あなたのメンタルの状態が人生を決める
「メンタル」とはフォトンそのものです。緊張している、やる気満々、不安で仕方がない。あなたの「意識」には、それぞれ振動数(Hz)があります。
たとえば、やる気がないときは「50Hz」、緊張しているときは「200Hz」、穏やかなときは「1000Hz」、不安なときは「70Hz」というように振動数の高低があります(本来は10の何十乗Hz)。
フォトンが激しく揺れているときは振動数が高く、フォトンの揺れが少ないときは振動数が低くなります。そして、そのフォトンは周りにも飛んでいきます。
さて、あなたの中のフォトンはどこから出て、どこに行くのでしょう?「フォトンの流れ」を整理してみましょう。
①ゼロポイントフィールド(エネルギー)
↓
②メンタルの状態と同じフォトンが出る
↓
③時間密度、空間密度がフォトンの振動数(Hz)によって決まる
↓
④あなたの環境をつくる
↓
①に戻る私たちはこの①~④のループを絶えずくり返しています。
では質問です。この「フォトンの流れ」の中で、最も重要なのはなんだと思いますか?はい、②ですよね。
あなたのフォトン=あなたのメンタルの状態です。メンタルが時間密度や空間密度を決め、あなたの環境をつくるからです。
メンタルの状態が良いと(振動数が高いと)好循環となり、メンタルが悪いと悪循環になる。極論を言えば、あなたのメンタル(意識)で人生は決まるということになります。
うまくいく人生か、うまくいかない人生か。それはあなたの意識が決めているのです。
あなたが真っ先にやるべきことは自分を認めることです
もしあなたが今の人生を「うまくいっていない」と思うなら、まずメンタルを変えること。真っ先にやるべきは「自分を認めること」です。
自分を否定することをやめ、自分らしさや自分の素晴らしさを認めればよいのです。これだけで、あなたのフォトンは確実に変わっていきます。
私はこのような本を書いていますが、数年前までは人生のどん底を這っていました。その原因は明らかです。自己否定をくり返してきたからです。
私のメンタル(フォトン)が「自己否定」だったので、時間も空間も「否定のフォトン」だらけになり「私を否定する環境」がつくられます。
「自己否定」の波が他の人と共振し、どんどん「私を否定する出来事」を引き寄せてしまうのです。そして私はうつ病になりました。
無限とも思える自己否定ループから抜け出せたのは、私が自分を認め始めたからです。
「自分ほめ日記」(第3章「〈パラレルワールド〉内にこもっていた世界からの脱却」参照)を書くうちに、私のメンタルが変わりました。
私たちは生きていることが奇跡なのだ、生きているだけで素晴らしいという思いと、「生かされていること」への感謝が湧き出てきました。それを境にして、私の人生はウソのように好転し始めたのです。
そもそもあなたは最初から「神ってる」存在です
科学は発達しましたがロボットは肉体をつくれません。どんなに頑張ってもムリです。でもあなたは生まれたときから、故障することもなくそれをしています。
50センチだった身長は160センチになり、3キロの体重は50キロになりました。動物の肉や魚を食べても、穀物や野菜を食べても、あなたのDNAが入った体になる。
これはロボットには不可能です。細胞が共振しないとできないからです。
あなた専用の肉体の一部である臓器を外部でつくるとしたら?京都大学iPS細胞研究所ならできるかもしれません。
でも大金を払い、長期間かけて、超優秀な研究者が何人も携わることになる。それでもおそらく完全な体はできません。
あなたはひとりで、数時間で、当たり前のようにそれをやっています。本当にすごいことなのです。いったいこれは誰が教えたのでしょうか。
誰がつくったのでしょうか。赤ちゃんはおっぱいやミルクしか飲みません。でも赤ちゃんの体には赤い血が流れています。
肉や骨が少しずつ大きくなり、毛や爪も生えます。よだれも出る。ウイルスが来たらそれをやっつける。
お腹がすいたり、うんちをしたり、不快なことがあったら泣いて教える。すごくないですか、赤ちゃん!あなたは生まれたときから「神ってる」存在なのです。
あなたの体はものすごいものによって動かされています。自分で動かしていないことは明らかです。
何が動かしているのでしょう?そのエネルギーの源が「ゼロポイントフィールド」です。
あなたがテストで失敗しても、仕事で赤字を出しても、最愛の人にフラれても、人生がものすごくイヤになっても、その次元とはまったく違う深い次元でゼロポイントフィールドとつながり、エネルギーを得ています。
あなたにはそんな「奇跡の仕組み」が備わっています。というより、あなたの存在自体が奇跡なのです。あなたは生かされているのです。
自分を認め始めると、どんどん自信が満ちてくるのはなぜ?
もしあなたが今、対人関係で孤独や寂しさ、不満を感じているなら、次のような考え方が参考になるかもしれません。
「他己評価は自己評価の10分の1」というものです。
以前の私は「まだダメだ」という自己否定と「認めてもらいたい」という願望の間で苦しんでいました。
「オレはこれだけやっているのだから認めてよ!」とエネルギーを出しても認めてもらえず、寂しさが増していきました。
なぜ私が満たされなかったのか?その仕組みを説明します。
「他己評価は自己評価の10分の1」とは、逆に言うと「あなたの自分への思いは、他者があなたを思うより10倍強い」ということです。
たとえば私が周りの人から「よくやったね」と「プラス1」の評価を受けたとします。でも私は「まだダメだ、認めてくれ」と思って「マイナス10」を自分に与えている。このため私からすれば、差し引き「マイナス9」の評価となります。
そして「もっと認めて!」と行動するほど「マイナス9」が自分の中に溜まっていく。だから、行動すればするほど苦しくなっていったのです。
でも、自分を認めるようになると、正反対のことが起こります。
「オレはよくやっている!」という自己肯定が根底にあると、自分への評価は常に「プラス10」になる。すると周りの評価が「マイナス1」だとしても「プラス9」が残ります。
行動するたびに「プラス9」が自分の中に蓄積され、心が満たされるというわけです。
「自分はダメだ」という否定からスタートするとどんどん苦しくなり、「自分はよくやっている」と肯定からスタートすればどんどん楽しくなり、自信が満ちてくる。
面白いでしょ?自分を肯定するか否定するかで、結果は大きく違ってくるのです。
あなたがやっている良い行いは自分に跳ね返ってくる
次は量子力学的に考えてみます。たとえば「私はこれだけやっているのに、ダンナは全然見てくれない」というケース。
こういうことありますよね?私もよく相談を受けます。
奥さんは朝から食事やお弁当をつくり、洗濯、掃除、買い物、アイロンがけ、夕飯の準備と一日中忙しく働いている。
でもご主人からの評価は「この料理うまいね!」のひと言だけ。奥さんからすると「えー?私のこと全然見てくれてないじゃん!」となってしまうのです。
でも、奥さんは悲しむ必要はありません。
ご主人が評価してくれなくても、奥さんの行動はちゃんと評価されて返ってくるからです。人知れずおこなっている行動は、日本では昔から「陰徳」と呼ばれ、すべて積み重なっていきます。
たとえばご主人の健康を考えて料理をつくったこと。家族が気持ちよく着られるようアイロンをかけたこと。トイレの隅々まで掃除をしたこと。コンビニの前に落ちていたゴミをゴミ箱に入れたこと。駐輪場で倒れていた自転車を立てたこと。
電車でおばあさんに席を譲り「お気をつけて♪」と声をかけて降りたこと……。
すべての行為は、ゼロポイントフィールドに刻印されます。それはあなた自身をつくる素粒子となり、あなたから出るフォトンとなります。
あなたが「愛」や「感謝」の意識でとった行動は振動数が高い(=エネルギーが高い)ものです。
すぐには評価やお金にならなくても、高いエネルギーや高い振動数であなたに返ってくることになります。あるいはゼロポイントフィールドを介して、意外な人やひょんな場面で返ってくることになります。
古くからの諺で「棚から牡丹餅」とか「瓢簞から駒」というのは、そのことだったのです。
すぐに行動に移す「素直」さが思考を現実化させる
「素直」という言葉に、あなたはどんなイメージを持っていますか?「はい!」と返事をすること?言われた通りに従うこと?辞書には「ありのまま」「ゆがみがない」とか「純朴・素朴」と書かれています。
じつはこの「素直」ということが、量子力学的にはとても重要です。量子力学的な「素直」とは「行動に移すスピードが速い」ということです。
たとえば、この本を読み「なるほど!愛や感謝のフォトンは振動数が高いのか」とわかったとします。
これを「そのまま受け入れる」のが素直なのではありません。「読んですぐに行動する」ということが量子力学的な素直です。
明日とか3日後ではなく「0秒で」「その直後から」行動するということです。
あなたが「なるほど!」と感じたとき、「あなたのフォトンの波」と「あなたの周りの波」が共振を起こしています。
その瞬間が最も現象が動くときです。振動数が高く、エネルギーが高いからです。
波が動いているうちに行動を起こせば、それは次の波を引き起こします。でもそこで動かなかったら波は静かになり、やがて収まってしまいます。
私が所属している「倫理法人会」という経営者の勉強会があります。その勉強会では毎朝『万人幸福の栞』という本を読みます。その本の中にこんな一節があります。
「気づいた時──それはその事を処理する最好のチャンスである。それをのばせば、次第に条件が悪くなる。事情の最も高潮に達した時、その波動(うごき)が、人の脳に伝わって気がつくようになっている」
「波動」の文字に「うごき」と読み仮名がふってあり、ここを読むたび「まさに!」と私は感じています。
「ゼロポイントフィールド」側から寄せられる波(情報)がまさに「波動」ですが、これをあなたの脳が受信したときが「気づいたとき」なのです。
「あ、なんかやりたい!」「あ、連絡取ってみよう!」その瞬間、あなたはゼロポイントフィールド側から寄せられてきた波(情報)を受け取っています。
だから、その瞬間に動くこと。波が共振したときに動くことで、状況は動きます。また、波は広がっていきます。さあ、気づいたあなたは、今すぐ行動してみましょう。
もちろん、なんでもかんでも「動けばよい」というわけではありません。
「ん?」とか「ちょっと待て」などと思う場合は放っておき、「なるほど!」とか「やりたい!」と思う場合には動く。
ゼロポイントフィールド側からの波(情報)に、あなたの波が共振すれば、自然と動きたくなるものです。
また、そのときは放っておいた情報が、あなたにとって本当に必要なものなら、ふたたびやってきます。
「私が私を生かす」という魔法の言葉
量子力学的に見ても、とても素直な方がいらっしゃいます。私の話に共感し、すぐに行動に移してくださった「みとこさん」の話を、みなさんにも聞いてほしいと思います。
2018年12月。仙台から東京まで私の2日間の勉強会に来てくださった女性(千鶴子さん)がいます。その方は大変感動してくださり、福島に住む妹さんに伝えたそうです。その妹さんが「みとこさん」です(写真)。
彼女は光も感じない全盲です。お姉さんの話を聞いて共感されたみとこさんは、私の「メルマガ」を音声読み上げで聞くようになりました。
そして2019年5月に福島から東京まで来てくださったのです。
全盲のみとこさんは、東京まで夜行バスで来られ、そこからはガイドヘルパーさんの介助を受けて私のところに来られました。
初めて会ったみとこさんは、私と年齢は変わらないのに、少女のような笑顔をされます。一点のくもりもない笑顔に私は感動しました。
それ以来、何度も学びに来られ、ご自身の意識も家族関係もどんどんよくなっていくと笑顔で話してくださいます。
みとこさんは1型糖尿病という持病があり、体の中でインスリンをつくることができません。食後に上がる血糖値を下げるため、小学校の頃からご自身でインスリン注射を打っていました。そして22歳のときに糖尿病の合併症で全盲となったのです。
当初はとてもつらかったようですが、友だちがバイクで北海道のツーリングに連れて行ってくれて、そのときの楽しさをキープしながら今では「全盲は不便だけど不幸ではない」とおっしゃいます。
みとこさんは私の勉強会で学んだことをもとに独自の「祈りのことば」をつくりました。毎朝毎晩それを唱えるそうです。
とても素晴らしい言葉なのでシェアさせていただくことにします。あなたもこの「祈りのことば」を唱えてみるとよいと思います。
○○の部分には、あなたのお名前を入れて読んでみてくださいね♪
祈りのことば
今日も世界の安寧のために、世界のために、私は天の意志の下で働きます。
私は〇〇を生きます。
私は〇〇を生かします。
私が私を大切にします。
〇〇を生かし、〇〇が悦び、周りが悦ぶ形で存在し、周りにその悦びが広がりますように、私は最高の自分を発揮します。
ありがとうございます。
今日も地球のすべての人々が、素晴らしい素敵な一日を過ごすことができますように。
みとこさんは現在、メンタルも体の状態もとても良いと言っています。そして、鍼灸指圧師として仕事をスタートし、見事に自分を生かしています。
「祈り」を生活に取り入れる
みとこさんの「祈りのことば」を紹介したのは、「祈り」が振動数(Hz)にとても良い影響を与えてくれるからです。
私も毎朝、自宅の仏壇や神棚に「お祈り」をしています。
また塾(仕事)に行ったらすぐに神棚と他の3つの部屋にお祈りをし、帰りにも祈ります。そして、帰宅後はまた仏壇や神棚にお祈りをします。
ただ祈るだけでなく、それを言葉に乗せることが大切です。
そもそも「祈る」というのは「い・のる」。自らの「意」(意識)を「宣る」(宣言する)ということです。
つまり「祈り」とは、「意識」を言葉に乗せて外に飛ばすことと言えます。
「意識」を向けるだけでもフォトンは飛びますが、「祈り」や「言葉」を発することによってフォトンがさらに広がっていきます。
また「祈り」はメンタルを整えるので、あなた自身の振動数も上がっていきます。こうした相乗効果で、空間と時間の密度はどんどん高くなっていくというわけです。
以前、私は一度、祈りを欠かしたことがありました。20分ほどの祈りの時間を省いて、仕事を優先させたのです。その結果、かえって仕事がはかどらないという経験をしました。
たとえるなら、祈ってから仕事をするときは「1万Hz」、祈らないで仕事をするときは「1000Hz」。
私の中ではそれくらいのパワーの違いを感じました。20分の祈りを省略したばかりに力が出ず、発想も乏しくなります。
邪念や邪魔も入り込んできて集中が途切れます。そうしたことをトータルで考えた場合、祈りをしたほうが、圧倒的にスムーズに仕事が運ぶことがわかったのです。
祈りをしてから仕事をすると「ゼロポイントフィールド側」とつながり、大きな力を得ている感覚があります。
逆に、祈らずに仕事をすると「人間側」のマンパワーだけで仕事をしているような限界を感じるのです。
やってみれば、あなたも実感できるはずです。これまでいかにせまい世界で苦労をしていたのかと。たった数分間の祈りで、あなたの世界は確実に広がっていきます。
「できる!大丈夫!余裕余裕!」という魔法の言葉がけ
大事な試験や試合の前に「大丈夫かな?」と不安になったことはありませんか?そんなときに覚えておくとよい効果絶大の「言葉がけ」があります。
それがこれ!「できる!大丈夫!余裕余裕!」「世界のために最高の自分を発揮します!」その効果は、私の塾生や勉強会に参加するみなさんが実証してくれています。
ピアノ教室の先生は、県のコンクールの出番直前にステージの袖で生徒たちに、「できる!大丈夫!余裕余裕!」と言葉がけをさせました。
その結果、すごいことが起こりました。
幼児の部、小学1~6年の部、中学1~3年の部のすべての部門で優秀賞を獲得し、上位大会へと進出したのです。
塾の生徒たちも大事な試合前には、この言葉がけをするようです。
その結果、アーチェリー、テニス、サッカー、卓球などで関東大会や全国大会への出場を果たしました。
また、プロ野球のピッチャーにもお話をさせていただきました。彼は近年、リリーフでの登板が増え、活躍を新聞で見ることも多くなっています。
彼にLINEで「すごいじゃないですか!」と伝えると、「試合前はいつも『世界のために最高の自分を発揮します!』と言っていますよ」と返信がありました。
スポーツをしている人は、試合前などによく「頑張ります!」とか「絶対勝ちます!」などと言いますよね。しかしその言葉によって脳波はベータ波やガンマ波になり、動きがぎこちなくなったり緊張につながったりします。
ところが「世界のために最高の自分を発揮します!」という言葉がけをすると、メンタルの「内側から湧き上がるフォトン」が「最高の自分発揮フォトン」になります。
それがあなたの周りへ広がり、時間と空間の密度を高めてくれるのです。ぜひ使ってみてくださいね。無料でエネルギーが得られ、力がみなぎってきますよ。
誰もが驚く言葉がけのパワーテスト
言葉がけだけでフォトンが変わるなんて、ウソでしょ?いいえ、本当に変わります。信じられない方は、次の実験を試してみてください。
言葉がけで体にみなぎる力がどれくらい変わるかを知る「パワーテスト」です。ふたりでおこないます。
①Aさん(試される側)は、両手をグーにして、胸の前で上下に強く合わせます。
②Bさん(試す側)は、Aさんが合わせている手を引き離そうとします。Bさんは、このときのAさんの力がどれくらいかを覚えておきます。
③次に、Aさんは「頑張ります!頑張ります!頑張ります!」と3回言います。その後、同じようにグーにした両手を胸の前で強く合わせ、Bさんはそれを引き離そうとします。Bさんは、このときのAさんの力がどれくらいか確認します。
④次に、Aさんは「世界のために最高の自分を発揮します!」と3回言います。その後、同じようにグーにした両手を胸の前で強く合わせ、Bさんはそれを引き離そうとします。Bさんは、このときのAさんの力がどれくらいか確認します。
どうでしたか?④の「世界のために最高の自分を発揮します!」と言葉がけをしたときが、いちばん力が入ったのではないでしょうか。
これは、言葉がけによってフォトンが変わったからです。「言葉がけ」をすることで、Aさんの「意識」(メンタル)が変わります。
そしてAさんから出るフォトンは、「世界のために最高の自分を発揮します!」という言葉のフォトンに乗って広く飛んでいきます。
これによって周りの振動数(Hz)も変わります。これがさらにAさんにも跳ね返り、力がみなぎってくるという現象が起きたのです。あなたもぜひ、この言葉がけを試してみてください。周りのフォトンが変わり、あなたに力を与えてくれますよ。
プラスのトラウマを自分に与えてみる
メンタルを高める方法のひとつに「トラウマを自分に与える」というものがあります。えー!?トラウマって心の傷でしょ。
そんなのわざわざ与えて大丈夫なの?はい、大丈夫です。ただし与えるのは、「プラスのトラウマ」です。
トラウマ(psychologicaltrauma)は「心的外傷」と訳されます。大きな恐怖や悲しみを味わうと、そこにとらわれて人生が止まったように感じる。あるいは恐怖が頭の中によみがえって動けなくなる。その感情を一生引きずる。トラウマにはそんなイメージがあります。
ここで私が提案する「プラスのトラウマ」は、そのトラウマとは反対の「強烈な喜び」のことです。
その体験を思い出すたびに楽しい気持ちがよみがえったり、心の支えになったりする出来事のことです。
あなたは小さい頃、両親や先生から「ベタ褒め」された記憶はありませんか?今でも思い出すうれしい記憶は「プラスのトラウマ」です。
私たちは、「マイナスのトラウマ」と同じように「プラスのトラウマ」も抱えて生きています。あなたの人生に「プラスのトラウマ」があればあるほど、心は喜びに満ちていきます。
つまり、自分を褒めまくって、あるいは誰かに褒めまくってもらい「プラスのトラウマ」をあなた自身に与えればよいのです。
具体例で話します。
私には3人の子がいますが、この子たちが通うC幼稚園の話です。C幼稚園は毎年2月に1000人規模の大ホールでお遊戯会をおこないます。
子どもたちは大きなステージでスポットライトを浴びて踊ります。これが「プラスのトラウマ」になるのです。
両親や祖父母は大きな舞台で踊る子を見て大感激します。
涙を流す人も多く「〇〇ちゃんかわいいね!」「〇〇くんよくできたね!」「すごい!天才だね」とベタ褒めします。
この体験は「プラスのトラウマ」として子どもの心に深く刻まれます。
「私ってすごいんだ!」「私は周りの人を幸せにできる存在なんだ!」という強烈な「プラスのトラウマ」が園児たちに入ることになるのです。
じつは超人気アイドルグループのSさんは、このC幼稚園の卒園生です。
本人に直接話を聞いたわけではありませんが、園児の頃に与えてもらった「プラスのトラウマ」は、彼女に「私の存在は強烈に喜ばれる」という思いを植えつけたのではないか、それが彼女の突出したアイドル性につながったのではないか、と私は考えているのです。
「プラスのトラウマ」の力は想像以上に大きいものです。誰かが褒めてくれなくても、あなたがあなた自身を褒めればよいのです。
少しでも何かができたら、あるいは少しでも良いところがあったら強烈に褒める。
「疲れているのに洗濯物を畳んだ、えらいね、私!」「電車で席を譲った、すごいね、私!」「自分から挨拶できた、成長したよね、私!」せっかく褒めるなら、「うわー!」「天才!」「めちゃすごい!」「最高♪」「素晴らしい♪」「ステキ♪」と大げさに、くすぐったくなるくらいの言葉を添えてみましょう。
すると不思議なことに、どんどん楽しくなってきます。「どうしても自分を褒められない」という人はどうしましょう。
まじめで自分に厳しいため「できて当たり前」「やって当然」とハードルを上げてしまう方々です。そういう方は、小さな子がヨチヨチと歩いている姿に自分を重ねてみましょう。
それはかつてのあなたの姿です。
歩くのも大変だったあなたが、今は大きく成長し、あれもこれもできる人になった。あなたはめちゃめちゃ褒められるべき存在なのですよ。
「ゾーン」に入れば、すべての「答え」がスラスラ降りてくる
前にも少しだけ触れましたが、「ゾーン」について改めて話しましょう。
じつは「ゾーン」に入った状態とは、「ゼロポイントフィールドとつながり、情報やエネルギーがもたらされた状態」と言えるのです。
ゼロポイントフィールドについて、アーヴィン・ラズロ博士は「究極の保存媒体」と表現し、ハロルド・パソフ博士は「すべての情報を保存している場所」と言いました。
私は「過去・現在・未来のあらゆる情報を周波数として保存しているところ」という言い方がピッタリだと考えています。
前にモーツァルトやエジソンの例を紹介しましたが、彼らもゼロポイントフィールドとつながったのでしょう。
いわゆる「ゾーン」に入ったわけです。「ゾーン」に入ると不思議なことが起こります。
塾の生徒たちに聞いた体験の例を紹介したいと思います。
まずは卓球の高校総体・群馬県大会で優勝した生徒の話です。私が「どうだった?」と聞くと、彼は「相手から来たタマが線になった」と言いました。
「相手のラケットのところにタマがあるんですが、次にどっち方向に来るという線が先に見えて、オレがそこにラケットを出すんです。で、本当にタマがそこに来るんですよ」次は、サッカーで関東大会に行った中学生の話です。
「相手キーパーがボールを蹴った瞬間に、どこに落ちるかわかったので、オレはキーパーに背を向けて全力で走ったんだよね。
そしたらそこにボールが落ちてきた」生徒の保護者で、剣道の群馬県大会で優勝した方も不思議な体験をしていました。
「決勝戦の団体代表戦のとき、竹刀を構えていたら、相手の面が光って『ここ!』と感じる瞬間があって、次の瞬間に私の竹刀がそこに行ってたんです。それで優勝しました」まだまだあります。
「ここを走れという光が見えます。敵の空気がゆるんでいるコースが光で見えるんです」(勉強会に参加したラグビー選手の話)「相手チームの応援の音楽が大音量なのに、マウンドに立つと音楽が消えて、キャッチャーの声がはっきりわかるんです」(勉強会に参加したプロ野球選手)スポーツだけではありません。
こんな生徒もいます。その子は学校嫌いのため中学は休みがちでした。でも通信制の高校へ進み、プログラミングや数学にはまりました。
小学校の算数の「分数の足し算」もわからないのに、高校数学の積分などをたやすく解いてしまうのです。
プログラミング大会では「近寄ると今の気温を話しかけてくれるロボット」を制作して入賞し、ある企業に引き抜かれました。
高校生ながらその企業で製品開発にも携わっています。彼の頭の中を見ることはできませんが、ゼロポイントフィールドから情報を引き出しているのに違いありません。
あなたのメンタルからすべては始まる
表現は違いますが、「ゾーンに入る」も「ゼロポイントフィールドにつながる」も同じことを言っています。それは「最高の結果を出せる状態」です。
本書ではさまざまな方法を伝えてきましたが、その秘訣は3つに集約されます。
- ①自分のメンタルを整えること
- ②空間の振動数を高めること
- ③時間密度を高めることそして
②「空間の振動数」も③「時間密度」も、①「メンタル」によって決まります。つまり、メンタルがすべての結果をつくっているということです。
あなたが何を思い、どんな意識を持つかによって、結果は変わるのです。あなたが目標に向けてすべての「意識」を注げば、あなたから発せられるフォトンの粒が増え、振動数は高くなり、「空間の振動数」や「時間の密度」は高まります。
その結果、物質化して、目標は現実化します。あなたの心が「愛」や「感謝」で満たされれば、あなたの振動数は高まります。
ゼロポイントフィールドの高い周波数帯とつながり、強いエネルギーや、あなたに必要な情報がもたらされます。
また、同じくらい高い周波数帯の人とつながることができます。高い振動数のさまざまなものを引き寄せてきます。その結果、人生が愛や喜びに満ちあふれます。人や物質にも恵まれるでしょう。
あなたの意識によって人生は愛や喜びに満ちたものになる──。ただし、扱い方を間違えると、真逆の結果をもたらすので注意が必要です。
あなたの人生がこれまでうまくいかなかったのは、このせいかもしれません。
たとえば、あなたが「自分さえ良ければ」という意識を心の底に抱えて、「お金持ちになりたい」と望んだとしましょう。意識はフォトンとなるため、あなたから「自分さえ良ければ」の波が発振されます。
すると、同じ振動数の「自分さえ良ければHz」の人たちと呼応することになり、「わがままなお金持ち」が集まってきたり、「自分の利益しか考えないお金持ち」たちと足の引っ張り合いになったりします。
その結果、かなり苦しい人生となっていきます。「お金持ちになりたい」と望むこと自体が悪いわけではありません。どのような意識から「お金持ちになりたいのか?」が重要なのです。
「自分を生かし、悦びのもとで経済が活性化し、周りの人々にも悦びが広がりますように」という意識でいれば、その波が発振され、同じヘルツの人たちがそれに呼応します。
その結果、共振した波は強まり、とてもスムーズにお金持ちになれるというわけです。
「愛」や「感謝」が最強なのはこのためです
これがあなたの「意識」(フォトン)が引き起こす現実です。自分さえ良ければいい、という思いから発する波は、あなたの人生をつらくします。
だからこそ「愛」や「感謝」なのです。あなたが「愛」や「感謝」のヘルツ(Hz)を出せば、「愛・感謝Hz」の人が集まります。
「私は私を生かす」「天の意志のもとで働く」という振動数には、「あなたを生かすHz」の人が集まり、あなたを生かしてくれます。
さらに、天(ゼロポイントフィールド)から情報やエネルギーがもたらされます。これは妄想ではありません。量子力学が教える事実です。
もしあなたが、今の「うまくいかない人生を好転させたい」なら、あるいは「なりたい自分になる」には、最も高い振動数である「愛・感謝」のヘルツ(Hz)を響かせていくことです。
あなたの心(メンタル)を「愛」や「感謝」で満たしていくほど、あなたの時間も空間も濃くなり、目標はどんどん達成しやすくなります。
さらに「愛・感謝Hz」の方々とご縁を結び、一生幸せに過ごせるようになります。「愛」や「感謝」が最強なのは、このためです。悦びの波を周囲にどんどん広げながら大きなうねりをつくり、あなたを幸せにしていきます。
おわりに
私は月曜日から土曜日まで、仕事でメルマガを書くことを日課にしています。「しんどくないですか?」とよく聞かれますが、そう思ったことはありません。
その先にはみなさんの幸せと、地球の平和が続いているのが、確実に見えているからです。
「これで何人もの人が楽になる。幸せになる」。そう思うと、とっても楽しいのです。
私たちの出しているフォトンが「平和」であれば、地球の平和は実現されていきます。「フォトン」=「意志」のエネルギーで「モノ」がつくられていくからです。
地球上にはたくさんの悲惨な状況がありますが、みなさんには「愛、感謝、平和、調和」へと意識を向けてほしいと願っています。
ひとりひとりが「愛・感謝Hz」の波を飛ばすことは、それが広がり、地球の振動数を「愛・感謝」にすることでもあるのです。
量子力学的に見れば、それは、あなたが地球平和に確実に貢献しているということです。地球を「愛・感謝」の星にしていくこと。
私たちが生きている間に、それを達成してみませんか。ひとりひとりの意識が変われば、十分に達成できると、私は思っています。
伝えたいことは山ほどあるのですが、最後にもうひとつだけ話します。
「自分を生かす」というモードで日常を送るようになると、あなたは自分自身も、あなたの周囲や環境も、そして状況や結果も、どんどん変わってくることを実感します。
「ゼロポイントフィールド」側とつながり、あなた自身が「生かされている」という実感を得られるようになるでしょう。
でもその先には上位概念があります。
それは「守る人がある」「守るものがある」ということです。
この領域にたどり着いたあなたには「自分を生かすエネルギー」にプラスして「利他のエネルギー」が加わることになります。
すると「ゼロポイントフィールドとつながる」とか「ゼロポイントフィールドから情報やエネルギーをもらう」という状態から、「ゼロポイントフィールドに浸って生きる」という状態へと、世界が変わることになります。
こうなると次のようなことが起こります。
- 疲れなくなる。
- アイデアがどんどん湧く。
- 相手の喜びが自分の喜びになる。
疲れなくなると、自分の体に優しくなるので、無理をしなくなります。
体はあなたの「意識」の発振源ですから、無理や我慢を強いられることがなくなり、周囲はあなたを丁寧にもてなすようになります。「根性」とか「意地」とはまったく違う境地です。
そんな状況で「あなたが、自分を最高に生かす」とき、あなた発振の波には、最強の波である「愛」が広がっています。
あなたの出す「愛」の波に、周りの「愛」の波が響き合います。あなたが守るもの、守る人からも、あなたに向けた「愛」の波が戻ってきます。それは、とても心地よいものです。
地球上のすべての人がこのような境地や状態になったとき、戦争も自殺もなく、不健康な状態もなく、批判も攻撃もなく、人が人を裁くことのない世界になるのでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本書が少しでもあなたのお役に立てることを心より祈っています。
二〇二一年二月吉日村松大輔
【著者】村松大輔(むらまつ・だいすけ)一般社団法人開華GPE代表理事。
1975年、群馬県生まれ。
東京大学工学部卒業後、父の経営する金属製造業の会社に勤めるもうまくいかず、勤続13年を超えた頃についにうつ病を患う。
その後、参加したセミナーで自分が自分を大切に扱うことを学び、うつ病も克服。
2013年、脳力開発塾「開華」を設立。
学力を伸ばすだけでなく、量子力学をベースとした脳力開発を目的とした学習塾スタイルを提唱する。
成果はたちまち現れ、偏差値80台の生徒をはじめ5教科で学年トップを記録する生徒を多数輩出。
また、スポーツでもフェンシング日本代表、空手道個人組手全国大会出場、卓球全国大会出場、レスリング東日本大会優勝など、多数の塾生が目覚ましい成果を上げる。
その後、小学校から大学、企業の新人研修や幹部研修、経営者が集まる倫理法人会などさまざまな現場から講演依頼が殺到。
YouTubeで配信しているセミナー動画では延べ100万回の再生数を記録するなど、その評判はさらに広がりを見せ、全国各地に活躍の場を広げている。
著書に『「自分発振」で願いをかなえる方法』(小社)、共著に『人生を悦びに変える波動とエネルギーのレシピ』(あすか書院)がある。
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