短い場合は、 20粒 → 100粒 → 2000粒 → 100粒。または 20粒 → 100粒 → 500粒 → 100粒となります。
時間が短いために、 2000粒や 1万粒が出るまで集中が深まっていかないのです。
受験生の Aさんと Bさんの例で比べてみましょう。
たとえば、 Aさんは 9時から 12時までの 3時間を「一点集中」で数学の勉強をした。いっぽう、 Bさんは 9時から 12時までの 3時間を「 30分おきの分散集中」で数学、国語、日本史……と科目を変えて勉強した。
Aさんはフォトンが 1万粒出る「超集中」の時間が 2時間くらい。
Bさんはフォトンが 2000粒の「まあまあ集中」の時間は複数回あるのですが、どれも深まっていきません。
どちらがいいかは、あなたが何をしたいかによって違ってきます。
あなたが何かを「達成するぞ!」というときは「一点集中」がおすすめです。フォトンが増え、達成度も高まるからです。集中が深まると「意識時間」も濃くなって、時間もたくさん使いこなせます。
たとえば受験生が夏休みに勉強するときは、 9時 ~ 12時は数学、 13時 ~ 15時は英語、 15時 30分 ~ 17時 30分は物理、と「数学漬け」「英語漬け」「物理漬け」の時間割をつくり、「一点集中」を長期間続けることをおすすめします。
エジソンは次のように話しています。「私が成功したのは、研究室に時計がなかったからだ」
時間を気にせず没頭することで、フォトンが増えて振動数が高まり、ゼロポイントフィールドの高い周波数帯とつながることができたのでしょう。
ちなみに私の塾もこれに倣い、時計は教室の後ろにかけて時間を気にせず学べるようにしています。
得意なことと不得意なこと、どちらからやればいいか?
一点集中がよいのはわかったけれど、多数の科目をやる場合はどうしたらいいの? そんな質問を生徒からされることがあります。
そんなときの私の答えはこうです。「好きなものや得意なことからやる。これが鉄則だよ!」
どうしてなのか、量子力学で説明します。
「大好きなこと」をするときはフォトンが集中的に出て、振動数( Hz)も高くなります。つまり「意識時間」が多くなり、時間を濃くできます。
さらにあなたのいる空間を、密度の濃い空間にすることができます(詳しくは次章でお伝えします)。「意識時間」が多くなると、「地球時間」は濃くなります。
好きなことからやり始めて時間の密度を高め、その状態で不得意なことをやる。
すると、不得意なことが短時間でできたり、頭に入りやすくなったりして、どんどん勉強が進むというわけです。
ちなみに私の塾では、入試の 2週間くらい前からは、第一志望校の「試験科目の順番」に勉強するよう指導しています。
脳と全身のフォトンを試験用に慣らしていくためです。これによって最高のパフォーマンスが引き出されるようになります。
好きなことから始めるほうが有利なのは、脳科学でも説明できます。私たちには「視覚・嗅覚・聴覚・味覚・触覚」の「五感」があります。
嗅覚以外の感覚器から入る情報(電気信号)は一度「間脳」に入り、そこから大脳へと入っていきます。
「間脳」にはフィルター装置のようなものがあり、自分に「必要なもの」と「不要なもの」とを分別します。このフィルター装置を「 RAS」(ラス)と言います。
RASは、大好きなことや楽しい情報が入ってくると開き、その情報を大脳まで届けようとします。「必要な情報だから大脳まで届けて覚えてね」と間脳が判断するわけです。
逆に、大嫌いなことをするときや怒られているときは、 RASが閉じてしまいます。情報は間脳でシャットアウトされ、大脳には届きません。
たとえば、あなたが子どものときに見ていたアニメの主題歌や好きだった歌手の歌は、曲が鳴り始めると 20年前、 30年前のものでもすぐに歌えますよね。
でも中学校の理科で習ったことは思い出せません。この違いは RASが開いていたか、閉じていたか、です。RASを開く秘訣は「大好き!」「楽しい!」です。よって、勉強の順番は「大好き!」なものからなのです。
そうすることで RASが開き、情報は大脳まで届きやすくなります。
そして RASが開いた後に、不得意な科目を勉強する。こうすれば不得意な科目でも頭に入りやすくなります。
三日坊主から脱却し、驚きの成果を生む方法
三日坊主という言葉があります。じつはこれも量子力学が関係しています。
こんな経験はありませんか?「よし! ダイエットしよう。今回は成功させるぞ」と決意して始めたのに、結局は数日間で終わってしまった……。
これは脳の特性によるものです。脳はイヤなことを避けようとするのです。逆に、脳は好きなことは毎日でもやりたがります。
LINEやインスタを毎日飽きずにできるのも、脳がそれを好きだから、ワクワクするからです。量子力学的に見ても、これと同じことが言えます。
「つまらない」「不満」という意識は振動数( Hz)が低くなります。「根性」「気合い」も同じです。そのような状態で続けても、振動数が高まりません。
いっぽう、「楽しい!」「ワクワク!」「うれしい!」「幸せ!」という意識は振動数( Hz)が高くなります。
振動数が低い状態と高い状態。どちらが長続きするかは明白ですね。同じことをするのでも、振動数が低いと波の数が少ないため時間を長く感じます。
「あーイヤだ。なんでこんなことをしてるんだろう」となります。そして「もうや ーめた」となってしまう。
逆に、振動数が高ければ時間が過ぎるのもあっという間です。「また明日もやろう」となり、長続きするというわけです。つまり、根性や気合いで続けるのはムリがある。長続きしないのは仕方がないのです。
あなたが目標を達成したいなら、振動数の高い「意識」でおこなうこと。これによって確実性は増していきます。
たとえば「縄跳びダイエットをしよう!」とあなたが決意したとします。
でも、縄跳びを楽しく感じないとすれば、「気合いだ」「根性だ」と自分を励ましても長続きはしないでしょう。
であれば「縄跳びダイエット」に「ワクワク」をプラスしてやればいいのです。たとえば「半年後、 20キロ痩せた私」をイメージするだけでワクワクしますよね。こうなると「意識」が変わります。
「楽しくない」は「気持ちいい」に変わり、「キツイ」は「さらに筋力がつく」というように変化します。
「意識時間」も変わって、縄跳びの時間が短く感じます。あなたをつくっている素粒子も変わり、 20キロ痩せた体を実現し始めます。
さらに、あなたからは「ワクワクフォトン」が出るようになって、周囲の人もあなたをワクワクしながら見るようになります。
あなたのフォトンは周囲と共振し、ますます振動数が高まっていきます。こうして時間が濃くなれば、あなたが実践した半年間は何年分にも相当します。
短期間のうちにあなたの体と心は大きく変わります。
周囲の人から「あれ? ちょっと会わなかった間に別人になったみたい」と言われるのは、当然のことなのです。
私たちは空間を「空っぽ」だと思っています。しかし量子力学的には「詰まった」空間です。
なぜか力が湧いてきたり、心が落ち着いたりする場所と、イライラしたり、実力が出せなかったりする場所。この違いは、どこにあるのでしょう?日々のちょっとした意識の差が空間の濃度を変えます。
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